JP2008267065A - 軒樋外曲がり継手 - Google Patents

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嘉治 土田
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Abstract

【課題】嵌合部の軒樋内部への差し込みおよび挿入が行いやすい、施工性に優れた軒樋外曲がり継手を提供する。
【解決手段】平面視略方形形状であり、断面略コ字状形状を有する継手本体2の両端から継手本体の外方に向かって、外周面4が継手本体の外周面より内側に位置し、継手本体との間に段差6が形成された嵌合部3が延設され、嵌合部の底壁部3bと後壁部3cとが交わるコーナー部cの外側端面16に、継手本体に向かって斜め下方に切り欠かれた切欠部17が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、軒先の出隅部において直交配置される軒樋の端部同士を直角に接続する軒樋外曲がり継手に関する。
軒先に軒樋を取り付ける際に、軒先の出隅部において直交配置される軒樋の端部同士を直角に接続するものとして軒樋外曲がり継手が知られている。軒先の入隅部では軒樋の端部同士の直角接続のために軒樋内曲がり継手が用いられるが、これらの軒樋曲がり継手としては、平面視略L字状形状を有し、両端部に軒樋端部の嵌合部が形成されているものが一般的である。
このような軒樋曲がり継手の中で、軒樋との継ぎ目部分が目立たず、軒樋が継手によって接続されていることが外観上ほとんど視認されず、直角に曲がった軒樋であるかのような一体感が現出されるように工夫を凝らした軒樋曲がり継手が知られている(特許文献1)。
特許文献1に記載された軒樋曲がり継手では、平面視略L字状形状の継手本体の両端から嵌合部が延設され、嵌合部の外周面を軒樋の周壁(底壁、前壁および後壁)の厚み分または厚みより若干大きく継手本体の外周面より内側に配置させ、継手本体と嵌合部との間に段部が形成されている。
したがって、上記軒樋曲がり継手を用いて軒樋の端部同士を直角に接続する際に、嵌合部を軒樋端部の内側に嵌合させると、嵌合部の外周面が軒樋の周壁の厚み分または厚みより若干大きく継手本体の外周面より内側に位置しているため、継手本体の外周面と軒樋の外周面とを略面一に配置させることができ、軒樋曲がり継手と軒樋との継ぎ目部分が目立たず、軒樋が軒樋曲がり継手によって接続されていることが外観上ほとんど視認されず、直角に曲がった軒樋であるかのような一体感が現出される。
一方、特許文献1に記載された軒樋曲がり継手は、嵌合部を軒樋端部に相対向する位置に配置した後に、軒樋端部内に横方向にスライドさせて挿入し、軒樋端部の内側に嵌合させるものであり、嵌合部の前側壁の上端縁部に突設した係止突部を軒樋の前側壁の上端縁部に形成された係止溝内に挿入し、係止させているが、嵌合部の後側壁は軒樋の後側壁に重合させるだけであるため、嵌合強度が十分高いとはいえない。
そこで、軒樋曲がり継手の嵌合強度を高めるために、嵌合部が後側壁においても軒樋と係合するようにすると、嵌合部の後側壁上端を軒樋の後側壁上端に設けることのできる後耳部の下端に係合させることが考えられるが、この場合、軒樋の後側壁上端に設けられた後耳部の下端に斜め下方から嵌合部の後側壁上端を上方に向けて係合させ、嵌合部を軒樋の内部に差し込み、挿入することになり、嵌合部における底壁と後側壁とが交わるコーナー部の外側端面が、特許文献1に記載された軒樋曲がり継手のように直立面状であると、嵌合部の底壁と後壁部とが交わるコーナー部が軒樋の底壁内面に当たってしまい、嵌合部の軒樋内部への差し込みおよび挿入が行いにくくなる。たとえ、嵌合部が軒樋端部の内側に嵌合しやすいように、軒樋の前側壁を外方に撓ませ、前側壁と後側壁との上端部における間隔を広げても、嵌合部の底壁と後壁部とが交わるコーナー部が軒樋の底壁内面に当たることは避けられない。
