JPH1137118A - 固着具 - Google Patents

固着具

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JPH1137118A
JPH1137118A JP20005397A JP20005397A JPH1137118A JP H1137118 A JPH1137118 A JP H1137118A JP 20005397 A JP20005397 A JP 20005397A JP 20005397 A JP20005397 A JP 20005397A JP H1137118 A JPH1137118 A JP H1137118A
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JP
Japan
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fixing
panel
rivet
flange
fastener
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JP20005397A
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Takashi Umezawa
隆 梅澤
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POP RIVET FASTENER KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い密閉性を維持しつつ、部品点数の少ない
固着具を提供する。 【解決手段】 パネルに固着される固着具11は、一端
にフランジ15が形成された中空筒状体のリベット本体
17とリベット本体を貫通して延びるマンドレル18と
から成る金属製ブラインドリベット13と、リベット本
体17を被覆する筒状の被覆部25を有するプラスチッ
ク製の固着具本体14とから成る。ブラインドリベット
のマンドレル18は、リベット本体17のフランジとは
反対側の端部に拡径頭部19を有し且つ中間に破断可能
な小径部分21を有し更に拡径頭部と反対側の端部はフ
ランジ15から突出している。固着具本体14は、フラ
ンジ15に隣接する被覆部端部に、フランジ15を収容
する形状に形成された固着部26を有する。固着部に
は、ワイヤハーネス等の長尺部材を収容する凹部27が
形成され、固着部26には、更に、凹部27に長尺部材
を閉じ込めるカバー29がヒンジ30を介して一体成形
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等のボデーパネ
ル等のパネルに固着される固着具に関し、特に、該取付
穴に高い密閉度で固着され、固着後において、他の部品
を保持することに適する固着具に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のボデーパネル等のパネルに、パ
イプ等の長尺部品を固定する固着具として、図1に示す
ものが知られている。図1において、パネル1にパイプ
2を固定する場合、プラスチック製グロメット3にパッ
キン5を取付け、パネル1の取付穴にグロメット3を挿
入し、ビス6をグロメット3の中空部に螺入するとき、
パイプ2を保持するクリップ7を共に締結して、クリッ
プ7をパネル1に固着している。この固着具は、パネル
1の取付穴を密閉するので好ましい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の固着具
は、パネルの取付穴を密閉するが、グロメットとパッキ
ンとビスとクリップの4つの部品から成り、部品点数が
多いので、どうしても製品コストが高くなる。また、組
み付け工数も多くなり、手間がかかる。
【0004】従って、本発明の目的は、高い密閉性を維
持しつつ、部品点数の少ない固着具を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決する手段】かかる目的を達成するため、本
発明のパネルに固着される固着具は、一端にフランジが
形成された中空筒状体のリベット本体と該リベット本体
を貫通して延びるマンドレルとから成る金属製ブライン
ドリベットと、前記リベット本体を被覆する筒状の被覆
部を有するプラスチック製の固着具本体とから成り、前
記ブラインドリベットのマンドレルは、リベット本体の
フランジとは反対側の端部に拡径頭部を有し且つ中間に
破断可能な小径部分を有し更に拡径頭部と反対側の端部
はリベット本体のフランジから突出しており、前記固着
具本体は、前記被覆部の、リベット本体フランジに隣接
する端部に、該リベット本体フランジを収容する形状に
形成された固着部を有し、該固着部には機能手段が一体
成形されていることを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明の固着具は、金属製ブラインドリベット
