JP3410844B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3410844B2
JP3410844B2 JP33178694A JP33178694A JP3410844B2 JP 3410844 B2 JP3410844 B2 JP 3410844B2 JP 33178694 A JP33178694 A JP 33178694A JP 33178694 A JP33178694 A JP 33178694A JP 3410844 B2 JP3410844 B2 JP 3410844B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、像
担持体と、前記像担持体上にトナー像を形成する手段
と、前記像担持体上に形成されたトナー像が転写される
中間転写体と、前記中間転写体の表面が、前記像担持体
との対向部を含む無端経路に沿って移動するように前記
中間転写体を駆動する駆動手段と、前記像担持体上に形
成されたトナー像を前記中間転写体に転写する第1転写
手段と、前記中間転写体上のトナー像を転写材に転写す
る第2転写手段とを有し、前記中間転写体に複数のトナ
ー像を順次重ね転写した後に、前記中間転写体上の重ね
転写されたトナー像を一括して前記転写材に転写する第
1モードを備えた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、中間転写体としての中間転写ベル
トを用いたカラー画像形成装置であって、感光体から中
間転写ベルトへの画像を繰り返し重ねて転写した後、こ
れを転写紙に一括転写するものが知られている(特開平
1−166070号公報、特開平1−293380号公
報、特開平2−18591号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、像担持体から
中間転写ベルトへのトナー像転写(以下、ベルト転写と
いう)の工程中に、転写紙への転写(以下、紙転写とい
う)工程やクリーニング工程が重なる場合には、そうで
ない場合に比べて中間転写体駆動に対する負荷が変化し
てしまう。例えば、4色のカラー画像をベルト転写する
場合、例えば1色目または4色目のときに紙転写やクリ
ーニング工程が重なると、他の色の転写工程時と駆動状
態が変わって速度変動が生じ、画像の伸縮発生により重
ね画像の位置ずれとなり、画質が低下してしまう。そこ
で、このような画像のずれを防止するために1乃至4色
目の全てのベルト転写中は本工程動作のみの同一条件と
して、最終色のベルト転写終了後に一括して紙転写や、
クリーニングの工程に進むようにしている。ところが、
上記工程を採用する画像形成装置においては、紙転写工
程及びクリーニング工程が終了しないと、次の画像形成
に進めないため、この間の待ち時間が記録速度向上の点
で問題となっていた。
【0004】本発明は、以上の問題点に鑑みなされたも
のであり、その目的とするところは、最終色のトナー像
を中間転写体へ転写終了した後に一括して転写材へ転写
する画像形成装置において、転写材への転写、及びクリ
ーニング工程時の中間転写ベルトの移動速度を、像担持
体から中間転写ベルトへの転写工程における移動速度よ
りも速くすることにより、転写材への転写、及びクリー
ニング工程時の待ち時間を短くし、転写速度の向上を図
ることができる画像形成装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の画像形成装置は、像担持体と、前記像担
持体上にトナー像を形成する手段と、前記像担持体上に
形成されたトナー像が転写される中間転写体と、前記中
間転写体の表面が、前記像担持体との対向部を含む無端
経路に沿って移動するように前記中間転写体を駆動する
駆動手段と、前記像担持体上に形成されたトナー像を前
記中間転写体に転写する第1転写手段と、前記中間転写
体上のトナー像を転写材に転写する第2転写手段とを有
し、前記中間転写体に複数のトナー像を順次重ね転写し
た後に、前記中間転写体上の重ね転写されたトナー像を
一括して前記転写材に転写する第1モードを備えた画像
形成装置において、前記モードにおける、前記中間転写
体への重ね転写終了後に、前記中間転写体の駆動速度を
増速して前記転写材への一括転写工程に進み、かつ該一
括転写工程を実行するように前記駆動手段を制御する制
御手段を設け、上記制御手段を、上記中間転写体上の重
ね転写位置から上記転写材への一括転写位置までの中間
転写体の周長L T に対する、作像する画像サイズL P の長
短を判断する手段を有し、この長短に応じて、所定回数
の重ね転写終了後の中間転写体の増速周回動作を制御し
て、前記転写材への一括転写工程に進ませるように、特
