JP2006118567A - コルゲートチューブ用のコネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、コルゲートチューブをワンタッチで装着可能なコネクタを提供する。
【解決手段】 ニップル1の外周に中空状のリング爪20を嵌挿し、前記リング爪20を覆う袋ナットで構成してある。又、前記リング爪20には周縁部の基部20aを残して円周にスリット20dを形成し、前記基部20aに軸の中心に向けて突状の爪体20bが形成してあり、コルゲートチューブ100を袋ナット10の入口部から挿入する。
【選択図】 図4
Description
本発明は、コルゲートチューブを結合するコネクタに関する。
従来のコネクタの一例として、特開平9−152080号公報があり、この公報のコネクタは、図6に示すように、中空入口体2aと中空出口体2bとの接合部でコルゲートチューブ20の端部が当接可能に形成のハウジング体2Aと、そのハウジング体2Aの中空入口体に装着の中空状のセットリング体10Aとで構成してある。
そして、ハウジングの中空入口体2aの筒状部の周状に開口窓3を形成し、セットリング体10Aにはフランジ体11から軸方向で且つ開口窓3から突出可能な突出部15aを有するロック爪15を形成し、そのロック爪15にコルゲートチューブの係止溝20aに係止可能な係止爪15bを形成してある。そして、そのロック爪15の内側にコルゲートチューブの係止溝20aに係止可能な係止爪15bと、そのロック爪の上部側の左右両側にハウジング体の開口窓に当接可能な左凸当接体15eと右凸当接体15fを形成し、且つ、フランジ体11とロック爪15を継ぐストレート部15xの凹溝状の曲折部15cを形成すると共に、その曲折部15cから右凸当接体15fにかけて凹部15gを形成してある。
前記のように、従来のコルゲートチューブのコネクタは、チューブを容易に装着抜できると共に、円滑に抜くことができるものであるが、本発明も異なる構成で、簡便に、所謂、ワンタッチでチューブを装着可能なコルゲートチューブ用のコネクタを提供するものである。
請求項1のコルゲートチューブ用のコネクタは、ニップル1の外周に中空状のリング爪20を嵌挿し、前記リング爪20を覆う袋ナット10で構成してある。
又、前記リング爪20には周縁部の基部20aを残して円周にスリット20dを形成し、前記基部20aに軸の中心に向けて突状の爪体20bが形成してある。
そこで、コルゲートチューブ100を袋ナット10の入口部から挿入すると、コルゲートチューブ100の外周に形成の凹凸部に応じて爪体20bが拡開して容易に挿入可能であると共に、コルゲートチューブ100は爪体20bがコルゲートチューブ100の外周に形成の凹部100aに食い込んで抜け防止を果たす。
又、請求項2のコルゲートチューブ用のコネクタは、爪体の左側に、爪体の先端部に向けて先細の拡開用テーパ部が形成してあるので、爪体が容易に拡開ができる。
又、前記リング爪20には周縁部の基部20aを残して円周にスリット20dを形成し、前記基部20aに軸の中心に向けて突状の爪体20bが形成してある。
そこで、コルゲートチューブ100を袋ナット10の入口部から挿入すると、コルゲートチューブ100の外周に形成の凹凸部に応じて爪体20bが拡開して容易に挿入可能であると共に、コルゲートチューブ100は爪体20bがコルゲートチューブ100の外周に形成の凹部100aに食い込んで抜け防止を果たす。
又、請求項2のコルゲートチューブ用のコネクタは、爪体の左側に、爪体の先端部に向けて先細の拡開用テーパ部が形成してあるので、爪体が容易に拡開ができる。
本発明の請求項1のコネクタは、所謂、ワンタッチで、コルゲートチューブの装着ができる。又、請求項2のコネクタは容易に爪体の拡開ができる。
本発明のコルゲートチューブのコネクタを図面を参照して説明する。尚、このコルゲートチューブは主としてケーブルを保護する合成樹脂製(ナイロン製等)の電線管であり、外周には凹部100aと凸部100bが形成してあり、本発明のコルゲートチューブ用のコネクタは、コルゲートチューブを挿入するだけで取付けが完了するものである。
図1はコネクタの構成部品図であり、図2は構成部品を組み立てたコネクタの断面図、図3はリング爪20の左側面図、正面図、右側面図である。
図1はコネクタの構成部品図であり、図2は構成部品を組み立てたコネクタの断面図、図3はリング爪20の左側面図、正面図、右側面図である。
金属等で製作の中空状のニップル1のほぼ中央には、スパナ用の回動頭部1aが形成してあり、その回動頭部1aの左側には、機器取付け用の機器ネジ1bが形成してある。又、この機器ネジ1bには、ロックナット5が螺合する。