とプラスチック製の固着具本体の2部品から構成され
る。組み付けにおいて、リベット本体のフランジから突
出するマンドレル部分が、ブラインドリベット締結工具
のノーズに把持される。固着具は、パネルの所定位置に
ある取付穴まで移され、固着具本体の被覆部がその取付
穴に挿入され、固着具本体の固着部がパネルに接面する
まで押込まれる。この状態で締結工具を動作させて、マ
ンドレルを、その小径部分で破断する程に強く引っ張る
と、マンドレルの拡径頭部がリベット本体部分を拡径す
るように変形させ始め、マンドレルの引っ張りの継続に
よってその拡径部分が大きくなりながらフランジの側に
移動し、この拡径部分が、フランジが着座している固着
具本体の固着部と協働してパネルを強く挟持し始める。
リベット本体の拡径によってリベット本体の外側にある
固着具本体の被覆部も拡径させられるので、固着具本体
被覆部の拡径部分と固着具本体固着部が、パネルの取付
穴を含んで該取付穴の付近のパネルの両面部分に強く密
着する。また、この拡径動作においてリベット本体の径
は取付穴において均等に大きくなっていくので、リベッ
ト本体の中心(ひいては固着具全体の中心)が取付穴の
中心に一致する。
【0007】従って、熟練を必要とすることなく、締結
工具を動作させるだけで、金属のブラインドリベットの
リベット本体の変形によって固着具が確実に且つ強力に
パネルに固定され、固着具本体はプラスチックであるの
で、取付穴の密閉も確実に且つ強く維持されて、水密性
も高く維持され、取付穴からの雨等の水がパネルの裏面
に漏れることがなくなり、錆の発生はなく、金属製ブラ
インドリベットのリベット本体によって拡径された固着
具被覆部拡径部分と固着具フランジとによって両側から
挟持することによって連結が行われるので、挟持力は高
く且つ安定している。
【0008】上記の固着具において、固着部に、ワイヤ
ハーネス等の長尺部材を受け入れる凹部を形成し、前記
機能手段を、長尺部材を該凹部に閉じ込めるカバーと
し、該カバーを、固着部の縁部にヒンジを介して連結す
ることができる。また、前記機能手段を、前記固着部の
側方に一体成形したパイプ等の長尺部材を保持するパイ
プ保持部とし、該パイプ保持部に、パイプ収容凹部と該
凹部に収容したパイプの抜け出しを防止する弾性爪とを
設けることができる。更に、固着部を、リベット本体フ
ランジを収容し且つ一定高さを有する筒状体に形成し、
前記機能手段を、該筒状体の上面から半径方向外方に張
出す複数の爪部とし、パネル上に筒状固着部受入穴が形
成された第2のパネルを、該固着部に合わせて配置し
て、該第2パネルを爪部の作用によって固定することも
できる。更に、前記機能手段を、固着部の所定の高さ位
置から水平方向外方に張出した張出し部として、該張出
し部とパネルとの間に第2のパネルを挟持することもで
きる。更に、前記機能手段を、固着部の上面を包囲して
閉じるキャップとし、該キャップを、固着部の側壁部に
ヒンジを介して連結することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施例につ
いて、図2〜図5を参照しながら説明する。先ず、図2
において、固着具11は、金属製ブラインドリベット1
3とプラスチック製固着具本体14とから成り、これら
が一緒に組み付けられている。なお、ブラインドリベッ
トそのものは、実公昭46−12110号公報等によっ
てよく知られており、本発明に用いるブラインドリベッ
ト13も、従来のブラインドリベットである。
【0010】ブラインドリベット13は、一端にフラン
ジ15が形成された中空筒状体のリベット本体17と、
リベット本体17を貫通して延びるマンドレル18とか
らなる。マンドレル18には、フランジ15と反対の端
部側に拡径頭部19が形成されている。また、マンドレ
ル18には、頭部19とフランジ15との間の部分に破
断可能な小径部分21が形成されている。更に、マンド
レル18は、フランジ15からリベット本体17より外
側に突出しており、この突出部分が、締結工具(図示せ
ず)のノーズに保持される。ブラインドリベット13
は、普通のブラインドリベットと同様に、そのままパネ
ル等に締結することができる。すなわち、ブラインドリ
ベット13のマンドレル18の突出部分を締結工具に保
持させ、パネル穴にマンドレル頭部19を先頭にしてリ
ベット本体17のフランジ15が接面するまで挿入し、
フランジ15から突出するマンドレル18の部分を、マ
ンドレル18がその小径部分21で破断する程に、締結
工具によって強く引っ張る。この引っ張りによって、マ
ンドレル18の拡径頭部19がリベット本体17を拡径
するように変形させ、この拡径部分とフランジ15とに
よりパネルに固定することができる。なお、リベット本
体17の変形の開始位置を定め且つ変形を容易にするた
め、リベット本体17の外周面には、周溝22を1本又
は複数本(図示の例では2本)設けて、拡径方向への変
形を容易にするのが好ましい。
【0011】ブラインドリベット13は、図2の矢印2
