JP2008240317A - 軒樋外曲がり継手 - Google Patents

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Abstract

【課題】嵌合部の軒樋端部の内側への挿入を容易とし、嵌合を容易とすることのできる軒樋外曲がり継手を提供する。
【解決手段】継手本体2の両端から継手本体の外方に向かって、外周面4が継手本体の外周面より内側に位置し、継手本体との間に段差6が形成された嵌合部3が延設され、嵌合部は、前壁部3a、底壁部3bおよび後壁部3cから形成され、嵌合部の前壁部の上端縁部に軒樋の前壁部上端に設けられた前耳部が嵌め込まれる外方に開口する断面略コ字状形状の前耳部7が形成され、嵌合部の後壁部上端に嵌合部の外側端に向かって斜め下方に傾斜する切欠部11が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、軒先の出隅部において直交配置される軒樋の端部同士を直角に接続する軒樋外曲がり継手に関する。
軒先に軒樋を取り付ける際に、軒先の出隅部において直交配置される軒樋の端部同士を直角に接続するものとして軒樋外曲がり継手が知られている。軒先の入隅部では軒樋の端部同士の直角接続のために軒樋内曲がり継手が用いられるが、これらの軒樋曲がり継手としては、平面視略L字状形状を有し、両端部に軒樋端部の嵌合部が形成されているものが一般的である。
このような軒樋曲がり継手の中で、軒樋との継ぎ目部分が目立たず、軒樋が継手によって接続されていることが外観上ほとんど視認されず、直角に曲がった軒樋であるかのような一体感が現出されるように工夫を凝らした軒樋曲がり継手が知られている(特許文献1)。
特許文献1に記載された軒樋曲がり継手では、平面視略L字状形状の継手本体の両端から嵌合部が延設され、嵌合部の外周面を軒樋の周壁(底壁、前壁および後壁)の厚み分または厚みより若干大きく継手本体の外周面より内側に配置させ、継手本体と嵌合部との間に段部が形成されている。
したがって、上記軒樋曲がり継手を用いて軒樋の端部同士を直角に接続する際に、嵌合部を軒樋端部の内側に嵌合させると、嵌合部の外周面が軒樋の周壁の厚み分または厚みより若干大きく継手本体の外周面より内側に位置しているため、継手本体の外周面と軒樋の外周面とを略面一に配置させることができ、軒樋曲がり継手と軒樋との継ぎ目部分が目立たず、軒樋が軒樋曲がり継手によって接続されていることが外観上ほとんど視認されず、直角に曲がった軒樋であるかのような一体感が現出される。
特開2005−146743号公報
上記の通りの施工外観を良好とする軒樋曲がり継手は、軒樋の端部同士の直角接続に際し、継手本体の後壁側では、軒樋端部の端面を継手本体の後壁と嵌合部の後壁との間の段部の側外面に当接させるだけであるため、軒樋端部の内側への嵌合に関し特に問題とはならないが、軒樋の後壁部の上端部に設けられた後耳部の下端に嵌合部の後壁部上端を係合させるようにして嵌合する軒樋曲がり継手の場合、嵌合部の後壁部上端と軒樋の後耳部の下端との接触面積が大きすぎると、嵌合部を軒樋端部の内側に挿入しづらくなり、また、軒樋の前壁部上端に設けられた前耳部をこの前耳部に対応して嵌合部の前壁部の上端縁部に設けられた嵌合部に嵌め込みにくくなるという問題が指摘される。軒樋の端部同士の直角接続は軒先という高所の作業であるため、嵌合がしづらくなると施工効率に著しく影響を及ぼす。
本発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、嵌合部の軒樋端部の内側への挿入を容易とし、嵌合を容易とすることのできる軒樋外曲がり継手を提供することを課題としている。
本発明の軒樋外曲がり継手は、上記の課題を解決するために、以下のことを特徴としている。
