JP2000308302A - 回転電機 - Google Patents

回転電機

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JP2000308302A
JP2000308302A JP11112018A JP11201899A JP2000308302A JP 2000308302 A JP2000308302 A JP 2000308302A JP 11112018 A JP11112018 A JP 11112018A JP 11201899 A JP11201899 A JP 11201899A JP 2000308302 A JP2000308302 A JP 2000308302A
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JP
Japan
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case
cooling air
end cover
rotor
bearing
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JP11112018A
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English (en)
Inventor
Yutaka Sato
豊 佐藤
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Mahle Electric Drive Systems Co Ltd
Original Assignee
Kokusan Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軸受を埃から守る回転電機を得る。 【解決手段】 ステータ1とロータ2とがケース3内に
収容する。ロータ2を回転自在に支持する回転軸7の先
端を、ケース3の軸線方向の一方の端板部10aに開口
した貫通孔12内で軸受13により回転自在に支持させ
る。ケース3の端板部10aとこれに対して軸線方向の
反対側に位置する部分とに、冷却風14を通す通風口1
7a,17bを設ける。ケース3の端板部10aの外側
には、エンドカバー18をその開口端18a側を当てて
固着する。エンドカバー18には冷却風14を通す多数
の小孔20を設ける。エンドカバー18とケース3の端
板部10aとの間の空間25に、軸受13を冷却風14
から隔離する隔離環状板26を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部に冷却風を流
して冷却する発電機や電動機の如き回転電機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の回転電機の一種である回
転界磁形発電機の構成を、図3にて説明する。
【0003】この発電機は、環状をなすステータ1の内
周にロータ2が回転自在に配置されている。ステータ1
は、環状のステータ鉄心(電機子鉄心)3にコイル(電
機子コイル)4が巻装された構造になっている。ロータ
2は、ロータ鉄心(界磁鉄心)5にコイル(界磁コイ
ル)6が巻装された構造になっている。ロータ2は、回
転軸7の外周に固定されている。
【0004】ステータ1とロータ2は、ケース8内に収
容されている。ケース8は、キャップ状のフロントケー
ス部9とキャップ状のリヤケース部10とで構成されて
いる。フロントケース部9とリヤケース部10とは、ス
テータ鉄心3の軸線方向の両端の外周に嵌合され、固定
ネジ11による締め付けによりステータ鉄心3に固定さ
れている。
【0005】ロータ2を回転自在に支持する回転軸7の
先端部は、リヤケース部10の軸線方向の一方の端板部
10aに開口した貫通孔12内で軸受13により回転自
在に支持されている。このように軸受13の支持部を貫
通孔12で形成したのは、軸受13のこの支持部の加工
を容易にし、安価にするためである。
【0006】ステータ鉄心3を含めたケース8内には、
ロータ2の回転と共に回転して冷却風14をステータ1
とロータ2の隙間15に軸線方向に沿って流すファン1
6が設けられている。この例では、ファン16はフロン
トケース部9側で回転軸7の基部側外周に固定されてい
る。ケース8のリヤケース部10の端板部10aとこれ
に対して軸線方向の反対側に位置するフロントケース部
9の部分とには、冷却風14を通す通風口17a,17
bがそれぞれ設けられている。
【0007】ケース8のリヤケース部10の端板部10
aの外側には、キャップ状のエンドカバー18がその開
口端18a側を当ててネジ19で固着されている。この
エンドカバー18には、冷却風14を通す多数の小孔2
0がスリット状に設けられている。リヤケース部10の
端板部10aの外側にこのようにエンドカバー18を被
せているのは、リヤケース部10に設けられた比較的大
きな通風口17aから外部の異物がケース8内に侵入す
るのを防止するためである。
【0008】ケース8のフロントケース部9は、その端
板部9aに設けられた取付け孔21に通した図示しない
固定ネジで内燃機関のケースに固定されるようになって
いる。フロントケース部9の端板部9aの中央には、図
示しない内燃機関の回転軸であるクランク軸の先端部を
貫通させる貫通孔22が設けられている。回転軸7の基
端には、クランク軸の先端部を嵌合させるテーパ孔23
があけられている。回転軸7は、回転軸7の軸心を貫通
する固定ボルト24でクランク軸の先端部に螺着される
ようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構造の回転電機では、この回転電機を畑や砂地等の
埃の多い場所で使用する場合、軸受13はエンドカバー
18の各小孔20を冷却風14と共に通り抜けた埃に晒
されて、該軸受13の隙間に該埃が滞積し、軸受13の
寿命が短くなる問題点があった。
【0010】本発明の目的は、軸受を埃から守ることが
できる回転電機を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、ステータとロ
ータとがケース内に収容され、ロータを回転自在に支持
する回転軸の先端がケースの軸線方向の一方の端板部に
開口した貫通孔内で軸受により回転自在に支持され、ケ
ース内にはロータの回転と共に回転して冷却風をステー