軒樋曲がり継手としては、継手本体の入隅部側の曲がり交叉壁の上部を切欠した切欠部が形成されたものも知られているが(特許文献2)、特許文献2に記載された軒樋用曲がりは、軒樋嵌合部の内面と軒樋端部の外面とが接着剤で接着されるいわゆる外継手であって、特許文献1に記載された嵌合部を軒樋端部の内側に嵌合させる内継手ではないため、上記の通りの問題は、特許文献2に記載された軒樋用曲がりには認められず、また、軒樋嵌合部における底壁と後側壁とが交わるコーナー部の外側端面は直立面状であり、上記切欠部によって嵌合部の軒樋の内部への差し込みおよび挿入が行いやすくなるとは考えられない。切欠部は、幅の拡縮によって、軒樋の気温の上昇または下降にともなう伸縮により継手本体に加わる力を吸収し、軒樋用曲がりに亀裂や破損が生じるのを防止しているのである。
特開2005−146743号公報 特開平8−277612号公報
本発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、嵌合部の軒樋内部への差し込みおよび挿入が行いやすい、施工性に優れた軒樋外曲がり継手を提供することを課題としている。
本発明の軒樋外曲がり継手は、上記の課題を解決するために、平面視略方形形状であり、前壁部、底壁部および後壁部から形成され、断面略コ字状形状を有する継手本体の両端から継手本体の外方に向かって、前壁部、底壁部および後壁部から形成され、断面略コ字状形状を有し、外周面が継手本体の外周面より内側に位置し、継手本体との間に段差が形成された嵌合部が延設され、嵌合部が軒樋端部の内側に嵌合することにより、軒先の出隅部において直交配置される軒樋の端部同士を直角に接続し、継手本体の外周面と軒樋の外周面とを略面一に配置させる軒樋外曲がり継手において、嵌合部の底壁部と後壁部とが交わるコーナー部の外側端面に、継手本体に向かって斜め下方に切り欠かれた切欠部が形成されていることを特徴としている。
本発明によれば、嵌合部の底壁部と後壁部とが交わるコーナー部の外側端面に、継手本体に向かって斜め下方に切り欠かれた切欠部が形成されているため、切欠部が形成されない直立面状の外側端面の場合に比べ、嵌合部を軒樋の内部へ差し込みおよび挿入するに際して、嵌合部の底壁部と後壁部とが交わるコーナー部が軒樋の底壁部内面に当たるのを遅らせることができ、その結果、嵌合部の軒樋の内部への差し込みおよび挿入が行いやすくなる。嵌合強度の向上のために、軒樋の後壁部上端に設けられた後耳部の下端に斜め下方から嵌合部の後壁部上端を上方に向けて係合させるようにしても、嵌合部の軒樋内部への差し込みおよび挿入が行いやすく、施工性が良好である。
図1は、本発明の軒樋外曲がり継手の一実施形態を示した斜視図である。図2<a><b>は、それぞれ、図1に示した軒樋外曲がり継手の平面図、矢視正面図である。図3は、図2<a>図中の実線A内の拡大図である。
図1および図2<a><b>に示したように、本実施形態の軒樋外曲がり継手1は、平面視略方形形状であり、前壁部2a、底壁部2bおよび後壁部2cから形成された断面略コ字状形状の継手本体2を備えている。継手本体2において、前壁部2aは、平面視略L字状形状を有し、軒樋外曲がり継手1が接続する軒樋の前壁部の形状に一致するように、下端から上端にかけて外方に膨出するように湾曲している。前壁部2aの平面視略L字状形状の上端縁部2a1は、軒樋の前壁部上端の前耳部の外面形状に一致する形状の外面2a2を有している。底壁部2bはフラットな形状を有し、前壁部2aの下端から水平に延設され、後端からは後壁部2cが直角に立ち上がっている。後壁部2cは、コーナー面2c1が略1/4円状に湾曲する断面略L字状形状を有し、高さは前壁部2aより低くなっている。
