JPH058770Y2 - - Google Patents
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- JPH058770Y2 JPH058770Y2 JP1985187751U JP18775185U JPH058770Y2 JP H058770 Y2 JPH058770 Y2 JP H058770Y2 JP 1985187751 U JP1985187751 U JP 1985187751U JP 18775185 U JP18775185 U JP 18775185U JP H058770 Y2 JPH058770 Y2 JP H058770Y2
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- JP
- Japan
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- gear housing
- motor
- housing
- barrier
- opening
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、減速機構付モータに関し、特に、通
気路の改良に係り、例えば、自動車等のような車
両のワイパに使用されるワイパ駆動装置に利用し
て有効なものに関する。
気路の改良に係り、例えば、自動車等のような車
両のワイパに使用されるワイパ駆動装置に利用し
て有効なものに関する。
自動車等のような車両のワイパ駆動装置とし
て、駆動源としてのモータに減速機構としてのウ
オーム歯車減速装置が一体的に連設されており、
モータハウジングとギヤハウジングとの間に通気
孔が両者の内部空間を連通するように開設されて
いるとともに、ギヤハウジングにブリーザ装置が
大気に連通して呼吸作用を行うよう設けられてい
るものがある。
て、駆動源としてのモータに減速機構としてのウ
オーム歯車減速装置が一体的に連設されており、
モータハウジングとギヤハウジングとの間に通気
孔が両者の内部空間を連通するように開設されて
いるとともに、ギヤハウジングにブリーザ装置が
大気に連通して呼吸作用を行うよう設けられてい
るものがある。
このようなワイパ駆動装置においては、ブリー
ザ装置→ギヤハウジング→通気孔→モータハウジ
ング、の経路により呼吸作用が行われるため、高
温雰囲気等において軟化ないし溶融したギヤハウ
ジング内のグリースが通気孔を通つてモータハウ
ジングに流れ込み、この結果、グリースがカーボ
ンブラシに付着し、ブラシの異常摩耗およびコン
ミユテータスリツトの目詰り等のような二次的障
害が発生する。
ザ装置→ギヤハウジング→通気孔→モータハウジ
ング、の経路により呼吸作用が行われるため、高
温雰囲気等において軟化ないし溶融したギヤハウ
ジング内のグリースが通気孔を通つてモータハウ
ジングに流れ込み、この結果、グリースがカーボ
ンブラシに付着し、ブラシの異常摩耗およびコン
ミユテータスリツトの目詰り等のような二次的障
害が発生する。
本考案の目的は、グリースの減速機構側からモ
ータ側への流入を防止することができる減速機構
付モータを提供することにある。
ータ側への流入を防止することができる減速機構
付モータを提供することにある。
本考案に係る減速機構付モータは、ギヤハウジ
ング13がモータハウジング3に隣接して付設さ
れている減速機構付モータにおいて、 前記ギヤハウジング13は皿形状に一体成形さ
れた本体14と、この本体14に被せられたボト
ムプレート15とから構成されており、 このギヤハウジング13と前記モータハウジン
グ3との間に両者の内部空間を連通させる通気路
28が開設されており、 前記ギヤハウジング13の本体14における前
記通気路28の開口の手前位置に障壁29が一体
的に立設されているとともに、 この障壁29は前記通気路28の開口を取り囲
む凹所30を形成するとともに、ギヤハウジング
13の前記ボトムプレート15と〓間をもつて対
向して、凹所30の内部空間とギヤハウジング1
3の内部空間とを連通させる凹所開口31を形成
していることを特徴とする。
ング13がモータハウジング3に隣接して付設さ
れている減速機構付モータにおいて、 前記ギヤハウジング13は皿形状に一体成形さ
れた本体14と、この本体14に被せられたボト
ムプレート15とから構成されており、 このギヤハウジング13と前記モータハウジン
グ3との間に両者の内部空間を連通させる通気路
28が開設されており、 前記ギヤハウジング13の本体14における前
記通気路28の開口の手前位置に障壁29が一体
的に立設されているとともに、 この障壁29は前記通気路28の開口を取り囲
む凹所30を形成するとともに、ギヤハウジング
