JPH10232532A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH10232532A
JPH10232532A JP9036237A JP3623797A JPH10232532A JP H10232532 A JPH10232532 A JP H10232532A JP 9036237 A JP9036237 A JP 9036237A JP 3623797 A JP3623797 A JP 3623797A JP H10232532 A JPH10232532 A JP H10232532A
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JP
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color
intermediate transfer
screen
image
belt
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Application number
JP9036237A
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English (en)
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Yoshihiro Sakai
良博 堺
Masahiro Ishikawa
正洋 石川
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、装置全体が大きくなりクリーニン
グ手段の中間転写体からの離間時に中間転写体上に残る
トナー筋がカラー画像に対して悪影響を及ぼすという課
題を解決しようとするものである。 【解決手段】 この発明は、クリーニング手段36が中
間転写体13から離間した時に中間転写体13上に残っ
たトナー筋が、中間転写体13上に転写される各トナー
像の間に来るようにクリーニング手段36の中間転写体
13に対する離間タイミングを制御する制御手段を備え
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は像担持体から中間転
写体に複数画面の各複数色のトナー像を各画面毎に重ね
て転写して複数画面のカラー画像を形成するカラー画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー画像形成装置には、回転駆
動される感光体などからなる像担持体と、この像担持体
上に複数色分の静電潜像を順次に形成する潜像形成手段
と、前記像担持体上の複数色分の静電潜像を現像して複
数色のトナー像とする現像手段と、前記像担持体に当接
し回転する中間転写ベルトなどからなる中間転写体と、
前記像担持体上の複数色のトナー像を前記中間転写体上
に重ねて転写して1画面のカラー画像を形成する第1の
転写手段と、前記中間転写体上のカラー画像を転写紙や
OHPシートなどの転写材上に転写する第2の転写手段
と、前記中間転写体に対して接離され前記カラー画像の
形成後に前記中間転写体に当接して前記中間転写体から
トナーを除去するクリーニング手段とを有するカラー画
像形成装置が知られている。潜像形成手段は、例えば像
担持体としての感光体を一様に帯電させる帯電手段と、
感光体の一様に帯電した表面に露光を行って画像を書き
込むことにより静電潜像を形成する露光手段とで構成さ
れる。
【0003】また、カラー画像形成装置において、中間
転写体上に2画面分のカラー画像を形成する技術が数多
く提案されている。例えば、特開平1ー502062号
公報には、イメージ部材上に、異なる色の一連の複数の
調色像を形成し、次いで順に無端中間転写部材にそれら
を転写する方式の多色像形成方法であって、前記中間転
写部材を前記イメージ部材に対して転写位置となるよう
に繰り返し回転させつつ、前記複数の調色像を一致させ
て前記中間転写部材表面に直接転写し、更にその次のス
テップにおいて、前記中間転写部材からコピー用紙また
はその他の転写面へ転写する多色像の形成方法におい
て、前記イメージ形成ステップが、前記イメージ部材上
に、同イメージ部材の移動方向にその長辺を一致させた
大型の調色像を形成すること、及び前記イメージ部材の
移動方向にその長辺が直角となるように小型の調色像を
形成することの両方を含み、更に前記転写部材の周囲の
長さが、連続する複数の大型調色像の比較点の間の距
離、及び連続する複数の対の小型調色像の比較点の間の
距離に実質的に等しいことを特徴とする多色像の形成方
法が記載されている。
【0004】特開平5ー224500号公報には、複数
の色を用いてフルカラー画像を形成するフルカラー複写
機であって、原稿画像を読み取る原稿読み取り手段と、
該原稿読み取り手段の1回の走査により得られる原稿の
画像データに基づいて前記複数の色のうちの2種類の色
画像データを生成する色画像データ生成手段と、該色画
像データ生成手段により生成された前記2種類の色画像
データのうちの一方の色画像データを記憶する画像デー
タ記憶手段と、該画像データ記憶手段に記憶された色画
像データと前記2種類の色画像データのうちの他方の色
画像データとに基づいて画像を用紙上に形成する画像形
成手段とを備えたことを特徴とするフルカラー複写機が
記載されている。
【0005】特開平7ー72701号公報には、給紙搬
送系への転写材突入時に発生する突入ショックが原因で
発生する不良画像を解決することを目的としたもので、
像担持体上に潜像を形成し、形成された潜像をトナーに
より現像してトナー像を得、このトナー像を一旦中間転
写媒体に転写し(第1転写)これを転写材に転写(第2
転写)する画像形成装置において、第2転写位置を基準
に上流方向に第1転写までの距離をL1、第1転写から
上流方向に露光位置までの距離をL2とし、さらに転写
材の長さをLtとしたとき、 L1+L2=l・(L1+a) a:通紙間隔 l:1以上の整数 の関係を有することを特徴とする画像形成装置が記載さ
れている。
【0006】同じく、特開平7ー72701号公報に
は、第2転写位置への転写材突入時に発生する突入ショ
ックが原因で発生する不良画像を解決することを目的と
したもので、上記画像形成装置において、第2転写位置
から下流に中間転写媒体の清掃手段までの距離をL3と
したとき L1+L2=m・L3 m:1以上の整数 であることを特徴とする画像形成装置が記載されてい
る。
【0007】中間転写体を用いた画像形成装置におい
て、中間転写体に設けられたマークを検知して該マーク
検知のタイミングを装置全体のタイミング制御の開始基
準として装置全体を制御することは公知の技術である。
また、特開平7ー36249号公報には、中間転写ベル
トに設けられた1個又は複数個のマークを検知センサで
検知して中間転写ベルトの回転制御を行うことが記載さ
れている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】像担持体からトナー像
が転写される中間転写体と、この中間転写体に対して接
離され該中間転写体に当接した時に中間転写体からトナ
ーを除去するクリーニング手段とを有する画像形成装置
は、数多く提案されているが、クリーニング手段を中間
転写体からどのようなタイミングで離間させるかを開示
したものがない。
【0009】このため、上述した像担持体上の複数色の
トナー像を中間転写体上に重ねて転写して1画面のカラ
ー画像を形成する第1の転写手段と、中間転写体上のカ
ラー画像を転写紙やOHPシートなどの転写材上に転写
する第2の転写手段と、中間転写体に対して接離されカ
ラー画像形成後に中間転写体に当接して中間転写体から
トナーを除去するクリーニング手段とを有するカラー画
像形成装置では、クリーニング手段が中間転写体から離
間した時に中間転写体上にトナーの横筋が残り、つま
り、中間転写体上においてクリーニング手段の所に残留
していたトナーがクリーニング手段の中間転写体に対す
る離間時にそのまま中間転写体上に横筋として残り、中
間転写体上に形成されるカラー画像にそのトナー横筋が
悪影響して画質が低下する。
【0010】上記特開平7ー72701号公報記載の画
像形成装置では、第2転写位置への転写材突入時に発生
する突入ショックが原因で発生する不良画像を解決する
ことを目的として、第2転写位置から下流に中間転写媒
体の清掃手段までの距離をL3としたとき L1+L2=m・L3 m:1以上の整数 としているので、装置全体が大きくなる。
【0011】また、クリーニング手段を中間転写体から
どのようなタイミングで離間させるかが開示されておら
ず、クリーニング手段を中間転写体から離間させる時に
もショックが発生してこれが装置全体に伝わので、その
ショックにより感光体や露光手段などが揺れて不良画像
が発生する。
【0012】本発明は、クリーニング手段の中間転写体
からの離間時に中間転写体上に残るトナー筋のカラー画
像に対する悪影響を無くすことができ、小形化を図るこ
とができ、更に画像形成速度を早くすることができて制
御手段の制御負担を軽くすることができるカラー画像形
成装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、移動する像担持体と、この
像担持体上に複数画面の各複数色分の静電潜像を色順次
で且つ同一色分の静電潜像について画面順次で形成する
