JP2517418Y2 - ブラシレスモ−タ - Google Patents

ブラシレスモ−タ

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JP2517418Y2
JP2517418Y2 JP1985203838U JP20383885U JP2517418Y2 JP 2517418 Y2 JP2517418 Y2 JP 2517418Y2 JP 1985203838 U JP1985203838 U JP 1985203838U JP 20383885 U JP20383885 U JP 20383885U JP 2517418 Y2 JP2517418 Y2 JP 2517418Y2
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JP
Japan
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diameter portion
diameter
stator
cylindrical body
bearing
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Application number
JP1985203838U
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JPS62111778U (ja
Inventor
陽介 川手
峰世 遠藤
清好 竹上
Original Assignee
日本電産 株式会社
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Publication date
Application filed by 日本電産 株式会社 filed Critical 日本電産 株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はブラシレスモータに関し、特に、アウターロ
ータ型のブラシレスモータに関する。
〔従来の技術とその問題点〕
従来のアウターロータ型のブラシレスモータはハウジ
ングに貫挿される回転シャフトを、該ハウジングの円筒
部の軸受にて回転自在に枢支していた。即ち、アウター
ロータに取付けられる磁気ディスク等の枚数が多くなる
と、該アウターロータの回転支持部が剛性不足になる。
そして、この剛性を大きくするためには、軸受を大容量
とせねばならず、上記ハウジングの円筒部をコンパクト
にすることができなかった。また、円筒部をコンパクト
にすれば、それに対応した軸受を使用せねばならず、該
軸受の寿命が短くなるという問題点があった。
例えば、従来公知の特開昭54−75010号公報に記載の
発明に於ては、軸心方向に於て、ステータに対応する位
置に軸受の一部分が必ず対応する構造であった。このよ
うな構造では、コンパクト化を図るためにステータを小
径化していった場合に、軸受の外径よりもステータ内径
を小さくすることは、不可能である。又は、軸受の容量
を増加するために大径化しようとしても、ステータの内
径以上に大きくすることは、不可能である。
本考案は従来のこのような問題点を解決して、アウタ
ーロータの回転支持部を剛性大とすることができるブラ
シレスモータを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のブラシレスモータは、小径部と該小径部より
外径が大きい大径部を有する円筒体を備えたハウジング
と;該ハウジングの該円筒体に貫挿されたシャフトと;
該円筒体と該シャフトとの間に介在された一対の軸受
と;該円筒体の該小径部に外嵌状に配設されたアウター
ロータと;を具備し;該小径部の内径は該大径部の内径
よりも小さく設定され;該一対の軸受は該大径部の内周
面と該シャフトとの間に配置され;該小径部の外周面に
はステータが固着され;該大径部の外径と該ステータの
外径が略等しいように設定されている。
〔作用〕
上述の如く構成すれば、アウターロータは小径部に対
応して可能な限り小径とすることができ、さらに、軸受
は大径部に対応して大容量とすることができる。
〔実施例〕
以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を詳説す
る。
第1図において、1は磁気ディスク2…を回転駆動す
るブラシレスモータであって、他部材3に固定されるハ
ウジング4と、該ハウジング4の円筒体5に貫挿される
と共にアウターロータ6が固着される回転シャフト7
と、を備えている。
しかして、上記ハウジング4は、小径部8とこの小径
部8よりも外径が大きい大径部9とからなる上記円筒体
5と、該円筒体5の大径部9の外周面から外鍔状に突設
されたフランジ10と、からなり、該フランジ10が上記他
部材3に固着されている。そして、第1図に示す如く、
大径部9の内径は小径部8の内径よりも大きくなってい
る。
また、アウターロータ6は上壁11を有する円筒体から
なり、内周面22に永久磁石からなる磁極12が付設される
と共に、外周面23に上記磁気ディスク2…が取付けられ
る。
そして、回転シャフト7がハウジング4の円筒体5の
軸心に沿って貫挿されると共に、該シャフト7の一端が
上記アウターロータ6の上壁11の中央部に固着される。
従ってアウターロータ6は小径部8に外嵌状となる。さ
らに、上記大径部9の内周面13と上記シャフト7の外周
面14との間には、軸受15,15が介装され、該軸受15,15に
て該シャフト7が枢支されている。つまり、小径部8の
内周面24には軸受が省略された状態となる。16は小径部
8の内周面24の上端に付設された磁性シールであり、回
転シャフト7の回転時に、軸受15,15のグリース等が霧
状に上方に飛散したり、空気中の微細なゴミや埃がハウ
ジング4の磁気ディスク2側に浸入するのを防止する。
17は大径部9の内周面13に付設され軸受15の位置決め用
止め輪、18はシャフト7の他端側に付設され下方の軸受
15の位置決め用止め輪、19は軸受15,止め輪17間に介装
された皿バネ等からなる弾発部材である。
しかして、20はアウターロータ6に内装されるステー
タであって、上記円筒体5の小径部8の外周面21に固着
される。第1図から明らかな如く、このステータ20の外
径は円筒体5における大径部9の外径と略等しく、大径
部9に続いてステータ20が延びるようになり、大径部9
及びステータ20の外周面は磁石12の内周面に近接対向し
て位置している。
