JP3148394B2 - スピンドルモータ - Google Patents
スピンドルモータInfo
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- JP3148394B2 JP3148394B2 JP24860992A JP24860992A JP3148394B2 JP 3148394 B2 JP3148394 B2 JP 3148394B2 JP 24860992 A JP24860992 A JP 24860992A JP 24860992 A JP24860992 A JP 24860992A JP 3148394 B2 JP3148394 B2 JP 3148394B2
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- JP
- Japan
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- magnetic fluid
- pair
- motor
- bearing
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- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
- Sealing Of Bearings (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録部材を回転駆動す
るためのスピンドルモータに関する。
るためのスピンドルモータに関する。
【0002】
【従来の技術】記録部材の一例としての磁気ディスクを
回転駆動するためのスピンドルモータは、一般に、ディ
スク駆動装置のフレームに固定される軸部材(静止部
材)と、この軸部材に一対の軸受部材を介して回転自在
に支持されたハブと、ハブに装着されたロータマグネッ
トと、ロータマグネットに対向して配設されたステータ
を具備しており、磁気ディスクは所定方向に回転駆動さ
れるハブに装着される。一対の軸受部材の外側には磁性
流体シール手段が配設され、この磁性流体シール手段に
よって、軸受部材に用いられる潤滑油の微粒子等がモー
タ外部、即ち磁気ディスクが収容されるディスク室に侵
入するのを防止する。
回転駆動するためのスピンドルモータは、一般に、ディ
スク駆動装置のフレームに固定される軸部材(静止部
材)と、この軸部材に一対の軸受部材を介して回転自在
に支持されたハブと、ハブに装着されたロータマグネッ
トと、ロータマグネットに対向して配設されたステータ
を具備しており、磁気ディスクは所定方向に回転駆動さ
れるハブに装着される。一対の軸受部材の外側には磁性
流体シール手段が配設され、この磁性流体シール手段に
よって、軸受部材に用いられる潤滑油の微粒子等がモー
タ外部、即ち磁気ディスクが収容されるディスク室に侵
入するのを防止する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、磁性流体シー
ル手段を用いたスピンドルモータでは、次のとおり解決
すべき課題が存在する。磁性流体シール手段は、軸部
材、ハブ及び軸受部材と協働して実質上密封された環状
空間を規定する。従って、気圧の変化、温度変化によっ
てこの環状空間とモータ内部(及び/又はモータ外部)
との間に一定限度を越える圧力差が生じると、磁性流体
シール手段における磁性流体がその圧力差に耐えられな
くなって散逸し、シール機能がなくなるおそれがある。
ル手段を用いたスピンドルモータでは、次のとおり解決
すべき課題が存在する。磁性流体シール手段は、軸部
材、ハブ及び軸受部材と協働して実質上密封された環状
空間を規定する。従って、気圧の変化、温度変化によっ
てこの環状空間とモータ内部(及び/又はモータ外部)
との間に一定限度を越える圧力差が生じると、磁性流体
シール手段における磁性流体がその圧力差に耐えられな
くなって散逸し、シール機能がなくなるおそれがある。
【0004】本発明は上記事実に鑑みてなされたもので
あり、その課題は、磁性流体シール手段、軸部材、ハブ
及び軸受部材によって規定される環状空間内外に圧力差
が生じたときにも、この圧力差を実質上解消して磁性流
体の飛散を防止することができるスピンドルモータを提
供することである。
あり、その課題は、磁性流体シール手段、軸部材、ハブ
及び軸受部材によって規定される環状空間内外に圧力差
