JP3050938B2 - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

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JP3050938B2
JP3050938B2 JP3081713A JP8171391A JP3050938B2 JP 3050938 B2 JP3050938 B2 JP 3050938B2 JP 3081713 A JP3081713 A JP 3081713A JP 8171391 A JP8171391 A JP 8171391A JP 3050938 B2 JP3050938 B2 JP 3050938B2
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勇治 森岡
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スピンドルモータに関
する。
【0002】
【従来技術】一般に、スピンドルモータは、ハウジング
と、このハウジングに対して相対的に回転自在であるハ
ブ部材を備え、両者間には球軸受の如き軸受手段が介在
されている。ハブ部材にはロータマグネットが装着さ
れ、また、このロータマグネットに対向してステータが
ハウジングに装着されている。また、ハウジングとハブ
部材との間にはラビリンスシール構造が設けられ、この
ラビリンスシール構造は、軸受手段からのグリース等が
収容室(磁気ディスクの如き記録部材が収容される室)
に侵入するのを防止する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
スピンドルモータでは、上述した通り、ハウジングとハ
ブ部材との間に専用のラビリンス構造を設けるために、
モータの構造が複雑となる、モータが高価となる、等の
解決すべき問題が存在する。また、ハウジングの構造に
よってはラビリンス構造を設けることができず、所謂コ
ンタミネーションの発生を十分に防止することができな
い。
【0004】本発明の課題は、比較的簡単な構造でグリ
ース等の収容室への侵入を確実に防止することができる
スピンドルモータを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本発明のスピンドルモ
ータでは、ハブ部材は記録部材が装着されるハブ本体
と、ハブ本体の内周部から軸線方向に延びる支持壁部と
を有し、該支持壁部と該ハウジングの固定軸との間に該
軸受手段が介在されており、ステータは、ハブ本体と上
記支持壁部との間の空間に配置されたステータコアを有
し、該ステータコアは円筒状の基部の外周に周方向等間
隔に複数個の歯部を配列して構成され、該ステータは該
ステータコアの該基部の内周下端部のみを該ハウジング
に取り付けることにより固定されており、支持壁部の外
周面とステータコアの基部の内周面は半径方向に若干の
間隔を置いて軸線方向に重なって十分に延び、上記支持
壁部とステータコアは相互に協働してエアシール構造と
して機能する。
【0006】
【作用】本発明のスピンドルモータにおいては、ハブ部
材の支持壁部の外周面とステータコアの内周面は半径方
向に若干の間隔を置いて軸線方向に重なって十分延びて
いるので、上記支持壁部とステータコアは相互に協働し
てエアシール構造として機能する。従って、専用のラビ
リンス構造を設ける必要がなく、比較的簡単な構成で所
謂コンタミネーションの発生を確実に防止することがで
きる。
【0007】
【実施例】図1は、本発明に従うスピンドルモータの一
実施例を一部断面で示す断面図である。図示のスピンド
ルモータは、ハウジング11と、このハウジング11に
対して相対的に回転自在であるハブ部材10を備えてい
る。ハブ部材10は円筒状のハブ本体10aを有し、ハ
ブ本体10aの一端部(図1において上端部)には端壁
部10cが設けられ、その他端部には環状フランジ部1
0dが設けられている。磁気ディスクの如き記録部材
(図示せず)は、この環状フランジ部10dに載置さ
れ、ハブ部材10と一体に所定方向に回転駆動される。
ハブ部材10の端壁部10cの内周部には、図1にて下
方に延びる環状の支持壁部10bが一体に設けられてい
る。
【0008】ハウジング11は固定軸12を含み、この
固定軸12の下部にはステータ固定部28が一体に設け
られている。ステータ固定部28と固定軸12を別体に
構成し、上記固定軸12をステータ固定部28に圧入等
の手段により固定するようにしてもよい。
【0009】固定軸12の上部とハブ部材10の支持壁
部10bとの間には、軸受手段としての一対の軸受24
及び26が介在されている。固定軸12の下端部には雄
ねじ部23が設けられ、この雄ねじ部23が駆動装置の
下フレーム(図示せず)に螺着される。また、固定軸1
2の上端部には雌ねじ孔22が形成され、この雌ねじ孔
22に固定用ねじ(図示せず)を螺着することによっ
て、その上端が駆動装置の上フレーム(図示せず)に固
定される。
【0010】ハブ部材10のハブ本体10aの内周面に
は環状のロータマグネット38が配設されている。この
ロータマグネット38に対向してその内側には、ステー
タ20が配設されている。ステータ20は、複数枚のコ
アプレート16aを積層することによって形成されるス
テータコア16を有し、このステータコア16は、ハブ
部材10のハブ本体10aと支持壁部10bとの間に規
定される環状空間14に配置され、コア支持部材30を
介してステータ固定部28に固定されている。
【0011】コア支持部材30は絶縁性合成樹脂材料か
ら形成することができ、例えばステータ固定部28に一
体成形により成形することができる。ステータコア16
を合成樹脂から成るコア支持部材30を介して支持する
ことにより、アマチュアコイルが励磁されたときに発生
する振動をこのコア支持部材30によって減衰させるこ
とができる。ステータコア16は、このコア支持部材3
0に圧入の如き手段により固定される。ステータコア1
6には、アマチュアコイル18が所要の通り巻かれ、ア
マチュアコイル18からのリード線44が上記空間14
を通して外部に導出される。