タとロータの隙間に軸線方向に沿って流すファンが設け
られ、ケースの端板部とこれに対して軸線方向の反対側
に位置する部分とには冷却風を通す通風口がそれぞれ設
けられ、ケースの端板部の外側にはキャップ状のエンド
カバーがその開口端側を当てて固着され、このエンドカ
バーには冷却風を通す多数の小孔が設けられている回転
電機を改良するものである。
【0012】本発明に係る回転電機においては、エンド
カバーとケースの端板部との間の空間に、軸受を冷却風
から隔離する隔離環状板が配置されていることを特徴と
する。
【0013】このように隔離環状板を設けると、エンド
カバーの各小孔を冷却風と共に通り抜けた埃は、軸受側
には向かわずにケースの端板部の通風口を通り抜けてス
テータとロータの隙間を通るようになる。このため軸受
を埃から守り、長寿命化を図ることができる。
【0014】この場合、隔離環状板はその基端をエンド
カバーの内面に支持させ、隔離環状板の先端を端板部に
設けた環状溝に嵌め込むことが好ましい。このようにす
ると、隔離環状板をエンドカバーと一体成形で形成で
き、環状溝を端板部と一体成形で形成でき、コストの上
昇を最少限にして形成でき、且つ組立てもエンドカバー
の取付けだけで一緒に組立てることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1及び図2(A)(B)は本発
明に係る回転電機を回転界磁形発電機に適用した実施の
形態の一例を示したもので、図1は本例の発電機の軸線
に対して片側の縦断面図、図2(A)(B)は本例で用
いるエンドカバーの底面図及び縦断面図である。
【0016】本例の回転界磁形回転電機においては、エ
ンドカバー18とケース8のリヤケース部10の端板部
10aとの間の空間25に、軸受13を冷却風14から
隔離する環状の隔離環状板26が配置されている。隔離
環状板26はその基端がエンドカバー18の内面に一体
に支持されている。隔離環状板26の先端は、リヤケー
ス部10の端板部10aに設けた環状溝27に嵌め込ま
れている。
【0017】このように隔離環状板26を設けると、エ
ンドカバー18の各小孔20を冷却風14と一緒に通り
抜けた埃は、軸受13側には向かわずにケース8のリヤ
ケース部10における端板部10aの通風口17aを通
り抜けてステータ1とロータ2の隙間15を通るように
なる。このため軸受13を埃から守り、長寿命化を図る
ことができる。
【0018】特に、隔離環状板26の基端をエンドカバ
ー18の内面に支持させ、該隔離環状板26の先端をリ
ヤケース部10における端板部10aに設けた環状溝2
7に嵌め込むと、隔離環状板26をエンドカバー18と
一体成形で形成でき、環状溝27をリヤケース部10に
おける端板部10aと一体成形で形成でき、コストの上
昇を最少限にして形成でき、且つ組立てもエンドカバー
18の取付けだけで一緒に組立てることができる。
【0019】上記例では、発電機に本発明を適用した例
について示したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、電動機にも同様に適用できるものである。
【0020】また上記例では、ケース8はフロントケー
ス部9とリヤケース部10とからなり、これらの間に鉄
心3が介在されたものについて示したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、ケース8はステータ1とロ
ータ2を包囲する構造のものでも勿論よい。
【0021】
【発明の効果】本発明に係る回転電機においては、エン
ドカバーとケースの端板部との間の空間に、軸受を冷却
風から隔離する隔離環状板を配置したので、エンドカバ
ーの各小孔を冷却風と共に通り抜けた埃は、軸受側には
向かわずにケースの端板部の通風口を通り抜けてステー
タとロータの隙間を通るようになり、このため軸受を埃
から守り、長寿命化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回転電機を回転界磁形発電機に適
用した実施の形態の一例を示した発電機軸線に対して片
側の縦断面図である。
【図2】(A)(B)は本例で用いるエンドカバーの底
面図及び縦断面図である。
【図3】従来の回転界磁形発電機の発電機軸線に対して
片側の縦断面図である。
【符号の説明】
1 ステータ 2 ロータ 3 ステータ鉄心 4 コイル 5 ロータ鉄心 6 コイル 7 回転軸 8 ケース 9 フロントケース部 9a 端板部 10 リヤケース部 10a 端板部 11 固定ネジ 12 貫通孔 13 軸受 14 冷却風 15 隙間 16 ファン 17a,17b 通風口 18 エンドカバー 18a 開口端 19 ネジ 20 小孔 21 取付け孔 22 貫通孔 23 テーパ孔 24 固定ボルト 25 空間 26 隔離環状板 27 環状溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータとロータとがケース内に収容さ
    れ、前記ロータを回転自在に支持する回転軸の先端が前
    記ケースの軸線方向の一方の端板部に開口した貫通孔内
    で軸受により回転自在に支持され、前記ケース内には前
    記ロータの回転と共に回転して冷却風を前記ステータと
    前記ロータの隙間に軸線方向に沿って流すファンが設け
    られ、前記ケースの前記端板部とこれに対して軸線方向
    の反対側に位置する部分とには前記冷却風を通す通風口
    がそれぞれ設けられ、前記ケースの前記端板部の外側に
    はキャップ状のエンドカバーがその開口端側を当てて固
    着され、前記エンドカバーには前記冷却風を通す多数の
    小孔が設けられている回転電機において、 前記エンドカバーと前記ケースの前記端板部との間の空
    間には前記軸受を前記冷却風から隔離する隔離環状板が
    配置されていることを特徴とする回転電機。
  2. 【請求項2】 前記隔離環状板はその基端が前記エンド
    カバーの内面に支持され、前記隔離環状板の先端が前記
    端板部に設けられた環状溝に嵌め込まれていることを特
    徴とする請求項1に記載の回転電機。
JP11112018A 1999-04-20 1999-04-20 回転電機 Pending JP2000308302A (ja)

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