に、上記周長L T が上記画像サイズL P よりも短いかある
いは等しい場合に、上記中間転写体への所定回数の重ね
転写終了の直後に、前記中間転写体を一旦一括転写位置
より上流側へ所定量リターンさせた後、改めて、往動方
向に増速した速い速度で周回させて上記転写材への一括
転写工程に進ませるように構成したことを特徴とするも
のである。請求項2の画像形成装置は、請求項1の画像
形成装置において、上記制御手段を、上記周長L T が上
記画像サイズL P よりも長い場合に、上記中間転写体へ
の所定回数の重ね転写終了の直後に、前記中間転写体を
そのまま往動方向に増速周回させて、上記転写材への一
括転写工程に進むように構成したことを特徴とするもの
である。請求項3の画像形成装置は、像担持体と、前記
像担持体上にトナー像を形成する手段と、前記像担持体
上に形成されたトナー像が転写される中間転写体と、前
記中間転写体の表面が、前記像担持体との対向部を含む
無端経路に沿って移動するように前記中間転写体を駆動
する駆動手段と、前記像担持体上に形成されたトナー像
を前記中間転写体に転写する第1転写手段と、前記中間
転写体上のトナー像を転写材に転写する第2転写手段と
を有し、前記中間転写体に複数のトナー像を順次重ね転
写した後に、前記中間転写体上の重ね転写されたトナー
像を一括して前記転写材に転写する第1モードを備えた
画像形成装置において、前記モードにおける、前記中間
転写体への重ね転写終了後に、前記中間転写体の駆動速
度を増速して前記転写材への一括転写工程に進み、かつ
該一括転写工程を実行するように前記駆動手段を制御す
る制御手段を設け、上記像担持体上から上記中間転写体
にトナー像が転写される毎に、前記中間転写体に転写さ
れたトナー像を上記転写材に転写する第2モードを設
け、更に、この第2モードか上記第1モードかを判断す
る手段を設け、前記第1モードのときは、前記像担持体
から前記中間転写体への転写工程速度よりも、前記中間
転写体から前記転写材へ転写する転写工程速度を速くす
るように上記駆動手段を制御し、前記第2モードのとき
は、前記像担持体から前記中間転写体への転写工程速度
を、前記中間転写体から上記転写材へ転写する転写工程
速度と等速のまま駆動するように前記駆動手段を制御す
るように上記制御手段を構成したことを特徴とするもの
である。
【0006】
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【作用】請求項1乃至3の画像形成装置においては、上
記中間転写体への重ね転写終了後、前記中間転写体が前
記中間転写体上のトナー像を上記転写材へ一括転写する
転写位置へ移動するまでの間、上記中間転写体の速度を
増速することで、この移動時間を、前記中間転写体の速
度を増速しない場合に比して短くする。また、上記制御
手段によって上記周長L T に対する上記画像サイズL P
長短を判断し、この長短に応じて、所定回数の重ね転写
終了後の中間転写体の増速周回動作を制御する。これに
より、例えば、前記中間転写体の増速の要否、また増速
する場合はその態様などを制御することによって、前記
中間転写体面上に転写されたトナー像の先端を、上記転
写材への転写位置へできるだけ早く到達させる。また、
上記周長LTが上記画像サイズL P よりも短いかあるいは
等しい場合には、上記中間転写体面上のトナー像先端
が、転写材への転写位置を既に通過しているかあるいは
一致しているので、前記中間転写体への所定回数の重ね
転写終了の直後に、前記中間転写体を一旦一括転写位置
より上流側へ所定量リターンさせた後、あらためて往動
方向に増速し、前記転写位置へ周回させる。特に、請求
項2の画像形成装置においては、上記周長L T が上記画
像サイズL P よりも長い場合には、上記中間転写体面上
のトナー像先端が、まだ転写材への転写位置よりも手前
側にあるので、上記像担持体から前記中間転写体への所
定回数の重ね転写終了の直後に、前記中間転写体をその
まま往動方向に増速し、前記転写位置へ周回させる。ま
た、請求項3の画像形成装置においては、上記制御手段
によって、上記第1モードのときは、前記像担持体から
前記中間転写体への転写工程速度よりも、前記中間転写
体から前記転写材へ転写する転写工程速度を速くするよ
うに上記駆動手段を制御し、上記第2モードのときは、
前記像担持体から前記中間転写体への転写工程速度を、
前記中間転写体から上記転写材へ転写する転写工程速度
と等速で駆動する。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【実施例】本発明を画像形成装置であるカラー複写装置
に適用した実施例について説明する。図1は実施例に係
るカラー複写装置全体の概略構成図、図2は同複写装置
の主要部の概略構成図、図3(a),(b)は同複写装