潜像形成手段と、前記像担持体上の複数画面の各複数色
分の静電潜像を現像して複数画面の各複数色のトナー像
とする現像手段と、前記像担持体に当接し回転する中間
転写体と、前記像担持体上の複数画面の各複数色のトナ
ー像を前記中間転写体上に各画面毎に重ねて転写して複
数画面のカラー画像を形成する第1の転写手段と、前記
中間転写体上の複数画面のカラー画像を転写材上に転写
する第2の転写手段と、前記中間転写体に対して接離さ
れ前記複数画面のカラー画像の形成後に前記中間転写体
に当接して前記中間転写体からトナーを除去するクリー
ニング手段とを有するカラー画像形成装置において、前
記クリーニング手段が前記中間転写体から離間した時に
前記中間転写体上に残ったトナー筋が、前記中間転写体
上に転写される各トナー像の間に来るように前記クリー
ニング手段の前記中間転写体に対する離間タイミングを
制御する制御手段を備えたものであり、クリーニング手
段の中間転写体からの離間時に中間転写体上に残るトナ
ー筋のカラー画像に対する悪影響を無くすことができ、
小形化を図ることができる。
【0014】請求項2に係る発明は、請求項1記載のカ
ラー画像形成装置において、前記制御手段は前記クリー
ニング手段が前記複数画面のカラー画像の形成後に前記
中間転写体からトナーを除去してから前記中間転写体よ
り離間するタイミングを、前記潜像形成手段による前記
複数画面の各複数色分の静電潜像形成終了後に前記中間
転写体がほぼ1回転半だけ回転したタイミングに制御す
るものであり、画像形成速度を早くすることができる。
【0015】請求項3に係る発明は、請求項1記載のカ
ラー画像形成装置において、前記中間転写体上に設けら
れた複数の基準マークを検知するマーク検知手段を有
し、前記制御手段は前記マーク検知手段のマーク検知信
号に基づいて前記クリーニング手段の前記中間転写体に
対する離間タイミングを制御するものであり、画像形成
速度を容易に早くすることができ、制御手段の制御負担
を軽くすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図2は本発明の第1実施形態の概
略を示す。この第1実施形態は、請求項1に係る発明の
一実施形態であり、電子写真方式デジタルカラー複写機
からなる電子写真方式カラー画像形成装置の一実施形態
である。この第1実施形態は、電子写真プロセスにより
転写材上に画像形成を行ってその転写材を排出する電子
写真方式画像形成部としてのカラープリンタ1と、原稿
を走査してその画像を読み取ることにより複数色、例え
ば赤、青、緑の各画像データを得てこれをデジタル画像
データに変換する原稿読み取り手段としてのカラースキ
ャナ2と、転写材を大量に収容することが可能であって
カラープリンタ1へ転写材を1枚ずつ給紙する給紙装置
(以下バンクという)3と、原稿をスキャナ2へ供給す
る原稿給紙装置(以下DFという)4と、カラープリン
タ1から排出された転写材の処理、例えば仕分けを行う
後処理装置としてのソータ5とを有する。転写材は転写
紙やOHPシートなどが用いられる。
【0017】図1はカラープリンタ1の主な構成を示
す。カラープリンタ1は、像担持体としての感光体11
と、回転装置12と、中間転写体としての中間転写ベル
ト13と、露光手段としての書き込み装置14とを有す
る。感光体11は、感光体ドラムを用いたが、感光体ベ
ルトなどを用いてもよい。また、中間転写ベルト13は
中間転写ドラム、中間転写ローラなどの中間転写体を用
いるようにしてもよい。
【0018】感光体11の回りには、感光体11を除電
する徐電手段としての徐電ランプ(以下QLという)1
5、感光体11を一様に帯電する帯電手段としてのスコ
ロトロンチャージャ(以下帯電CHという)16、感光
体11の表面電位を検知する電位計17、感光体11の
トナー付着量(濃度)を光学的に検知する濃度検知手段
としてのフォトセンサ(以下Pセンサという)18、感
光体11をトナー像の転写前に徐電する転写前徐電ラン
プ(以下PTLという)19、感光体11上のトナー像
を中間転写ベルト13に転写する転写手段としてのベル
ト転写チャージャ20、感光体11をクリーニングする
クリーニング装置21が配置されている。帯電CH16
及び書き込み装置14は感光体11上に静電潜像を形成
する潜像形成手段を構成する。
【0019】回転装置12は、感光体11上の複数色の
静電潜像をそれぞれ現像して複数色のトナー像とする複
数の現像装置を保持し、例えば感光体11上の静電潜像
を現像してブラックのトナー像とする現像装置22、感
光体11上の静電潜像を現像してシアンのトナー像とす
る現像装置23、感光体11上の静電潜像を現像してマ
ゼンタのトナー像とする現像装置24、感光体11上の
静電潜像を現像してイエローのトナー像とする現像装置
25を保持し、後述する駆動手段としてのリボルバモー
タにより回転駆動されて複数の現像装置22〜25を現
像位置へ選択的に移動させる。
【0020】複数の現像装置22〜25は、それぞれ現
像動作時には現像位置にて現像スリーブ22a〜25a
が感光体11と対向し、現像スリーブ22a〜25aが
後述する現像モータにより回転駆動されて現像装置22
〜25内の現像剤を感光体11と現像スリーブ22a〜
25aとの間の現像領域に搬送して感光体11上の静電
潜像を現像する。リボルバホームポジションセンサ(以
下リボルバHPセンサという)26は回転装置12が停
止基準位置に位置したことを検知する。
【0021】書き込み装置14は、画像データにより駆
動されることで、画像データにより変調されたレーザビ
ームを出射するレーザダイオード(以下LDという)か
らなる光源と、このLDからのレーザビームを主走査方
向に繰り返して走査するポリゴンミラー14aと、この
ポリゴンミラー14aからのレーザビームを感光体11
の方向へ反射するミラー14bと、ポリゴンミラー14
aを一定の速度で回転させるポリゴンモータ14cなど
を有し、感光体11を帯電CH16と電位計17との間
でミラー14bからのレーザビームにより露光する。
【0022】中間転写ベルト13は、複数のローラ27
〜32に架け渡され、これらのローラ27〜32のうち
の所定のローラが上記ドラムモータにより回転駆動され
て中間転写ベルト13が回転する。中間転写ベルト13
の内側には、感光体11上の各色のトナー像を中間転写
ベルト13上に重ねて転写する画像重ね時の各色トナー
像の位置合わせの基準となる基準マークが1個設けられ
る。
【0023】中間転写ベルト13の近傍には、中間転写
ベルト13の回転方向に沿って、中間転写ベルト13上
の基準マークを検知するマーク検知手段としてのベルト
マークセンサ(以下マークセンサという)33、潤滑剤
塗布ソレノイドのオンで中間転写ベルト13に当接して
中間転写ベルト13上に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装
置34、中間転写ベルト13上のカラー画像を転写材に
転写する転写手段としての紙転写装置35、中間転写ベ
ルト13をクリーニングして中間転写ベルト13上のト
ナーを除去するクリーニング手段としてのベルトクリー
ニング装置36が配置されている。
【0024】ベルトクリーニング装置36は、例えばク
リーニングブレードからなるクリーニング部材などによ
り構成されて後述するベルトクリーニング装置接離用ソ
レノイドのオン/オフにより中間転写ベルト13に対し
て接離され、中間転写ベルト13に当接した時に中間転
写ベルト13上のトナーを除去する。
【0025】紙転写装置35は例えば転写ローラを用い
て構成されて中間転写ベルト13の最下部と対向して配
置され、ベルトクリーニング装置36は紙転写装置35
とベルト転写チャージャ20との間に配置される。中間
転写ベルト13の周長は、A4横向きサイズ2枚分と各
転写材間の間隔(各転写材間の搬送間隔)とを加えた長
さとなっており、感光体11の周長の2倍の長さとなっ
ている。感光体11の1回転でA4横向き1枚分のカラ
ー画像が形成され、感光体11の2回転で中間転写ベル
ト13上に同一色にて2画面のカラー画像が形成され
る。
【0026】ベルトクリーニング装置36は後述する中
間転写ベルトクリーニングソレノイドのオン/オフによ
って中間転写ベルト13と接離が可能になっており、潤
滑剤塗布装置34は後述する潤滑剤塗布ソレノイドのオ
ン/オフにより中間転写ベルト13に対する潤滑剤塗布
の可否が可能になっている。
【0027】転写材が搬送される搬送路において、紙転
写装置35より上流側にはレジストローラ37が配置さ
れて紙転写装置35より下流側には搬送ベルト38が配
置され、この搬送ベルト38より下流側には定着ローラ
及びこれに圧接される加圧ローラを有する定着装置が配
置されている。搬送ベルト38と定着装置の定着ローラ
は後述するメインモータにより回転駆動され、レジスト
ローラ37はメインモータにより後述するレジストクラ
ッチを介して回転駆動される。
【0028】レジストセンサ39は、レジストローラ3
7の手前で転写材を検知する。レジストローラ37には
バンク3及び他の図示しない給紙装置のうち選択された
給紙装置から転写材が給送され、また、手差し給紙部に
て手差しの転写材が手差しピックアップローラによりレ
ジストローラ37へ給送される。手差しピックアップロ
ーラは後述する手差しピックアップソレノイド及び手差
しクラッチのオンで回転して手差しの転写材を給送す
る。
【0029】図3は第1実施形態の制御系の構成を示