また、軒樋外曲がり継手1では、継手本体2の上端縁部2a1に直交する両端から、継手本体2の外方に向かって嵌合部3が延設されている。嵌合部3は、継手本体2と同様に、前壁部3a、底壁部3bおよび後壁部3cから形成され、断面略コ字状形状を有している。
一方、前壁部3a、底壁部3bおよび後壁部3cの外面から形成される嵌合部3の外周面4は、継手本体2の前壁部2a、底壁部2bおよび後壁部2cの外面から形成される外周面5より内側に位置し、継手本体2と嵌合部3との間に段差6が形成されている。段差6は、軒樋外曲がり継手1が接続する軒樋の前壁部、底壁部および後壁部から形成される外周壁部の厚み分または厚みより若干大きい軒樋の外周壁部の略厚み分の寸法とされている。
嵌合部3において、前壁部3aは、軒樋の前壁部の内面に対応して、継手本体2の前壁部2aより軒樋の前壁部の厚み分または厚みより若干大きい、すなわち、段差6の寸法分内側に配置されるとともに、下端から上端にかけて外方に膨出するように湾曲している。上端部には、縁部に、軒樋の前壁部上端に設けられた前耳部が嵌め込まれる外方に開口する断面略コ字状形状の前耳部7が形成されるとともに、前耳部7の下部に、軒樋の前壁部上端部に設けられた内方に突出する突部と係合する断面略コ字状形状の係合凹部8が形成されている。前耳部7の上片部7aの外側縁は、嵌合部3の長さ方向に平行ではなく、継手本体2側の一端から前耳部7の長さ方向の中程にかけて若干内側に傾斜し、中程から嵌合部3の外側端に向かって大きく内側に傾斜し、切欠部9が形成されている。切欠部9は、嵌合部3を軒樋端部に嵌合する際の軒樋の前耳部との接触面積を縮小し、軒樋の前耳部を前耳部7に嵌め込みやすくしている。
底壁部3bは、中央部にかけて若干下方に湾曲し、前壁部3aの下端から横方向に延設されるとともに、軒樋の底壁部の厚み分または厚みより若干大きい、すなわち、段差6の寸法分上方に配置されている。後壁部3cは、底壁部3bの後端からほぼ直角に継手本体2の前壁部2aの高さの略半分の高さまで立ち上がっている。また、後壁部3cは、継手本体2の後壁部2cより軒樋の後壁部の厚み分または厚みより若干大きい、すなわち、段差6の寸法分内側に配置されている。嵌合部3を軒樋端部に嵌合する際には、軒樋の後壁部上端に設けられた後耳部の下端に後壁部3cの上端を係合させる。安定した係合が可能なように後壁部3cには、上端から若干内方に向けて水平に係止片10が延設されている。
このような嵌合部3を軒先の出隅部において直交配置される軒樋の端部に嵌合して軒樋外曲がり継手1は軒樋の端部同士を直角に接続するが、接続強度を高めるために、嵌合部3には、外周面4部に接着剤塗布用凹溝11が二条並設されている。接着剤塗布用凹溝11は、嵌合部3の前壁部3aの係合凹部8のほぼ直下から底壁部3bを経て後壁部3cの略上端まで形成され、断面略V字状形状を有している。接着剤は、接着剤塗布用凹溝11に沿って塗布される。
一方、軒樋の端部同士の直角接続の際に、嵌合部3は軒樋端部の内側に嵌合されるため、接着剤に余剰分が生じた場合には、余剰接着剤が嵌合部3から継手本体2側に漏出する恐れがある。余剰接着剤の漏出は施工外観を低下させるので、嵌合部3の外周面4部には、継手本体2寄りに接着剤逃がし用凹溝12が形成されている。接着剤逃がし用凹溝12は深さの浅い帯状形状を有し、接着剤塗布用凹溝11と同様に、嵌合部3の前壁部3aの係合凹部8のほぼ直下から底壁部3bを経て後壁部3cの略上端まで形成されている。したがって、生じた余剰接着剤は、特に接続強度をより高めるために多量に接着剤を塗布する場合に起こりやすいが、接着剤逃がし用凹溝12で受け止めることができ、継手本体2側に漏出するのが防止される。