【0012】図1における上側の軸受24の上方には、
磁性流体シール36が配設されている。この磁性流体シ
ール36は、軸受24及び26からのグリース等が固定
軸12とハブ部材10の支持壁部10bとの間を通って
収容室(記録部材が収容される室)に侵入するのを防止
する。磁性流体シール36の外側には、更に、磁性流体
の飛散を防止するための飛散防止部材36が配設されて
いる。飛散防止部材32には、熱膨張による飛散防止部
材32の脱着を防止するためにロータハブ10の支持壁
部10b側に溝34が設けられており、接着剤によりロ
ータハブ10の支持壁部10bの内周面に完全に接着固
定するように設けられている。
【0013】次に、図1と共に図2を参照して、ステー
タ20及びそれに関連する要素について説明する。
【0014】ステータ20は円筒状の基部20aを有
し、この基部20aの外周面には周方向に実質上等間隔
を置いて複数個(実施例では9個)の歯部20bが設け
られ、これら歯部20bにアマチュアコイル18が所要
の通り巻かれている。実施例では、ステータコア16は
コア支持部材30に装着した状態においてハブ部材10
の支持壁部10bの基部まで延びている。このステータ
コア16はハブ部材10の支持壁部10bと協働してエ
アシール構造を構成する。即ち、ステータコア16の内
周面は上記支持壁部10bの外周面の外側に位置し、上
記外周面と半径方向に若干の間隔を置いて配置される。
支持壁部10bの外周面とステータコア16の内周面と
の間隔は、0.05乃至0.25mm程度が望ましく、
0.125乃至0.175mm程度に設定するのが一層好
ましい。また、上記若干の間隔を置いて位置する両者の
軸線方向の重なり長さは、少なくとも2mm以上にするの
が望ましく3mm以上にするのが一層好ましい。
【0015】支持壁部10bとステータコア16を上記
関係に設定することにより、両者がエアシール構造とし
て機能し、従って支持壁部10bとステータコア16と
の間を通って軸受24及び26からのグリース等が収容
室に侵入するのを確実に防止することができる。
【0016】上記エアシール構造によるシール効果を高
めるために、更に、次の通り構成されている。
【0017】実施例では、ステータコア16の内周面下
端部には、実質上180度の間隔を置いて一対の切欠き
46が設けられている。この切欠き46は、ステータコ
ア16にアマチュアコイル18を巻回する際の位置決め
として利用される。この切欠き46はステータコア16
の下端部のみ(実施例では下側の2枚のコアプレート1
6aのみ)に設けられ、図1に示す通り、ステータコア
16をコア支持部材30に装着した状態においてコア支
持部材30に埋設される。従って、切欠き46がコア支
持部材30を越えて上方に露呈することはなく、これに
より、ステータコア16の内周面と上記支持壁部10b
の外周面との間隔を周方向に実質上等間隔に維持でき、
エアシール効果が低下することはない。
【0018】以上、本発明に従うスピンドルモータの一
実施例について説明したが、本発明はかかる具体例に限
定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することな
く種々の変形乃至修正が可能である。
【0019】
【発明の効果】本発明のスピンドルモータにおいては、
ハブ部材の支持壁部の外周面とステータコアの内周面と
が半径方向に若干の間隔を置いて軸線方向に重なって十
分延びている故に、上記支持壁部とステータコアはエア
シール構造として機能する。従って、専用のラビリンス
シール構造を採用することなく、比較的簡単な構成で収
容室へのグリース等の侵入を確実に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従うスピンドルモータの一実施例を一
部切欠いて示す断面図である。
【図2】図1のスピンドルモータにおけるステータコア
を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 ハブ部材 10a ハブ本体 10b 支持壁部 12 固定軸 16 ステータコア 20 ステータ 24,26 軸受 28 ステータ固定部 30 コア支持部材 38 ロータマグネット 46 切欠き
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−179150(JP,A) 実開 昭62−176822(JP,U) 実開 昭62−38053(JP,U) 実開 昭63−100965(JP,U) 特表 平4−507184(JP,A) 国際公開90/13167(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 5/04 H02K 5/10 H02K 21/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、該ハウジングに対して相
    対的に回転自在であるハブ部材と、該ハウジングと該ハ
    ブ部材の間に介在された軸受手段と、該ハブ部材に装着
    されたロータマグネットと、該ロータマグネットに対向
    して該ハウジングに装着されたステータとを具備するス
    ピンドルモータにおいて、 該ハブ部材は、記録部材が装着されるハブ本体と、該ハ
    ブ本体の内周部から軸線方向に延びる支持壁部とを有
    し、該支持壁部と該ハウジングの固定軸との間に該軸受
    手段が介在されており、 該ステータは、該ハブ本体と該支持壁部との間の空間に
    配置されたステータコアを有し、該ステータコアは円筒
    状の基部の外周に周方向等間隔に複数個の歯部を配列し
    て構成され、該ステータは該ステータコアの該基部の内
    周下端部のみを該ハウジングに取り付けることにより固
    定されており、 該支持壁部の外周面と該ステータコアの該基部の内周面
    は半径方向に若干の間隔を置いて軸線方向に重なって十
    分に延び、該支持壁部と該ステータコアが相互に協働し
    てエアシール構造として機能する、 ことを特徴とするスピンドルモータ。
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