置の中間転写体としての中間転写ベルト19支持機構の
説明図である。図1において、このカラー複写装置は、
カラー画像読み取り装置(以下、カラースキャナーとい
う)1とカラー画像記録装置(以下、カラープリンター
という)2とから構成されている。まず、カラースキャ
ナー1は、原稿3の画像を照明ランプ4、ミラー群5、
及びレンズ6を介してカラーセンサー7に結像して、原
稿のカラー画像情報を、例えばブルー(Blue、以下B
という)、グリーン(Green、以下Gという)、レッド
(Red、以下Rという)の色分解光毎に読み取り、電気
的な画像信号に変換する。そして、このカラースキャナ
ー1で得たB、G、Rの色分解画像信号強度レベルをも
とにして、画像処理部(図示なし)で色変換処理を行な
い、ブラック(以下、Bkという)、シアン(Cyan、
以下Cという)、マゼンタ(Magenta、以下Mとい
う)、イエロー(Yellow、以下Yという)のカラー画
像データを得る。
【0016】次に、カラープリンター2では、その書き
込み光学ユニット8で、カラースキャナー1からのカラ
ー画像データを光信号に変換して、原稿画像に対応した
光書き込みを行ない、像担持体としての感光体ドラム9
に静電潜像を形成する。この感光体ドラム9は、矢印の
ように反時計方向に回転し、その回りには、感光体クリ
ーニングユニット(クリーニング前除電器を含む)1
0、除電ランプ11、帯電器12、電位センサー13、
Bk現像器14、C現像器15、M現像器16、Y現像
器17、現像濃度パターン検出用の光学センサー18、
中間転写ベルト19などが配置されている。各現像器
は、静電潜像を現像するために現像剤の穂を感光体ドラ
ム9の表面に接触させて回転する現像スリーブ(14
a、15a、16a、17a)と、現像剤を汲み上げ・
撹拌するために回転する現像パドル(14b、15b、
16b、17b)、及び現像剤のトナー濃度センサー
(14c、15c、16c、17c)などで構成されて
いる。
【0017】以下、現像動作の順序(カラートナー像形
成順序)が、Bk、C、M、Yの例でコピー動作の概略
を説明する(ただし、画像形成順序はこれに限定される
ものではない)。コピー動作が開始されると、カラース
キャナー1で所定のタイミングからBk画像データの読
み取りがスタートし、この画像データに基づきレーザー
光による光書き込み、潜像形成が始まる(以下、Bk画
像データによる静電潜像をBk潜像という。C、M、Y
について、それぞれC潜像、M潜像、Y潜像という)。
このBk潜像の先端部から現像可能とすべくBk現像器
14の現像位置に潜像先端部が到達する前に、現像スリ
ーブ14aを回転開始して、Bk潜像をBkトナーで現
像する。そして以後、Bk潜像領域の現像動作を続け、
潜像後端部がBk現像位置を通過した時点で、現像不作
動状態にする。これは少なくとも、次のC画像データに
よるC潜像先端部が到達する前に完了させる。
【0018】ついで、感光体ドラム9に形成したBkト
ナー像を、感光体ドラム9と等速駆動されている中間転
写ベルト19の表面に転写する(以下、感光体ドラム9
から中間転写ベルト19へのトナー像転写をベルト転写
という)。ベルト転写は、感光体ドラム9と中間転写ベ
ルト19とが接触した状態において、転写バイアスロー
ラ20aに所定のバイアス電圧を印加することで行う。
なお、中間転写ベルト19には、感光体ドラム9に順次
形成するBk、C、M、Yのトナー像を、同一面に順次
位置合せして、4色重ねのベルト転写画像を形成し、そ
の後、転写紙に一括転写を行う。この中間転写ベルトユ
ニットについては後述する。
【0019】ここで、感光体ドラム9側ではBk工程の
次にC工程に進むが、所定のタイミングからカラースキ
ャナー1によるC画像データ読み取りが始まり、その画
像データによるレーザー光書き込みで、C潜像形成を行
う。C現像器15はその現像位置に対して、先のBk潜
像後端部が通過した後で、かつC潜像の先端が到達する
前に現像スリーブ15aを回転開始して、C潜像をCト
ナーで現像する。以後、C潜像領域の現像を続け、潜像
後端部が通過した時点で、先のBk現像器の場合と同様
に現像不作動状態にする。これもやはり次のM潜像先端
部が到達する前に完了させる。なお、M及びYの各工程
についても、それぞれの画像データ読み取り、潜像形成
及び現像の動作が上述のBk、Cの工程と同様に行なわ
れる。
【0020】次に、中間転写ベルトユニットについて説
明する。図2において、中間転写ベルト19は、駆動ロ
ーラ21、転写バイアスローラ20、及び従動ローラ群
に張架されており、図示していない駆動モータにより後
述するように駆動制御される。また、この中間転写ベル
ト19が感光体ドラム9に離接可能なように、例えば図
3(a),(b)に示すような離接機構が設けられてい