より効果的に余剰接着剤の漏出を防止するために、本実施形態の軒樋外曲がり継手1では、二条の接着剤塗布用凹溝11間に接着剤補助溜まり溝13が嵌合部3の外周面4部に形成されている。接着剤補助溜まり溝13は、接着剤塗布用凹溝11と同様に断面略V字状形状を有し、前壁部3a、底壁部3bおよび後壁部3cに形成されている。一方、接着剤補助溜まり溝13は、前壁部3aおよび後壁部3cでは下端部までの高さに抑えている。接着剤補助溜まり溝13によって接着剤塗布用凹溝11から溢れ出た余剰接着剤を予備的に受け止めることができる。なお、接着剤補助溜まり溝13は、接着剤逃がし用凹溝12に接着剤を受け止める余裕があれば、接着剤塗布用溝として使用することも可能である。
そして、本実施形態の軒樋外曲がり継手1では、継手本体2の後壁部2cに厚みの薄い板状のリブ14が外方に向けて突設されている。リブ14は、嵌合部3の後壁部3cの上端と略同一の高さに位置している。図3に示したように、リブ14の継手本体2の後壁部2c側の側端縁14aは、嵌合部3の後壁部3cから軒樋15の後壁部15aの厚みtと等しいまたは若干大きい略厚み分離間して配置されるとともに、嵌合部3の後壁部3cにおける段差6の端縁にかかっている。さらに、リブ14の継手本体2の後壁部2c側の側端縁14aは、外方に向かって緩やかに湾曲してもいる。
このような板状のリブ14は、また、二股に分かれた一対の返し部14bを有している。一対の返し部14bはリブ14の一部を形成し、リブ14と一体となっている。
さらに、本実施形態の軒樋外曲がり継手1では、図1および図2<b>に示したように、嵌合部3の底壁部3bと後壁部3cとがほぼ直角に交わるコーナー部cの外側端面16に、継手本体2に向かって斜め下方に切り欠かれた切欠部17が形成されている。
以上の通りの本実施形態の軒樋外曲がり継手1を用いて軒先の出隅部において直交配置される軒樋15の端部同士を直角に接続する際には、軒樋15の後壁部15aの上端に設けられた後耳部の下端に斜め下方から嵌合部3の後壁部3cの上端、すなわち、係止片10を上方に向けて係合させ、嵌合部3を軒樋15の内部に差し込み、挿入し、前壁部3aを下方に回動させながら、後壁部3cの外面を軒樋15の後壁部15aの内面に重ね合わせ、次いで、底壁部3bの外面を軒樋15の底壁部の内面に重ね合わせ、さらに、前壁部3aの外面を軒樋15の前壁部の内面に重ね合わせながら、係合凹部8に軒樋15の前壁部上端部に設けられた突部を係合させ、最後に、前耳部7に軒樋15の前壁部上端に設けられた前耳部を嵌め込み、嵌合部3を軒樋15の端部の内側に嵌合させる。
軒樋外曲がり継手1では、上記の通り、嵌合部3の底壁部3bと後壁部3cとがほぼ直角に交わるコーナー部cの外側端面16に、継手本体2に向かって斜め下方に切り欠かれた切欠部17が形成されているため、切欠部17が形成されない直立面状の外側端面16の場合に比べ、嵌合部3を軒樋15の内部へ差し込みおよび挿入するに際して、嵌合部3の底壁部3bと後壁部3cとが交わるコーナー部cが軒樋15の底壁部内面に当たるのが遅れ、嵌合部3の軒樋15の内部への差し込みおよび挿入が行いやすくなっている。嵌合強度の向上のために、軒樋15の後壁部15aの上端に設けられた後耳部の下端に斜め下方から嵌合部3の後壁部3cの上端、すなわち、係止片10を上方に向けて係合させるようにしても、嵌合部3の軒樋15の内部への差し込みおよび挿入が行いやすく、軒先の出隅部において直交配置される軒樋15の端部同士を直角に接続する施工性が良好である。