第1に、平面視略方形形状であり、前壁部、底壁部および後壁部から形成され、断面略コ字状形状を有する継手本体の両端から継手本体の外方に向かって、外周面が継手本体の外周面より内側に位置し、継手本体との間に段差が形成された嵌合部が延設され、嵌合部が軒樋端部の内側に嵌合することにより、軒先の出隅部において直交配置される軒樋の端部同士を直角に接続し、継手本体の外周面と軒樋の外周面とを略面一に配置させる軒樋外曲がり継手において、嵌合部は、前壁部、底壁部および後壁部から形成され、断面略コ字状形状を有し、嵌合部の前壁部の上端縁部に軒樋の前壁部上端に設けられた前耳部が嵌め込まれる外方に開口する断面略コ字状形状の前耳部が形成され、嵌合部の後壁部上端に嵌合部の外側端に向かって斜め下方に傾斜する切欠部が形成されている。
第2に、上記第1の特徴において、嵌合部の前壁部の上端縁部に形成された前耳部の上片部の外側縁に継手本体側の一端から嵌合部の外側端に向かって軒樋外曲がり継手の内側に傾斜する切欠部が形成されている。
上記第1の発明によれば、嵌合部の後壁部上端に嵌合部の外側端に向かって斜め下方に傾斜する切欠部が形成されているため、嵌合部の後壁部上端と軒樋の後壁部の上端部に設けられた後耳部の下端との接触面積が減少し、嵌合部を軒樋端部の内側へ挿入しやすくなり、軒樋の前壁部上端に設けられた前耳部を嵌合部の前壁部の上端縁部に設けられた前耳部に嵌め込みやすくなる。嵌合部の軒樋端部の内側への挿入および嵌合がともに容易となり、軒先の出隅部において直交配置される軒樋の端部同士を直角に接続する接続作業の施工効率が高まる。
上記第2の発明によれば、上記の第1の発明の効果に加え、嵌合部の前壁部の上端縁部に設けられた前耳部に継手本体側の一端から嵌合部の外側端に向かって軒樋外曲がり継手の内側に傾斜する切欠部が形成されているため、軒樋の前壁部上端に設けられた前耳部を嵌合部の前耳部に嵌め込む際に、被りが小さくなり、軒樋の前耳部の全体が嵌合部の前耳部に接触するのを防止することができ、軒樋の前耳部を嵌合部の前耳部により嵌め込みやすくなる。嵌合部の軒樋端部の内側への嵌合がより容易となり、施工効率がさらに高まる。
図1は、本発明の軒樋外曲がり継手の一実施形態を継手本体および嵌合部の後壁部側から示した斜視図である。図2は、図1に示した軒樋外曲がり継手を継手本体および嵌合部の前壁部側から示した斜視図である。図3は、図1図中の矢視正面図である。
図1および図2に示したように、本実施形態の軒樋外曲がり継手1は、平面視略方形形状であり、前壁部2a、底壁部2bおよび後壁部2cから形成された断面略コ字状形状の継手本体2を備えている。継手本体2において、前壁部2aは、平面視略L字状形状を有し、軒樋外曲がり継手1が接続する軒樋の前壁部の形状に一致するように、下端から上端にかけて外方に膨出するように湾曲している。前壁部2aの平面視略L字状形状の上端縁部2a1は、軒樋の前壁部上端の前耳部の外面形状に一致する形状の外面2a2を有している。底壁部2bはフラットな形状を有し、前壁部2aの下端から水平に延設され、後端からは後壁部2cが直角に立ち上がっている。後壁部2cは、断面略1/4円状に湾曲し、高さは前壁部2aの略半分とされている。
また、軒樋外曲がり継手1では、継手本体2の上端縁部2a1に直交する両端から、継手本体2の外方に向かって嵌合部3が延設されている。嵌合部3は、継手本体2と同様に、前壁部3a、底壁部3bおよび後壁部3cから形成され、断面略コ字状形状を有している。
一方、前壁部3a、底壁部3bおよび後壁部3cの外面から形成される嵌合部3の外周面4は、継手本体2の前壁部2a、底壁部2bおよび後壁部2cの外面から形成される外周面5より内側に位置し、継手本体2と嵌合部3との間に段差6が形成されている。段差6は、軒樋外曲がり継手1が接続する軒樋の前壁部、底壁部および後壁部から形成される外周壁部の厚み分のまたは厚みより若干大きい寸法とされている。