次に、第2図は比較例を示し、ハウジング4の円筒体
5は小径部8及び大径部9を有さず、しかも、フランジ
10は該円筒体5の外周面の下方端に突設されている。そ
して、軸受15,15は該円筒体5の上下両端側に介装され
ている。つまりステータ20が固着された円筒体5の外周
面に対応する内周面には、軸受15が介装されている。
しかして、ブラシレスモータのアウターロータの外径
寸法には制限があるので、この場合、軸受15の寸法分に
対応して、磁石12、ステータ20及びシャフト7等の寸法
を夫々小さく設定せねばならず、シャフト7の剛性が小
となると共に、電気的特性も悪くなる。また、シャフト
7の径を大きく、又はステータ20の内径等を小さくすれ
ば、軸受15の容量が小さくなり、この軸受15の寿命を縮
めることとなると共に、アウターロータ6の回転時に、
該アウターロータ6に振動が発生する虞れが生ずる。
これに対して、本考案の実施例によれば、ステータ20
が固着される小径部8には、軸受が省略されるので、そ
の省略に対応して、シャフト7の径を大きく、又はステ
ータ20の内径等を小さく設定することができる。なお、
アウターロータ6の外径寸法が40mmであれば、シャフト
7の外径寸法は、比較例では5mmであり、本実施例では7
mmとすることができた。
なお、本考案は図示の実施例に限定されず、本考案の
要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であり、例えば、
図例では、円筒体5の大径部9の一部がアウターロータ
6に外嵌されているが、小径部8のみアウターロータ6
に外嵌されるように設定するも好ましい。つまり、大径
部9の上端からフランジ10が突設される。
〔考案の効果〕
本考案のブラシレスモータは、ステータ20が固着され
る小径部8には、軸受15が省略されるので、その省略に
対応して、シャフト7の径を大きく、又はステータ20の
内径等を小さく設定することができる。従って、シャフ
ト7の径を大きくして剛性を大とすることができ、しか
も、ステータ20の径を種々に選定することができるので
電気的特性を向上させることができる。
また、軸受15は大径部9に介装されるので、大容量の
軸受15を使用することができ、軸受15の耐用寿命を高め
ると共に、アウターロータ6の回転時に該アウターロー
タ6に振動が発生する虞れもなくなる。
また、小径部8の内径・外径を、大径部9の内径・外
径よりも、夫々、小さく設定し、かつ、軸心方向位置に
於て小径部8のステータ20と大径部9の軸受15とが全く
対応しない位置に設定したから、ステータ20を小径化
(コンパクト化)すると同時に、軸受15の大径化(大容
量化)することが、可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る一実施例を示す断面図、第2図は
比較例を示す断面図である。 4……ハウジング、5……円筒体、6……アウターロー
タ、7……回転シャフト、8……小径部、9……大径
部、13,24……内周面、14,21……外周面、15……軸受、
20……ステータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 竹上 清好 亀岡市宮前町猪倉箱谷5番地 日本電産 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭54−75010(JP,A)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】小径部8と該小径部8より外径が大きい大
    径部9を有する円筒体5を備えたハウジング4と、 該ハウジング4の該円筒体5に貫挿されたシャフト7
    と、 該円筒体5と該シャフト7との間に介在された一対の軸
    受15,15と、 該円筒体5の該小径部8に外嵌状に配設されたアウター
    ロータ6と、 を具備し、 該小径部8の内径は該大径部9の内径よりも小さく設定
    され、 該一対の軸受15,15は該大径部9の内周面13と該シャフ
    ト7との間に配置され、 該小径部8の外周面21にはステータ20が固着され、 該大径部9の外径と該ステータ20の外径が略等しい ことを特徴とするブラシレスモータ。
JP1985203838U 1985-12-27 1985-12-27 ブラシレスモ−タ Expired - Lifetime JP2517418Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985203838U JP2517418Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27 ブラシレスモ−タ

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JP1985203838U JP2517418Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27 ブラシレスモ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62111778U JPS62111778U (ja) 1987-07-16
JP2517418Y2 true JP2517418Y2 (ja) 1996-11-20

Family

ID=31169544

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985203838U Expired - Lifetime JP2517418Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27 ブラシレスモ−タ

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2749729C3 (de) * 1977-11-07 1981-08-27 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Kollektorloser Gleichstrommotor mit einem Außenläufer

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62111778U (ja) 1987-07-16

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