JPS5928261B2 - 超音波検査における妨害エコ−と欠陥エコ−とを動力学的に識別する方法 - Google Patents
超音波検査における妨害エコ−と欠陥エコ−とを動力学的に識別する方法Info
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- JPS5928261B2 JPS5928261B2 JP53005138A JP513878A JPS5928261B2 JP S5928261 B2 JPS5928261 B2 JP S5928261B2 JP 53005138 A JP53005138 A JP 53005138A JP 513878 A JP513878 A JP 513878A JP S5928261 B2 JPS5928261 B2 JP S5928261B2
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- G01—MEASURING; TESTING
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- G01N29/00—Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
- G01N29/22—Details, e.g. general constructional or apparatus details
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- G01S15/00—Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems
- G01S15/02—Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems using reflection of acoustic waves
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- G—PHYSICS
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- G01N2291/00—Indexing codes associated with group G01N29/00
- G01N2291/04—Wave modes and trajectories
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、超音波検査において妨害エコーと欠陥エコー
とを動力学的に識別する方法に関する。
とを動力学的に識別する方法に関する。
検査ヘッドと欠陥との間に相対運動を伴う超音波検査に
さいし、具体的にはたとえばパイプの送りをらせん状に
行う（すなわちパイプを回転させながら軸方向に送る）
浸漬式検査装置においては、とりわけ接触媒体（例えば
水）中の気泡、塵等のために被検査材の欠陥が見誤まら
れるおそれがある。目下のところ、このような妨害エコ
ーを本来の欠陥エコーから識別する方法は知られていな
い。本発明の目的は、上記妨害エコーと欠陥エコーとを
動力学的に識別し、これによつて検知された妨害エコー
を消去する方法を提供することにある。上記目的を達成
するため、本発明によつて特許請求の範囲に記載の方法
が提案される。以下らせん状にパイプの送りが行なわれ
る浸漬式検査装置を図解した添付図面を参照しながら、
本発明の好ましつ実施例を説明する。
さいし、具体的にはたとえばパイプの送りをらせん状に
行う（すなわちパイプを回転させながら軸方向に送る）
浸漬式検査装置においては、とりわけ接触媒体（例えば
水）中の気泡、塵等のために被検査材の欠陥が見誤まら
れるおそれがある。目下のところ、このような妨害エコ
ーを本来の欠陥エコーから識別する方法は知られていな
い。本発明の目的は、上記妨害エコーと欠陥エコーとを
動力学的に識別し、これによつて検知された妨害エコー
を消去する方法を提供することにある。上記目的を達成
するため、本発明によつて特許請求の範囲に記載の方法
が提案される。以下らせん状にパイプの送りが行なわれ
る浸漬式検査装置を図解した添付図面を参照しながら、
本発明の好ましつ実施例を説明する。
実際の欠陥によるエコーと前記塵等による妨害エコーは
、基本的には検査ヘッドとエコーによつて指示された個
所の間の相対速度の本質的な差により識別される。
、基本的には検査ヘッドとエコーによつて指示された個
所の間の相対速度の本質的な差により識別される。
浸漬槽内の塵粒子あるいは気泡は、毎秒１から１０７１
ｉＲのオーダーの速度で移動する。
ｉＲのオーダーの速度で移動する。
すなわち検査ヘッドに対する相対速度は１〜１０７！ｍ
／ｓｅｃである。他方被検査材内の真の欠陥の検査ヘッ
ドに対する相対速度ＶＦは、パイプの直径と単位時間当
りの該パイプの回転数を用いて、次式により求めること
ができる。ＶＦ＝π×ＤＸＵ ここで、 Ｄ■パイプの直径 Ｕ＝毎秒回転数 今日、一般に行なわれている毎分２００から１，０００
回の回転速度で回転する、直径が２０から２００７７Ｒ
までの範囲にあるパイプの場合、検査ヘツドと欠陥の間
の相対速度として毎秒２００から１０，０００７Ｑまで
の値が求められる。
／ｓｅｃである。他方被検査材内の真の欠陥の検査ヘッ
ドに対する相対速度ＶＦは、パイプの直径と単位時間当
りの該パイプの回転数を用いて、次式により求めること
ができる。ＶＦ＝π×ＤＸＵ ここで、 Ｄ■パイプの直径 Ｕ＝毎秒回転数 今日、一般に行なわれている毎分２００から１，０００
回の回転速度で回転する、直径が２０から２００７７Ｒ
までの範囲にあるパイプの場合、検査ヘツドと欠陥の間
の相対速度として毎秒２００から１０，０００７Ｑまで
