JP2547062Y2 - モータ - Google Patents
モータInfo
- Publication number
- JP2547062Y2 JP2547062Y2 JP1991063093U JP6309391U JP2547062Y2 JP 2547062 Y2 JP2547062 Y2 JP 2547062Y2 JP 1991063093 U JP1991063093 U JP 1991063093U JP 6309391 U JP6309391 U JP 6309391U JP 2547062 Y2 JP2547062 Y2 JP 2547062Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- commutator
- bearing
- brush
- shaft
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はモータに関するものであ
る。
る。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のモータの縦断面図であり、
中間ボディ100を両側から挾持する2つのボディ10
2、104内にそれぞれ保持されたベアリング106、
108によってシャフト110が回転自在に支持されて
いる。このシャフト110の中央部には回転子112が
取付けられ、中間ボディ100側の永久磁石114に向
かい合っている。また、シャフト110の一方のベアリ
ング108寄り端部には、コンミテータ116が取付け
られ、ボディ104に固定されたブラシ118に摺接す
るようになっている。
中間ボディ100を両側から挾持する2つのボディ10
2、104内にそれぞれ保持されたベアリング106、
108によってシャフト110が回転自在に支持されて
いる。このシャフト110の中央部には回転子112が
取付けられ、中間ボディ100側の永久磁石114に向
かい合っている。また、シャフト110の一方のベアリ
ング108寄り端部には、コンミテータ116が取付け
られ、ボディ104に固定されたブラシ118に摺接す
るようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
一方のベアリング108とコンミテータ116とが近接
しているため、ブラシ118の摩耗粉がベアリング10
8の内部に入り易く、ベアリング108の摺動不良等が
発生するという問題があった。
一方のベアリング108とコンミテータ116とが近接
しているため、ブラシ118の摩耗粉がベアリング10
8の内部に入り易く、ベアリング108の摺動不良等が
発生するという問題があった。
【0004】本考案は上記問題点を除くためになされた
もので、ブラシの摩耗粉がベアリングの内部に入るおそ
れのないモータを提供するものである。
もので、ブラシの摩耗粉がベアリングの内部に入るおそ
れのないモータを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案に係るモータは、
ベアリングによって回転自在に支持されたシャフトと、
このシャフトに取付けられたコンミテータと、コンミテ
ータに対向配置されたブラシとを備えており、さらに、
上記シャフトのベアリングとコンミテータとの間に、ブ
ラシ摩耗粉がベアリング内に入ることを防止する遮蔽板
を固定し、かつ、この遮蔽板にエア流れ手段をを設けた
ものである。
ベアリングによって回転自在に支持されたシャフトと、
このシャフトに取付けられたコンミテータと、コンミテ
ータに対向配置されたブラシとを備えており、さらに、
上記シャフトのベアリングとコンミテータとの間に、ブ
ラシ摩耗粉がベアリング内に入ることを防止する遮蔽板
を固定し、かつ、この遮蔽板にエア流れ手段をを設けた
ものである。
【0006】
【作用】本考案に係るモータでは、遮蔽板があるために
ブラシ摩耗粉がベアリング側に侵入することがなく、摺
動不良が発生するおそれがない。また、遮蔽板はシャフ
トに固定されて一体的に回転し、エア流れ手段によって
エアを流通させているので、コンミテータとブラシとの
接触部が冷却される。
ブラシ摩耗粉がベアリング側に侵入することがなく、摺
動不良が発生するおそれがない。また、遮蔽板はシャフ
トに固定されて一体的に回転し、エア流れ手段によって
エアを流通させているので、コンミテータとブラシとの
接触部が冷却される。
【0007】
【実施例】以下、図示実施例により本考案を説明する。
図1は本考案の一実施例に係るモータの要部の断面図で
ある。中間ボディ2を挾持する2つのボディ4(一方は
図示せず)内にそれぞれベアリング6が保持され、これ
ら両ベアリング6間にシャフト8が回転自在に支持され
ている。
図1は本考案の一実施例に係るモータの要部の断面図で
ある。中間ボディ2を挾持する2つのボディ4(一方は
図示せず)内にそれぞれベアリング6が保持され、これ
ら両ベアリング6間にシャフト8が回転自在に支持され
ている。
【0008】シャフト8の端部寄りにはコンミテータ1
0が取付けられ一体的に回転する。一方、ボディ4側に
は、ブラシ押え12を介してブラシ14が固定されてお
り、上記コンミテータ10が摺接する。また、16はプ
ラス側端子、18はマイナス側端子である。
0が取付けられ一体的に回転する。一方、ボディ4側に
は、ブラシ押え12を介してブラシ14が固定されてお
り、上記コンミテータ10が摺接する。また、16はプ
ラス側端子、18はマイナス側端子である。
【0009】上記ベアリング6とコンミテータ10との
間には遮蔽板20が介装されている。この遮蔽板20は
シャフト8に圧入固定されて一体的に回転する。遮蔽板
20のコンミテータ10側には筒状のフランジ20aが
形成され、ブラシ14とコンミテータ10の間の空間に
向かい合っている。また、ベアリング6側の端面には環
状の凹部20bが設けられており、この凹部20b内
に、ボディ4のベアリング6を保持している部分に形成
された筒状の突部4aが間隙を隔てて嵌入している。
間には遮蔽板20が介装されている。この遮蔽板20は
シャフト8に圧入固定されて一体的に回転する。遮蔽板
20のコンミテータ10側には筒状のフランジ20aが
形成され、ブラシ14とコンミテータ10の間の空間に
向かい合っている。また、ベアリング6側の端面には環
状の凹部20bが設けられており、この凹部20b内
に、ボディ4のベアリング6を保持している部分に形成
された筒状の突部4aが間隙を隔てて嵌入している。
【0010】上記構成に係るモータでは、ベアリング6
とコンミテータ10との間に遮蔽板20を配置し、しか
も、この遮蔽板20にフランジ20aを設けるととも