が生じたときにも、この圧力差を実質上解消して磁性流
体の飛散を防止することができるスピンドルモータを提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のスピンドルモー
タでは、軸受部材の軸線方向外側において軸受部材と磁
性流体シール手段との間に形成された空間を一対の軸受
部材の軸線方向内側に形成された空間を介してモータ外
部に連通するための連通孔が設けられている。
タでは、軸受部材の軸線方向外側において軸受部材と磁
性流体シール手段との間に形成された空間を一対の軸受
部材の軸線方向内側に形成された空間を介してモータ外
部に連通するための連通孔が設けられている。
【0006】
【作用】かかるスピンドルモータにおいては、一対の軸
受部材の軸線方向内側に形成された空間と軸受部材と磁
性流体シール手段との間にそれぞれ形成された空間との
間に圧力差が生じると、一対の軸受部材の軸線方向内側
に形成された空間と軸受部材と磁性流体シール手段との
間にそれぞれ形成された空間の内外を、連通孔を通して
空気が相互に流通して圧力差が実質上解消され、磁性流
体シール手段における磁性流体の飛散が防止できる。
受部材の軸線方向内側に形成された空間と軸受部材と磁
性流体シール手段との間にそれぞれ形成された空間との
間に圧力差が生じると、一対の軸受部材の軸線方向内側
に形成された空間と軸受部材と磁性流体シール手段との
間にそれぞれ形成された空間の内外を、連通孔を通して
空気が相互に流通して圧力差が実質上解消され、磁性流
体シール手段における磁性流体の飛散が防止できる。
【0007】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明に従うス
ピンドルモータの実施例について説明する。
ピンドルモータの実施例について説明する。
【0008】図示のスピンドルモータは、略円形状のブ
ラケット10を具備している。図1におけるブラケット
10の上側に、中央部が盛り上がった円形の凹部12が
設けられ、その中央部に、強磁性材製の固定軸14が立
設されている。
ラケット10を具備している。図1におけるブラケット
10の上側に、中央部が盛り上がった円形の凹部12が
設けられ、その中央部に、強磁性材製の固定軸14が立
設されている。
【0009】実施例では、ブラケット10及び固定軸1
4が静止部材を構成する。固定軸14の中間部の外周面
に環状突部16が設けられ、この環状突部16に当接す
るようにステータ17が装着されている。ステータ17
は、その環状突部16の上側において固定軸14に外嵌
固定されたステータコア18を有し、ステータコア18
にステータコイル20が捲回されている。固定軸14に
はその中間部から下端まで貫通する貫通孔19が形成さ
れており、ステータコイル20からのリード線21はこ
の貫通孔19を通してモータ外部、実施例ではブラケッ
ト10の下方に導出されている。
4が静止部材を構成する。固定軸14の中間部の外周面
に環状突部16が設けられ、この環状突部16に当接す
るようにステータ17が装着されている。ステータ17
は、その環状突部16の上側において固定軸14に外嵌
固定されたステータコア18を有し、ステータコア18
にステータコイル20が捲回されている。固定軸14に
はその中間部から下端まで貫通する貫通孔19が形成さ
れており、ステータコイル20からのリード線21はこ
の貫通孔19を通してモータ外部、実施例ではブラケッ
ト10の下方に導出されている。
【0010】22は、図1におけるステータ17の上方
(軸線方向外側)において固定軸14の上端部に外嵌固
定されている一方の軸受部材であり、24は、ステータ
17の下方(軸線方向外側)において固定軸14の下端
部に外嵌固定されている他方の軸受部材である。
(軸線方向外側)において固定軸14の上端部に外嵌固
定されている一方の軸受部材であり、24は、ステータ
17の下方(軸線方向外側)において固定軸14の下端
部に外嵌固定されている他方の軸受部材である。
【0011】26は、強磁性材料製のロータヨークであ
る。ロータヨーク26は、上端部の経が絞られた円筒状
をなし、経が絞られていない大径部26aの上部内周側
に円筒状のロータマグネット28が固定されている。ま
た大径部26aの下端部が環状のブッシュ部材30を介
して軸受部材24に支持され、経が絞られた小径部26
bが軸受部材22に支持されることによって、ロータヨ
