JPH0662760U - ファンモータ - Google Patents

ファンモータ

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JPH0662760U
JPH0662760U JP735493U JP735493U JPH0662760U JP H0662760 U JPH0662760 U JP H0662760U JP 735493 U JP735493 U JP 735493U JP 735493 U JP735493 U JP 735493U JP H0662760 U JPH0662760 U JP H0662760U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixed
bearing
rotor
stator
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP735493U
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English (en)
Inventor
精 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP735493U priority Critical patent/JPH0662760U/ja
Publication of JPH0662760U publication Critical patent/JPH0662760U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ロータ1をステータ3の外側に設けた外転形
モータの前記ロータ1の外周に軸流ファン2を固定した
ファンモータにおいて、ステータ3を支持し中心に軸穴
34を備えた支持部32と、支持部32の軸穴34の両
端に嵌合してステータ3と同心状に固定した二つの固定
軸6と、ロータ1の両側に設けた側板12と、側板12
の中央に設けたハウジング13に装入して固定軸6に嵌
合し側板12を支持する軸受4と、軸受4の外側に隣接
して設けたメカニカルシールからなるシール部7と、固
定軸6の端部を固定した枠板8とを備えたものである。 【効果】 大きな摩擦損失を生じることがなく、冷却効
果が大きい、軸受に粉塵が入りにくいファンモータを提
供できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、制御盤などの筐体の冷却用ファンを駆動するファンモータに関する 。
【0002】
【従来の技術】
従来、冷却用ファンとして使用する軸流ファンをコンパクトにまとめるために 、ファンモータとして外転形モータを使用しているものが多い。この外転形モー タは、図4に示すように、カップ状のロータ1を備えて、その外周にファン2を 固定し、ロータ1の内周に空隙を介して電機子巻線31を備えたリング状のステ ータ3を設け、ステータ3を支持する支持部32の内側に軸受4を介して回転軸 5を支持し、回転軸5の一方側にロータ1の円板状部11を固定してある。 ファンモータを粉塵の多い雰囲気に使用する場合、粉塵から軸受を保護するた め、軸受4の外側にシールプレートなどのシール部41を設けたり、外転形のロ ータ1の側面とステータ3を支持する支持部32との間にラビリンスシールや舌 状弾性体を備えたリップシールなどのメカニカルシール33を設けているものが ある(例えば、特開平3−261360号、実開昭63−7986号)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記のように軸受4を支持部32の内側に設けた構成では、ステー タ3から軸受に伝達された熱は回転軸5からしか外部に伝達されず、カップ形ロ ータ1の内側に熱が籠もり、冷却が十分に行われないため、軸受4が過熱状態に なる恐れがあった。 また、軸受4にシール部41を設けてある構成では、シールする長さを十分に 取れないため、十分に粉塵を防ぐことができないという欠点があった。 ロータ1とステータ3との間にシール部33を設けるものでは、メカニカルシ ール33の直径が軸受の直径の数倍大きくなることがあり、ラビリンスシールを 設けても外気の出入りする面積も大きくなるので、十分に粉塵をシールすること が難しく、リップシールを設けるとシール部の直径が大きいため、舌状弾性体の 接触による摩擦損失が大きくなるという問題があった。 本考案は、冷却効果が大きく、かつ軸受に粉塵が入りにくいファンモータを提 供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ロータをステータの外側に設けた外転形モータの前記ロータの外周 に軸流ファンを固定したファンモータにおいて、前記ステータを支持し中心に軸 穴を備えた支持部と、前記支持部の軸穴の両端に嵌合して前記ステータと同心状 に固定した二つの固定軸と、前記ロータの両側に設けた側板と、前記側板の中央 に設けたハウジングに装入して前記固定軸に嵌合し前記側板を支持する軸受と、 前記軸受の外側に隣接して設けたメカニカルシールからなるシール部と、前記固 定軸の端部を固定した枠板とを備えたもので、特に、前記固定軸の一方または両 方を中空状に形成したものである。 また、前記固定軸と前記支持部の軸穴とをテーパ接合により固定したものであ る。
【0005】
【作用】
シール部は軸受とほぼ同じ直径であるので、シール部の歯部が固定軸に接触し て回転しても、従来例のような直径の大きいところで接触するシール部を使用し たものに比較して、摩擦損失は無視できる程度に小さくなる。 また、固定軸が中空になっているので、固定軸の中を空気が移動し、軸受に伝 達された熱が固定軸を通って枠板から放散する他に、固定軸の中を通る空気によ って放散され、冷却効果が向上し、軸受が過熱状態になるのを防ぐことができる 。
【0006】
【実施例】
本考案を図に示す実施例について説明する。 図1は本考案の実施例を示す側断面図で、リング状のロータ1の外周にファン 2を固定し、ロータ1の内周に空隙を介して電機子巻線31を備えたリング状の ステータ3を設けてある。ステータ3の内周は中空状の支持部32の外周に固定 し、支持部32の両側には軸穴34と中心を一致させて中空の固定軸6を取り外 し可能で、かつ伝達トルクに耐える嵌め合いで接合して固定してある。接合部の 構造は、例えば、図2(a)に示すように、軸穴34の固定軸6が嵌合する部分 を角穴35に加工するか、または図2(b)に示すように、スプライン溝36に 加工し、固定軸6の端部を角穴35またはスプライン溝36に嵌合し得るように 面取り部61またはスプライン歯62に加工しておけばよい。 ロータ1の両側面には円板状の側板12を取りつけてあり、側板12の中心に はハウジング13を設けて軸受4を装入し、軸受4の内周に固定軸6を嵌合して 、側板12およびロータ1を固定軸6によって支持するようにしてある。 軸受4の外側に隣接してハウジング13の中には、断面が「コ」の字状で、「 コ」の字状の中にフェルト等のフィルタを装着し、歯部71が固定軸6の外周に 軽く接触するようにしたリップシール等のメカニカルシールからなるシール部7 を設けてある。両方の固定軸6の先端は枠板8に止めねじ81によって回り止め して固定してある。 いま、電機子巻線31に通電してロータ1を回転すると、ファン2によって空 気が点線矢印によって示すように左右方向に送られ、空気に混じって移動する粉 塵が枠板8と側板12との間から固定軸6の上にも落ちてくるが、軸受4の外側 にシール部7を設けてあるので、粉塵が軸受4内に侵入することはない。 また、シール部7は軸受6とほぼ同じ直径であるので、シール部7の歯部71 が固定軸に接触して回転しても、従来例のような直径の大きいところで接触する シール部を使用したものに比較して、摩擦損失は無視できる程度になる。 また、固定軸6が中空になっているので、固定軸6の中を空気が移動し、軸受 4に伝達された熱が固定軸6を通り、枠板8から放散する他に、固定軸6の中を 通る空気によって放散され、冷却効果が向上する。 他の実施例として、固定軸6を支持部32の軸穴34に固定する場合、図3に 示すように、軸穴34の両端にテーパ穴37を設け、固定軸6の端部にテーパ部 63を設けてテーパ穴37とテーパ部63を嵌合させて結合し、組立の時に固定 軸6とステータ3との中心軸を一致させ易くするようにしてもよい。 なお、固定軸6を枠板8に固定する止めねじ81は固定軸6の軸端に一体に設 けてもよい。 また、実施例および他の実施例において、固定軸6、6を軸穴34またはテー パ穴37から左右に抜き差しすると、シール部7を直接清掃できる。
【0007】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、軸受に粉塵が侵入するのを防ぐシール部 を軸受とほぼ同じ直径の所に設けてあり、また、固定軸を中空にして空気が通る ようにしてあるので、シール部を設けても大きな摩擦損失を生じることがなく、 また、冷却効果が大きい、軸受に粉塵が入りにくい、シール部の清掃が容易なフ ァンモータを提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す側断面図である。
【図2】本考案の支持部と固定軸の接合部の側断面図で
ある。
【図3】本考案の他の実施例を示す側断面図である。
【図4】従来例を示す側断面図である。
【符号の説明】
1 ロータ 12 側板 13 ハウジング 2 ファン 3 ステータ 31 電機子巻線 32 支持部 34 軸穴 35 角穴 36 スプライン溝 37 テーパ穴 4 軸受 6 固定軸 61 面取り部 62 スプライン歯 63 テーパ部 7 シール部 8 枠板