に、遮蔽板20の凹部20b内にボディ6の筒状突部4
aを嵌入させることにより、ベアリング6側とコンミテ
ータ10側とを遮蔽してあるので、ブラシ14の摩耗粉
がベアリング6内に入ることがなく、ベアリング6の摺
動不良等の発生を防止することができる。
とコンミテータ10との間に遮蔽板20を配置し、しか
も、この遮蔽板20にフランジ20aを設けるととも
に、遮蔽板20の凹部20b内にボディ6の筒状突部4
aを嵌入させることにより、ベアリング6側とコンミテ
ータ10側とを遮蔽してあるので、ブラシ14の摩耗粉
がベアリング6内に入ることがなく、ベアリング6の摺
動不良等の発生を防止することができる。
【0011】図2は第2の実施例を示す図であり、上記
実施例と同一の部分には同一の符号を付してその説明を
省略し、異なる部分についてのみ説明する。この実施例
では、遮蔽板20の外面からコンミテータ10側へ貫通
するエアー穴20cが形成され、さらに、遮蔽板20の
筒状フランジ20aの内面にブレード20dが設けられ
ている。
実施例と同一の部分には同一の符号を付してその説明を
省略し、異なる部分についてのみ説明する。この実施例
では、遮蔽板20の外面からコンミテータ10側へ貫通
するエアー穴20cが形成され、さらに、遮蔽板20の
筒状フランジ20aの内面にブレード20dが設けられ
ている。
【0012】このモータでは、シャフト8の回転ととも
に遮蔽板20が回転すると、ブレード20dの作用によ
ってエアー穴20cの外側から内部へエアが通り、コン
ミテータ10とブラシ14との接触部の冷却を行うとと
もにブラシ14の摩耗粉を除去することができる。従来
のモータでは、コンミテータ部の発熱によりベアリング
のグリスが溶解しベアリングが摺動不良を起こしたり、
溶解したグリスがコンミテータに付着しコンミテータの
表面が荒れやすいという問題もあったが、本実施例では
そのような問題点も除くことができる。
に遮蔽板20が回転すると、ブレード20dの作用によ
ってエアー穴20cの外側から内部へエアが通り、コン
ミテータ10とブラシ14との接触部の冷却を行うとと
もにブラシ14の摩耗粉を除去することができる。従来
のモータでは、コンミテータ部の発熱によりベアリング
のグリスが溶解しベアリングが摺動不良を起こしたり、
溶解したグリスがコンミテータに付着しコンミテータの
表面が荒れやすいという問題もあったが、本実施例では
そのような問題点も除くことができる。
【0013】
【考案の効果】以上述べたように本発明によれば、シャ
フトを支持するベアリングとコンミテータとの間に遮蔽
板を設けたことにより、ブラシ摩耗粉がベアリング内部
に入って摺動不良を起こすことを防止することができ
る。さらに、この遮蔽板はシャフトに固定されて一体的
に回転するので、エア流れ手段によってエアの流れを生
じさせて、コンミテータとブラシとの接触部を冷却する
ことができる。
フトを支持するベアリングとコンミテータとの間に遮蔽
板を設けたことにより、ブラシ摩耗粉がベアリング内部
に入って摺動不良を起こすことを防止することができ
る。さらに、この遮蔽板はシャフトに固定されて一体的
に回転するので、エア流れ手段によってエアの流れを生
じさせて、コンミテータとブラシとの接触部を冷却する
ことができる。
【図1】本考案の一実施例に係るモータの要部の縦断面
図である。
図である。
【図2】第2の実施例の要部の縦断面図である。
【図3】従来のモータの縦断面図である。
6 ベアリング 8 シャフト 10 コンミテータ 14 ブラシ 20 遮蔽板
Claims (1)
- 【請求項1】 ベアリングによって回転自在に支持され
たシャフトと、このシャフトに取付けられたコンミテー
タと、コンミテータに対向配置されたブラシとを備えた
モータにおいて、上記シャフトのベアリングとコンミテ
ータとの間に、ブラシ摩耗粉がベアリング内に入ること
を防止する遮蔽板を固定し、かつ、この遮蔽板にエア流
れ手段を設けたことを特徴とするモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991063093U JP2547062Y2 (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991063093U JP2547062Y2 (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | モータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH059174U JPH059174U (ja) | 1993-02-05 |
JP2547062Y2 true JP2547062Y2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=13219355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991063093U Expired - Lifetime JP2547062Y2 (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2547062Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100830252B1 (ko) * | 2000-11-06 | 2008-05-16 | 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 | 소형 모터 |
CN110601487A (zh) * | 2019-09-23 | 2019-12-20 | 王晓欣 | 一种直流防止粉末沉积的碳刷电动机以及转子结构 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04111264U (ja) * | 1991-03-18 | 1992-09-28 | 松下電工株式会社 | モータ |
JP3014963U (ja) * | 1995-02-20 | 1995-08-22 | 有限会社原住開発 | ダンプカーにおける積載量の確認装置 |
-
1991
- 1991-07-15 JP JP1991063093U patent/JP2547062Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH059174U (ja) | 1993-02-05 |
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