ーク26は固定軸14に対し回転自在に支持されてい
る。そしてロータマグネット28は、ステータ17に対
し経方向間隔を隔てて相対する。
る。ロータヨーク26は、上端部の経が絞られた円筒状
をなし、経が絞られていない大径部26aの上部内周側
に円筒状のロータマグネット28が固定されている。ま
た大径部26aの下端部が環状のブッシュ部材30を介
して軸受部材24に支持され、経が絞られた小径部26
bが軸受部材22に支持されることによって、ロータヨ
ーク26は固定軸14に対し回転自在に支持されてい
る。そしてロータマグネット28は、ステータ17に対
し経方向間隔を隔てて相対する。
【0012】軸受部材22及び24の軸線方向外側に
は、磁性流体シール手段34及び36が配設されてい
る。磁性流体シール手段34は環状の磁性流体保持手段
60を有し、磁性流体保持手段60は、強磁性材料性の
環状板よりなるポールピース48及び50と2枚のポー
ルピース48及び50の間に挟まれた環状永久磁石体5
2を有している。磁性流体保持手段60の軸線方向外側
には環状のカバー部材54が配設されている。このカバ
ー部材54は、外周部が上側のポールピース48の上面
に固着され、内周部は、ポールピース48の上面から立
ち上げられ、ポールピース48及び50の内周縁よりや
や内側に達している。これらのポールピース48及び5
0、環状永久磁石体52並びにカバー部材54は、ホル
ダ部材56の内側に固定されている。
は、磁性流体シール手段34及び36が配設されてい
る。磁性流体シール手段34は環状の磁性流体保持手段
60を有し、磁性流体保持手段60は、強磁性材料性の
環状板よりなるポールピース48及び50と2枚のポー
ルピース48及び50の間に挟まれた環状永久磁石体5
2を有している。磁性流体保持手段60の軸線方向外側
には環状のカバー部材54が配設されている。このカバ
ー部材54は、外周部が上側のポールピース48の上面
に固着され、内周部は、ポールピース48の上面から立
ち上げられ、ポールピース48及び50の内周縁よりや
や内側に達している。これらのポールピース48及び5
0、環状永久磁石体52並びにカバー部材54は、ホル
ダ部材56の内側に固定されている。
【0013】ホルダ部材56は、ロータヨーク26の小
径部26bの内周側における片方の軸受部材22の上側
(軸線方向外側)に固定され、各ポールピース48、5
0と固定軸14との間に磁性流体58が配装されて磁性
流体シール手段34が構成されている。カバー部材54
は、ポールピース48及び50並びに環状永久磁石体5
2と一体化されている。
径部26bの内周側における片方の軸受部材22の上側
(軸線方向外側)に固定され、各ポールピース48、5
0と固定軸14との間に磁性流体58が配装されて磁性
流体シール手段34が構成されている。カバー部材54
は、ポールピース48及び50並びに環状永久磁石体5
2と一体化されている。
【0014】他方の磁性流体シール手段36は上述の磁
性流体シール手段34と実質上同一の構成であり、一対
のポールピース66及び68と環状永久磁石体70から
成る磁性流体保持手段71を有している。磁性流体保持
手段71の軸線方向外側にはカバー部材72が配設さ
れ、このカバー部材72及び磁性流体保持手段71がホ
ルダ部材74に装着され、ホルダ部材74がブッシュ部
材30の内周側における軸受部材24の下側(軸線方向
外側)に固定され、また各ポールピース66及び68と
固定軸14との間には磁性流体58が配装されている。
性流体シール手段34と実質上同一の構成であり、一対
のポールピース66及び68と環状永久磁石体70から
成る磁性流体保持手段71を有している。磁性流体保持
手段71の軸線方向外側にはカバー部材72が配設さ
れ、このカバー部材72及び磁性流体保持手段71がホ
ルダ部材74に装着され、ホルダ部材74がブッシュ部
材30の内周側における軸受部材24の下側(軸線方向
外側)に固定され、また各ポールピース66及び68と
固定軸14との間には磁性流体58が配装されている。
【0015】実施例では、軸受部材22及び24の軸線
方向内側において、固定軸14、軸受部材22及び2
4、ロータヨーク26、ブッシュ部材30によってモー
タ内部空間を規定し、このモータ内部空間内にステータ
17とロータマグネット28から成る磁気回路手段が配
設されている。そして、一方の磁性流体シール手段34
に関連して、軸受部材22の軸線方向外側において、磁