3に示すように、固着具本体14へ挿入され、ブライン
ドリベット13と固着具本体14とが組合わされて本発
明に係る固着具11を構成する。図3は、ブラインドリ
ベット13と固着具本体14とが組合わさった状態を示
している。図2及び3において、固着具本体14は、プ
ラスチックの一体成形品で成り、リベット本体17を受
け入れる中空の被覆部25と、被覆部25の、リベット
本体フランジ15に隣接する端部(図の上端)に、リベ
ット本体フランジ15を収容するように中空の筒状に形
成された固着部26とから成る。固着具本体14の中空
の被覆部25は、リベット本体17及び拡径頭部19を
すっぽりと包んで密封するように先端(図2の下端)が
閉じている。これによって、水密性を高めることができ
る。固着部26は、図3(B)に明らかなように、内側
がリベット本体フランジ15を受け入れる円筒を成し、
外側は角筒を成す筒状体に形成されている。
【0012】固着部26の上部壁には、ワイヤハーネス
やパイプ等の長尺部材を受け入れる凹部27が形成され
ている。この凹部27のない固着部26の壁の一方に
は、凹部27に受け入れた長尺部材が、凹部から出ない
ように閉じ込めるカバー29がヒンジ30を介して一体
成形されている。カバー29の、ヒンジ30と反対側の
端部に、係止爪31が形成されている。固着部26の上
部壁には、係止爪31に対向する側に係止部33が設け
られて、カバー29の係止爪31と係合する。これによ
って、カバー29をヒンジ30の回りに回転させて、凹
部27を覆った状態に維持できる。
【0013】図4及び図5は、パネル34に固着した固
着具11にワイヤハーネス35を取付ける様子を示す。
パネル34に固着具11を固着するには、先ず、固着具
本体14から突出するマンドレル18を、ブラインドリ
ベット締結工具(図示せず)のノーズに挿入してチャッ
クに把持させる。次に、固着具11を保持した締結工具
をもって、ノーズから突出する固着具11の被覆部25
を、パネル34の取付穴にあてがい、そのまま固着部2
6の下面がパネル34に接面するまで押込む。次に、締
結工具のトリガを引いて締結工具を動作させると、締結
工具に保持されたマンドレル18が、引き抜き方向に引
っ張られる。締結工具によってマンドレル18が小径部
分21(図2参照)で破断する程に強く引っ張られる
と、マンドレル18の拡径頭部19が、リベット本体1
7の一部を拡径するように変形させる。破断されたマン
ドレルの先端部分は締結工具のノーズを通って工具から
排出される。ブラインドリベット13は、リベット本体
17の拡径部分37とフランジ15とによって、被覆部
25と固着部26の底面部とを間に挟んだ状態で、パネ
ル34に固定される。ブラインドリベット13は金属製
であるので、リベット本体17の塑性変形によって得ら
れた拡径部分37はフランジ15と協働して強力な固定
力を発揮する。被覆部25は、拡径部分37によって半
径方向外方に変形させられており、パネル34の取付穴
に強く密着し、また、固着部26の底面部もフランジ1
5によってパネル34に強く密着している。従って、パ
ネル34の取付穴の周囲は、プラスチック製の固着具本
体14によって強力に密閉されることになる。更に、被
覆部25は、リベット本体17を拡径部分37を含めて
密封するように先端が閉じており、その密閉の効果は大
きい。
【0014】パネル34に固着した固着具11にワイヤ
ハーネス35を取付けるには、ワイヤハーネス35を固
着部26の凹部27に載せてその凹部に収容する。次
に、カバー29を、ヒンジ30を中心に旋回させて凹部
27を覆い、係止爪31を係止部33に係合させ、凹部
27に収容したワイヤハーネス35を、凹部27に収容
して閉じ込める(図6参照)。このようにして、固着具
11は、パネル34の取付穴に高い密閉度で固着され、
固着後において、ワイヤハーネス35等の他の部品を簡
単に保持することができる。
【0015】図6〜図8は、固着具の第2実施例を示し
ており、固着具38の基本的な構造は、図2〜図5の固
着具11と同じであるが、固着具38の固着部39の側
方にパイプ保持部41が一体成形されている点が違って
いる。従って、同じ部分の説明は省略し、パイプ保持部
41について説明する。パイプ保持部41は、固着部3
9の一方の側壁に一体成形されており、パイプ42を収
容するパイプ収容凹部43と、この凹部43に収容した
パイプ42の抜け出しを防止する一対の弾性爪45、4
5とを有する。図8は、固着具38をパネル34に固着
した後、パイプ42をパイプ保持部41に保持した様子
を示す。固着具38のパネル34への固着は、図2〜図
5の固着具11と全く同じであり、固着具38は、パネ
ル34の取付穴に高い密閉度で固着され、固着後におい
ても、パイプ42を簡単に保持することができる。
【0016】図9〜図11は、固着具の第3実施例を示
しており、固着具46の基本的な構造は、第1実施例の
固着具11と同じであるが、固着具46の固着部47