嵌合部3において、前壁部3aは、軒樋の前壁部の内面に対応して、継手本体2の前壁部2aより軒樋の前壁部の厚み分または厚みより若干大きい、すなわち、段差6の寸法分内側に配置されるとともに、下端から上端にかけて外方に膨出するように湾曲している。上端部には、縁部に、軒樋の前壁部上端に設けられた前耳部が嵌め込まれる外方に開口する断面略コ字状形状の前耳部7が形成されるとともに、前耳部7の下部に、軒樋の前壁部上端部に設けられた内方に突出する突部と係合する断面略コ字状形状の係合凹部8が形成されている。前耳部7の上片部7aの外側縁は、嵌合部3の長さ方向に平行ではなく、継手本体2側の一端から前耳部7の長さ方向の中程にかけて若干内側に傾斜し、中程から嵌合部3の外側端に向かって大きく内側に傾斜し、切欠部9が形成されている。
底壁部3bは、前壁部3aの下端から水平に延設され、軒樋の底壁部の厚み分または厚みより若干大きい、すなわち、段差6の寸法分上方に配置されている。
後壁部3cは、底壁部3bの後端から直角に継手本体2の後壁部2cと略同一高さに立ち上がっている。また、後壁部3cは、継手本体2の後壁部2cより軒樋の後壁部の厚み分または厚みより若干大きい、すなわち、段差6の寸法分内側に配置されている。嵌合部3を軒樋端部に嵌合する際には、軒樋の後壁部の上端部に設けられた後耳部の下端に後壁部3cの上端を係合させる。安定した係合が可能なように後壁部3cには、上端から若干内方に向けて水平に係止片10が延設されている。
さらに、後壁部3cには、嵌合部3の外側端付近の上端が嵌合部3の外側端に向かって斜め下方に傾斜し、切欠部11が形成されている。
このような嵌合部3を軒先の出隅部において直交配置される軒樋の端部に嵌合して軒樋外曲がり継手1は軒樋の端部同士を直角に接続するが、接続強度を高めるために、嵌合部3には、外周面4部に接着剤塗布用凹溝12が二条並設されている。接着剤塗布用凹溝12は、嵌合部3の前壁部3aの係合凹部8のほぼ直下から底壁部3bを経て後壁部3cの略上端まで形成され、断面略V字状形状を有する。接着剤は、接着剤塗布用凹溝12に沿って塗布される。
一方、軒樋の端部同士の直角接続の際に、嵌合部3は軒樋端部の内側に嵌合されるため、接着剤に余剰分が生じた場合には、余剰接着剤が嵌合部3から継手本体2側に漏出する恐れがある。余剰接着剤の漏出は施工外観を低下させるので、嵌合部3の外周面4部には、継手本体2寄りに接着剤逃がし用凹溝13が形成されている。接着剤逃がし用凹溝13は深さの浅い帯状形状を有し、接着剤塗布用凹溝12と同様に、嵌合部3の前壁部3aの係合凹部8のほぼ直下から底壁部3bを経て後壁部3cの略上端まで形成されている。したがって、生じた余剰接着剤は、特に接続強度をより高めるために多量に接着剤を塗布する場合に起こりやすいが、接着剤逃がし用凹溝13で受け止めることができ、継手本体2側に漏出するのが防止される。より効果的に余剰接着剤の漏出を防止するために、本実施形態の軒樋外曲がり継手1では、二条の接着剤塗布用凹溝12間に接着剤補助溜まり溝14が嵌合部3の外周面4部に形成されている。接着剤補助溜まり溝14は、接着剤塗布用凹溝12と同様に断面略V字状形状を有し、前壁部3a、底壁部3bおよび後壁部3cに形成されている。一方、接着剤補助溜まり溝14は、前壁部3aおよび後壁部3cでは下端部までの高さに抑えている。接着剤補助溜まり溝14によって接着剤塗布用凹溝12から溢れ出た余剰接着剤を予備的に受け止めることができる。なお、接着剤補助溜まり溝14は、接着剤逃がし用凹溝13に接着剤を受け止める余裕があれば、接着剤塗布用溝として使用することも可能である。