性流体シール手段34と軸受部材22との間に、軸受部
材22、固定軸14、磁性流体シール手段34及びロー
タヨーク26によって第1の環状空間92が規定され、
また他方の磁性流体シール手段36に関連して、軸受部
材24の軸線方向外側において、磁性流体シール手段3
6と軸受部材24との間に、軸受部材24、固定軸1
4、磁性流体シール手段36及びブッシュ部材30によ
って第2の環状空間94が規定されている。
方向内側において、固定軸14、軸受部材22及び2
4、ロータヨーク26、ブッシュ部材30によってモー
タ内部空間を規定し、このモータ内部空間内にステータ
17とロータマグネット28から成る磁気回路手段が配
設されている。そして、一方の磁性流体シール手段34
に関連して、軸受部材22の軸線方向外側において、磁
性流体シール手段34と軸受部材22との間に、軸受部
材22、固定軸14、磁性流体シール手段34及びロー
タヨーク26によって第1の環状空間92が規定され、
また他方の磁性流体シール手段36に関連して、軸受部
材24の軸線方向外側において、磁性流体シール手段3
6と軸受部材24との間に、軸受部材24、固定軸1
4、磁性流体シール手段36及びブッシュ部材30によ
って第2の環状空間94が規定されている。
【0016】ロ−タヨーク26の外周面にはアルミニウ
ム製のハブ本体78が配設されている。ハブ本体78は
略円筒状をなし、図1における下端部に、外方張出し部
80を有する。またハブ本体78は、その上下中間位置
における内周部全周に亙って帯状突部82を有し、この
帯状突部82においてハブ本体78がロータヨーク26
の大径部26aの外周面に外嵌固定されている。ハブ本
体78とロータヨーク26との間は、帯状突部82以外
の部分においては、経方向の空隙を有する。実施例で
は、ハブ本体78、ロータヨーク26及びブッシュ部材
30によってハブを構成している。
ム製のハブ本体78が配設されている。ハブ本体78は
略円筒状をなし、図1における下端部に、外方張出し部
80を有する。またハブ本体78は、その上下中間位置
における内周部全周に亙って帯状突部82を有し、この
帯状突部82においてハブ本体78がロータヨーク26
の大径部26aの外周面に外嵌固定されている。ハブ本
体78とロータヨーク26との間は、帯状突部82以外
の部分においては、経方向の空隙を有する。実施例で
は、ハブ本体78、ロータヨーク26及びブッシュ部材
30によってハブを構成している。
【0017】ハブ本体78の外周部における外方張出し
部80上に磁気ディスク84が外嵌され、その上に、ス
ペーサ86を介して順次磁気ディスク84が積み重ねら
れ、ハブ本体78の上端部に固定されるクランプ部材8
8と外方張出し部80との間にこれら磁気ディスク84
が固定される。尚、図1においてこれら磁気ディスク8
4、スペーサ86及びクランプ部材88は、二点鎖線で
図示されている。
部80上に磁気ディスク84が外嵌され、その上に、ス
ペーサ86を介して順次磁気ディスク84が積み重ねら
れ、ハブ本体78の上端部に固定されるクランプ部材8
8と外方張出し部80との間にこれら磁気ディスク84
が固定される。尚、図1においてこれら磁気ディスク8
4、スペーサ86及びクランプ部材88は、二点鎖線で
図示されている。
【0018】このスピンドルモータでは、第1の環状空
間92とモータ内部空間とが連通孔96によって連通さ
れている。実施例では、ホルダ部材56の軸線方向内側
面(図1において下面)に径方向に延びる凹溝93が形
成され、また軸受部材22の外周面が固着されるロータ
ヨーク26の上端部内周面に凹溝93に連通し且つ軸線
方向に延びる凹溝95が形成され、これら凹溝93及び
95が連通孔96を構成する。
間92とモータ内部空間とが連通孔96によって連通さ
れている。実施例では、ホルダ部材56の軸線方向内側
面(図1において下面)に径方向に延びる凹溝93が形
成され、また軸受部材22の外周面が固着されるロータ
ヨーク26の上端部内周面に凹溝93に連通し且つ軸線
方向に延びる凹溝95が形成され、これら凹溝93及び
95が連通孔96を構成する。
【0019】また、第2の環状空間94とモータ内部空
間とが連通孔98によって連通されている。実施例で
は、ホルダ部材74の軸線方向内側面(図1において上
面)に径方向に延びる凹溝97が形成され、また軸受部
材24の外周面が固着されるブッシュ部材30の内周面
に凹溝97に連通し且つ軸線方向に延びる凹溝99が形