る。すなわち、この接離機構は、感光体ドラム9に対向
するバイアスローラ20aを回動自在に支持し、かつ支
点50aを中心にして揺動自在な支持部材50と、バイ
アスローラ20aに隣り合う従動ローラ20bを回動自
在に支持し、かつ支点51aを中心にして揺動自在な支
持部材51と、カム部材52とで構成されている。両支
持部材50,51は図示しない付勢部材によって上記カ
ム部材52に圧接されている。これにより、カム部材5
2の回転により、各支持部材50,51が同一距離をも
って、感光体ドラム9に対して同じ方向に移動できるよ
うになっている。
【0021】また、中間転写ベルト19の表面に対向す
る所定位置には、ベルトクリーニングユニット22が設
けられており、このユニット22は、ブラシローラ22
a、ゴムブレード22b、及び中間転写ベルト19から
の接離機構22cなどで構成されており、1色目のBk
画像をベルト転写した後の、2、3、4色目をベルト転
写している間は、接離機構22cによってベルト面から
離間し、その後の所定タイミングで、中間ベルト19表
面に接触してクリーニングを行う。
【0022】また、中間転写ベルト19の上記駆動ロー
ラ21に巻きついた部分に対向するように、紙転写ユニ
ット23が設けられている。このユニット23は、紙転
写ローラ23a、ローラクリーニングブレード23b、
及び中間転写ベルト19からの接離機構23cなどで構
成されている。該紙転写ローラ23aは、通常は該ベル
ト19面から離間しているが、中間転写ベルト19面に
形成された4色の重ね画像を、転写紙に一括転写する時
にタイミングを取って接離機構23cで押圧され、該ロ
ーラ23aに所定のバイアス電圧を印加して紙への転写
を行う。なお、転写紙24は、給紙ローラ25、レジス
トローラ26によって、中間転写ベルト面の4色重ね画
像の先端部が、紙転写位置に到達するタイミングに合わ
せて給紙される。
【0023】この中間転写ベルト19の駆動の仕方とし
ては、1色目のBkトナー像のベルト転写が端部まで終
了した後の動作方式として次の3方式が考えられ、この
中の1方式で、又はコピー速度の面からコピーサイズに
応じてこの中の複数の方式を効率的に組み合わせて、中
間転写ベルト19を駆動する。 (1)まず第1の方式として一定速往動方式について説
明する。 Bkトナー像のベルト転写後も、そのまま一定速度で
往動を続ける。 そして中間転写ベルト19面上のBk画像先端位置
が、再び感光体ドラム9との接触部のベルト転写位置に
到達したとき、感光体ドラム9側は次のCトナー像の先
端部が丁度その位置にくるように、タイミングを取って
画像形成されている。その結果、C画像はBk画像に正
確に位置合わせして該ベルト19上に重ねてベルト転写
される。 その後も同様の動作によってM,Y画像工程に進み、
4色重ねのベルト転写画像を得る。 4色目のYトナー像ベルト転写工程に引き続きそのま
ま往動しながら該ベルト面上の4色重ねトナー像を、上
記のように転写紙24に一括転写する。
【0024】(2)次に第2の方式としてスキップ往動
方式について説明する。 Bkトナー像のベルト転写が終了したら、感光体ドラ
ム9面から中間転写ベルト19を離間させ、そのままの
往動方向に高速スキップさせて所定量を移動したら当初
の往動速度に戻す。また、その後再び感光体ドラム9に
該ベルト19を接触させる。 そして該ベルト19面上のBk画像先端位置が再びベ
ルト転写位置に到達したとき、感光体ドラム9側は次の
Cトナー像の先端部が丁度その位置にくるようにタイミ
ングを取って画像形成されている。その結果、C画像は
Bk画像に正確に位置合わせして重ねてベルト転写され
る。 その後も同様の動作によってM,Y画像工程に進み4
色重ねのベルト転写画像を得る。 4色目のYトナー像ベルト転写工程に引き続きそのま
まの往動速度で、該ベルト19面上の4色重ねトナー像
を転写紙24に一括転写する。
【0025】(3)次に第3の方式として往復動(クイ
ックリターン)方式について説明する。 Bkトナー像のベルト転写が終了したら、感光体ドラ
ム9面から中間転写ベルト19を離間させ、そして往動
を停止させると同時に逆方向に高速リターンさせる。リ
ターンは、該ベルト19面上のBk画像先端位置がベル
ト転写相当位置を逆方向に通過し、更にあらかじめ設定
された距離分を移動した後に停止させて待機状態にす
る。 次に感光体ドラム9側のCトナー像の先端部がベルト
転写位置より手前の所定位置に到達した時点に、該ベル
ト19を再び往動方向にスタートさせる。また該ベルト
19を感光体ドラム9面に再び接触させる。この場合
も、C画像が該ベルト19面上でBk画像に正確に重な
るような条件に制御されてベルト転写される。 その後も同様の動作によってY,M画像工程に進み4