す。制御手段としてのプリンタ制御部40は、カラープ
リンタ1が行う電子写真プロセスのシーケンス及び転写
材搬送処理を制御し、また、バンク制御部41及びソー
タ制御部42と光ファイバを用いたシリアル通信系によ
って接続されていてコマンドにより画像形成タイミング
に応じた制御を行う。
【0030】スキャナ制御部43は、スキャナ2の原稿
画像読み取りの制御及び画像処理制御を行い、DF制御
部44と光ファイバを用いたシリアル通信系によって接
続されていてコマンドにより原稿供給シーケンスを制御
する。第1実施形態のシステム全体を制御する制御手段
としてのシステム制御部45は、各制御部40、43、
46とは光ファイバを用いたシリアル通信系によって接
続されていて操作部制御部46からの指定信号によりプ
リンタ制御部40とスキャナ制御部43に画像形成条件
を渡したり、全体の状態を管理制御したりし、更に操作
部制御部46に表示指令を出す。
【0031】プリンタ制御部40とスキャナ制御部43
は、画像重ね時の各色トナー像の位置合わせ、及び転写
材と画像との位置合わせに厳しい精度が要求されること
から、直接に、シーケンス制御が可能となるように光フ
ァイバを用いたシリアル通信系によって接続され、画像
データをスキャナ制御部43からプリンタ制御部40に
直接転送するデータバスも装備されている。
【0032】プリンタ制御部40は、中間転写ベルト1
3上の基準マークを1個として中間転写ベルト13上の
基準マークのマークセンサ33による検知時を基準とし
てスキャン開始コマンドをスキャナ制御部43へ送信し
て中間転写ベルト13上の2画面のフルカラー画像のう
ち最初に形成すべき1画面のフルカラー画像を形成さ
せ、中間転写ベルト13上の基準マークのマークセンサ
33による検知時から基本クロックをカウントしてその
カウント結果によりタイミングをとってスキャン開始コ
マンドをスキャナ制御部43へ送信し中間転写ベルト1
3上の2画面のフルカラー画像のうち後で形成すべき1
画面のフルカラー画像を形成させるように制御する。
【0033】図4はプリンタ制御部40の構成を示す。
CPU47は制御プログラムの内容により演算等の処理
を実行し、ROM48は制御プログラムを内蔵してい
る。RAM49はデータの格納及び退避に用いられ、C
PU47、ROM48及びRAM49はデータバス及び
アドレスバスによって接続されている。シリアル通信コ
ントローラ50は、CPU47と各制御部41〜43、
45とのコマンドの送受信を行い、CPU47とはデー
タバス及びアドレスバスによって接続されている。
【0034】感光体11に対する画像データによる露光
の制御を行う書き込み制御部としての書き込み制御IC
51は、CPU47とはデータバス及びアドレスバスに
よって接続され、露光用LD制御ユニット52及びポリ
ゴンモータ14cと接続されて露光用LD制御ユニット
52及びポリゴンモータ14cを制御する。露光用LD
制御ユニット52は書き込み制御IC51からの入力信
号により書き込み装置14内のLDの点灯制御を行う。
I/Oコントローラ53はCPU47の入出力制御を行
う。CPU47、ROM48、RAM49、シリアル通
信コントローラ50、書き込み制御IC51及びI/O
コントローラ53はプリンタ制御部40を構成する。
【0035】定着装置54は上記定着ローラの表面温度
を検知する定着サーミスタと、定着ローラを加熱する定
着ヒータを有し、CPU47は定着サーミスタの温度検
知信号をA/D変換してそのA/D変換値を元に定着ヒ
ータ制御用のパルス幅変調(PWM)パルスを出力して
定着ヒータをオン/オフ制御することにより定着ローラ
の表面温度を一定に制御する。
【0036】CPU47は高圧電源装置としてのパワー
パックユニット55からフィードバックされる出力電圧
をA/D変換して該A/D変換値を元にパワーパックユ
ニット55へPWM信号を出力してパワーパックユニッ
ト55の出力電圧を制御する。パワーパックユニット5
5は、帯電CH16、ベルト転写チャージャ20及び紙
転写装置35に高電圧を印加すると共に帯電CH16に
グリッド電圧を印加し、現像装置22〜25の現像スリ
ーブ22a〜25aにそれぞれ現像DCバイアス電圧及
び現像ACバイアス電圧を重畳して印加する。
【0037】電位計17を含む電位計回路56は感光体
11の表面電位を検知し、電位計17の出力信号はCP
U47のA/D入力端子に入力される。発光ダイオード
及びフォトトランジスタからなるPセンサ18を含むP
センサ回路57は感光体11のトナー付着量(濃度)を
光学的に検知し、Pセンサ18のフォトトランジスタ出
力信号はCPU47のA/D入力端子に入力される。C
PU47はPセンサ18の発光ダイオード駆動回路にP
WMパルスを出力して発光ダイオードの点灯制御を行
う。
【0038】上記メインモータ58は転写材を搬送する
転写材搬送系を回転駆動し、上記ドラムモータ59は感
光体11及び中間転写ベルト13を回転駆動する。現像
モータ60は現像装置22〜25の現像スリーブ22a
〜25aをそれぞれ回転駆動するためのモータであり、
これらのモータはCPU47からそれぞれオン信号、速
度を半分に落とすための半速信号及び、速度が目的速度
に達したことを判断するためのロック信号が入力され
る。
【0039】リボルバモータ61は、CPU47から入
力される4相出力信号により現像装置22〜25を装備
した回転装置12を回転させ、現像装置22〜25のう
ち指定色の現像を行う現像装置を現像位置に停止させ
る。トナー補給モータ62は現像装置22〜25内に各
トナーカートリッジからブラック、シアン、マゼンタ、
イエロー各色のトナーをそれぞれ補給し、CPU47は
Pセンサ18からの入力信号を元に感光体11上のブラ
ック、シアン、マゼンタ、イエロー各色のトナー付着量
に応じてトナー補給モータ62のオン時間を制御する。
【0040】画像重ね時の各トナー像の位置合わせの基
準となるマークセンサ33の出力信号は、タイミング的
に厳しい精度が要求されるために、CPU47の割り込
み端子に入力される。回転装置12の停止位置基準とな
るリボルバHPセンサ26の出力信号は、回転装置12
の回転中にCPU47からリボルバモータ61への出力
パルス(4相出力信号)を切り替えるというタイミング
的に厳しい精度が要求されるために、CPU47の割り
込み端子に入力される。
【0041】図5はI/Oコントローラ53の接続を示
す。I/Oコントローラ53の出力側は、上記レジスト
クラッチ63、上記手差しクラッチ64、上記手差しピ
ックアップソレノイド65、QL15、上記ベルトクリ
ーニング装置接離用ソレノイド66、上記潤滑剤塗布ソ
レノイド67に接続され、これらのレジストクラッチ6
3乃至潤滑剤塗布ソレノイド67はCPU47によりI
/Oコントローラ53を介して制御される。
【0042】I/Oコントローラ53の入力側は、上記
レジストセンサ39、手差しペーパーエンドセンサ6
8、排紙センサ、黒カートリッジセンサ69、カラーカ
ートリッジセンサ70、ドアスイッチ71が接続され、
これらのレジストセンサ39乃至ドアスイッチ71から
の検知信号がI/Oコントローラ53を介してCPU4
7に入力される。
【0043】ここに、手差しペーパーエンドセンサ68
は手差しの転写紙の有無を検知し、排紙センサは定着装
置から排出される転写材を検知する。黒カートリッジセ
ンサ69は黒トナーが収納されたトナーカートリッジの
有無を検知し、カラーカートリッジセンサ70は各色の
カラートナーが収納されたトナーカートリッジの有無を
検知する。ドアスイッチ71は第1実施形態のドアの開
閉を検知する。
【0044】次に、プリンタ1の主要な動作シーケンス
の例について説明する。プリンタ1においては、停止状
態では、回転装置12は現像色がブラックである現像装
置22が現像位置に位置した状態で停止しているものと
する。感光体11上の書き込み装置14により露光が行
われるべき位置が帯電CH16によって帯電された状態
になっていれば、感光体11上に静電潜像を形成するこ
とが可能となる。
【0045】このように感光体11上の書き込み装置1
4により露光が行われるべき位置が帯電CH16によっ
て帯電された状態になるタイミング以降にスキャナ制御
部43から複数画面、例えば2画面の各複数色(ブラッ
ク、シアン、マゼンタ、イエロー)の画像データが順次
に送られるようにプリンタ制御部40からスキャナ制御
部43に対してランプオン及びスキャナスタートのコマ
ンドが光ファイバを用いたシリアル通信系を介して送信
され、スキャナ制御部43がそれらのコマンドによりス
キャナ2に原稿の読み取りを色順次で且つ同一色分につ
いて画面順次で行わせて2画面の各複数色(ブラック、
シアン、マゼンタ、イエロー)の画像データを順次にプ
リンタ制御部40へ送る。
【0046】プリンタ制御部40はスキャナ制御部43
からの2画面の各複数色の画像データを書き込み装置1
4に転送し、感光体11は帯電CH16により帯電され
た後に書き込み装置14にて2画面の各複数色の画像デ
ータに対応して露光されることにより2画面の各複数色
分の静電潜像が色順次で且つ同一色分の静電潜像につい
て画面順次で形成される。
【0047】感光体11上の2画面の各複数色分の静電
潜像は現像装置22〜25により各色分毎に各色の現像
剤でそれぞれ現像されて2画面の各複数色のトナー像と
なり、この2画面の各複数色のトナー像がベルト転写チ