13の前記ボトムプレート15と〓間をもつて対
向して、凹所30の内部空間とギヤハウジング1
3の内部空間とを連通させる凹所開口31を形成
していることを特徴とする。
通気路の入口を取り囲んだ障壁が減速機構ハウ
ジング内で流動化したグリースをせき止めるた
め、グリースが通気路に浸入することは防止され
る。したがつて、グリースがモータ側に流入する
ことによつて派生するブラシの異常摩耗およびコ
ンミユテータスリツトの目詰り等のような二次的
障害は未然に回避させる。
ジング内で流動化したグリースをせき止めるた
め、グリースが通気路に浸入することは防止され
る。したがつて、グリースがモータ側に流入する
ことによつて派生するブラシの異常摩耗およびコ
ンミユテータスリツトの目詰り等のような二次的
障害は未然に回避させる。
また、通気路における通気は障壁を迂回するこ
とによつて確保されるため、モータおよび減速機
構の呼吸作用は正常に維持されることになる。
とによつて確保されるため、モータおよび減速機
構の呼吸作用は正常に維持されることになる。
第1図は本考案の一実施例であるワイパ駆動装
置を示す正面断面図、第2図は第1図の−線
に沿う拡大部分底面断面図である。
置を示す正面断面図、第2図は第1図の−線
に沿う拡大部分底面断面図である。
本実施例において、減速機構付モータとしての
ワイパ駆動装置は駆動源としてのモータ1と、減
速機構としてのウオーム歯車減速装置2とを備え
ており、モータ1のハウジング3は一端が開口し
た筒形状に形成されているヨーク4と、ヨーク4
の開口に被蓋されたエンドブラケツト5とから構
成されている。ヨークの内周には磁極を構成する
マグネツト6が複数個、周方向に等間隔に配され
て固設されており、ヨーク4内には回転軸7が同
心的に配されて軸受8,9により回転自在に支承
されている。回転軸7にはアーマチユア10がマ
グネツト6に対向するように配されて固定的に外
装されており、回転軸7のアーマチユア10の片
脇にはコンミユテータ11が固定的に外装されて
いる。ハウジング3のエンドブラケツト5には一
対ブラシ12が装着されており、両ブラシ12は
コンミユテータ11に摺接されてアーマチユア1
0に給電するように構成されている。
ワイパ駆動装置は駆動源としてのモータ1と、減
速機構としてのウオーム歯車減速装置2とを備え
ており、モータ1のハウジング3は一端が開口し
た筒形状に形成されているヨーク4と、ヨーク4
の開口に被蓋されたエンドブラケツト5とから構
成されている。ヨークの内周には磁極を構成する
マグネツト6が複数個、周方向に等間隔に配され
て固設されており、ヨーク4内には回転軸7が同
心的に配されて軸受8,9により回転自在に支承
されている。回転軸7にはアーマチユア10がマ
グネツト6に対向するように配されて固定的に外
装されており、回転軸7のアーマチユア10の片
脇にはコンミユテータ11が固定的に外装されて
いる。ハウジング3のエンドブラケツト5には一
対ブラシ12が装着されており、両ブラシ12は
コンミユテータ11に摺接されてアーマチユア1
0に給電するように構成されている。
ウオーム歯車減速装置2はギヤハウジング13
を備えており、ギヤハウジング13はアルミダイ
キヤスト等により皿形状に一体成形された本体1
4と、薄板を用いたプレス加工により一体成形さ
れ、この本体14に被蓋された略同形状のボトム
プレート(第2図に一部のみが図示されている。)
15とから構成されている。ギヤハウジング本体
14には前記モータハウジング3におけるエンド
ブラケツト5が一体的に成形されており、このエ
ンドブラケツト5に挿通されているモータの回転
軸7はギヤハウジング13内に挿入されて片持ち
支持された状態になつている。回転軸7のギヤハ
ウジング13への挿入部外周上には互いに反対向
きのねじれを有する一対のウオーム16,17が
それぞれ一体的に刻設されており、両ウオーム1
6,17には回転軸7を挟んで両脇にそれぞれ配
設されているウオームホイール18,19がそれ
ぞれ噛合されている。ウオームホイール18,1
9はギヤハウジング本体14にそれぞれ立設され
ている支軸20,21に回転自在に支承されてお
り、両支軸20,21には中間ギヤ22,23が
各ウオームホイール18,19とそれぞれ一体回
転するように支承されている。
を備えており、ギヤハウジング13はアルミダイ
キヤスト等により皿形状に一体成形された本体1
4と、薄板を用いたプレス加工により一体成形さ
れ、この本体14に被蓋された略同形状のボトム
プレート(第2図に一部のみが図示されている。)
15とから構成されている。ギヤハウジング本体
14には前記モータハウジング3におけるエンド
ブラケツト5が一体的に成形されており、このエ
ンドブラケツト5に挿通されているモータの回転
軸7はギヤハウジング13内に挿入されて片持ち