色重ねのベルト転写画像を得る。 4色目のYトナー像のベルト転写工程に引き続き、リ
ターンせずにそのままの速度で往動して、該ベルト19
面上の4色重ねトナー像を転写紙24に一括転写する。 (以下、余白)
【0026】以上のようにして、中間転写ベルト面から
4色重ねトナー像を一括転写された転写紙24は、紙搬
送ユニット27で定着器28に搬送され、所定温度にコ
ントロールされた定着ローラ28aと加圧ローラ28b
でトナー像を溶融定着してコピートレイ29に搬出され
フルカラーコピーを得る。
【0027】なお、ベルト転写後の感光体ドラム9は、
感光体クリーニングユニット10(クリーニング前除電
器10a、ブラシローラ10b、ゴムブレード10c)
で表面をクリーニングされ、また、除電ランプ11で均
一に除電される。また、転写紙24にトナー像を転写し
た後の中間転写ベルト19は、クリーニングユニット2
2を再び接離機構22cで押圧して表面をクリーニング
される。
【0028】リピートコピーの時は、カラースキャナ1
の動作及び感光体ドラム9への画像形成は、1枚目のY
(4色目)画像工程に引き続き、所定のタイミングで2
枚目のBk(1色目)画像工程に進む。また、中間転写
ベルト19の方は、1枚目の4色重ね画像の転写紙24
への一括転写工程に引き続き、表面をクリーニングユニ
ット22でクリーニングされた領域に、2枚目のBkト
ナー像がベルト転写されるようにする。その後は、1枚
目と同様の動作になる。なお、転写紙カセット30、3
1、32、33は、各種サイズの転写紙が収納されてお
り、操作パネル(図示なし)で指定されたサイズ紙の収
納カセットから、タイミングを取ってレジストローラ2
6方向に給紙、搬送される。34は、手差し給紙トレイ
である。
【0029】以上の基本的な構成及び動作を前提にし
て、本実施例の特徴的な構成及び動作について説明す
る。本実施例では、オペレータが選択できるモードとし
て、異なる色のトナー像を一旦中間転写ベルト19上に
すべて転写してから、転写紙24へ一括して転写する多
色コピーモードと、後述する単色のトナー像を転写する
単色コピーモードとを備えている。そして、いずれのモ
ードにおいても、感光体ドラム9を常時一定の周速で駆
動するようになっている。また、このモード切り換え
は、図4に示す、CPU等を内蔵・搭載したシステム制
御板40に接続されたオペレータ用の操作部41に設け
られた図示しないモード切り換えボタンによって選択さ
れる。
【0030】なお、このシステム制御板40はカラープ
リンター2全体の制御を行うものであり、中間転写ベル
ト19の駆動ローラ21用のベルト駆動モータ42が接
続された中間転写ベルト駆動モータ制御板43、前述の
中間転写ベルト19の感光体ドラム9に対する接離動作
を行わせる機構を駆動するベルト接触ソレノイド44、
紙転写ローラ23aを駆動ローラ21に対して離接させ
る機構23cを駆動する紙転写ローラ接触ソレノイド4
5、ベルトクリーニングユニット22を離接させる機構
22cを駆動するベルトクリーナ接触ソレノイド16、
カラープリンター2内の各種駆動負荷47や各種プロセ
ス負荷などが接続されている。この各種駆動負荷47に
上記定着器28の各ローラ28a,28bを駆動するモ
ータや定着器28に転写紙24を搬送する紙搬送ユニッ
ト27を駆動するモータなどが含まれている。
【0031】まず、多色コピーモードにおいて、最終色
のベルト転写終了後のロス時間を少なくするための制御
について説明する。作像する画像サイズ(長さ)をLP
とし、図2中に示すベルト転写領域(LBT)の出口から
紙転写領域(LPT)の入口までの中間転写ベルト19の
周長をLTとしたとき、最終色画像の重ねベルト転写終
了後に、これらの長さLP,LTの長短関係に応じて、中
間転写ベルト19の周回動作を制御する。図5及び図7
はLP<LTなる関係が成立する場合の制御例を示すフロ
ーチャート及びこの制御におけるタイミングチャートを
示し、図8及び図9はLP≧LTなる関係が成立する場合
の制御例を示すフローチャート及びこの制御におけるタ
イミングチャートを示す。また、図6は、両者に共通す
るフローチャートである。
【0032】上記周長LTが上記画像サイズLPよりも長
いという関係が成立する場合、プリントスタート後、中
間転写ベルト19上には、Bk,C,Mのトナー像を図
5及び図6に示すフローチャートにしたがって順次ベル
ト転写して3色重ねた転写画像を形成し、更に、最終色
のYトナー像も同様の動作で4色目のベルト転写を開始
する。そして、トナー像後端までの4色重ねベルト転写
が終了するタイミングに、中間転写ベル19の周速切り
換えにより、感光体ドラム9との周速差が生じて互いの
表面が摺擦による損傷を受けないように、該周速切り換
え時に、中間転写ベルト19を上記離接機構を駆動して