成され、これら凹溝97及び99が連通孔98を構成す
る。連通孔96(凹溝93及び95)及び連通孔98
(凹溝97及び99)は1個設けるのみでも所望の効果
を達成することができるが、必要に応じてこれらを周方
向に間隔を置いて複数個設けることができる。また、実
施例では、連通孔98をハブに設けているが、ハブに代
えて、軸受部材22及び24の内周面が固着される固定
軸14に形成するようにしてもよい。
間とが連通孔98によって連通されている。実施例で
は、ホルダ部材74の軸線方向内側面(図1において上
面)に径方向に延びる凹溝97が形成され、また軸受部
材24の外周面が固着されるブッシュ部材30の内周面
に凹溝97に連通し且つ軸線方向に延びる凹溝99が形
成され、これら凹溝97及び99が連通孔98を構成す
る。連通孔96(凹溝93及び95)及び連通孔98
(凹溝97及び99)は1個設けるのみでも所望の効果
を達成することができるが、必要に応じてこれらを周方
向に間隔を置いて複数個設けることができる。また、実
施例では、連通孔98をハブに設けているが、ハブに代
えて、軸受部材22及び24の内周面が固着される固定
軸14に形成するようにしてもよい。
【0020】かく連通孔96及び98を設けることによ
って次の通りの作用効果が達成される。即ち、気温又は
気圧の差に起因して第1の環状空間92内外に圧力差が
生じると、連通孔96を通してモータ内部空間から空気
が第1の環状空間96内に流入、又は第1の環状空間9
2から空気がモータ内部空間に流出する。また、第2の
環状空間94内外に圧力差が生じると、連通孔98を通
してモータ内部空間から空気が第2の環状空間94内に
流入、又は第2の環状空間94から空気がモータ内部空
間に流出する。そして、かく空気が流入又は流出するこ
とによって、第1の環状空間92内外及び第2の環状空
間94内外の圧力差が実質上解消され、かくして磁性流
体シール手段34及び36における磁性流体58の飛散
が防止される。尚、モータ内部と外部との間に圧力差が
生じると、モータ内部空間はステータコイル20からの
リード線21をモータ外部に導出するために固定軸14
に形成される貫通孔19を介して外部と連通している故
に、この貫通孔19を通して空気が流入又は流出し、こ
れによってモ−タ内部と外部との圧力差が実質上解消さ
れる。
って次の通りの作用効果が達成される。即ち、気温又は
気圧の差に起因して第1の環状空間92内外に圧力差が
生じると、連通孔96を通してモータ内部空間から空気
が第1の環状空間96内に流入、又は第1の環状空間9
2から空気がモータ内部空間に流出する。また、第2の
環状空間94内外に圧力差が生じると、連通孔98を通
してモータ内部空間から空気が第2の環状空間94内に
流入、又は第2の環状空間94から空気がモータ内部空
間に流出する。そして、かく空気が流入又は流出するこ
とによって、第1の環状空間92内外及び第2の環状空
間94内外の圧力差が実質上解消され、かくして磁性流
体シール手段34及び36における磁性流体58の飛散
が防止される。尚、モータ内部と外部との間に圧力差が
生じると、モータ内部空間はステータコイル20からの
リード線21をモータ外部に導出するために固定軸14
に形成される貫通孔19を介して外部と連通している故
に、この貫通孔19を通して空気が流入又は流出し、こ
れによってモ−タ内部と外部との圧力差が実質上解消さ
れる。
【0021】以上の実施例では、一対の軸受部材の外側
に磁性流体シール手段が配設されているスピンドルモー
タを例にあげて説明したが、これに限定されることな
く、一対の軸受部材の一方の外側に磁性流体シール手段
が配設され、他方の軸受部材の外側にラビリンスシール
手段が配設されているスピンドルモータにも適用するこ
とができる。
に磁性流体シール手段が配設されているスピンドルモー
タを例にあげて説明したが、これに限定されることな
く、一対の軸受部材の一方の外側に磁性流体シール手段
が配設され、他方の軸受部材の外側にラビリンスシール
手段が配設されているスピンドルモータにも適用するこ
とができる。
【0022】図2(図2において、図1と同様の部材は
同一の参照番号を付して説明する)において、一方の軸
受部材22の外側(軸線方向外側)に磁性流体シール手
段34が配設され、この磁性流体シール手段34に関連
して、図1の実施例と同様に、第1の環状空間92とモ
ータ内部空間を連通する連通孔96が設けられている。
