JP3075645B2 - 竪樋取付具 - Google Patents

竪樋取付具

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JP3075645B2
JP3075645B2 JP04330385A JP33038592A JP3075645B2 JP 3075645 B2 JP3075645 B2 JP 3075645B2 JP 04330385 A JP04330385 A JP 04330385A JP 33038592 A JP33038592 A JP 33038592A JP 3075645 B2 JP3075645 B2 JP 3075645B2
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curved
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幸治 清水
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、竪樋を建物の柱や壁に
取り付けるための竪樋取付具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、竪樋を建物の柱や壁に取り付ける
ための竪樋取付具としては、例えば、実開昭59−16
7229号公報に記載されているようなものが知られて
いる。この従来の竪樋取付具は、取付具自体を固定する
際に建物の柱や壁に密着させる取付面が平らに形成され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の竪樋取付具にあっては、固定時に建物の柱や
壁に密着させる取付面が平らに形成されているので、壁
や柱などが平面の場合には取付面を壁や柱に密着させて
安定性よく固定することができるものの、壁や柱が曲面
の場合には、取付面を壁や柱に密着させることが困難な
ため、不安定な固定状態になってしまうという問題があ
った。
【0004】本発明は、上記のような問題に着目し、建
物側の面が平面の場合だけでなく曲面の場合でも、竪樋
を安定性よく建物側に取り付けることができる竪樋取付
具を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の竪樋取付具では、竪樋を保持可能に形成さ
れていると共に、平面に密着可能な平面状の平面用取付
面を有している保持部材と、この保持部材に嵌着可能に
形成されていると共に、曲面に密着可能な曲面状の曲面
用取付面を有しているアタッチメントと、を備え、この
アタッチメントが、前記曲面用取付面の曲率を変化させ
る方向に弾性変形可能に形成されている構成とした。
【0006】
【作用】本発明の竪樋取付具では、建物側に固定する場
合、建物側の面が平面の場合には、その面に保持部材の
平面用取付面を密着させて固定する。また、建物側の面
が曲面の場合には、その面の曲率に合うようにアタッチ
メントを弾性変形させ、そうした状態でその建物側の面
にアタッチメントの曲面用取付面を密着させて固定す
る。尚、アタッチメントは、建物側に固定する前に保持
部材に嵌着させておき、保持部材と一緒に建物側に固定
すると効率がよい。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図3に基づい
て詳述する。まず、本実施例の竪樋取付具の構成を説明
する。本実施例の竪樋取付具は、図1の斜視図ならび
に、図2の断面図に示したように、保持部材1とアタッ
チメント2とで構成されている。
【0008】前記保持部材1は、枠体11と筒状体12
とで構成されている。
【0009】前記枠体11は、竪樋3の外周面に沿うよ
うに円弧形状に形成された円弧部11aを有しており、
この円弧部11aの先端には、周方向外側に向かって一
対の腕部11b,11bが延設されている。これらの腕
部11b,11bは、互いに平行になるように形成され
ており、それぞれの先端には、外向きに爪11c,11
cが形成されている。
【0010】前記筒状体12は、前記枠体11の腕部1
1b,11bが挿入可能に形成されており、内面には、
腕部11b,11bを挿入させた時に腕部11b,11
bの抜け外れを防止する方向に爪部11c,11cと係
合可能な段差12a,12aが形成されている。また、
この筒状体12には、竪樋3の外周面に沿う曲面状の竪
樋当接面12bが一方の端面に形成されていると共に、
平面に密着可能な平面状の平面用取付面12cが他方の
端面に形成されている。更に、この平面用取付面12c
側の中央部には、有底の凹部12dが形成されており、
この凹部12dの底には釘などの固定具を挿入可能な固
定用孔12eが形成されている。
【0011】前記アタッチメント2は、前記筒状体12
の外面を把持するようにして嵌着可能な形状に形成され
た帯板部21を有しており、この帯板部21の中央部内
面には、前記筒状体12の凹部12dに挿入可能な筒状
部22が形成されている。また、このアタッチメント2
は、曲面に密着可能な曲面状の曲面用取付面21aが帯
状部21の外面に形成されており、更に、この曲面用取
付面21aの曲率を変化させる方向に弾性変形可能にプ
ラスチックなどで形成されている。また、前記帯状部2
1のほぼ中央には、釘などの固定具を挿入可能な固定用