感光体ドラム9から離間させる。そして、この離間とと
もに、中間転写ベルト19の駆動をベルト転写中よりも
増速する。ここで、該周長LTが該画像サイズLPよりも
長い場合、ベルト転写終了時点には、中間転写ベルト1
9面上に転写されたトナー像の先端が、まだ紙転写部よ
り上流側にあるので、そのまま順方向(往動方向)に増
速周回させる。次に、増速されている中間転写ベルト1
9のベルト面に、これと同じ周速で回転している紙転写
ローラ23aを、所定のタイミングで接触させ、搬送さ
れてきた転写紙24へのトナー像の一括転写工程に進
む。またこのとき、クリーニングユニット22も接触さ
せて、転写残りのベルト19上のトナーをクリーニング
する。そして、転写紙24への一括転写がトナー像後端
まで終了すると、紙転写ローラ23aとクリーニングユ
ニット22を中間転写ベルト19のベルト面から離間し
て、ベルト19の増速駆動を停止する。そして更に、次
のトナー像の作像に必要な分、すなわち、クリーニング
されたベルト面が、次のベルト転写領域となるように高
速でリターンさせて待機する。これで、一枚の画像形成
動作が終了する。複数枚のコピー時には、上記工程を繰
り返して画像を形成する。
【0033】そして、リピートコピー中におけるクリー
ニング工程終了後には、クリーニングブレード22bの
接離時の横すじ状の残トナーが次の画像形成領域になっ
てしまわないように、その画像サイズLPよりクリーニ
ング領域長を長く取るように紙転写工程終了後もクリー
ニング動作を継続し、少なくともトナー像後端相当位置
までの転写残の全領域をクリーニングする。また、最終
コピー終了後におけるベルトクリーニング工程終了後に
は、次に改めてコピースタートしたときのトナー像形成
領域に転写残トナー領域が入ることのないように、中間
転写ベルトの1周分以上をクリーニングする(図6参
照)。
【0034】次に、上記周長LTが、上記画像サイズLP
に等しいか、あるいは該画像サイズLPよりも短いとい
う関係が成立する場合は、中間転写ベルト19上に、B
k,C,M,Yの4色の重ねトナー像を形成するまでの
動作は上記工程と同様である。 ところが、前述の場合
と異なり、トナー像後端までの4色重ねベルト転写の終
了時点において、中間転写ベルト19面上のトナー像先
端は紙転写領域に一致しているか既に通過している。そ
こで、この場合、4色重ねベルト転写が終了後、紙転写
工程に進む前に、トナー像先端部が紙転写部より上流側
の所定位置になるように、中間転写ベルト19を一旦リ
ターンさせる。その後、改めてベルト転写工程時よりも
速い周速で往動方向に周回させ、紙転写工程とクリーニ
ング工程に進ませる。この際、中間転写ベルト19のリ
ターン速度は、往動周速よりも速い速度で駆動し所要時
間を短縮させる(図8及び図9参照)。そして、転写紙
24への一括転写後の工程は、上記工程と同様である。
【0035】上記制御例によれば、それぞれの画像サイ
ズLPに応じて、転写紙24への一括転写工程では増速
した状態に切り替えるので、画像サイズLPに応じて中
間転写ベルト19の速度を切り替えない場合に比して、
転写工程時間を短縮することができる。
【0036】なお、上記制御例では、4色フルカラーを
得るコピーモードについて説明したが、3色コピーモー
ド、2色コピーモードの場合は、指定された色と回数の
分について、上記と同様の動作を行うことになる。
【0037】次に、単色コピーモードにおいて、ベルト
転写終了後のロス時間を少なくするための制御について
説明する。図10は、あらかじめ画像形成動作のスター
ト前に操作部41で、Bk単色コピーモードと指定され
た場合の動作タイミングチャートである。単色コピーモ
ードの場合は、所定枚数が終了するまでの間、その色の
現像器のみを現像作動(剤穂立て)状態にして、中間転
写ベルト19は、感光体ドラム9面に接触したまま往動
方向に一定速駆動し、さらに、クリーニングユニット2
2もベルト19に接触したままの状態で、コピー動作を
行う。特に、単色コピーのリピート時は、指定された色
のトナー像のみを感光体ドラム9上に順次形成するの
で、多色コピーモードのときとは異なり、中間転写ベル
ト19は感光体ドラム9に接触したまま往動方向に連続
回転してトナー像を次々にベルト転写することができ、
ベルト転写工程の速度で引き続き転写紙24への紙転写
工程に進むことができる。したがって、ベルト転写工程
速度VTと、転写紙への紙転写工程速度VPとを等速で駆
動する方が転写工程に要する時間を短縮できる。よっ
て、単色時は一連の転写工程において中間転写ベルト1
9の駆動速度を同一速度にして、ベルト転写工程中や紙
転写工程中にも、スキャナ1のリターン時間が確保され
る最低限の時間間隔で、感光体ドラム9上に次のトナー