の値が求められる。
これ故に前記両相対速度は互いにはつきりと識別される
。検査ヘツドとエコーによつて指示された部分の間の相
対速度は、直接測定することはできないが、超音波検査
における伝播時間の測定によつて間接的に求めることが
できる。
。検査ヘツドとエコーによつて指示された部分の間の相
対速度は、直接測定することはできないが、超音波検査
における伝播時間の測定によつて間接的に求めることが
できる。
第１図において、パイプ１は欠陥２を備え、これに対し
検査ヘツド３から超音波が放射される。
検査ヘツド３から超音波が放射される。
検査ヘツド３から欠陥２へ行きさらに欠陥２から検査ヘ
ツド３に戻る超音波のコア・ビーム（主ビーム）の経路
が線５により表示されている。この検査の場合、２つの
連続した検査行程について（すなわち引続いて送信され
た送信パルスについて）振幅対時間の関係で表示した第
２図の超音波ダイアグラムを求める。超音波の励起は、
送信パルス６により行なわれる。このパルス６により発
せられた超音波は、入射エコーとして表示されている被
検査材１の音響入射点４を通つて欠陥２に到達する。な
お上記音響入射点４は第２図において入射エコー７とし
て表示されている。該欠陥２はオシロスコープなどのデ
イスプレイ装置によつて欠陥振幅８として目視すること
ができる。送信パルス６と欠陥振幅８との間の時間を測
定すると、最初の検査行程において反響時間ｔ１が求め
られる。次の検査行程で、再び送信パルス６と欠陥エコ
ー８ａとの間の時間Ｔ２の測定が実施される。この場合
、パイプ１が検査ヘツド３に向かう方向に回転するとき
、先行した検査行程の時間ｔ１より短い時間Ｔ２が測定
される。なお上記時間Ｔ２は、上記の影響量と検査のさ
いのパルス反復頻度と超音波の入射角に関係する。上記
時間ｔ１とＴ２の差を求めることによりある時間差が求
められ、これがあるエコーが被検査材の実際の欠陥によ
るエコーなのかあるいは水中の空気の気泡または浮遊塵
粒子による妨害エコーなのかを確認する尺度として使用
される。
ツド３に戻る超音波のコア・ビーム（主ビーム）の経路
が線５により表示されている。この検査の場合、２つの
連続した検査行程について（すなわち引続いて送信され
た送信パルスについて）振幅対時間の関係で表示した第
２図の超音波ダイアグラムを求める。超音波の励起は、
送信パルス６により行なわれる。このパルス６により発
せられた超音波は、入射エコーとして表示されている被
検査材１の音響入射点４を通つて欠陥２に到達する。な
お上記音響入射点４は第２図において入射エコー７とし
て表示されている。該欠陥２はオシロスコープなどのデ
イスプレイ装置によつて欠陥振幅８として目視すること
ができる。送信パルス６と欠陥振幅８との間の時間を測
定すると、最初の検査行程において反響時間ｔ１が求め
られる。次の検査行程で、再び送信パルス６と欠陥エコ
ー８ａとの間の時間Ｔ２の測定が実施される。この場合
、パイプ１が検査ヘツド３に向かう方向に回転するとき
、先行した検査行程の時間ｔ１より短い時間Ｔ２が測定
される。なお上記時間Ｔ２は、上記の影響量と検査のさ
いのパルス反復頻度と超音波の入射角に関係する。上記
時間ｔ１とＴ２の差を求めることによりある時間差が求
められ、これがあるエコーが被検査材の実際の欠陥によ
るエコーなのかあるいは水中の空気の気泡または浮遊塵
粒子による妨害エコーなのかを確認する尺度として使用
される。
２つの連続した検査行程で測定された反響時間の差をそ
の絶対値とすることにより、欠陥が検査ヘツドから離れ
る運動あるいは検査ヘツドに向かう運動をすることによ
る影響を補償することができる。
の絶対値とすることにより、欠陥が検査ヘツドから離れ
る運動あるいは検査ヘツドに向かう運動をすることによ
る影響を補償することができる。
本発明に係る動力学的な妨害エコーの除去方法は、モニ
ターについてあるいはモニターの欠陥監視範囲内の欠陥
振幅に対する２つの弁別器敷居値を用いて、統計的に妨
害エコーを取り除く従来すでに提案されている手段を併
用して実施することができる。
ターについてあるいはモニターの欠陥監視範囲内の欠陥
振幅に対する２つの弁別器敷居値を用いて、統計的に妨
害エコーを取り除く従来すでに提案されている手段を併
用して実施することができる。
第１図は、超音波検査されるパイプ内を透過する超音波
の経過を示すパイプの断面図、第２図は、振幅と時間の
関係で表示した超音波のデイスプレイ図形。 １・・・・・・パイプ、２・・・・・・欠陥、３・・・
・・・検査ヘツド、４・・・・・・音響入射点、５・・
・・・・超音波主ビームの経路、６・・・・・・送信パ
ルス、７・・・・・・入射エコー、８・・・・・・欠陥
振幅、８ａ・・・・・・欠陥エコー。
の経過を示すパイプの断面図、第２図は、振幅と時間の
関係で表示した超音波のデイスプレイ図形。 １・・・・・・パイプ、２・・・・・・欠陥、３・・・
・・・検査ヘツド、４・・・・・・音響入射点、５・・
・・・・超音波主ビームの経路、６・・・・・・送信パ
ルス、７・・・・・・入射エコー、８・・・・・・欠陥
振幅、８ａ・・・・・・欠陥エコー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 検査ヘッドと欠陥の間の相対的な移動を伴う超音波
検査に際して、水中の浮遊塵や気泡等による妨害エコー
と被検査材中の実際の欠陥とを動力学的に識別するため
の方法において、各検査行程それぞれについて送信パル
スと欠陥振幅との間で時間測定を行ない個々の反響時間
を求め、少なくとも２つの連続した検査行程についての
反響時間ｔ＿１、ｔ＿２の差ｔ＿１−ｔ＿２を求め、こ
の差をあらかじめ選定された時間差と比較し、あらかじ
め選択された時間差を上回わつたりあるいは下回わつた