ャージャ20により中間転写ベルト13上に各画面毎に
重ねて転写されて2画面のフルカラー画像となる。
【0048】この中間転写ベルト13上の各画面のフル
カラー画像が中間転写ベルト13と紙転写装置35との
間の紙転写位置に到達する直前に紙転写装置35がプリ
ンタ制御部40によりオンされ、中間転写ベルト13上
の各画面のフルカラー画像が紙転写装置35により各転
写材にそれぞれ転写される。転写材はフルカラー画像の
転写に間に合うようにバンク3、その他の給紙装置又は
手差し給紙部から給紙されてレジストローラ37に先端
が突き当った状態で待機している。
【0049】紙転写位置で中間転写ベルト13上のフル
カラー画像の先端と転写材の先端とが合うようなタイミ
ングでレジストクラッチ63がCPU47によりオンさ
れてレジストローラ37が転写材を送り出す。この転写
材は、紙転写装置35により中間転写ベルト13上のフ
ルカラー画像が転写されて搬送ベルト38により搬送さ
れ、定着装置によりフルカラー画像が定着されて図示し
ない排紙トレイに排出される。
【0050】プリンタ制御部40は、中間転写ベルト1
3から転写材へのフルカラー画像の転写が終了してから
次のカラー画像形成がないと判断すると、終了シーケン
スに移行する。プリンタ制御部40は、この終了シーケ
ンスでは、まず、ベルト転写チャージャ20をオフさ
せ、感光体11上のベルト転写チャージャ20がオフし
た位置(ベルト転写チャージャ20がオフした時にベル
ト転写チャージャ20と中間転写ベルト13を介して対
向していた位置)が帯電CH16の帯電位置(帯電CH
16により帯電される位置)に到達した時に帯電CH1
6をオフさせる。
【0051】プリンタ制御部40は、更に感光体11上
の帯電CH16がオフした時に帯電CH16に対向して
いた位置が現像位置に到達した時にパワーパックユニッ
ト55に現像バイアスをオフさせると同時に現像モータ
60をオフさせる。プリンタ制御部40は、この時点か
ら、基準マーク検知状態とし、マークセンサ33からの
マーク検知信号によりマークセンサ33が中間転写ベル
ト13上の基準マークを検知した後に中間転写ベルト1
3上の基準マークが所定の位置に停止するまでドラムモ
ータ59をオンさせる。そして、プリンタ制御部40
は、中間転写ベルト13上の基準マークが所定の位置に
停止するようにドラムモータ59をオフさせ、ドラムモ
ータ59のオフと同時にQL15をオフさせる。
【0052】次に、第1実施形態において、例えばA4
横向きサイズ(転写材搬送方向が短くなる向きのA4サ
イズ)のフルカラー画像を4枚連続的に形成する場合の
基本シーケンスについて説明する。図6及び図7は、そ
の基本シーケンスの概略を示すタイミングチャートであ
り、時間的に一部を重複させて示してある。なお、図6
及び図7は全ての負荷動作のタイミングを示すものでは
ない。また、図6及び図7において、スキャナ2内外の
タイミングは、形成画像の位置を示すものであり、負荷
のタイミング的な余裕分等が加味されていない。
【0053】プリンタ1においては、停止状態では、回
転装置12は現像色がブラックである現像装置22が現
像位置に位置した状態で停止しているものとする。プリ
ンタ制御部40は、システム制御部45からカラー画像
形成開始(プリントスタート)の命令が来ると、QL1
5とドラムモータ59をオンさせる。このため、ドラム
モータ59が回転して感光体11と中間転写ベルト13
を回転駆動し、感光体11がQL15により除電され
る。
【0054】プリンタ制御部40は、感光体11上のQ
L15による除電開始位置が帯電CH16の帯電を行う
位置に到達した時に帯電CH16をオンさせる。次に、
プリンタ制御部40は、感光体11上の帯電CH16に
よる帯電が開始された位置が現像位置に到達すると、パ
ワーパックユニット55に現像バイアス(現像ACバイ
アス電圧及び現像DCバイアス電圧)をオンさせると同
時に現像モータ60を回転させる。
【0055】また、プリンタ制御部40は、感光体11
上の現像バイアスがオンしたときに現像位置に対向した
位置がベルト転写位置(感光体11上のトナー像を中間
転写ベルト13へ転写させる位置)に到達した時にベル
ト転写チャージャ20をオンさせる。感光体11の回転
開始からここまでが感光体11の前回転となる。
【0056】同時に、中間転写ベルト13の回転により
マークセンサ33が中間転写ベルト13上の基準マーク
を検知すると、マークセンサ33のマーク検知信号がC
PU47の割込み端子に入力されるので、プリンタ制御
部40はプログラム上では割込み処理を行う。プリンタ
制御部40は、その割込み処理の中で第1画面1色目
(ブラック)K1のスキャン開始コマンドをスキャナ制
御部43へ送信する。
【0057】スキャナ制御部43は、プリンタ制御部4
0から第1画面1色目K1のスキャン開始コマンドを受
信すると、スキャナ2に第1画面1色目K1の画像デー
タを得るための原稿読み取りを行わせ、読み取った複数
色(例えば赤、青、緑)の画像データを第1画面1色目
K1の画像データに変換してプリンタ制御部40に転送
する。
【0058】プリンタ制御部40はスキャナ制御部43
から転送されてきた画像データを書き込み制御IC51
に転送し、書き込み制御IC51がその画像データを第
1画面1色目K1の露光データ(書き込み装置14で半
導体レーザを駆動して第1画面1色目K1の露光を行う
ためのデータ)に変換して露光用LD制御ユニット52
に出力する。露光用LD制御ユニット52は、書き込み
制御IC51からの第1画面1色目K1の露光データに
より書き込み装置14内のLDの点灯制御を行って感光
体11に第1画面1色目K1の画像を書き込むことによ
り第1画面1色目K1の静電潜像を形成させる。
【0059】プリンタ制御部40は、書き込み装置14
の書き込み中における感光体11の負荷変動を無くすた
めに、1色目の現像を行う現像装置22の現像スリーブ
22aの回転を現像モータ60に書き込み装置14の書
き込み開始に先駆けて開始させる。現像装置22は、感
光体11上の第1画面1色目K1の静電潜像が現像位置
に来ると、この静電潜像の現像を開始して第1画面1色
目K1のトナー像とする。
【0060】感光体11上の第1画面1色目K1のトナ
ー像は、第1転写位置(ベルト転写位置)に来ると、ベ
ルト転写チャージャ20により中間転写ベルト13上に
転写される。スキャナ2は、第1画面1色目K1の画像
データを得るための原稿読み取りが終了すると、高速に
ホームポジションにリータンし、次の第2画面1色目
(ブラック)K2の画像データを得るための原稿読み取
りの開始までホームポジションで待機する。このスキャ
ナ2のリターンと待機は第1画面用転写材と第2画面用
転写材との搬送間隔に相当する時間分だけ行われる。
【0061】次に、プリンタ制御部40は、第2画面1
色目K2のスキャン開始コマンドをスキャナ制御部43
へ送信する。スキャナ制御部43は、プリンタ制御部4
0から第2画面1色目K2のスキャン開始コマンドを受
信すると、スキャナ2に第2画面1色目K2の画像デー
タを得るための原稿読み取りを行わせ、読み取った複数
色(例えば赤、青、緑)の画像データを第2画面1色目
K2の画像データに変換してプリンタ制御部40に転送
する。
【0062】プリンタ制御部40はスキャナ制御部43
から転送されてきた画像データを書き込み制御IC51
に転送し、書き込み制御IC51がその画像データを第
2画面1色目K2の露光データに変換して露光用LD制
御ユニット52に出力する。露光用LD制御ユニット5
2は、書き込み制御IC51からの第2画面1色目K2
の露光データにより書き込み装置14内のLDの点灯制
御を行って感光体11に第2画面1色目K2の画像を書
き込むことにより第2画面1色目K2の静電潜像を形成
させる。2画面目の画像先端は1画面目の画像後端から
各転写材の搬送間隔分だけおいた位置に形成される。
【0063】1色目の現像を行う現像装置22の現像ス
リーブ22aは、第1画面1色目K1の静電潜像の現像
終了後も停止せずに回転しており、書き込み装置14の
書き込み中における感光体11の負荷変動を無くすため
に書き込み装置14の書き込み中は回転している。現像
装置22は、感光体11上の第2画面1色目K2の静電
潜像が現像位置に来ると、この静電潜像の現像を開始し
て第2画面1色目K2のトナー像とする。
【0064】感光体11上の第2画面1色目K2のトナ
ー像は、第1転写位置(ベルト転写位置)に来ると、ベ
ルト転写チャージャ20により中間転写ベルト13上に
転写される。スキャナ2は、第2画面1色目K2の画像
データを得るための原稿読み取りが終了すると、高速に
ホームポジションにリータンし、次の第1画面2色目
(シアン)C1の画像データを得るための原稿読み取り
の開始までホームポジションで待機する。このスキャナ
2のリターンと待機は第1画面用転写材と第2画面用転
写材との搬送間隔に相当する時間分だけ行われる。
【0065】プリンタ制御部40は、第2画面1色目K
2の静電潜像の現像が終了すると、2色目(シアン)の
現像を行う現像装置23が現像位置に来て停止するよう
にリボルバモータ61に回転装置12を回転させる。ま
た、プリンタ制御部40は、ベルトクリーニング装置接
離用ソレノイド66にベルトクリーニング装置36を中
間転写ベルト13から離間させて中間転写ベルト13上
の画像を消さないようにする。
【0066】その後、プリンタ制御部40は、マークセ
ンサ33が中間転写ベルト13上の基準マークを検知し