そして、本実施形態の軒樋外曲がり継手1では、継手本体2の後壁部2cにおけるコーナー部2c1の上端にガイド片15が立設されている。ガイド片15は、2枚一組として断面略1/4円形状の支持体16に、その両端から嵌合部3の長さ方向に若干突出して支持されている。支持体16は、継手本体2の後壁部2cの上端に配設されている。
ガイド片15の突出長さは、嵌合部3の後壁部3cの継手本体2側の端縁部にわずかにかかる長さであり、後壁部3cの外面とガイド片15の内面との間隔は、ほぼ段差6の寸法に等しく、軒樋の後壁部の厚み分に略等しい。
また、ガイド片15の嵌合部3側の側端縁には、軒樋外曲がり継手1の外方に突出する返り片17が配設されている。返り片17はガイド片15の嵌合部3側の側端縁から折れ曲がるように延設されており、軒樋外曲がり継手1の外方に突出する長さは若干としている。
以上の通りの本実施形態の軒樋外曲がり継手1を用いて軒先の出隅部において直交配置される軒樋の端部同士を直角に接続する際には、図3に示したように、軒樋18の後壁部18aの上端部に設けられた後耳部19の下端に斜め下方から嵌合部3の後壁部3cの上端、すなわち、係止片10を上方に向けて係合させ、嵌合部3を軒樋18の内部に差し込み、挿入し、前壁部3aを下方に回動させながら、後壁部3cの外面を軒樋18の後壁部18aの内面に重ね合わせ、次いで、底壁部3bの外面を軒樋18の底壁部18bの内面に重ね合わせ、さらに、前壁部3aの外面を軒樋18の前壁部18cの内面に重ね合わせながら、係合凹部8に軒樋18の前壁部18cの上端部に設けられた突部20を係合させ、最後に、前耳部7に軒樋18の前壁部18cの上端に設けられた前耳部21を嵌め込み、嵌合部3を軒樋18の端部の内側に嵌合させる。
このとき、軒樋外曲がり継手1では、上記の通り、嵌合部3の後壁部3cの上端に嵌合部3の外側端に向かって斜め下方に傾斜する切欠部11が形成されているため、嵌合部3の後壁部3cの上端と軒樋18の後壁部18aの上端部に設けられた後耳部19の下端との接触面積が十分小さく、嵌合部3を軒樋18の端部の内側に挿入しやすく、軒樋18の前耳部21を嵌合部3の前耳部7に嵌め込みやすい。したがって、嵌合部3の軒樋18の端部の内側への挿入および嵌合がともに容易となり、軒先の出隅部において直交配置される軒樋18の端部同士を直角に接続する接続作業の施工効率が高まる。
しかも、軒樋外曲がり継手1では、嵌合部3の前耳部7に継手本体2側の一端から嵌合部3の外側端に向かって軒樋外曲がり継手1の内側に傾斜する切欠部9が形成されているため、軒樋18の前壁部18cの上端に設けられた前耳部21を嵌合部3の前耳部7に嵌め込む際に、被りが小さくなり、軒樋18の前耳部21の全体が嵌合部3の前耳部7に接触するのを防止することができる。したがって、軒樋18の前耳部21を嵌合部3の前耳部7により嵌め込みやすく、嵌合部3の軒樋18の端部の内側への嵌合がより容易となる。施工効率がさらに高まる。
また、軒樋外曲がり継手1には、継手本体2の後壁部2cにおけるコーナー部2c1の上端にガイド片15が配設されているため、ガイド片15によって軒樋18の後壁部18aの端部を軒樋外曲がり継手1側に引き込むことができ、たとえ切断誤差にともない軒樋18の端部の形状、寸法などにばらつきが生じても、軒樋外曲がり継手1の嵌合部3を軒樋18の端部の内側に確実に嵌合させることができる。軒先に配設された鼻隠し板より軒樋18が外側に出ているような場合などでも確実な嵌合が可能となる。このため、軒先の出隅部において直交配置される軒樋18の端部同士を直角に接続する施工効率が一層向上する。