支持された状態になつている。回転軸7のギヤハ
ウジング13への挿入部外周上には互いに反対向
きのねじれを有する一対のウオーム16,17が
それぞれ一体的に刻設されており、両ウオーム1
6,17には回転軸7を挟んで両脇にそれぞれ配
設されているウオームホイール18,19がそれ
ぞれ噛合されている。ウオームホイール18,1
9はギヤハウジング本体14にそれぞれ立設され
ている支軸20,21に回転自在に支承されてお
り、両支軸20,21には中間ギヤ22,23が
各ウオームホイール18,19とそれぞれ一体回
転するように支承されている。
ギヤハウジング本体14の略中央部にはウオー
ム歯車減速装置2における出力軸24が回転軸7
と直角方向に挿通されて回転自在に支承されてお
り、ギヤハウジング13内において、出力軸24
には出力ギヤ25が一体回転するように嵌着され
ている。出力ギヤ25には前記中間ギヤ22,2
3がそれぞれ噛合されており、したがつて、出力
軸24はモータ1の回転軸7によりウオーム1
6,17、ウオームホイール18,19、中間ギ
ヤ22,23および出力ギヤ25を介して減速回
転されるようになつている。ちなみに、出力軸2
4はギヤハウジング13の外部において、クラン
ク装置等に介してワイパ装置におけるワイパシヤ
フトに連携され、その減速回転によりワイパアー
ムを往復回動させてワイパブレードに払拭作動を
行わせるようになつている。
ム歯車減速装置2における出力軸24が回転軸7
と直角方向に挿通されて回転自在に支承されてお
り、ギヤハウジング13内において、出力軸24
には出力ギヤ25が一体回転するように嵌着され
ている。出力ギヤ25には前記中間ギヤ22,2
3がそれぞれ噛合されており、したがつて、出力
軸24はモータ1の回転軸7によりウオーム1
6,17、ウオームホイール18,19、中間ギ
ヤ22,23および出力ギヤ25を介して減速回
転されるようになつている。ちなみに、出力軸2
4はギヤハウジング13の外部において、クラン
ク装置等に介してワイパ装置におけるワイパシヤ
フトに連携され、その減速回転によりワイパアー
ムを往復回動させてワイパブレードに払拭作動を
行わせるようになつている。
ギヤハウジング本体14には呼吸作用を行うブ
リーザ装置26が適当箇所に配されて装着されて
おり、その詳しい説明は省略するが、ブリーザ装
置26はゴムチユーブ等の途中にラビリンス通路
を形成されることにより、ギヤハウジング13の
内部空間と大気との連通を確保しつつ、外部から
のハウジング内部空間への浸水を効果的に防止す
るように構成されている。
リーザ装置26が適当箇所に配されて装着されて
おり、その詳しい説明は省略するが、ブリーザ装
置26はゴムチユーブ等の途中にラビリンス通路
を形成されることにより、ギヤハウジング13の
内部空間と大気との連通を確保しつつ、外部から
のハウジング内部空間への浸水を効果的に防止す
るように構成されている。
ギヤハウジング本体14におけるエンドブラケ
ツト5と一体成形された連結部27には、通気路
としての通気孔28がモータハウジング3の内部
空間とギヤハウジング13の内部空間とを連通す
るように開設されており、通気孔28はギヤハウ
ジング13側からモータハウジング3側へ向けて
次第に拡径するテーパを与えられている。
ツト5と一体成形された連結部27には、通気路
としての通気孔28がモータハウジング3の内部
空間とギヤハウジング13の内部空間とを連通す
るように開設されており、通気孔28はギヤハウ
ジング13側からモータハウジング3側へ向けて
次第に拡径するテーパを与えられている。
ギヤハウジング本体14内には障壁29が通気
孔28の開口の手前に間隔をおいて配され、当該
開口の周囲を包囲するように立設されており、障
壁29と本体14の連結部27の壁面との間には
凹所30が形成されている。この凹所30はその
ボトムプレート15側のみが実質的に開口されて
いる。障壁29における凹所30の内周面には傾
斜面部32がボトムプレート15側に向けて凹所
30の開口面積が次第に広がるように形成されて
いる。
孔28の開口の手前に間隔をおいて配され、当該
開口の周囲を包囲するように立設されており、障
壁29と本体14の連結部27の壁面との間には
凹所30が形成されている。この凹所30はその
ボトムプレート15側のみが実質的に開口されて
いる。障壁29における凹所30の内周面には傾
斜面部32がボトムプレート15側に向けて凹所
30の開口面積が次第に広がるように形成されて
いる。
次に作用を説明する。
ワイパ駆動装置はモータ1の発熱や回転摺動部
の摩擦熱による熱的変動等に対処するため、その
内部空間が大気との連通を保ちつつ、所謂呼吸作
用を行う必要がある。前記構成にかかるワイパ駆
動装置において、呼吸作用はブリーザ装置26、