てCPU47の割込み端子にマークセンサ33からマー
ク検知信号が入力された時に割り込み処理に入って第1
画面2色目(シアン)C1のスキャン開始コマンドをス
キャナ制御部43へ送信する。
【0067】スキャナ制御部43は、プリンタ制御部4
0から第1画面2色目C1のスキャン開始コマンドを受
信すると、スキャナ2に第1画面2色目C1の画像デー
タを得るための原稿読み取りを行わせ、読み取った複数
色(赤、青、緑)の画像データを第1画面2色目C1の
画像データに変換してプリンタ制御部40に転送する。
【0068】プリンタ制御部40はスキャナ制御部43
から転送されてきた画像データを書き込み制御IC51
に転送し、書き込み制御IC51がその画像データを第
1画面2色目C1の露光データに変換して露光用LD制
御ユニット52に出力する。露光用LD制御ユニット5
2は、書き込み制御IC51からの第1画面2色目C1
の露光データにより書き込み装置14内のLDの点灯制
御を行って感光体11に第1画面2色目C1の画像を書
き込むことにより第1画面2色目C1の静電潜像を形成
させる。
【0069】プリンタ制御部40は、書き込み装置14
の書き込み中における感光体11の負荷変動を無くすた
めに、2色目の現像を行う現像装置23の現像スリーブ
23aの回転を現像モータ60に書き込み装置14の書
き込み開始に先駆けて開始させる。現像装置23は、感
光体11上の第1画面2色目C1の静電潜像が現像位置
に来ると、この静電潜像の現像を開始して第1画面2色
目C1のトナー像とする。
【0070】感光体11上の第1画面2色目C1のトナ
ー像は、第1転写位置(ベルト転写位置)に来ると、ベ
ルト転写チャージャ20により中間転写ベルト13上の
第1画面1色目K1のトナー像と同位置に第1画面1色
目K1のトナー像と重ねて転写される。スキャナ2は、
第1画面2色目C1の画像データを得るための原稿読み
取りが終了すると、高速にホームポジションにリータン
し、次の第2画面2色目(シアン)C2の画像データを
得るための原稿読み取りの開始までホームポジションで
待機する。このスキャナ2のリターンと待機は第1画面
用転写材と第2画面用転写材との搬送間隔に相当する時
間分だけ行われる。
【0071】次に、プリンタ制御部40は、第2画面2
色目C2のスキャン開始コマンドをスキャナ制御部43
へ送信する。スキャナ制御部43は、プリンタ制御部4
0から第2画面2色目C2のスキャン開始コマンドを受
信すると、スキャナ2に第2画面2色目C2の画像デー
タを得るための原稿読み取りを行わせ、読み取った複数
色(赤、青、緑)の画像データを第2画面2色目C2の
画像データに変換してプリンタ制御部40に転送する。
【0072】プリンタ制御部40はスキャナ制御部43
から転送されてきた画像データを書き込み制御IC51
に転送し、書き込み制御IC51がその画像データを第
2画面2色目C2の露光データに変換して露光用LD制
御ユニット52に出力する。露光用LD制御ユニット5
2は、書き込み制御IC51からの第2画面2色目C2
の露光データにより書き込み装置14内のLDの点灯制
御を行って感光体11に第2画面2色目C2の画像を書
き込むことにより第2画面2色目C2の静電潜像を形成
させる。1色目と同様に2画面目の画像先端は1画面目
の画像後端から各転写材の搬送間隔分だけおいた位置に
形成される。
【0073】2色目の現像を行う現像装置23の現像ス
リーブ23aは、第1画面2色目C1の静電潜像の現像
終了後も停止せずに回転しており、書き込み装置14の
書き込み中における感光体11の負荷変動を無くすため
に書き込み装置14の書き込み中は回転している。現像
装置23は、感光体11上の第2画面2色目C2の静電
潜像が現像位置に来ると、この静電潜像の現像を開始し
て第2画面2色目C2のトナー像とする。
【0074】感光体11上の第2画面2色目C2のトナ
ー像は、第1転写位置(ベルト転写位置)に来ると、ベ
ルト転写チャージャ20により中間転写ベルト13上の
第2画面1色目K2のトナー像と同位置に第2画面1色
目K2のトナー像と重ねて転写される。
【0075】スキャナ2は、第2画面2色目C2の画像
データを得るための原稿読み取りが終了すると、高速に
ホームポジションにリータンし、次の第1画面3色目
(マゼンタ)M1の画像データを得るための原稿読み取
りの開始までホームポジションで待機する。このスキャ
ナ2のリターンと待機は第1画面用転写材と第2画面用
転写材との搬送間隔に相当する時間分だけ行われる。プ
リンタ制御部40は、第2画面2色目C2の静電潜像の
現像が終了すると、3色目(マゼンタ)の現像を行う現
像装置24が現像位置に来て停止するようにリボルバモ
ータ61に回転装置12を回転させる。
【0076】その後、プリンタ制御部40は、マークセ
ンサ33が中間転写ベルト13上の基準マークを検知し
てCPU47の割込み端子にマークセンサ33からマー
ク検知信号が入力された際に割り込み処理に入って第1
画面3色目(マゼンタ)M1のスキャン開始コマンドを
スキャナ制御部43へ送信する。
【0077】スキャナ制御部43は、プリンタ制御部4
0から第1画面3色目M1のスキャン開始コマンドを受
信すると、スキャナ2に第1画面3色目M1の画像デー
タを得るための原稿読み取りを行わせ、読み取った複数
色(赤、青、緑)の画像データを第1画面3色目M1の
画像データに変換してプリンタ制御部40に転送する。
【0078】プリンタ制御部40はスキャナ制御部43
から転送されてきた画像データを書き込み制御IC51
に転送し、書き込み制御IC51がその画像データを第
1画面3色目M1の露光データに変換して露光用LD制
御ユニット52に出力する。露光用LD制御ユニット5
2は、書き込み制御IC51からの第1画面3色目M1
の露光データにより書き込み装置14内のLDの点灯制
御を行って感光体11に第1画面3色目M1の画像を書
き込むことにより第1画面3色目M1の静電潜像を形成
させる。
【0079】プリンタ制御部40は、書き込み装置14
の書き込み中における感光体11の負荷変動を無くすた
めに、3色目の現像を行う現像装置24の現像スリーブ
24aの回転を現像モータ60に書き込み装置14の書
き込み開始に先駆けて開始させる。現像装置24は、感
光体11上の第1画面3色目M1の静電潜像が現像位置
に来ると、この静電潜像の現像を開始して第1画面3色
目M1のトナー像とする。
【0080】感光体11上の第1画面3色目M1のトナ
ー像は、第1転写位置(ベルト転写位置)に来ると、ベ
ルト転写チャージャ20により中間転写ベルト13上の
第1画面1色目K1のトナー像及び第1画面2色目C1
のトナー像と同位置に第1画面1色目K1のトナー像及
び第1画面2色目C1のトナー像と重ねて転写される。
スキャナ2は、第1画面3色目M1の画像データを得る
ための原稿読み取りが終了すると、高速にホームポジシ
ョンにリータンし、次の第2画面3色目(マゼンタ)M
2の画像データを得るための原稿読み取りの開始までホ
ームポジションで待機する。このスキャナ2のリターン
と待機は第1画面用転写材と第2画面用転写材との搬送
間隔に相当する時間分だけ行われる。
【0081】次に、プリンタ制御部40は、第2画面3
色目M2のスキャン開始コマンドをスキャナ制御部43
へ送信する。スキャナ制御部43は、プリンタ制御部4
0から第2画面3色目M2のスキャン開始コマンドを受
信すると、スキャナ2に第2画面3色目M2の画像デー
タを得るための原稿読み取りを行わせ、読み取った複数
色(赤、青、緑)の画像データを第2画面3色目M2の
画像データに変換してプリンタ制御部40に転送する。
【0082】プリンタ制御部40はスキャナ制御部43
から転送されてきた画像データを書き込み制御IC51
に転送し、書き込み制御IC51がその画像データを第
2画面3色目M2の露光データに変換して露光用LD制
御ユニット52に出力する。露光用LD制御ユニット5
2は、書き込み制御IC51からの第2画面3色目M2
の露光データにより書き込み装置14内のLDの点灯制
御を行って感光体11に第2画面3色目M2の画像を書
き込むことにより第2画面3色目M2の静電潜像を形成
させる。1色目、2色目と同様に2画面目の画像先端は
1画面目の画像後端から各転写材の搬送間隔分だけおい
た位置に形成される。
【0083】3色目の現像を行う現像装置24の現像ス
リーブ24aは、第1画面3色目M1の静電潜像の現像
終了後も停止せずに回転しており、書き込み装置14の
書き込み中における感光体11の負荷変動を無くすため
に書き込み装置14の書き込み中は回転している。現像
装置24は、感光体11上の第2画面3色目M2の静電
潜像が現像位置に来ると、この静電潜像の現像を開始し
て第2画面3色目M2のトナー像とする。
【0084】感光体11上の第2画面3色目M2のトナ
ー像は、第1転写位置(ベルト転写位置)に来ると、ベ
ルト転写チャージャ20により中間転写ベルト13上の
第2画面1色目K2のトナー像及び第2画面2色目C2
のトナー像と同位置に第2画面1色目K2のトナー像及
び第2画面2色目C2のトナー像と重ねて転写される。
【0085】スキャナ2は、第2画面3色目M2の画像
データを得るための原稿読み取りが終了すると、高速に
ホームポジションにリータンし、次の第1画面4色目
(イエロー)Y1の画像データを得るための原稿読み取
りの開始までホームポジションで待機する。このスキャ