は、一定高さの中空円筒に形成されている点で違ってお
り、固着部47の上面から半径方向外方且つ下向きに張
出す4つの爪部49が形成されている点で違っている。
同じ部分の説明は省略し、一体成形の爪部49を有する
固着部47について説明する。固着部47の高さは、パ
ネル34に載置される第2のパネル50(図11参照)
を越える高さに選定され、爪部49は、第2パネル50
の取付穴51の直径より長く外方に張出している。図1
1に図示のように、パネル34の上に、円筒状の固着部
47を受け入れる穴51を有する第2パネル50を、固
着部47に合わせて配置して、第2パネル50を第1パ
ネル34に押付けると、第2パネル50は、爪部49の
作用により抜け出しが防止され、第1パネル34に固定
される。固着具46のパネル34への固着は、第1実施
例の固着具11と同様に、パネル34の取付穴に高い密
閉度で固着され、固着後においても、第2パネル50を
簡単に保持することができる。
【0017】図12〜図14は、固着具の第4実施例を
示しており、固着具53の基本的な構造は、第1実施例
の固着具11と同じである。固着部54は、一定高さの
中空円筒に形成されている点で違っており、固着部54
の所定の高さ位置から水平方向外方に張出した張出し部
55が形成され、この張出し部55とパネル34との間
に、別のパネル57(図14参照)を挟持する点で違っ
ている。同じ部分の説明は省略し、一体成形の張出し部
55を有する固着部54について説明する。固着部54
の高さは、パネル34に載置される別のすなわち第2の
パネル57の高さに選定され、張出し部55は、第2パ
ネル57の取付穴58(図14)の直径より大きな直径
で外方に張出している。第2パネル57を第1パネル3
4に固定るには、固着具54を第1パネル34に取付け
る前に、第1パネル34の取付穴に、第2パネル57の
取付穴58を合わせるように、第2パネル57を第1パ
ネル34に載置する。次に、固着具53のマンドレル1
8を、ブラインドリベット締結工具のノーズに挿入し、
締結工具をもって、ノーズから突出する固着具53の被
覆部25を、パネル34の取付穴にあてがい、押込む。
締結工具のトリガを引いてリベット本体17の一部を拡
径するように変形させ、拡径部分37とフランジ15と
によって固着具53をパネル34に固定する。この固定
によって、固着部54から張出す張出し部55が、第2
パネル57を第1パネル34に押付けて、張出し部55
とパネル34との間に第2パネル57を挟持する。固着
具53のパネル34への固着も、第1実施例の固着具1
1と同様に、パネル34の取付穴に高い密閉度で固着さ
れ、その固着操作のときに、第2パネル57を簡単に保
持することができる。
【0018】図15〜図17は、固着具の第5実施例を
示しており、固着具59の基本的な構造は、第1実施例
の固着具11と同じである。違っているのは、固着具5
9の固着部61が、単純にリベット本体フランジ15を
収容する円筒状容器の形状に形成されていること、及
び、この固着部61の側壁部には、ヒンジ62を介して
キャップ63が一体成形されていることである。キャッ
プ63は、容器状の固着部61の上面を包囲して閉じる
ものである。この固着具59は、パネル34上の使用し
ない取付穴を閉鎖するのに使用できる。キャップ63
は、固着具59の固着部61を隠すので、見栄えを良く
し、また、フランジ15を遮蔽するので、フランジの錆
を防ぐ効果もある。キャップ63には、固着部61に密
に係合するための係合段部65が形成されるのが好まし
い。
【0019】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、熟練を
必要とすることなく、締結工具を動作させるだけで、金
属のブラインドリベットのリベット本体の変形によって
固着具が確実に且つ強力にパネルに固定され、固着具本
体はプラスチックであるので、取付穴の密閉も確実に且
つ強く維持されて、水密性も高く維持され、取付穴から
の雨等の水がパネルの裏面に漏れることがなくなり、錆
の発生はなく、金属製ブラインドリベットのリベット本
体によって拡径された固着具被覆部拡径部分と固着具フ
ランジとによって両側から挟持することによって連結が
行われるので、挟持力は高く且つ安定している。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のパネル固定用固着具を示す断面図であ
る。
【図2】本発明の第1実施例に係る固着具の組立て前の
状態を示す図である。
【図3】図2の固着具を組立てた後の状態を示してお
り、(A)は固着具の正面からみた半断面図、(B)は
固着具の平面図である。
【図4】図2の固着具をパネルに固着した様子を示す断
面図である。
【図5】図4の固着具にワイヤハーネスを取付けた様子
を示す断面図である。
【図6】本発明の第2実施例に係る固着具の平面図であ
る。
【図7】図6の固着具の断面図である。
【図8】図7の固着具をパネルに固着しパイプを保持し
た様子を示す図である。