像を形成することができるので、このような制御をしな
い場合に比して、上記各モードに応じた効率の良いコピ
ー動作をさせることができる。なお、この場合は、上記
システム制御板40から図示しない紙搬送モータへの指
令により、転写紙24の搬送速度もベルト転写工程速度
と同じ速度に設定されている。また、紙転写工程でバイ
アスローラ23aに印加する転写バイアス電圧も、該シ
ステム制御板40から図示しない紙転写バイアス電源へ
の指令により、多色コピーモードとは異なり、低めの電
圧値に設定される。多色コピーモードのときは、上述し
たように、ベルト転写工程速度VTよりも紙転写工程速
度VPを速くするように制御することで、時間的に効率
良くコピー動作ができる。
【0038】以上のように、中間転写ベルト19の周長
に対する画像サイズや、多色あるいは単色のモードに応
じて、それぞれ中間転写ベルト19の増速の態様、ある
いは増速の要否を適切に制御することによって、中間転
写ベルト19の速度を制御しない場合に比して、転写工
程に要する時間を格段に短縮することができる。
【0039】
【発明の効果】請求項1乃至3の画像形成装置によれ
ば、上記中間転写体への最終色の重ね画像の転写工程終
了後に、前記中間転写体の速度を増速して上記転写材へ
一括転写するので、前記中間転写体の速度を増速しない
場合に比して転写工程時間が低減でき、記録速度の向上
を図ることができる。また、所定回数の重ね転写終了後
の中間転写体の増速周回動作を、上記周長L T に対する
上記画像サイズL P の長短に応じた周速に制御するの
で、それぞれの条件に合った増速効果を得ることができ
る。これにより、記録速度の向上を図ることができる。
更に、上記周長L T が上記画像サイズL P よりも短いある
いは等しい場合には、上記中間転写体への所定回数の重
ね転写終了の直後に、前記中間転写体を一旦一括転写位
置より上流側へ所定量リターンさせた後、改めて、往動
方向に増速した速い速度で周回させるので、上記転写材
に転写する転写位置へ移動する時間が短くなり、効果的
に転写工程時間の短縮ができる。特に、請求項2の画像
形成装置によれば、上記周長L T が上記画像サイズL P
りも長い場合に、上記中間転写体への所定回数の重ね転
写終了の直後に、前記中間転写体をそのまま往動方向に
増速周回させるので、上記転写材に転写する転写位置へ
移動する時間が短くなり、効果的に転写工程時間の短縮
ができる。また、請求項3の画像形成装置によれば、上
記制御手段によって、第1モードのときは、上記像担持
体から前記中間転写体への転写工程速度よりも、前記中
間転写体から上記転写材へ転写する転写工程速度を速く
するように上記駆動手段を制御し、第2モードのとき
は、前記像担持体から前記中間転写体への転写工程速度
を、前記中間転写体から前記転写材へ転写する転写工程
速度と等速にするように上記駆動手段を制御するので、
それぞれの転写モードに応じた適切な記録速度で前記中
間転写体が回動し、記録速度の向上を図ることができ
る。
【0040】
【0041】
【0042】
【0043】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るカラー複写装置全体の概略構成
図。
【図2】同カラー複写装置の感光体・中間転写ベルト回
りの拡大図。
【図3】(a)及び(b)は、同中間転写ベルトの支持
機構の動作説明図。
【図4】同カラー複写装置の電装系のブロック図。
【図5】同カラー複写装置のLP<LTなる関係の場合の
動作のフローチャート。
【図6】同カラー複写装置のLP<LTなる関係の場合の
動作のフローチャート。
【図7】同カラー複写装置のLP<LTなる関係の場合の
動作のタイミングチャート。
【図8】同カラー複写装置のLP≧LTなる関係の場合の
動作のフローチャート。
【図9】同カラー複写装置のLP≧LTなる関係の場合の
動作のタイミングチャート。
【図10】同カラー複写装置の単色モードにおける動作
のタイミングチャート。
【符号の説明】
1 カラースキャナー 2 カラープリンター 8 書き込み光学ユニット 9 感光体ドラム 10 感光体クリーニングユニット 11 除電ランプ 12 帯電器 14 ブラック現像器 15 シアン現像器 16 マゼンタ現像器 17 イエロー現像器 19 中間転写ベルト 20a ベルト転写バイアスローラ 21 ベルト駆動ローラ 22 ベルトクリーニングユニット 22a ブラシローラ 22b ゴムブレード 22c 接離機構 23 紙転写ユニット 23a 紙転写ローラ 23b ローラクリーニングブレード 23c 接離機構 24 転写紙 27 紙搬送ユニット 28 定着器 28a 定着ローラ 28b 加圧ローラ 40 システム制御板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−43770(JP,A) 特開 平1−139461(JP,A) 特開 平4−335680(JP,A) 特開 平4−125676(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/16 G03G 15/01 114 G03G 21/00 378 G03G 21/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体と、前記像担持体上にトナー像を