ナ2のリターンと待機は第1画面用転写材と第2画面用
転写材との搬送間隔に相当する時間分だけ行われる。プ
リンタ制御部40は、第2画面3色目M2の静電潜像の
現像が終了すると、4色目(イエロー)の現像を行う現
像装置25が現像位置に来て停止するようにリボルバモ
ータ61に回転装置12を回転させる。
【0086】その後、プリンタ制御部40は、マークセ
ンサ33が中間転写ベルト13上の基準マークを検知し
てCPU47の割込み端子にマークセンサ33からマー
ク検知信号が入力された際に割り込み処理に入って第1
画面4色目Y1のスキャン開始コマンドをスキャナ制御
部43へ送信する。
【0087】スキャナ制御部43は、プリンタ制御部4
0から第1画面4色目Y1のスキャン開始コマンドを受
信すると、スキャナ2に第1画面4色目Y1の画像デー
タを得るための原稿読み取りを行わせ、読み取った複数
色(赤、青、緑)の画像データを第1画面4色目Y1の
画像データに変換してプリンタ制御部40に転送する。
【0088】プリンタ制御部40はスキャナ制御部43
から転送されてきた画像データを書き込み制御IC51
に転送し、書き込み制御IC51がその画像データを第
1画面4色目Y1の露光データに変換して露光用LD制
御ユニット52に出力する。露光用LD制御ユニット5
2は、書き込み制御IC51からの第1画面4色目Y1
の露光データにより書き込み装置14内のLDの点灯制
御を行って感光体11に第1画面4色目Y1の画像を書
き込むことにより第1画面4色目Y1の静電潜像を形成
させる。
【0089】プリンタ制御部40は、書き込み装置14
の書き込み中における感光体11の負荷変動を無くすた
めに、4色目の現像を行う現像装置25の現像スリーブ
25aの回転を現像モータ60に書き込み装置14の書
き込み開始に先駆けて開始させる。現像装置25は、感
光体11上の第1画面4色目Y1の静電潜像が現像位置
に来ると、この静電潜像の現像を開始して第1画面4色
目Y1のトナー像とする。
【0090】感光体11上の第1画面4色目Y1のトナ
ー像は、第1転写位置(ベルト転写位置)に来ると、ベ
ルト転写チャージャ20により中間転写ベルト13上の
第1画面1色目K1のトナー像、第1画面2色目C1の
トナー像及び第1画面3色目M1のトナー像と同位置に
第1画面1色目K1のトナー像、第1画面2色目C1の
トナー像及び第1画面3色目M1のトナー像と重ねて転
写されて第1画面のフルカラー画像が形成される。スキ
ャナ2は、第1画面4色目Y1の画像データを得るため
の原稿読み取りが終了すると、高速にホームポジション
にリータンし、次の第2画面4色目(イエロー)Y2の
画像データを得るための原稿読み取りの開始までホーム
ポジションで待機する。このスキャナ2のリターンと待
機は第1画面用転写材と第2画面用転写材との搬送間隔
に相当する時間分だけ行われる。
【0091】次に、プリンタ制御部40は、第2画面4
色目Y2のスキャン開始コマンドをスキャナ制御部43
へ送信する。スキャナ制御部43は、プリンタ制御部4
0から第2画面4色目Y2のスキャン開始コマンドを受
信すると、スキャナ2に第2画面4色目Y2の画像デー
タを得るための原稿読み取りを行わせ、読み取った複数
色(赤、青、緑)の画像データを第2画面4色目Y2の
画像データに変換してプリンタ制御部40に転送する。
【0092】プリンタ制御部40はスキャナ制御部43
から転送されてきた画像データを書き込み制御IC51
に転送し、書き込み制御IC51がその画像データを第
2画面4色目Y2の露光データに変換して露光用LD制
御ユニット52に出力する。露光用LD制御ユニット5
2は、書き込み制御IC51からの第2画面4色目Y2
の露光データにより書き込み装置14内のLDの点灯制
御を行って感光体11に第2画面4色目Y2の画像を書
き込むことにより第2画面4色目Y2の静電潜像を形成
させる。1色目、2色目、3色目と同様に2画面目の画
像先端は1画面目の画像後端から各転写材の搬送間隔分
だけおいた位置に形成される。
【0093】4色目の現像を行う現像装置25の現像ス
リーブ25aは、第1画面4色目Y1の静電潜像の現像
終了後も停止せずに回転しており、書き込み装置14の
書き込み中における感光体11の負荷変動を無くすため
に書き込み装置14の書き込み中は回転している。現像
装置25は、感光体11上の第2画面4色目Y2の静電
潜像が現像位置に来ると、この静電潜像の現像を開始し
て第2画面4色目Y2のトナー像とする。
【0094】感光体11上の第2画面4色目Y2のトナ
ー像は、第1転写位置(ベルト転写位置)に来ると、ベ
ルト転写チャージャ20により中間転写ベルト13上の
第2画面1色目K2のトナー像、第2画面2色目C2の
トナー像及び第2画面3色目M2のトナー像と同位置に
第2画面1色目K2のトナー像、第2画面2色目C2の
トナー像及び第2画面3色目M2のトナー像と重ねて転
写されて第2画面のフルカラー画像が形成される。
【0095】スキャナ2は、第2画面4色目Y2の画像
データを得るための原稿読み取りが終了すると、高速に
ホームポジションにリータンし、次の第3画面1色目
(ブラック)K1の画像データを得るための原稿読み取
りの開始までホームポジションで待機する。このスキャ
ナ2のリターンと待機は第2画面用転写材と第3画面用
転写材との搬送間隔に相当する時間分だけ行われる。
【0096】プリンタ制御部40は、第2画面4色目Y
2の静電潜像の現像が終了し、第2画面4色目Y2のト
ナー像のベルト転写(感光体11から中間転写ベルト1
3への転写)が終了すると、中間転写ベルト13上のフ
ルカラー画像を転写材に転写させるべく中間転写ベルト
13上のフルカラー画像が中間転写ベルト13と紙転写
装置35との間の紙転写位置に到達する直前に紙転写装
置35をオンさせ、紙転写装置35が中間転写ベルト1
3上のフルカラー画像を転写材に転写させる。
【0097】プリンタ制御部40は、中間転写ベルト1
3上の転写残トナー(転写材に転写されずに残ったトナ
ー)の先端がベルトクリーニング装置36の位置に達し
ても、直ぐにはベルトクリーニング装置36を中間転写
ベルト13に接触させない。これはまだ一次転写(ベル
ト転写)を行っている最中であるからであり、プリンタ
制御部40は中間転写ベルト13へ負荷変動を与えない
ために第1画面及び第2画面の各色トナー像の一次転写
終了後、中間転写ベルト13上の転写残トナーの先端が
ベルトクリーニング装置36の位置に達した時にベルト
クリーニング装置接離用ソレノイド66をオンさせてベ
ルトクリーニング装置36を中間転写ベルト13に接触
させることによりベルトクリーニング装置36に中間転
写ベルト13のクリーニングを開始させる。
【0098】すなわち、プリンタ制御部40は、図10
に示すように、一次転写(ベルト転写)が終了すると、
CPU47内のタイマーでクロックのカウントを開始す
ることにより計時を開始し、タイマーのカウント値が予
めベルトクリーニング装置36の中間転写ベルト13ク
リーニング開始位置に対応した第1の設定値に達した時
にベルトクリーニング装置接離用ソレノイド66をオン
させてベルトクリーニング装置36を中間転写ベルト1
3に接触させることによりベルトクリーニング装置36
に中間転写ベルト13のクリーニングを開始させる。同
時に、プリンタ制御部40は、タイマーをクリアして再
びタイマーでクロックのカウントを開始することにより
計時を開始する。
【0099】プリンタ制御部40は、第1画面のフルカ
ラー画像及び第2画面のフルカラー画像の二次転写(中
間転写ベルト13から転写材へのフルカラー画像の転
写)が終了すると、1色目(ブラック)の現像を行う現
像装置22が現像位置に来て停止するようにリボルバモ
ータ61に回転装置12を回転させる。このとき、プリ
ンタ制御部40は、ベルトクリーニング装置36により
中間転写ベルト13をクリーニングする時間を(中間転
写ベルト13の1回転分+α:中間転写ベルト13のほ
ぼ1回転半)とし、ベルトクリーニング装置36が中間
転写ベルト13を(中間転写ベルト13の1回転分+
α)だけクリーニングした時にベルトクリーニング装置
接離用ソレノイド66をオフさせてベルトクリーニング
装置36を中間転写ベルト13から離間させる。
【0100】この場合、プリンタ制御部40は、ベルト
クリーニング装置36が中間転写ベルト13から離間し
た時に中間転写ベルト13上に残るトナーの横筋(中間
転写ベルト13上のベルトクリーニング装置36が離間
した所に残るトナーの横筋)が、次のカラー画像形成工
程において中間転写ベルト13上に転写された第4画面
1色目のトナー像の後端と第3画面2色目のトナー像の
先端との間(第3画面用転写材と第4画面用転写材との
搬送間隔に相当する領域)に来るように(中間転写ベル
ト13の1回転分+α)を制御する。
【0101】例えば、ベルトクリーニング装置36が中
間転写ベルト13を中間転写ベルト13の1回転分だけ
クリーニングしたタイミングで中間転写ベルト13から
離間した場合には、ベルトクリーニング装置36が中間
転写ベルト13から離間した時に中間転写ベルト13上
に残るトナーの横筋は中間転写ベルト13上の第4画面
1色目K4のトナー像が転写される領域内の位置P(図
7参照)に生成して画像に悪影響を及ぼす。
【0102】そこで、プリンタ制御部40は、トナーの
横筋が中間転写ベルト13上に転写される第4画面1色
目のトナー像と第3画面2色目のトナー像との間に来る
ように(中間転写ベルト13の1回転分+α)を制御す