とき、欠陥振幅を欠陥エコーとして判断することを特徴
とする超音波検査における妨害エコーと欠陥エコーとを
動力学的に識別する方法。 ２ 個々の反響時間ｔ＿１、ｔ＿２の時間差を絶対値｜
ｔ＿１−ｔ＿２｜とすることによつて、欠陥と検査ヘッ
ドとの間の相対速度の方向に対する依存性を取り除くこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19772704128 DE2704128C3 (de) | 1977-01-28 | 1977-01-28 | Verfahren zur dynamischen Unterscheidung zwischen Störanzeigen und Fehlern bei der Ultraschallprüfung |
| DE000P27041287 | 1977-01-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5395690A JPS5395690A (en) | 1978-08-22 |
| JPS5928261B2 true JPS5928261B2 (ja) | 1984-07-11 |
Family
ID=6000087
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53005138A Expired JPS5928261B2 (ja) | 1977-01-28 | 1978-01-20 | 超音波検査における妨害エコ−と欠陥エコ−とを動力学的に識別する方法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5928261B2 (ja) |
| DE (1) | DE2704128C3 (ja) |
| FR (1) | FR2379070A1 (ja) |
| GB (1) | GB1600643A (ja) |
| IT (1) | IT1086999B (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6155456U (ja) * | 1984-09-17 | 1986-04-14 | ||
| JPH038061Y2 (ja) * | 1984-05-01 | 1991-02-27 | ||
| JPH058770Y2 (ja) * | 1985-12-04 | 1993-03-04 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1592601A (en) * | 1977-02-19 | 1981-07-08 | Rolls Royce | Apparatus for ultrasonic examination |
| GB2114758B (en) * | 1982-02-05 | 1985-07-31 | Rolls Royce | Ultrasonic flaw detector signal analyser |
| DE3204797C2 (de) * | 1982-02-11 | 1983-12-29 | Nukem Gmbh, 6450 Hanau | Impuls-Echo-Verfahren zur zerstörungsfreien Ultraschall-Werkstoffprüfung |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3693100A (en) * | 1971-04-09 | 1972-09-19 | Presearch Inc | Cumulative enhancement signal processor |
-
1977
- 1977-01-28 DE DE19772704128 patent/DE2704128C3/de not_active Expired
- 1977-11-07 IT IT2935077A patent/IT1086999B/it active
-
1978
- 1978-01-13 FR FR7800927A patent/FR2379070A1/fr active Granted
- 1978-01-20 JP JP53005138A patent/JPS5928261B2/ja not_active Expired
- 1978-01-23 GB GB264578A patent/GB1600643A/en not_active Expired
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH038061Y2 (ja) * | 1984-05-01 | 1991-02-27 | ||
| JPS6155456U (ja) * | 1984-09-17 | 1986-04-14 | ||
| JPH058770Y2 (ja) * | 1985-12-04 | 1993-03-04 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| IT1086999B (it) | 1985-05-31 |
| GB1600643A (en) | 1981-10-21 |
| FR2379070B1 (ja) | 1984-02-24 |
| DE2704128A1 (de) | 1978-08-10 |
| DE2704128B2 (de) | 1978-11-16 |
| JPS5395690A (en) | 1978-08-22 |
| FR2379070A1 (fr) | 1978-08-25 |
| DE2704128C3 (de) | 1979-07-26 |
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