JP2002161612A - 軒樋の接続構造 - Google Patents
軒樋の接続構造Info
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- JP2002161612A JP2002161612A JP2000359629A JP2000359629A JP2002161612A JP 2002161612 A JP2002161612 A JP 2002161612A JP 2000359629 A JP2000359629 A JP 2000359629A JP 2000359629 A JP2000359629 A JP 2000359629A JP 2002161612 A JP2002161612 A JP 2002161612A
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Abstract
続構造において、軒樋の突き合わせ部からの漏水の発生
を防止できる軒樋の接続構造を提供することを目的とす
る。 【解決手段】軒樋1同士が長手方向端部を互いに突き合
わせた状態で配設され、突き合わせられた軒樋1の間に
跨がって軒樋1の内周面に沿うように樋継手2が装着さ
れた軒樋1の接続構造において、樋継手2が、溝形状に
屈曲した板状の内継手3と、該内継手3が嵌まり込む形
状の凹部44が形成された継手カバー44と、継手カバ
ー4の凹部44内に塗布された接着剤5とで構成され、
前記内継手3の外面を軒樋1の内周面に沿わせると共
に、前記継手カバー4の凹部44に内継手3を嵌め込ん
だ状態で軒樋1の内周面に沿って装着されている。
Description
手が設けられている軒樋の接続構造に関する。
いる軒樋の接続構造としては、例えば、特開平2─16
1056号公報及び特開平3─28447号公報に記載
さているようなものが知られている。
すように、外面形状が軒樋aの内面形状にほぼ一致する
形状に成形された薄肉の板状部材から構成された樋継手
bを接着剤cを介して軒樋aの内周面に沿って装着した
ものである。
は、外周面に接着剤cが塗布された樋継手bを、突き合
わせられた軒樋aの間に跨がって、軒樋aの後耳部dに
樋継手bの係止凸部eを引っ掛けて、矢印sの方向に押
し込むようにして嵌め込み、軒樋aの前耳部fと樋継手
bの係止凹部gを係合させて軒樋aの内周面に沿うよう
に取付けて接続している。
軒樋の接続構造にあっては、軒先に取付けられた樋同士
を接続するときに、軒先と軒樋aとの間の狭い作業空間
で樋継手bを取付けることになるので、樋継手bを軒樋
a内に傾けた状態で挿入してから、樋継手bを軒樋aの
内方に押し込むようにしている。このときに、樋継手b
のコーナー部hが軒樋aの内周面と擦れて、樋継手bの
外周面に塗布されていたコーナー部h付近の接着剤cが
剥がれることになる。
間のコーナー部iに隙間が生じることになるので、この
隙間から軒樋a内を流れる雨水が浸入して、突き合わせ
られた軒樋aの継ぎ目から雨水が漏れて軒下に落下する
という問題があった。
の内側に樋継手が設けられている軒樋の接続構造におい
て、軒樋の突き合わせ部からの漏水の発生を防止できる
軒樋の接続構造を提供することを目的としている。
るために、請求項1に記載の発明に係わる軒樋の接続構
造(以下、「請求項1の軒樋の接続構造」と記す)は、
軒樋同士が長手方向端部を互いに突き合わせた状態で配
設され、突き合わせられた軒樋の間に跨がって軒樋の内
周面に沿うように樋継手が装着された軒樋の接続構造に
おいて、樋継手が、溝形状に屈曲した板状の内継手と、
該内継手が嵌まり込む形状の凹部が形成された継手カバ
ーと、該継手カバーの凹部内に塗布された接着剤とで構
成され、前記内継手の外面を軒樋の内周面に沿わせると
共に、前記継手カバーの凹部に内継手を嵌め込んだ状態
で軒樋の内周面に沿って装着されていることを特徴とし
ている。
の接続構造(以下、「請求項2の軒樋の接続構造」と記
す)は、請求項1記載の軒樋の接続構造において、 板
状の内継手と継手カバーの凹部が前側部から後側部にか
けて幅狭に形成されている。
該内継手が嵌まり込む形状の凹部が形成された継手カバ
ーと、該継手カバーの凹部内に塗布された接着剤とで構
成されているので、内継手の外面を軒樋の内周面に沿わ