る。そして、プリンタ制御部40は、図10に示すよう
に、上記タイマーのカウント値がその(中間転写ベルト
13の1回転分+α)に対応した第2の設定値に達する
と、ベルトクリーニング装置接離用ソレノイド66をオ
フさせてベルトクリーニング装置36を中間転写ベルト
13から離間させる。
【0103】さらに、中間転写ベルト13から第1画面
用転写材及び第2画面用転写材への第1画面のフルカラ
ー画像及び第2画面のフルカラー画像の各転写は続けら
れ、第1画面のフルカラー画像及び第2画面のフルカラ
ー画像がそれぞれ転写された第1画面用転写材及び第2
画面用転写材は、搬送ベルト38により定着装置まで搬
送されて定着装置により第1画面のフルカラー画像及び
第2画面のフルカラー画像がそれぞれ定着され、排紙ト
レイへ排出される。
【0104】更に続いて中間転写ベルト13の回転によ
りマークセンサ33が中間転写ベルト13上の基準マー
クを検知すると、プリンタ制御部40は、CPU47の
割込み端子にマークセンサ33からマーク検知信号が入
力された際にプログラム上で割り込み処理に入ってその
中で第3画面1色目(ブラック)K3のスキャン開始コ
マンドをスキャナ制御部43へ送信する。
【0105】スキャナ制御部43は、プリンタ制御部4
0から第3画面1色目K3のスキャン開始コマンドを受
信すると、スキャナ2に第3画面1色目K3の画像デー
タを得るための原稿読み取りを行わせ、読み取った複数
色(赤、青、緑)の画像データを第3画面1色目K3の
画像データに変換してプリンタ制御部40に転送する。
【0106】プリンタ制御部40はスキャナ制御部43
から転送されてきた画像データを書き込み制御IC51
に転送し、書き込み制御IC51がその画像データを第
3画面1色目K3の露光データに変換して露光用LD制
御ユニット52に出力する。露光用LD制御ユニット5
2は、書き込み制御IC51からの第3画面1色目K3
の露光データにより書き込み装置14内のLDの点灯制
御を行って感光体11に第3画面1色目K3の画像を書
き込むことにより第3画面1色目K3の静電潜像を形成
させる。
【0107】以下第3画面1色目K3の静電潜像の現像
から第4画面4色目Y4のトナー像のベルト転写までの
工程は上述した第1画面1色目K1の静電潜像の現像か
ら第2画面4色目Y2のトナー像のベルト転写までの工
程と同様に行われる。第3画面1色目K3の画像データ
を得るための原稿読み取りから第4画面1色目K4のト
ナー像のベルト転写までの工程が終了した後、上述のよ
うなプリンタ制御部40によるαの決定で、中間転写ベ
ルト13上においてベルトクリーニング装置36の離間
時に残ったトナーの横筋が第4画面1色目のトナー像の
後端と第3画面2色目のトナー像の先端との間(第3画
面用転写材と第4画面用転写材との搬送間隔に相当する
領域)に来る。
【0108】そして、その後も第1画面のフルカラー画
像及び第2画面のフルカラー画像の形成と同様に第3画
面のフルカラー画像及び第4画面のフルカラー画像の形
成が行われる。プリンタ制御部40は、第4画面4色目
Y4の静電潜像の現像が終了し、第4画面4色目Y4の
トナー像のベルト転写が終了すると、中間転写ベルト1
3上のフルカラー画像を転写材に転写させるべく中間転
写ベルト13上のフルカラー画像が中間転写ベルト13
と紙転写装置35との間の紙転写位置に到達する直前に
紙転写装置35をオンさせ、紙転写装置35が中間転写
ベルト13上のフルカラー画像を転写材に転写させる。
【0109】プリンタ制御部40は、中間転写ベルト1
3上の転写残トナー(転写材に転写されずに残ったトナ
ー)の先端がベルトクリーニング装置36の位置に達し
ても、直ぐにはベルトクリーニング装置36を中間転写
ベルト13に接触させない。これはまだ一次転写(ベル
ト転写)を行っている最中であるからであり、プリンタ
制御部40は中間転写ベルト13へ負荷変動を与えない
ために一次転写終了後、中間転写ベルト13上の転写残
トナーの先端がベルトクリーニング装置36の位置に達
した時にベルトクリーニング装置接離用ソレノイド66
をオンさせてベルトクリーニング装置36を中間転写ベ
ルト13に接触させることによりベルトクリーニング装
置36に中間転写ベルト13のクリーニングを開始させ
る。
【0110】プリンタ制御部40は、第3画面のフルカ
ラー画像及び第4画面のフルカラー画像の二次転写が終
了すると、1色目(ブラック)の現像を行う現像装置2
2が現像位置に来て停止するようにリボルバモータ61
に回転装置12を回転させる。また、プリンタ制御部4
0は、ベルトクリーニング装置36により中間転写ベル
ト13をクリーニングする時間を(中間転写ベルト13
の1回転分+α)とし、ベルトクリーニング装置36が
中間転写ベルト13を(中間転写ベルト13の1回転分
+α)だけクリーニングした時にベルトクリーニング装
置接離用ソレノイド66をオフさせてベルトクリーニン
グ装置36を中間転写ベルト13から離間させる。
【0111】この場合、プリンタ制御部40は、ベルト
クリーニング装置36が中間転写ベルト13から離間し
た時に中間転写ベルト13上に残るトナーの横筋が、次
に新たにカラー画像を形成するカラー画像形成工程にお
いて中間転写ベルト13上に転写された第2画面1色目
のトナー像の後端と第1画面2色目のトナー像の先端と
の間(第1画面用転写材と第2画面用転写材との搬送間
隔に相当する領域)に来るように(中間転写ベルト13
の1回転分+α)を制御すると共に、ドラムモータ59
を制御して中間転写ベルト13の停止位置を制御する。
その後は、この第1実施形態のカラー画像形成装置は待
機状態となる。
【0112】なお、この第1実施形態においては、プリ
ンタ制御部40は、ベルトクリーニング装置36が中間
転写ベルト13から離間した時に中間転写ベルト13上
に残るトナーの横筋が、次のカラー画像形成工程におい
て中間転写ベルト13上に転写された第4画面1色目の
トナー像の後端と第3画面2色目のトナー像の先端との
間(第3画面用転写材と第4画面用転写材との搬送間隔
に相当する領域)に来るように(中間転写ベルト13の
1回転分+α)を制御したが、ベルトクリーニング装置
36が中間転写ベルト13から離間した時に中間転写ベ
ルト13上に残るトナーの横筋が、次のカラー画像形成
工程において中間転写ベルト13上に転写された複数画
面の各複数色のトナー像における任意の2つのトナー像
の間に来るように(中間転写ベルト13の1回転分+
α)を制御するようにしてもよい。
【0113】この第1実施形態は、請求項1に係る発明
の一実施形態であって、移動する像担持体としての感光
体11と、この像担持体11上に複数画面の各複数色分
の静電潜像を色順次で且つ同一色分の静電潜像について
画面順次で形成する帯電CH16及び書き込み装置14
からなる潜像形成手段と、前記像担持体11上の複数画
面の各複数色分の静電潜像を現像して複数画面の各複数
色のトナー像とする現像手段としての現像装置22〜2
5と、前記像担持体11に当接し回転する中間転写体と
しての中間転写ベルト13と、前記像担持体11上の複
数画面の各複数色のトナー像を前記中間転写体13上に
各画面毎に重ねて転写して複数画面のカラー画像を形成
する第1の転写手段としてのベルト転写チャージャ20
と、前記中間転写体13上の複数画面のカラー画像を転
写材上に転写する第2の転写手段としての紙転写装置3
5と、前記中間転写体13に対して接離され前記複数画
面のカラー画像の形成後に前記中間転写体13に当接し
て前記中間転写体13からトナーを除去するクリーニン
グ手段としてのベルトクリーニング装置36とを有する
カラー画像形成装置において、前記クリーニング手段3
6が前記中間転写体13から離間した時に前記中間転写
体13上に残ったトナー筋が、前記中間転写体13上に
転写される各トナー像の間に来るように前記クリーニン
グ手段36の前記中間転写体13に対する離間タイミン
グを制御する制御手段としてのプリンタ制御部40を備
えたので、クリーニング手段の中間転写体からの離間時
に中間転写体上に残るトナー筋のカラー画像に対する悪
影響を無くすことができ、かつ、上記特開平7ー727
01号公報記載の画像形成装置のように露光位置から中
間転写体をクリーニングするクリーニング手段までの距
離を露光位置から第2転写位置までの距離に等しくする
必要がなく小形化を図ることができる。
【0114】上記第1実施形態では、プリンタ制御部4
0は、中間転写ベルト13上の基準マークを1個として
中間転写ベルト13上の基準マークのマークセンサ33
による検知時を基準としてスキャン開始コマンドをスキ
ャナ制御部43へ送信して中間転写ベルト13上の2画
面のフルカラー画像のうち最初に形成すべき1画面のフ
ルカラー画像を形成させ、中間転写ベルト13上の基準
マークのマークセンサ33による検知時から基本クロッ
クをカウントしてそのカウント結果によりタイミングを
とってスキャン開始コマンドをスキャナ制御部43へ送
信し中間転写ベルト13上の2画面のフルカラー画像の
うち後で形成すべき1画面のフルカラー画像を形成させ
るように制御している。
【0115】ここで、例えば上記第1実施形態におい
て、中間転写ベルト13上の基準マークを1個として中
間転写ベルト13上の基準マークのマークセンサ33に
よる検知時を基準としてスキャン開始コマンドを1個の
みスキャナ制御部43へ送信して中間転写ベルト13上
の2画面のフルカラー画像を順次に形成するようにする