また、他方の軸受部材24の外側(軸線方向外側)にラ
ビリンスシール手段102が設けられている。ラビリン
スシール手段102はブッシュ部材30に装着された内
側部材104と固定軸14に装着された外側部材106
から構成され、これら内側部材104及び外側部材10
6によってラビリンスシールを構成する。図1の実施例
の如く、モータ内部と外部とが導出孔19を介して連通
している場合には、ラビリンスシール手段102に関連
して他方の軸受部材24側には連通孔を設ける必要はな
いが、この導出孔19が接着剤等で密封される場合に
は、図2に示す通り連通孔を設けるのが望ましい。
同一の参照番号を付して説明する)において、一方の軸
受部材22の外側(軸線方向外側)に磁性流体シール手
段34が配設され、この磁性流体シール手段34に関連
して、図1の実施例と同様に、第1の環状空間92とモ
ータ内部空間を連通する連通孔96が設けられている。
また、他方の軸受部材24の外側(軸線方向外側)にラ
ビリンスシール手段102が設けられている。ラビリン
スシール手段102はブッシュ部材30に装着された内
側部材104と固定軸14に装着された外側部材106
から構成され、これら内側部材104及び外側部材10
6によってラビリンスシールを構成する。図1の実施例
の如く、モータ内部と外部とが導出孔19を介して連通
している場合には、ラビリンスシール手段102に関連
して他方の軸受部材24側には連通孔を設ける必要はな
いが、この導出孔19が接着剤等で密封される場合に
は、図2に示す通り連通孔を設けるのが望ましい。
【0023】図2に示す通り、ブッシュ部材30の一端
部(軸受部材24が装着される部位)に連通孔108が
形成されている。この連通孔108は、必要に応じて、
周方向に間隔を置いて複数個形成することができる。
部(軸受部材24が装着される部位)に連通孔108が
形成されている。この連通孔108は、必要に応じて、
周方向に間隔を置いて複数個形成することができる。
【0024】かく連通孔108を形成することにより、
モータ内部とディスク室(磁気ディスクが収容される
室)とが連通状態になり、モータ内部とモータ外部(デ
ィスク室)との圧力差が実質上生じることはない。従っ
て、上述したと同様に、導出孔19を密封した場合にお
いても、磁性流体シール手段34における磁性流体58
の飛散が防止される。
モータ内部とディスク室(磁気ディスクが収容される
室)とが連通状態になり、モータ内部とモータ外部(デ
ィスク室)との圧力差が実質上生じることはない。従っ
て、上述したと同様に、導出孔19を密封した場合にお
いても、磁性流体シール手段34における磁性流体58
の飛散が防止される。
【0025】
【本発明の効果】本発明のスピンドルモータでは、軸受
部材と磁性流体シール手段との間に形成された空間を、
一対の軸受部材の軸線方向内側に形成された空間を介し
てモータ外部に連通するための連通孔が形成され、この
連通孔を通して軸受部材と磁性流体シール手段との間に
形成された空間の内外を空気が流通する。従って、各空
間での圧力差が実質上解消され、磁性流体シール手段に
保持された磁性流体の飛散が防止できる。
部材と磁性流体シール手段との間に形成された空間を、
一対の軸受部材の軸線方向内側に形成された空間を介し
てモータ外部に連通するための連通孔が形成され、この
連通孔を通して軸受部材と磁性流体シール手段との間に
形成された空間の内外を空気が流通する。従って、各空
間での圧力差が実質上解消され、磁性流体シール手段に
保持された磁性流体の飛散が防止できる。
【図1】本発明に従うスピンドルモータの第1の実施例
を示す断面図。
を示す断面図。
【図2】本発明に従うスピンドルモータの第2の実施例
を示す断面図。
を示す断面図。
10 ブラケット 14 固定軸 17 ステータ 22,24 軸受部材 26 ロータヨーク 34,36 磁性流体シール手段 60,71 磁性流体保持手段78 ハブ本体 96,98 連通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 5/10 H02K 5/16 F16J 15/43
Claims (3)
- 【請求項1】 静止部材と、該静止部材に軸線方向に離
間して配設された一対の軸受部材を介して回転自在に支
持されたハブと、該一対の軸受部材のうち少なくとも一
方の軸受部材の軸線方向外側に配設された磁性流体シー