ギヤハウジング13、通気孔28、モータハウジ
ング3を通じて確保される。
の摩擦熱による熱的変動等に対処するため、その
内部空間が大気との連通を保ちつつ、所謂呼吸作
用を行う必要がある。前記構成にかかるワイパ駆
動装置において、呼吸作用はブリーザ装置26、
ギヤハウジング13、通気孔28、モータハウジ
ング3を通じて確保される。
ところで、ギヤハウジング13にはウオーム1
6,17、ウオームホイール18,19、中間ギ
ヤ22,23および出力ギヤ25が内蔵されてい
るため、その内部空間にはグリースが比較的多量
に充填されている。このグリースは高温雰囲気に
おいて軟化ないし溶融して流動化し、前記呼吸作
用に伴つて通気孔内に流入しようとする。グリー
スが通気孔に流入すると、通気孔が閉塞されて呼
吸作用が妨げられるばかりでなく、グリースがモ
ータハウジング内に侵入して、ブラシに付着する
ことにより、ブラシの異常摩耗やコンミユテータ
スリツトの目詰り等のような障害の原因になる。
6,17、ウオームホイール18,19、中間ギ
ヤ22,23および出力ギヤ25が内蔵されてい
るため、その内部空間にはグリースが比較的多量
に充填されている。このグリースは高温雰囲気に
おいて軟化ないし溶融して流動化し、前記呼吸作
用に伴つて通気孔内に流入しようとする。グリー
スが通気孔に流入すると、通気孔が閉塞されて呼
吸作用が妨げられるばかりでなく、グリースがモ
ータハウジング内に侵入して、ブラシに付着する
ことにより、ブラシの異常摩耗やコンミユテータ
スリツトの目詰り等のような障害の原因になる。
しかし、本実施例においては、通気孔28のギ
ヤハウジング13側開口の手前に障壁29が立設
されているため、流動化したグリースが通気孔2
8に流入することは防止される。すなわち、グリ
ースは障壁29によりせき止められることによ
り、通気孔28の開口に達することを阻止され
る。
ヤハウジング13側開口の手前に障壁29が立設
されているため、流動化したグリースが通気孔2
8に流入することは防止される。すなわち、グリ
ースは障壁29によりせき止められることによ
り、通気孔28の開口に達することを阻止され
る。
万一、グリースが凹所30内に流入したとして
も、このワイパ駆動装置の取付状態は第1図に示
されている通りの天地関係になるため、凹所30
に傾斜面部32が形成されていると、グリースは
傾斜面部32に沿つて流下することにより、凹所
30外に流れ落ちるため、通気孔28に流れ込む
ことはない。
も、このワイパ駆動装置の取付状態は第1図に示
されている通りの天地関係になるため、凹所30
に傾斜面部32が形成されていると、グリースは
傾斜面部32に沿つて流下することにより、凹所
30外に流れ落ちるため、通気孔28に流れ込む
ことはない。
他方、前記呼吸作用は障壁29によつて通気孔
28の入口に隣接するように形成された凹所30
が開口31においてギヤハウジング13の内部空
間に連通することによつて確保されている。すな
わち、ブリーザ装置26からの空気は開口31か
ら障壁29を迂回するように凹所30内を通つて
通気孔28に達することができる。
28の入口に隣接するように形成された凹所30
が開口31においてギヤハウジング13の内部空
間に連通することによつて確保されている。すな
わち、ブリーザ装置26からの空気は開口31か
ら障壁29を迂回するように凹所30内を通つて
通気孔28に達することができる。
なお、本考案は前記実施例に限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲において、
種々変更可能であることはいうまでもない。
はなく、その要旨を逸脱しない範囲において、
種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、障壁はその高さをギヤハウジング本体
の側壁の高さと同一に構成するに限らず、第2図
に想像線で示されている障壁29Aのように、ギ
ヤハウジング本体の側壁14Aの高さよりも高く
してギヤハウジング13の内面であるボトムプレ
ート15の内面に可及的に近接されるように構成
すると、グリースの侵入防止効果を一層高めるこ
とができる。
の側壁の高さと同一に構成するに限らず、第2図
に想像線で示されている障壁29Aのように、ギ
ヤハウジング本体の側壁14Aの高さよりも高く
してギヤハウジング13の内面であるボトムプレ
ート15の内面に可及的に近接されるように構成
すると、グリースの侵入防止効果を一層高めるこ
とができる。
前記実施例では、ワイパ駆動装置に適用した場
合につき説明したが、本考案はこれに限らず、モ
ータハウジングに減速機構ハウジングが連設され
ている減速機構付モータ全般に適用することがで
きる。