【図9】本発明の第3実施例に係る固着具の平面図であ
る。
【図10】図9の固着具の断面図である。
【図11】図10の固着具をパネルに固着し第2パネル
を第1パネルに保持した様子を示す図である。
【図12】本発明の第4実施例に係る固着具の平面図で
ある。
【図13】図12の固着具の断面図である。
【図14】図13の固着具をパネルに固着して第2パネ
ルを第1パネルに固着した様子を示す図である。
【図15】本発明の第5実施例に係る固着具の平面図で
ある。
【図16】図15の固着具の断面図である。
【図17】図15の固着具をパネルに固着し、固着部を
キャップで閉じた様子を示す図である。
【符号の説明】
1 パネル 2 パイプ 3 グロメット 5 パッキン 6 ビス 7 クリップ 11 本発明の第1実施例の固着具 13 ブラインドリベット 14 固着具本体 15 フランジ 17 リベット本体 18 マンドレル 19 マンドレルの拡径頭部 21 マンドレルの破断用小径部分 25 固着具本体の被覆部 26 固着部 27 凹部 29 カバー 30 ヒンジ 31 係止爪 33 係止部 34 パネル 35 ワイヤハーネス 37 リベット本体の拡径部分 38 第2実施例の固着具 39 固着部 41 パイプ保持部 42 パイプ 43 パイプ収容凹部 45 弾性爪 46 第3実施例の固着具 47 固着部 49 爪部 50 第2パネル 51 取付穴 53 第4実施例の固着具 54 固着部 55 張出し部 57 第2パネル 59 第5実施例の固着具 61 固着部 62 ヒンジ 63 キャップ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルに固着される固着具において、 一端にフランジが形成された中空筒状体のリベット本体
    と該リベット本体を貫通して延びるマンドレルとから成
    る金属製ブラインドリベットと、前記リベット本体を被
    覆する筒状の被覆部を有するプラスチック製の固着具本
    体とから成り、前記ブラインドリベットのマンドレル
    は、リベット本体のフランジとは反対側の端部に拡径頭
    部を有し且つ中間に破断可能な小径部分を有し更に拡径
    頭部と反対側の端部はリベット本体のフランジから突出
    しており、前記固着具本体は、前記被覆部の、リベット
    本体フランジに隣接する端部に、該リベット本体フラン
    ジを収容する形状に形成された固着部を有し、該固着部
    には機能手段が一体成形されていることを特徴とする固
    着具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の固着具において、前記
    固着部には、ワイヤハーネス等の長尺部材を受け入れる
    凹部が形成され、前記機能手段は、前記長尺部材を該凹
    部に閉じ込めるカバーであり、該カバーは、固着部の縁
    部にヒンジを介して連結されていることを特徴とする固
    着具。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の固着具において、前記
    機能手段は、前記固着部の側方に一体成形されて、パイ
    プ等の長尺部材を保持するパイプ保持部であり、該パイ
    プ保持部は、パイプ収容凹部と、該凹部に収容したパイ
    プの抜け出しを防止する弾性爪とを有することを特徴と
    する固着具。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の固着具において、前記
    固着部は、リベット本体フランジを収容し且つ一定高さ
    を有する筒状体に形成され、前記機能手段は該筒状体の
    上面から半径方向外方に張出す複数の爪部であり、前記
    パネル上に、前記筒状固着部を受け入れる穴が形成され
    た第2のパネルを、該固着部に合わせて配置することに
    よって、該第2パネルが、前記爪部の作用により固定さ
    れることを特徴とする固着具。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の固着具において、前記
    機能手段は、前記固着部の所定の高さ位置から水平方向
    外方に張出した張出し部であり、該張出し部と前記パネ
    ルとの間に、第2のパネルを挟持することを特徴とする
    固着具。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の固着具において、前記
    機能手段は、前記固着部の上面を包囲して閉じるキャッ
    プであり、該キャップは、前記固着部の側壁部にヒンジ
    を介して連結されていることを特徴とする固着具。
JP20005397A 1997-07-25 1997-07-25 固着具 Pending JPH1137118A (ja)

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