また、軒樋外曲がり継手1では、上記の通りのリブ14が継手本体2の後壁部2cに外方に向けて突設されているため、リブ14によって軒樋15の後壁部15aの端部を軒樋外曲がり継手1側に誘い込むことができ、側端縁14aが外方に向かって緩やかに湾曲していることから、軒樋15の後壁部15aの端部の誘い込みはスムーズに行われる。したがって、たとえ切断誤差にともない軒樋15の端部の形状、寸法などにばらつきが生じても、軒樋外曲がり継手1の嵌合部3を軒樋15の端部の内側に確実かつ容易に嵌合させることができる。軒先に配設された鼻隠し板より軒樋15が外側に出ているような場合などでも確実かつ容易な嵌合が可能となる。このため、軒先の出隅部において直交配置される軒樋15の端部同士を直角に接続する施工効率が向上する。
しかも、リブ14は二股に分かれた一対の返し部14bを有しているため、リブ14によって軒樋外曲がり継手1側に誘い込んだ軒樋15の後壁部15aの端部を返し部14bにより嵌合部3の後壁部3c側に押さえることができ、軒樋15の前壁部の上端縁に設けられた前耳部を嵌合部3の前壁部3aの前耳部7に嵌合させる際、軒樋15の後壁部15aの端部がリブ14から逃げるように外れるのが防止され、軒樋外曲がり継手1の嵌合部3を軒樋15の端部により確実かつ容易に嵌合させることができる。接続作業をスムーズに行うことができる。
このようにして軒先の出隅部において直交配置される軒樋15の端部同士を直角に接続した軒樋外曲がり継手1の継手本体2の外周面、すなわち、前壁部2a、底壁部2bおよび後壁部2cの外面から形成される外周面5は、上記の通り、軒樋15の外周壁部の厚みと等しいまたは厚みより若干大きい軒樋15の外周壁部の略厚み分の寸法を有する段差6によって嵌合部3の外周面4が継手本体2の外周面5より内側に配置されるため、軒樋15の外周面と略面一に配置され、軒樋外曲がり継手1と軒樋15との継ぎ目部分が目立たず、軒樋15が軒樋外曲がり継手1により接続されていることが外観上ほとんど視認されず、直角に曲がった軒樋であるかのような一体感が現出される。
しかも、接着剤を併用することにより接続強度が高まり、また、余剰接着剤が生じたとしても、接着剤逃がし用凹溝12によって余剰接着剤が受け止められ、継手本体2側に漏出することはなく、良好な仕上がり外観が得られる。
なお、本発明の軒樋外曲がり継手は、たとえば、合成樹脂の押出成形や、合成樹脂内に金属薄板をインサート成形した複合材料に切断、曲げ加工などを施し、一体的に形成することができる。
本発明の軒樋外曲がり継手の一実施形態を示した斜視図である。 <a><b>は、それぞれ、図1に示した軒樋外曲がり継手の平面図、矢視正面図である。 図2<a>図中の実線A内の拡大図である。
符号の説明
1 軒樋外曲がり継手
2 継手本体
2a 前壁部
2b 底壁部
2c 後壁部
3 嵌合部
3a 前壁部
3b 底壁部
3c 後壁部
c コーナー部
4 外周面
5 外周面
6 段差
15 軒樋
16 外側端面
17 切欠部

Claims (1)

  1. 平面視略方形形状であり、前壁部、底壁部および後壁部から形成され、断面略コ字状形状を有する継手本体の両端から継手本体の外方に向かって、前壁部、底壁部および後壁部から形成され、断面略コ字状形状を有し、外周面が継手本体の外周面より内側に位置し、継手本体との間に段差が形成された嵌合部が延設され、嵌合部が軒樋端部の内側に嵌合することにより、軒先の出隅部において直交配置される軒樋の端部同士を直角に接続し、継手本体の外周面と軒樋の外周面とを略面一に配置させる軒樋外曲がり継手において、嵌合部の底壁部と後壁部とが交わるコーナー部の外側端面に、継手本体に向かって斜め下方に切り欠かれた切欠部が形成されていることを特徴とする軒樋外曲がり継手。
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