JPH038061Y2 - - Google Patents

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JPH038061Y2
JPH038061Y2 JP1984064530U JP6453084U JPH038061Y2 JP H038061 Y2 JPH038061 Y2 JP H038061Y2 JP 1984064530 U JP1984064530 U JP 1984064530U JP 6453084 U JP6453084 U JP 6453084U JP H038061 Y2 JPH038061 Y2 JP H038061Y2
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JP
Japan
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frame
mounting hole
flange
locking part
ventilation tube
Prior art date
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JP1984064530U
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JPS60177651U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両等に搭載する小型モータの通気
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
モータの通気装置は、密閉されたモータの内外
の気圧を同一にして、モータのケーシングの嵌合
部のシールを確実にするものである。この為、通
気装置には、通気はするがその部分からの水の浸
入がない様にすることが要求され、従来第3図イ
に示す如く、フレーム1′に細長いゴム製の通気
チユーブ2′を装着していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、浸水を防止する為には通気チユーブ
2′を比較的長くせざるを得ず、チユーブのふら
つきを押さえる保持手段をモータ或いは車体に設
ける必要がある上、他の部品との干渉問題とな
る。又、通気チユーブ2′をフレーム1′の装着穴
4′に取付ける場合、通気チユーブ2′を持つて装
着穴4′に押込むことになるが、装着後の抜止め
となる鍔部が押込みの際に、装着穴4′の軸方向
に圧縮されて大径化し、鍔部が装着穴4′に入り
ずらく、更に、装着穴4′の周囲に障害物がある
と、鍔部付近を指で持つて押すことができない
為、第3図ロに示す様に押込み棒6′を用いての
作業となり、作業性に問題があつた。
本考案は通気装置の防水性を高め小型化をはか
ると共に、組付性の改善をはかることを目的とす
る。
〔問題を解決するための手段〕
本考案は、装着穴2を設けたフレーム1と、前
記装着穴2の外周を取り囲むように前記フレーム
1に突設された周壁3と、引張り部5、引張り部
5につながり序々に大きくなり前記装着穴2より
大径の先端係止部6、先端係止部6に前記装着穴
2より小径の部分を介してつながり先端係止部6
より大径の後端係止部7、及び後端係止部7につ
ながる円筒部8を有すると共にその中心に穴9を
有し、更に引張り部5と先端係止部6との境界部
を薄肉としたゴム製の通気チユーブ4と、該通気
チユーブ4の円筒部8に嵌着された筒、及び筒の
反前記後端係止部7側端部に形成された外周に切
欠き部12を設けた鍔部11′を有する鍔付きキ
ヤツプ11と、該鍔付きキヤツプ11の鍔11′
に係止され鍔付きキヤツプ11を包囲するコツプ
状のカバー13とでなり、前記フレーム1の装着
穴2に前記引張り部5を前記周壁3側から通し、
且つ引張つて前記先端係止部6を通し、更に引張
ることによつて前記後端係止部7を支えにして前
記境界部から引張り部5を引きちぎり、前記通気
チユーブ4を前記フレーム1に固定したことを特
徴とするモータの通気装置によつて、前述の目的
を達成するものである。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例について第1図及び第
2図に基づき説明する。1はモータのフレームで
装着穴2の外周には周壁3が突設され、装着穴2
を取り囲んでいる。4はゴム製の通気チユーブ
で、引張り部5、先端係止部6、後端係止部7、
円筒部8とを有し、一体に形成されている。先端
係止部6は引張り部5から序々に大きくなり穴2
より大径となつている。後端係止部7は先端係止
部6より大径で、装着穴2とほぼ同径の小径の部
分を介して先端係止部6につながつている。後端
係止部7につながる円筒部8には外周にリブ10
が環状に突設されている。この通気チユーブ4の
中心には小径の穴9が設けられている。又、引張
り部5と先端係止部6との境界部は外径が小さく
なつており、薄肉となつている。11は鍔付きキ
ヤツプで、円筒部8のリブ10よりり小径の内周
面を有する筒と、該筒の一端に設けられた鍔1
1′とを有し、樹脂で一体形成されたものである。
鍔11′には外周に切欠き部12が設けられてい
る。13はゴム製のカバーで、コツプ状をしてお
り、その開口側に切欠き部14が形成されている
と共に、内周面中央に突起15が形成されてい
る。
次に組付について説明する。まず、通気チユー
ブ4の円筒部8に鍔付きキヤツプ11の筒を嵌着
する。この時、通気チユーブ4のリブ10が鍔付
きキヤツプ11の筒の内周面に圧接されるので、
両者の結合が容易に解けることはない。次に、鍔
付きキヤツプ11にカバー13をかぶせる。この
時、鍔付きキヤツプ11の鍔11′がカバー13
の突起15にひつかかるが、更に押込むと、カバ
ー13がゴム製の為その弾性で広がり、鍔11′
が突起15を乗り越えると、カバー13が鍔付き
キヤツプ11から外れることはなくなる。最後
に、この様に一体化された通気チユーブ4と鍔付
きキヤツプ11とカバー13をモータのフレーム
1に組付けることになる。この際にはまず、カバ
ー13を摘んで通気チユーブ4の引張り部5をフ
レーム1の周壁3側から即ち外側から装着穴2に
通す。次にフレーム1の内側に出た引張り部5を
摘んで引張る。先端係止部6が装着穴2を通る
時、先端係止部6は自身の弾性で小径となると共
に、引張り部5で引張られているので、先端係止
部6の外周の傾きが小さくなるように変形するの
で、容易に通り抜ける。更に引張り部5を引張る
と、後端係止部7がフレーム1の外面に引掛か
り、先端係止部6と引張り部5との境界部が薄肉