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータをステータの外側に設けた外転形
    モータの前記ロータの外周に軸流ファンを固定したファ
    ンモータにおいて、前記ステータを支持し中心に軸穴を
    備えた支持部と、前記支持部の軸穴の両端に嵌合して前
    記ステータと同心状に固定した二つの固定軸と、前記ロ
    ータの両側に設けた側板と、前記側板の中央に設けたハ
    ウジングに装入して前記固定軸に嵌合し前記側板を支持
    する軸受と、前記軸受の外側に隣接して設けたメカニカ
    ルシールからなるシール部と、前記固定軸の端部を固定
    した枠板とを備えたことを特徴とするファンモータ。
  2. 【請求項2】 前記固定軸の一方または両方を中空状に
    形成した請求項1記載のファンモータ。
  3. 【請求項3】 前記固定軸と前記支持部の軸穴とをテー
    パ接合により固定した請求項1または2記載のファンモ
    ータ。
JP735493U 1993-02-01 1993-02-01 ファンモータ Pending JPH0662760U (ja)

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JP735493U JPH0662760U (ja) 1993-02-01 1993-02-01 ファンモータ

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JP735493U JPH0662760U (ja) 1993-02-01 1993-02-01 ファンモータ

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JPH0662760U true JPH0662760U (ja) 1994-09-02

Family

ID=11663630

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JP735493U Pending JPH0662760U (ja) 1993-02-01 1993-02-01 ファンモータ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160094651A (ko) * 2015-02-02 2016-08-10 주식회사 세진아이지비 동력전달장치
WO2016144015A1 (ko) * 2015-03-12 2016-09-15 주식회사 세진아이지비 동력전달장치
CN109936256A (zh) * 2017-12-19 2019-06-25 蔡应麟 油烟机风轮的无刷电机结构改良

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