合につき説明したが、本考案はこれに限らず、モ
ータハウジングに減速機構ハウジングが連設され
ている減速機構付モータ全般に適用することがで
きる。
(1) モータハウジング内と減速ハウジング内とを
連通する通気路の手前に障壁を減速機構側の開
口を取り囲むように設けることにより、減速機
構のグリースが通気路に侵入することを防止す
ることができるため、グリースがモータ側へ流
入することによつて派生するブラシの異常摩耗
やコンミユテータスリツトの目詰り等の二次的
障害を未然に回避することができる。
連通する通気路の手前に障壁を減速機構側の開
口を取り囲むように設けることにより、減速機
構のグリースが通気路に侵入することを防止す
ることができるため、グリースがモータ側へ流
入することによつて派生するブラシの異常摩耗
やコンミユテータスリツトの目詰り等の二次的
障害を未然に回避することができる。
(2) 障壁を通気路の開口を取り囲むように設ける
ことにより、通気路の通気は障壁を迂回させる
ことによつて確保することができるため、モー
タおよび減速機構における呼吸作用を正常に維
持することができる。
ことにより、通気路の通気は障壁を迂回させる
ことによつて確保することができるため、モー
タおよび減速機構における呼吸作用を正常に維
持することができる。
(3) ギヤハウジング13の本体14における底部
から障壁29が一体的に立設されているととも
に、この障壁29はギヤハウジング13の一部
であるボトムプレート15との間で〓間を形成
しているため、部品点数および組付工数の増加
を回避することができる。すなわち、通気路2
8へのグリースの侵入を防止するラビリンス
(迷路)構造は、ギヤハウジング13の本体1
4に一体的に立設された障壁29とボトムプレ
ート15との〓間、凹所30および凹所開口3
1によつて構成されることになるが、このラビ
リンス構造は、本体14にボトムプレート15
を被せて固定することにより、構成することが
できる。
から障壁29が一体的に立設されているととも
に、この障壁29はギヤハウジング13の一部
であるボトムプレート15との間で〓間を形成
しているため、部品点数および組付工数の増加
を回避することができる。すなわち、通気路2
8へのグリースの侵入を防止するラビリンス
(迷路)構造は、ギヤハウジング13の本体1
4に一体的に立設された障壁29とボトムプレ
ート15との〓間、凹所30および凹所開口3
1によつて構成されることになるが、このラビ
リンス構造は、本体14にボトムプレート15
を被せて固定することにより、構成することが
できる。
第1図は本考案の一実施例であるワイパ駆動装
置を示す正面断面図、第2図は第1図の−線
に沿う拡大部分底面断面図である。 1……モータ、2……ウオーム歯車減速装置
(減速機構)、3……モータハウジング、4……ヨ
ーク、5……エンドブラケツト、6……マグネツ
ト、7……回転軸、8,9……軸受、10……ア
ーマチユア、11……コンミユテータ、12……
ブラシ、13……ギヤハウジング(減速機構ハウ
ジング)、14……本体、15……ボトムプレー
ト、16,17……ウオーム、18,19……ウ
オームホイール、20,21……支軸、22,2
3……中間ギヤ、24……出力軸、25……出力
ギヤ、26……ブリーザ装置、27……連結部、
28……通気孔(通気路)、29,29A……障
壁、30……凹所、31……凹所開口、32……
傾斜面部。
置を示す正面断面図、第2図は第1図の−線
に沿う拡大部分底面断面図である。 1……モータ、2……ウオーム歯車減速装置
(減速機構)、3……モータハウジング、4……ヨ
ーク、5……エンドブラケツト、6……マグネツ
ト、7……回転軸、8,9……軸受、10……ア
ーマチユア、11……コンミユテータ、12……
ブラシ、13……ギヤハウジング(減速機構ハウ
ジング)、14……本体、15……ボトムプレー
ト、16,17……ウオーム、18,19……ウ
オームホイール、20,21……支軸、22,2
3……中間ギヤ、24……出力軸、25……出力
ギヤ、26……ブリーザ装置、27……連結部、
28……通気孔(通気路)、29,29A……障
壁、30……凹所、31……凹所開口、32……
傾斜面部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 ギヤハウジング13がモータハウジング3に
隣接して付設されている減速機構付モータにお
いて、 前記ギヤハウジング13は皿形状に一体成形
された本体14と、この本体14に被せられた
ボトムプレート15とから構成されており、 このギヤハウジング13と前記モータハウジ
ング3との間に両者の内部空間を連通させる通
気路28が開設されており、 前記ギヤハウジング13の本体14における
前記通気路28の開口の手前位置に障壁29が