一方、前記回動頭部1aの右側外周には、金属や硬質樹脂等で形成の袋ナット10と螺合するナットネジ1cが形成してあり、更に、その右側には、後述するリング爪20を嵌挿する平坦部1dが外周に形成してある。
一方、前記回動頭部1aの右側外周には、金属や硬質樹脂等で形成の袋ナット10と螺合するナットネジ1cが形成してあり、更に、その右側には、後述するリング爪20を嵌挿する平坦部1dが外周に形成してある。
又、回動頭部1aの右側内周には、コルゲートチューブ100を挿入可能な筒体1eが形成してあると共に、そこに延設して、コルゲートチューブの端部と当接する軸方向に口径が小さくなるテーパ状のテーパ部1fが形成してある。
尚、ニップル1の左側における機器の取付けのために、外周にOリング用の溝1hが形成してあり、Oリング3を装着後に、前記機器取付け用の機器ネジ1bに螺合するロックナット5で機器(図示略)と接続する。また、このコネクタは、機器と接続するために機器ネジ1bを介して接続する形式の他、バンド等を介して結合すればよく、機器の種類に適宜対応させる。
尚、ニップル1の左側における機器の取付けのために、外周にOリング用の溝1hが形成してあり、Oリング3を装着後に、前記機器取付け用の機器ネジ1bに螺合するロックナット5で機器(図示略)と接続する。また、このコネクタは、機器と接続するために機器ネジ1bを介して接続する形式の他、バンド等を介して結合すればよく、機器の種類に適宜対応させる。
前記袋ナット10は、金属や硬質樹脂等で中空状に形成してあり、その内面には、前記ニップル1に形成のナットネジ1cに螺合する内ネジ10aが形成してある。
又、その右端部にはリング爪20の口径を縮小するために、中心(軸)に向けて半径が狭小となるテーパ状の縮小部10bが形成してあると共に、コルゲートチューブ100の外径より僅かに大きな直径の入口部10cが形成してある。
又、その右端部にはリング爪20の口径を縮小するために、中心(軸)に向けて半径が狭小となるテーパ状の縮小部10bが形成してあると共に、コルゲートチューブ100の外径より僅かに大きな直径の入口部10cが形成してある。
次に、リング爪20について、図3を参照して説明すると、図3(A)は左側面図、図3(B)は正面図と正面断面図、図3(C)は右側面図である。
このリング爪20は、中空状の硬質合成樹脂等で製作してあり、周縁部の基部20aを残して、円周には軸方向に6個のスリット20dが形成してある。又、前記基部20aには、軸の中心に向けて、6個の突状の爪体20bが形成してある。又、この爪体20bの左側には、爪体20bの先端部に向けて先細の拡開用テーパ部20cが形成してあり、容易に曲折可能になっている。即ち、これらの爪体20bは、前記スリット20dと拡開用テーパ部20cの形成により、中心軸に対し口径の拡開と縮小が可能である。
一方、爪体20bの右部は、コルゲートチューブ100の凸部100bに密着する構造になっている。
このリング爪20は、中空状の硬質合成樹脂等で製作してあり、周縁部の基部20aを残して、円周には軸方向に6個のスリット20dが形成してある。又、前記基部20aには、軸の中心に向けて、6個の突状の爪体20bが形成してある。又、この爪体20bの左側には、爪体20bの先端部に向けて先細の拡開用テーパ部20cが形成してあり、容易に曲折可能になっている。即ち、これらの爪体20bは、前記スリット20dと拡開用テーパ部20cの形成により、中心軸に対し口径の拡開と縮小が可能である。
一方、爪体20bの右部は、コルゲートチューブ100の凸部100bに密着する構造になっている。
次に、前記構成のコネクタを使用してコルゲートチューブを装着する過程について図4(A〜C)及び図5(A〜C)を参照して説明する。
先ず、ニップル1の右側に形成の平坦部1dにリング爪20を嵌挿し、袋ナット10をナットネジ1cに螺合して取り付けて前記リング爪20を覆い、このコネクタを制御板110にロックナット5で取り付ける。
そして、コルゲートチューブ100を袋ナット10の入口部10cから挿入すると、先ず、リング爪20の爪体20bの手前までは、爪体20bに当接することなく円滑に挿入される(図4(A)、図5(A))。
先ず、ニップル1の右側に形成の平坦部1dにリング爪20を嵌挿し、袋ナット10をナットネジ1cに螺合して取り付けて前記リング爪20を覆い、このコネクタを制御板110にロックナット5で取り付ける。
そして、コルゲートチューブ100を袋ナット10の入口部10cから挿入すると、先ず、リング爪20の爪体20bの手前までは、爪体20bに当接することなく円滑に挿入される(図4(A)、図5(A))。
次に、更に、コルゲートチューブ100の先端部で、リング爪20を左方向に押すと、リング爪20は左方向に移動すると共に、リング爪20に形成の拡開用テーパ部20cは、ニップル1の平坦部1dの外周部に乗り上げる。即ち、リング爪20の爪体20bは、拡開状態になり、コルゲートチューブ100は容易にコネクタの奥に挿入できる(図4(B)、図5(B))。