と、3枚目のフルカラー画像を形成する場合には図6及
び図7に示すように中間転写ベルト13上の基準マーク
のマークセンサ33による検知時を基準としてスキャン
開始コマンドaをスキャナ制御部43へ送信することに
なり、3枚目のフルカラー画像の形成が中間転写ベルト
13の半回転分遅れることになる。
【0116】そこで、本発明の第2実施形態では、上記
第1実施形態において、中間転写ベルト13上の基準マ
ークが中間転写ベルト13の回転方向へ所定の間隔(例
えば等間隔)をおいて2個設けられる。そして、プリン
タ制御部40は、図8及び図9に示すように各色毎に、
中間転写ベルト13上の第1の基準マークのマークセン
サ33による検知時を基準としてスキャン開始コマンド
をスキャナ制御部43へ送信することによりスキャナに
1画面の画像データを得るための原稿読み取りを行わせ
て中間転写ベルト13上の2画面のフルカラー画像のう
ち最初に形成すべき1画面のフルカラー画像を形成さ
せ、中間転写ベルト13上の第2の基準マークのマーク
センサ33による検知時を基準としてスキャン開始コマ
ンドをスキャナ制御部43へ送信することによりスキャ
ナに他の1画面の画像データを得るための原稿読み取り
を行わせて中間転写ベルト13上の2画面のフルカラー
画像のうち後で形成すべき1画面のフルカラー画像を形
成させるように制御する。
【0117】これにより、3枚目のフルカラー画像の形
成が中間転写ベルト13の半回転分遅れることはなくな
る。また、制御手段としてのプリンタ制御部40は、ス
キャン開始コマンドを作成するために基本クロックをカ
ウントする必要がなくなって制御の負担が軽くなり、カ
ラー画像形成を容易に早くすることができる。
【0118】上記第1実施形態及び第2実施形態は、請
求項2に係る発明の一実施形態であって、請求項1記載
のカラー画像形成装置において、前記制御手段としての
プリンタ制御部40は前記クリーニング手段としてのベ
ルトクリーニング装置36が前記複数画面のカラー画像
の形成後に前記中間転写体としての中間転写ベルト13
からトナーを除去してから前記中間転写体13より離間
するタイミングを、前記潜像形成手段による前記複数画
面の各複数色分の静電潜像形成終了後に前記中間転写体
13がほぼ1回転半(中間転写ベルト13の1回転分+
α)だけ回転したタイミングに制御するので、画像形成
速度を早くすることができる。
【0119】また、上記第2実施形態は、請求項3に係
る発明の一実施形態であって、請求項1記載のカラー画
像形成装置において、前記中間転写体としての中間転写
ベルト13上に設けられた複数の基準マークを検知する
マーク検知手段としてのマークセンサ33を有し、前記
制御手段としてのプリンタ制御部40は前記マーク検知
手段33のマーク検知信号に基づいて前記クリーニング
手段としてのベルトクリーニング装置36の前記中間転
写体13に対する離間タイミングを制御するので、画像
形成速度を容易に早くすることができ、制御手段の制御
負担を軽くすることができる。
【0120】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、例えば電子写真方式デジタルカラー複
写機以外の電子写真方式カラーファクシミリなどのカラ
ー画像形成装置に同様に適用することができる。
【0121】
【発明の効果】以上のように請求項1に係る発明によれ
ば、移動する像担持体と、この像担持体上に複数画面の
各複数色分の静電潜像を色順次で且つ同一色分の静電潜
像について画面順次で形成する潜像形成手段と、前記像
担持体上の複数画面の各複数色分の静電潜像を現像して
複数画面の各複数色のトナー像とする現像手段と、前記
像担持体に当接し回転する中間転写体と、前記像担持体
上の複数画面の各複数色のトナー像を前記中間転写体上
に各画面毎に重ねて転写して複数画面のカラー画像を形
成する第1の転写手段と、前記中間転写体上の複数画面
のカラー画像を転写材上に転写する第2の転写手段と、
前記中間転写体に対して接離され前記複数画面のカラー
画像の形成後に前記中間転写体に当接して前記中間転写
体からトナーを除去するクリーニング手段とを有するカ
ラー画像形成装置において、前記クリーニング手段が前
記中間転写体から離間した時に前記中間転写体上に残っ
たトナー筋が、前記中間転写体上に転写される各トナー
像の間に来るように前記クリーニング手段の前記中間転
写体に対する離間タイミングを制御する制御手段を備え
たので、クリーニング手段の中間転写体からの離間時に
中間転写体上に残るトナー筋のカラー画像に対する悪影
響を無くすことができ、小形化を図ることができる。
【0122】請求項2に係る発明によれば、請求項1記
載のカラー画像形成装置において、前記制御手段は前記
クリーニング手段が前記複数画面のカラー画像の形成後
に前記中間転写体からトナーを除去してから前記中間転
写体より離間するタイミングを、前記潜像形成手段によ
る前記複数画面の各複数色分の静電潜像形成終了後に前
記中間転写体がほぼ1回転半だけ回転したタイミングに
制御するので、画像形成速度を早くすることができる。
【0123】請求項3に係る発明によれば、請求項1記
載のカラー画像形成装置において、前記中間転写体上に
設けられた複数の基準マークを検知するマーク検知手段
を有し、前記制御手段は前記マーク検知手段のマーク検
知信号に基づいて前記クリーニング手段の前記中間転写
体に対する離間タイミングを制御するので、画像形成速
度を容易に早くすることができ、制御手段の制御負担を
軽くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態におけるプリンタの主な
構成を示すブロック図である。
【図2】同第1実施形態を示す概略図である。
【図3】同第1実施形態の制御系の構成を示すブロック
図である。
【図4】同第1実施形態におけるプリンタ制御部の構成
を示すブロック図である。
【図5】同第1実施形態におけるI/Oコントローラの
接続を示すブロック図である。
【図6】同第1実施形態の基本シーケンスの概略を示す
タイミングチャートである。
【図7】同第1実施形態の基本シーケンスの概略を示す
タイミングチャートである。
【図8】本発明の第2実施形態の基本シーケンスの概略
を示すタイミングチャートである。
【図9】同第2実施形態の基本シーケンスの概略を示す
タイミングチャートである。
【図10】上記第1実施形態におけるプリンタ制御部の
ベルトクリーニング制御ルーチンを示すフローチャート
である。
【符号の説明】
11 感光体 13 中間転写ベルト 14 書き込み装置 16 帯電CH 20 ベルト転写チャージャ 22〜25 現像装置 33 マークセンサ 35 紙転写装置 36 ベルトクリーニング装置 40 プリンタ制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動する像担持体と、この像担持体上に複
    数画面の各複数色分の静電潜像を色順次で且つ同一色分
    の静電潜像について画面順次で形成する潜像形成手段
    と、前記像担持体上の複数画面の各複数色分の静電潜像
    を現像して複数画面の各複数色のトナー像とする現像手
    段と、前記像担持体に当接し回転する中間転写体と、前
    記像担持体上の複数画面の各複数色のトナー像を前記中
    間転写体上に各画面毎に重ねて転写して複数画面のカラ
    ー画像を形成する第1の転写手段と、前記中間転写体上
    の複数画面のカラー画像を転写材上に転写する第2の転
    写手段と、前記中間転写体に対して接離され前記複数画
    面のカラー画像の形成後に前記中間転写体に当接して前
    記中間転写体からトナーを除去するクリーニング手段と
    を有するカラー画像形成装置において、前記クリーニン
    グ手段が前記中間転写体から離間した時に前記中間転写
    体上に残ったトナー筋が、前記中間転写体上に転写され
    る各トナー像の間に来るように前記クリーニング手段の
    前記中間転写体に対する離間タイミングを制御する制御
    手段を備えたことを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のカラー画像形成装置におい
    て、前記制御手段は前記クリーニング手段が前記複数画
    面のカラー画像の形成後に前記中間転写体からトナーを
    除去してから前記中間転写体より離間するタイミング
    を、前記潜像形成手段による前記複数画面の各複数色分
    の静電潜像形成終了後に前記中間転写体がほぼ1回転半
    だけ回転したタイミングに制御することを特徴とするカ
    ラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のカラー画像形成装置におい
    て、前記中間転写体上に設けられた複数の基準マークを
    検知するマーク検知手段を有し、前記制御手段は前記マ
    ーク検知手段のマーク検知信号に基づいて前記クリーニ
    ング手段の前記中間転写体に対する離間タイミングを制
    御することを特徴とするカラー画像形成装置。
JP9036237A 1997-02-20 1997-02-20 カラー画像形成装置 Pending JPH10232532A (ja)

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