    形成する手段と、前記像担持体上に形成されたトナー像
    が転写される中間転写体と、前記中間転写体の表面が、
    前記像担持体との対向部を含む無端経路に沿って移動す
    るように前記中間転写体を駆動する駆動手段と、前記像
    担持体上に形成されたトナー像を前記中間転写体に転写
    する第1転写手段と、前記中間転写体上のトナー像を転
    写材に転写する第2転写手段とを有し、前記中間転写体
    に複数のトナー像を順次重ね転写した後に、前記中間転
    写体上の重ね転写されたトナー像を一括して前記転写材
    に転写する第1モードを備えた画像形成装置において、 前記モードにおける、前記中間転写体への重ね転写終了
    後に、前記中間転写体の駆動速度を増速して前記転写材
    への一括転写工程に進み、かつ該一括転写工程を実行す
    ように前記駆動手段を制御する制御手段を設け 上記制御手段を、 上記中間転写体上の重ね転写位置から上記転写材への一
    括転写位置までの中間転写体の周長L T に対する、作像
    する画像サイズL P の長短を判断する手段を有し、この
    長短に応じて、所定回数の重ね転写終了後の中間転写体
    の増速周回動作を制御して、前記転写材への一括転写工
    程に進ませるように、特に、上記周長L T が上記画像サ
    イズL P よりも短いかあるいは等しい場合に、上記中間
    転写体への所定回数の重ね転写終了の直後に、前記中間
    転写体を一旦一括転写位置より上流側へ所定量リターン
    させた後、改めて、往動方向に増速した速い速度で周回
    させて上記転写材への一括転写工程に進ませるように構
    成し たことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】上記制御手段を、上記周長L T が上記画像
    サイズL P よりも長い場合に、上記中間転写体への所定
    回数の重ね転写終了の直後に、前記中間転写体をそのま
    ま往動方向に増速周回させて、上記転写材への一括転写
    工程に進ませるように構成したことを特徴とする請求項
    1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】像担持体と、前記像担持体上にトナー像を
    形成する手段と、前記像担持体上に形成されたトナー像
    が転写される中間転写体と、前記中間転写体の表面が、
    前記像担持体との対向部を含む無端経路に沿って移動す
    るように前記中間転写体を駆動する駆動手段と、前記像
    担持体上に形成されたトナー像を前記中間転写体に転写
    する第1転写手段と、前記中間転写体上のトナー像を転
    写材に転写する第2転写手段とを有し、前記中間転写体
    に複数のトナー像を順次重ね転写した後に、前記中間転
    写体上の重ね転写されたトナー像を一括して前記転写材
    に転写する第1モードを備えた画像形成装置において、 前記モードにおける、前記中間転写体への重ね転写終了
    後に、前記中間転写体の駆動速度を増速して前記転写材
    への一括転写工程に進み、かつ該一括転写工程を実行す
    るように前記駆動手段を制御する制御手段を設け、 上記像担持体上から上記中間転写体にトナー像が転写さ
    れる毎に、前記中間転写体に転写されたトナー像を上記
    転写材に転写する第2モードを設け、更に、この第2モ
    ードか上記第1モードかを判断する手段を設け、前記第
    1モードのときは、前記像担持体から前記中間転写体へ
    の転写工程速度よりも、前記中間転写体から前記転写材
    へ転写する転写工程速度を速くするように上記駆動手段
    を制御し、前記第2モードのときは、前記像担持体から
    前記中間転写体への転写工程速度を、前記中間転写体か
    ら上記転写材へ転写する転写工程速度と等速のまま駆動
    するように前記駆動手段を制御するように上記制御手段
    を構成したことを特徴とする画像形成装置。
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