しかも、ガイド片15の嵌合部3側の側端縁には軒樋外曲がり継手1の外方に突出する返り片17が配設されているため、ガイド片15によって軒樋外曲がり継手1側に引き込んだ軒樋18の後壁部18aの端部を返り片17により嵌合部3の後壁部3c側に押さえることができ、軒樋18の前壁部18cの上端に設けられた前耳部21を嵌合部3の前壁部3aの前耳部7に嵌め込む際、軒樋18の後壁部18aの端部がガイド片15から逃げるように外れるのが防止され、軒樋外曲がり継手1の嵌合部3を軒樋18の端部の内側により確実に嵌合させることができる。接続作業をスムーズに行うことができる。
軒樋外曲がり継手1における返り片17を含めたガイド片15の嵌合部3の後壁部3cの外面からの出代は十分小さくても、軒樋18の後壁部18aの端部を軒樋外曲がり継手1側に確実に引き込むことができ、また、軒樋18の後壁部18aの端部のガイド片15からの逃げを防止することができる。ガイド片15および返り片17は、軒先と干渉することはなく、軒樋18の接続作業の邪魔になることはない。
このようにして軒先の出隅部において直交配置される軒樋18の端部同士を直角に接続した軒樋外曲がり継手1の継手本体2の外周面、すなわち、前壁部2a、底壁部2bおよび後壁部2cの外面から形成される外周面5は、上記の通り、軒樋18の外周壁部の厚み分または厚みより若干大きい寸法を有する段差6によって継手本体2の外周面5より内側に嵌合部3の外周面4が配置されるため、軒樋18の外周面と略面一に配置され、軒樋外曲がり継手1と軒樋18との継ぎ目部分が目立たず、軒樋18が軒樋外曲がり継手1により接続されていることが外観上ほとんど視認されず、直角に曲がった軒樋であるかのような一体感が現出される。
しかも、接着剤を併用することにより接続強度が高まり、また、余剰接着剤が生じたとしても、接着剤逃がし用凹溝13によって余剰接着剤が受け止められ、継手本体2側に漏出することはなく、良好な仕上がり外観が得られる。
なお、本発明の軒樋外曲がり継手は、たとえば、合成樹脂の押出成形や、合成樹脂内に金属薄板をインサート成形した複合材料に切断、曲げ加工などを施し、一体的に形成することができる。
本発明の軒樋外曲がり継手の一実施形態を継手本体および嵌合部の後壁部側から示した斜視図である。 図1に示した軒樋外曲がり継手を継手本体および嵌合部の前壁部側から示した斜視図である。 図1図中の矢視正面図である。
符号の説明
1 軒樋外曲がり継手
2 継手本体
2a 前壁部
2b 底壁部
2c 後壁部
3 嵌合部
3a 前壁部
3b 底壁部
3c 後壁部
4 外周面
5 外周面
6 段差
7 前耳部
7a 上片部
9 切欠部
11 切欠部
18 軒樋
18c 前壁部
21 前耳部

Claims (2)

  1. 平面視略方形形状であり、前壁部、底壁部および後壁部から形成され、断面略コ字状形状を有する継手本体の両端から継手本体の外方に向かって、外周面が継手本体の外周面より内側に位置し、継手本体との間に段差が形成された嵌合部が延設され、嵌合部が軒樋端部の内側に嵌合することにより、軒先の出隅部において直交配置される軒樋の端部同士を直角に接続し、継手本体の外周面と軒樋の外周面とを略面一に配置させる軒樋外曲がり継手において、嵌合部は、前壁部、底壁部および後壁部から形成され、断面略コ字状形状を有し、嵌合部の前壁部の上端縁部に軒樋の前壁部上端に設けられた前耳部が嵌め込まれる外方に開口する断面略コ字状形状の前耳部が形成され、嵌合部の後壁部上端に嵌合部の外側端に向かって斜め下方に傾斜する切欠部が形成されていることを特徴とする軒樋外曲がり継手。
  2. 嵌合部の前壁部の上端縁部に形成された前耳部の上片部の外側縁に継手本体側の一端から嵌合部の外側端に向かって軒樋外曲がり継手の内側に傾斜する切欠部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の軒樋外曲がり継手。
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