て取付けてから、前記継手カバーの凹部に接着剤を塗布
して、この凹部に前記内継手が嵌まり込むようにして軒
樋の内周面に沿わて取付けると、継手カバーの凹部内の
接着剤が流動して内継手の内周面と両側端部を被覆し、
接続された軒樋と内継手と間の隙間に浸入して止水す
る。これにより、突き合わされた軒樋の継ぎ目からの漏
水が防止できる。
づいて説明する。
き側断面図である。この軒樋の接続構造は、軒樋1同士
が長手方向端部を互いに突き合わせた状態で配設され、
突き合わせられた軒樋1の間に跨がって軒樋1の内周面
に沿うように樋継手2が設けらている。
に、本体部10が、平坦な底壁11の前側部から前側壁
12が立設され、かつ底壁11の後側部から後側壁13
が立設された溝形断面に形成されている。尚、前側壁1
2は外側に向けて段部121が形成されるとともに若干
膨出して形成され、前記後側壁13は底壁に対して直角
に形成されている。
が形成されており、この前耳14は内面側に溝141が
形成されている。更に、後側壁13の上端には後耳15
が形成されており、この後耳15は、内方に向けて突出
された係止突起151が形成されている。尚、前記前耳
14の溝141及び後耳15の係止突起151は、軒樋
1を樋支持具(図示省略)に取り付ける際の取付用溝と
突起となる。
4とからなり、この内継手3が接着剤5を介して継手カ
バー4で被覆されている。
壁31の前側部から前側壁32が立設され、かつ底壁3
1の後側部から後側壁33が立設され、板状体が屈曲さ
れた溝形断面に形成されている。そして、内継手3の外
面形状は、前記軒樋1の内面形状と一致する形状に形成
されている。
に、平坦な底壁41の前側部から前側壁42が立設さ
れ、かつ底壁41の後側部から後側壁43が立設された
溝形断面に形成されている。そして、継手カバー4の外
面形状は、前記軒樋1の内面形状と一致する形状に形成
されるとともに、外周面の中央部に内継手3が嵌まり込
む形状で帯状の凹部44が形成されている。
44が形成された部分を除いて後向きに断面U字状に湾
曲して係止耳45が設けられており、下係止片451と
上係止片452とが所定間隔を介して対抗して形成さ
れ、上係止片452の先端部に上向きに屈曲して係止突
起453が設けられている。
は、先ず、内継手3の外周面に必要に応じて接着剤を塗
布して、内継手3の後側壁33の上端部を軒樋1の耳部
15の根本部に引っ掛けて、軒樋1の内方に押し込むよ
うにして嵌め込み、軒樋1の前耳部14の付け根の下側
に内継手3の前側壁32の上端を係止させる。このと
き、内継手3の後壁側のコーナー部34が軒樋1の内周
面と擦れることになるから、コーナー部34付近の接着
剤が剥がれて接続されることになる。
いる凹部44内に接着剤5を塗布してから、継手カバー
4の後側壁43の上端部を軒樋1の耳部15の根本部に
引っ掛けて、軒樋1の内方に押し込むようにして嵌め込
み、軒樋1の前耳部14に継手カバー4の係止突起45
3を係合させる。このとき、継手カバー4の底壁41の
後側部のコーナー部46が軒樋1の内周面と擦れても、
凹部44のコーナー部47が内継手3の内周面と擦れる
ことがないから、凹部44内に塗布されている接着剤は
凹部44のコーナー部47においても剥がれることがな
く、そのまま、接着剤5が内継手3の内周面と両側端面
を被覆することになる。
塗布され充填された接着剤5により、内継手3のコーナ
ー部34付近まで接着剤5が流動し、接続された軒樋1
と内継手3と間のコーナー部34に生じた隙間に浸入し
て止水することになるので、雨水が樋に流れたときの漏
水が防止される。
内継手3の板の厚みよりも僅か大きめに形成されるとと
もに、凹部44の幅が内継手3の幅よりも大きめに形成
されていると、凹部44内の接着剤5が流動して内継手
3の両側端面の被覆が容易となるので好ましい。
使用される樋継手の他の実施例を示す。
1aが前側部から後側部にかけて徐々に幅狭になるよう
に形成されており、この底壁31aの前側部から前側壁
32aが立設され、かつ底壁31aの後側部から後側壁
33aが立設され、後側壁33aが前側壁32aよりも
幅が狭く形成されている。そして、内継手3aの外面形
状は、前記軒樋1の内面形状と一致する形状に形成され
ている。
に、平坦な底壁41aの前側部から前側壁42aが立設