一体的に立設されているとともに、 この障壁29は前記通気路28の開口を取り
囲む凹所30を形成するとともに、ギヤハウジ
ング13の前記ボトムプレート15と〓間をも
つて対向して、凹所30の内部空間とギヤハウ
ジング13の内部空間とを連通させる凹所開口
31を形成していることを特徴とする減速機構
付モータ。 2 障壁29の開口対向面が、開口から次第に離
れる傾斜面に形成されていることを特徴とする
実用新案登録請求の範囲第1項記載の減速機構
付モータ。 3 障壁29の端面が、ギヤハウジング13の内
面に近接されていることを特徴とする実用新案
登録請求の範囲第1項記載の減速機構付モー
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985187751U JPH058770Y2 (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985187751U JPH058770Y2 (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6295451U JPS6295451U (ja) | 1987-06-18 |
JPH058770Y2 true JPH058770Y2 (ja) | 1993-03-04 |
Family
ID=31138501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985187751U Expired - Lifetime JPH058770Y2 (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH058770Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010074263A1 (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-01 | 三洋電機株式会社 | モールドモータ及び電動車両 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5261226B2 (ja) * | 2009-02-19 | 2013-08-14 | 株式会社ミツバ | モータ |
KR102243918B1 (ko) * | 2019-11-15 | 2021-04-23 | 캄텍주식회사 | 차량용 액츄에이터 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5928261B2 (ja) * | 1977-01-28 | 1984-07-11 | マンネスマン・アクチェンゲゼルシャフト | 超音波検査における妨害エコ−と欠陥エコ−とを動力学的に識別する方法 |
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JPS57133266U (ja) * | 1981-02-12 | 1982-08-19 | ||
JPS58150354U (ja) * | 1982-04-01 | 1983-10-08 | 三菱電機株式会社 | スタ−タの排水装置 |
JPS5928261U (ja) * | 1982-08-14 | 1984-02-22 | 株式会社三ツ葉電機製作所 | 回転電気機械の水抜き装置 |
-
1985
- 1985-12-04 JP JP1985187751U patent/JPH058770Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5928261B2 (ja) * | 1977-01-28 | 1984-07-11 | マンネスマン・アクチェンゲゼルシャフト | 超音波検査における妨害エコ−と欠陥エコ−とを動力学的に識別する方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2010074263A1 (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-01 | 三洋電機株式会社 | モールドモータ及び電動車両 |
JPWO2010074263A1 (ja) * | 2008-12-26 | 2012-06-21 | 三洋電機株式会社 | モールドモータ及び電動車両 |
Also Published As
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JPS6295451U (ja) | 1987-06-18 |
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