ル手段と、を具備するスピンドルモータにおいて、 前記静止部材及び/又は前記ハブの前記一対の軸受部材
の外周面及び/又は内周面が固着される部分には、前記
軸受部材と前記磁性流体シール手段との間に形成された
空間を前記一対の軸受部材の軸線方向内側に形成された
空間を介してモータ外部に連通するための連通孔が形成
されていることを特徴とするスピンドルモータ。 - 【請求項2】 前記磁性流体シール手段は、永久磁石と
少なくとも一つのポールピースとからなる磁性流体保持
手段と、該磁性流体保持手段に保持された磁性流体と、
該磁性流体保持手段を保持するために底部が前記静止部
材及び前記ハブ部材のいずれか一方に固着されたホルダ
部材とからなり、該ホルダ部材の底部には前記連通孔の
一部をなす凹溝が形成されていることを特徴とする請求
項1記載のスピンドルモータ。 - 【請求項3】 前記一対の軸受部材の軸線方向内側に形
成された空間には複数の突極を有するコアと該突極に巻
装されたコイルとを備えてなるステータが配設され、前
記静止部材には該コイルをモータ外部に引出すための導
出孔が形成されており、前記一対の軸受部材の軸線方向
内側に形成された空間が該導出孔を通じてモータ外部に
連通することで、前記軸受部材と磁性流体シール手段と
の間に形成された空間が、前記一対の軸受部材の軸線方
向内側に形成された空間及び該導出孔を介してモータ外
部に連通することを特徴とする請求項1記載のスピンド
ルモータ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24860992A JP3148394B2 (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | スピンドルモータ |
| US08/101,841 US5402023A (en) | 1992-08-07 | 1993-08-04 | Spindle motor and magnetic fluid seal apparatus used therefor |
| US08/336,504 US5536020A (en) | 1992-08-07 | 1994-11-09 | Magnetic fluid seal apparatus with electroplated and non-electroplated coatings |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24860992A JP3148394B2 (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | スピンドルモータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0678487A JPH0678487A (ja) | 1994-03-18 |
| JP3148394B2 true JP3148394B2 (ja) | 2001-03-19 |
Family
ID=17180662
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24860992A Expired - Fee Related JP3148394B2 (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-25 | スピンドルモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3148394B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100376998B1 (ko) * | 2000-07-13 | 2003-03-26 | 삼성전기주식회사 | 유체정압 베어링 모터 |
-
1992
- 1992-08-25 JP JP24860992A patent/JP3148394B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0678487A (ja) | 1994-03-18 |
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| Date | Code | Title | Description |
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