孔21bが形成されていて、この固定用孔21bは、ア
タッチメント2を筒状体12に嵌着させた時に、その筒
状体12の固定用孔12eと重なるようになっている。
【0012】次に、図3に基づいて本実施例の作用を説
明する。図3は、本実施例の竪樋取付具を建物側に固定
した状態を示す平面図で、(イ)は建物側の面が平面の
場合を示し、(ロ)は建物側の面が曲面の場合を示して
いる。
【0013】(イ)に示すように、壁面や柱など建物側
の面4aが平面の場合には、アタッチメント2を使用せ
ずに、枠体11と筒状体12からなる保持部材1を用い
て竪樋3を建物に取り付ける。その手順について説明す
ると、まず、筒状体12の平面用取付面12cを建物側
の面4aに密着させ、その状態を保持させるように筒状
体12を釘などの固定具で建物側の面4aに固定する。
その後、円弧部11aに竪樋3を嵌着させた枠体11
を、建物側の面4aに固定した筒状体12に取り付け
る。枠体11を筒状体12に取り付ける場合には、枠体
11の腕部11bを筒状体12に挿入させ、腕部11b
の先端に形成された爪11cを筒状体12の段差12a
に係合させる。これにより、枠体11は筒状体12から
抜け外れなくなり、竪樋3は保持される。
【0014】また、(ロ)に示すように、壁面や柱など
建物側の面4bが曲面の場合には、保持部材1とアタッ
チメント2を両方用いて竪樋3を建物に取り付ける。そ
の手順について説明すると、まず、アタッチメント3を
筒状体12に嵌着させる。そうした後に、建物側の面4
bの曲率に合うようにアタッチメント2を弾性変形さ
せ、アタッチメント2の曲面用取付面21aを建物側の
面4bに密着させ、その状態を保持させるように筒状体
12とアタッチメント2を釘などの固定具で建物側の面
4bに固定する。なお、アタッチメント2を筒状体12
に嵌着させると、筒状体12の固定用孔12eとアタッ
チメント2の固定用孔21bとが重なるようになってい
るので、一本の固定具で筒状体12とアタッチメント2
を建物側の面4bに固定することができる。その後、円
弧部11aに竪樋3を嵌着させた枠体11を、建物側の
面4bに固定した筒状体12に取り付ける。枠体11を
筒状体12に取り付ける作業は、(イ)の場合と同様で
ある。これにより、枠体11は筒状体12から抜け外れ
なくなり、竪樋3は保持される。
【0015】つまり、本実施例の竪樋取付具にあって
は、建物の壁や柱が平面の場合には、保持部材1の平面
用取付面12cを密着させて固定することができるし、
建物の壁や柱が曲面の場合には、アタッチメント2の曲
面用取付面21aを密着させて固定することができるの
で、建物側が平面の場合だけでなく曲面の場合にも、竪
樋3を安定性よく取り付けることができる。しかも、ア
タッチメント2は、曲面用取付面21aの曲率を種々の
径の曲面に対応させることができるので、他品種を生産
する必要がなく、低コストが望める。
【0016】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の
変更等があっても本発明に含まれる。例えば、実施例で
は、保持部材が、枠体と筒状体からなっている例を示し
たが、保持部材は、軒樋を保持可能であって平面用取付
面を有する形状であればどんな形状であってもよく、ま
た、一つの部品で構成されていてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の竪樋取付
具にあっては、建物の壁や柱が平面の場合には、保持部
材の平面用取付面を密着させて固定することができる
し、建物の壁や柱が曲面の場合には、アタッチメントの
曲面用取付面を密着させて固定することができるので、
建物側が平面の場合だけでなく曲面の場合にも、竪樋を
安定性よく取り付けることができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の竪樋取付具を示す斜視図である。
【図2】本実施例の竪樋取付具を示す断面図である。
【図3】本実施例の竪樋取付具を建物側に固定した状態
を示す平面図で、(イ)は建物側の面が平面の場合を示
し、(ロ)は建物側の面が曲面の場合を示している。
【符号の説明】
1 保持部材 12c 平面用取付面 2 アタッチメント 21a 曲面用取付面 3 竪樋

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 竪樋を保持可能に形成されていると共
    に、平面に密着可能な平面状の平面用取付面を有してい
    る保持部材と、この保持部材に嵌着可能に形成されてい
    ると共に、曲面に密着可能な曲面状の曲面用取付面を有
    しているアタッチメントと、を備え、このアタッチメン
    トが、前記曲面用取付面の曲率を変化させる方向に弾性
    変形可能に形成されていることを特徴とする竪樋取付
    具。
JP04330385A 1992-12-10 1992-12-10 竪樋取付具 Expired - Lifetime JP3075645B2 (ja)

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JPH06173400A JPH06173400A (ja) 1994-06-21
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