となつているので、その境界部から引張り部5が
引きちぎられる。そして、通気チユーブ4の中心
の穴9が、貫通すると共に、通気チユーブ4がフ
レーム1の装着穴2に固定される。又、カバー1
3も鍔付きキヤツプ11の鍔11′とフレーム1
の外面とで挟持されることになる。
そして、通気路として、フレーム1内→通気チ
ユーブ4の穴9→鍔付きキヤツプ11の鍔11′
とカバー13の底で形成される室→鍔付きキヤツ
プ11の鍔11′の切欠き部12→鍔付きキヤツ
プ11の筒外面とカバー13の内面の間→カバー
13の切欠き部14→カバー13の外面とフレー
ム1の周壁3との間→フレーム1の外という経路
が形成される。
この様に、通気路がフレーム1の外表面を往復
する様に形成されるので、通気路が長く防水が確
実であるにもかかわず、通気装置はコンパクトに
なつている。又、通気装置の取付け作業も通気チ
ユーブ4に引張り部5を設けたので、通気チユー
ブ4を引張り作業で行えて先端係止部6の通り抜
けがスムーズである上、引張り部5を後で引きち
ぎるので引張り部5を長く設定できて、引張り易
く組付性が良い。
〔効果〕
以上詳述する如く、本考案は、フレーム1の外
表面を往復する様に通気路が形成されるので、通
気装置が小型化できると共に、通気路を長く設定
する為にフレーム1に通気穴を囲む狭い周壁3を
設けても、通気チユーブ4に引張り部5を設けて
反周壁3側からの引張り作業となし、しかも通気
チユーブ4の引張り部5は後で引きちぎれるので
長く設定できて、取付の作業性も良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例を示す一部を断面し
た分解斜視図。第2図イ,ロは、本考案の実施例
の組付を説明する為の要部断面図。第3図は、従
来例を示す説明図。 1……フレーム、2……装着穴、3……周壁、
4……通気チユーブ、5……引張り部、6……先
端係止部、7……後端係止部、8……円筒部、9
……穴、10……リブ、11……鍔付きキヤツ
プ、12……切欠き部、13……カバー、14…
…切欠き部、15……突起、11′……鍔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 装着穴2を設けたフレーム1と、前記装着穴2
    の外周を取り囲むように前記フレーム1に突設さ
    れた周壁3と、引張り部5、引張り部5につなが
    り序々に大きくなり前記装着穴2より大径の先端
    係止部6、先端係止部6に前記装着穴2より小径
    の部分を介してつながり先端係止部6より大径の
    後端係止部7、及び後端係止部7につながる円筒
    部8を有すると共に中心に穴9を有し、更に引張
    り部5と先端係止部6との境界部を薄肉としたゴ
    ム製の通気チユーブ4と、該通気チユーブ4の円
    筒部8に嵌着された筒、及び筒の反前記後端係止
    部7側端部に形成された外周に切欠き部12を設
    けた鍔11′を有する鍔付きキヤツプ11と、該
    鍔付きキヤツプ11の鍔11′に係止され鍔付き
    キヤツプ11を包囲するコツプ状のカバー13と
    でなり、前記フレーム1の装着穴2に前記引張り
    部5を前記周壁側3から通し、且つ引張つて前記
    先端係止部6を通し、更に引張ることによつて前
    記後端係止部7を支えにして前記境界部か引張り
    部5を引きちぎり、前記通気チユーブ4を前記フ
    レーム1に固定したことを特徴とするモータの通
    気装置。
JP6453084U 1984-05-01 1984-05-01 モ−タの通気装置 Granted JPS60177651U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6453084U JPS60177651U (ja) 1984-05-01 1984-05-01 モ−タの通気装置

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JP6453084U JPS60177651U (ja) 1984-05-01 1984-05-01 モ−タの通気装置

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JPS60177651U JPS60177651U (ja) 1985-11-26
JPH038061Y2 true JPH038061Y2 (ja) 1991-02-27

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ID=30595700

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JP6453084U Granted JPS60177651U (ja) 1984-05-01 1984-05-01 モ−タの通気装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6628026B2 (en) 2000-03-30 2003-09-30 Asmo Co., Ltd. Geared motor including ribbed gear housing

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5928261B2 (ja) * 1977-01-28 1984-07-11 マンネスマン・アクチェンゲゼルシャフト 超音波検査における妨害エコ−と欠陥エコ−とを動力学的に識別する方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5564864U (ja) * 1978-10-25 1980-05-02
JPS5928261U (ja) * 1982-08-14 1984-02-22 株式会社三ツ葉電機製作所 回転電気機械の水抜き装置

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JPS5928261B2 (ja) * 1977-01-28 1984-07-11 マンネスマン・アクチェンゲゼルシャフト 超音波検査における妨害エコ−と欠陥エコ−とを動力学的に識別する方法

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JPS60177651U (ja) 1985-11-26

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