以下、順次、爪体20bはコルゲートチューブの外周に形成の凸部100bにおいて拡開しながら、コルゲートチューブ100の先端部がテーパ部1fに当接するまで挿入される。そして、リング爪20は、コルゲートチューブ100の凹部100aに挿入されると共に、リング爪20の右部は、コルゲートチューブ100の凸部100bに密着して、漏洩防止を図ることができる(図4(C)、図5(C))。
以下、順次、爪体20bはコルゲートチューブの外周に形成の凸部100bにおいて拡開しながら、コルゲートチューブ100の先端部がテーパ部1fに当接するまで挿入される。そして、リング爪20は、コルゲートチューブ100の凹部100aに挿入されると共に、リング爪20の右部は、コルゲートチューブ100の凸部100bに密着して、漏洩防止を図ることができる(図4(C)、図5(C))。
尚、前記コルゲートチューブを装着した後に、コルゲートチューブ100に引張荷重がかかった場合、リング爪20の爪体20bがコルゲートチューブ100の凹部100aに挿入されているので、リング爪20も引張り方向へ移動しようとする。
しかし、リング爪20の口径は袋ナットの内側に形成のテーパ状の縮小部10bによって縮小され、ますます、コルゲートチューブに密着して抜けることがない。
しかし、リング爪20の口径は袋ナットの内側に形成のテーパ状の縮小部10bによって縮小され、ますます、コルゲートチューブに密着して抜けることがない。
又、前記コネクタに装着のコルゲートチューブを外すときには、袋ナットを緩めて外す。尚、ニップル1と袋ナット10のネジの嵌合は緩み防止の構造になっているが、工具を使用することによって袋ナットを緩めることができる。
以上のように、本願のコネクタは、コルゲートチューブをワンタッチで装着できるし、袋ナットを緩めることによって外すことができる。又、本願のコネクタは種々の材質で製作できる。
以上のように、本願のコネクタは、コルゲートチューブをワンタッチで装着できるし、袋ナットを緩めることによって外すことができる。又、本願のコネクタは種々の材質で製作できる。
1 ニップル
1d 平坦部
1f テーパ部
5 ロックナット
10 袋ナット
10b 縮小部
20 リング爪
20b 爪体
100 コルゲートチューブ
100a 凹部
100b 凸部
1d 平坦部
1f テーパ部
5 ロックナット
10 袋ナット
10b 縮小部
20 リング爪
20b 爪体
100 コルゲートチューブ
100a 凹部
100b 凸部
Claims (2)
- ニップルの外周に中空状のリング爪を嵌挿し、前記リング爪を袋ナットで覆うコネクタであって、
前記リング爪には周縁部の基部を残して円周にスリットを形成し、前記基部には軸の中心に向けて突状の爪体が形成してあることを特徴とするコルゲートチューブ用のコネクタ。 - 爪体の左側には、爪体の先端部に向けて先細の拡開用テーパ部が形成してあることを特徴とする請求項1のコルゲートチューブ用のコネクタ。
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JP2004305794A JP2006118567A (ja) | 2004-10-20 | 2004-10-20 | コルゲートチューブ用のコネクタ |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009275840A (ja) * | 2008-05-15 | 2009-11-26 | Furukawa Jushi Kako Kk | 管継手、管接続構造および管接続方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS582489U (ja) * | 1981-06-30 | 1983-01-08 | 株式会社 東洋化成 | ホ−ス接続金具 |
JPH0391592U (ja) * | 1989-12-29 | 1991-09-18 | ||
JPH0498823U (ja) * | 1991-02-01 | 1992-08-26 | ||
JP2001027379A (ja) * | 1999-07-13 | 2001-01-30 | Osaka Gas Co Ltd | コルゲート管用継手 |
-
2004
- 2004-10-20 JP JP2004305794A patent/JP2006118567A/ja active Pending
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