され、かつ底壁41aの後側部から後側壁43aが立設
された溝形断面に形成されている。そして、継手カバー
4aの外面形状は、前記軒樋1の内面形状と一致する形
状に形成されるとともに、外周面の中央部に前記内継手
3aが嵌まり込む形状で前側部から後側部にかけて徐々
に幅狭とされた凹部44aが形成されている。
用いて軒樋1を接続する場合、軒樋1の内側に装着され
ている内継手3aの底壁31aよりも、継手カバー4a
における凹部44aのコーナー部47aが底壁31aの
前側部において幅が狭くされているので、継手カバー4
aの底壁41aの後側部のコーナー部46aが内継手3
aの底癖31aの内周面と擦れても、凹部44aに塗布
されている接着剤は凹部44aのコーナー部47aにお
いても剥がれることがない。更に、継手カバー4aを軒
樋の内方に押し付け、継手カバー4aのコーナー部46
aを内継手3aのコーナー部34aに接近させると、コ
ーナー部46aが内継手3aの底壁31aの内周面から
外れて、軒樋1の内周面と接することになる。
内に塗布され充填された接着剤5により、内継手3aの
コーナー部34aでは接着剤5が流動し、接続された軒
樋1と内継手3と間のコーナー部34aに生じた隙間に
浸入して止水することになるので、雨水が樋に流れたと
きの漏水が防止される。
してきたが、具体的な構成はこの実施例の限られるもの
ではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等が
あっても本発明に含まれる。
して、軒樋1の内側に装着したが、接着剤を塗布しなく
てもよい。また、継手カバー4は、図9に示すように、
凹部44が形成されている部分を中央から左右に分断す
るように切断されたものであってもよい。
構造では、軒樋同士が長手方向端部を互いに突き合わせ
た状態で配設され、突き合わせられた軒樋の間に跨がっ
て軒樋の内周面に沿うように樋継手が装着された軒樋の
接続構造において、樋継手が、溝形状に屈曲した板状の
内継手と、該内継手が嵌まり込む形状の凹部が形成され
た継手カバーと、該継手カバーの凹部内に塗布された接
着剤とで構成され、前記内継手の外面を軒樋の内周面に
沿わせると共に、前記継手カバーの凹部に内継手を嵌め
込んだ状態で軒樋の内周面に沿って装着されているの
で、軒樋の底壁のコーナー部における隙間が接着剤で被
覆されることになるから、軒樋の突き合わせ部からの漏
水の発生を防止することができる。
り欠き側断面図である。
面図である。
斜視図である。
ーの一部切り欠き側断面図である。
れる内継手の斜視図である。
れる継手カバーの斜視図である。
ーの変形例を示す斜視図である。
樋に取り付ける状態を説明する側面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 軒樋同士が長手方向端部を互いに突き合
わせた状態で配設され、突き合わせられた軒樋の間に跨
がって軒樋の内周面に沿うように樋継手が装着された軒
樋の接続構造において、樋継手が、溝形状に屈曲した板
状の内継手と、該内継手が嵌まり込む形状の凹部が形成
された継手カバーと、該継手カバーの凹部内に塗布され
た接着剤とで構成され、前記内継手の外面を軒樋の内周
面に沿わせると共に、前記継手カバーの凹部に内継手を
嵌め込んだ状態で軒樋の内周面に沿って装着されている
ことを特徴とする軒樋の接続構造。 - 【請求項2】 板状の内継手と継手カバーの凹部が前側
部から後側部にかけて幅狭に形成されていることを特徴
とする請求項1記載の軒樋の接続構造。
Priority Applications (1)
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JP2000359629A JP4452394B2 (ja) | 2000-11-27 | 2000-11-27 | 軒樋の接続構造 |
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JP2000359629A JP4452394B2 (ja) | 2000-11-27 | 2000-11-27 | 軒樋の接続構造 |
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