JPH0556618A - Dcブラシレススピンドルモータ - Google Patents

Dcブラシレススピンドルモータ

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Publication number
JPH0556618A
JPH0556618A JP3211199A JP21119991A JPH0556618A JP H0556618 A JPH0556618 A JP H0556618A JP 3211199 A JP3211199 A JP 3211199A JP 21119991 A JP21119991 A JP 21119991A JP H0556618 A JPH0556618 A JP H0556618A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bracket
rotor
hub
fixed
stator
Prior art date
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Pending
Application number
JP3211199A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Okada
隆明 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP3211199A priority Critical patent/JPH0556618A/ja
Publication of JPH0556618A publication Critical patent/JPH0556618A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
  • Sealing Of Bearings (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】外側回転子モータの回転子の磁石から発生する
磁性粉末を磁性リングで完全に遮断する。 【構成】モータの構成はインハブ軸固定外側回転子形で
ある。ブラケット1に固定される固定子2と、この固定
子2の外周に空隙を介して配置され磁石4aとヨーク4
bを持つ回転子5と、ブラケット1の内周に固定される
固定軸8と、この固定軸8に反ブラケット1側で軸受7
により回転自在に支承され回転子5を支持するハブ3と
からなる。回転子5又はハブ3とブラケット1との間に
ラビリンス10を形成する。磁石4aのブラケット1側
に内周が前記固定子2より大きい磁性リング11を取り
付け、回転子5の磁石4aから発生する磁性粉末を吸着
させ、磁性粉末のクリーン領域Sへの浸入を完全に遮断
する。またラビリンス10のブラケット1側に磁性リン
グ11a又は11bを取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気記録装置や光磁
気記録装置等に使用されるDCブラシレススピンドルモ
ータに関する。
【0002】
【従来の技術】DCブラシレススピンドルモータの従来
の技術としては、インハブ軸固定形外側回転子モータと
インハブ軸回転形外側回転子モータとが知られる。前者
のインハブ軸固定形の構成は、この発明の実施例を示す
図1を援用すれば、磁性リング11、11a及び11b
が無いものである。すなわちブラケット1に固定される
固定子2と、この固定子2の外周に空隙を介して配置さ
れる磁石4aとヨーク4b付の回転子5と、前記ブラケ
ット1の内周に固定される固定軸8と、この固定軸8に
反ブラケット1側で軸受7により回転自在に支承され前
記回転子5を支持するハブ3とからなるものである。こ
のハブ3に磁気ディスク6等の負荷を取付る。ブラケッ
ト1の図示矢印Sの領域は磁気ディスク6のためにクリ
ーン領域Sとする必要があり、軸受7の外側に磁性流体
シール8を設ける。回転子5のブラケット1側もクリー
ン領域Sに連通するので、回転子5とブラケット1との
間にラビリンス10を形成する。
【0003】後者のインハブ軸固定形は、例えば実開平
1−105373号公報に示されたものが知られてい
る。その構成は、ブラケットに固定される固定子と、こ
の固定子の外周に空隙を介して配置される磁石付の回転
子と、前記ブラケットの内周に取付けられる軸受により
回転自在に支承される回転軸と、この回転軸に反ブラケ
ット側で固定され前記回転子を支持するハブとからなる
ものである。このハブに磁気ディスク等の負荷を取付
る。この形は磁性流体シールを必ずしも必要としない
が、回転子のブラケット側はクリーン領域に連通するの
で、回転子とブラケットとの間にラビリンスを形成する
ものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のラビリンスにも
かかわらず、磁石4aから発生する磁性粉末はクリーン
領域Sに浸入して磁気ディスクの性能を悪くする。そこ
で前記磁石にエポキシ樹脂のコーティングを施して信頼
性を高くしている。しかしそれでも磁性粉末が検出され
ることがあり、よく調べるとそれはコーティングのピン
ホールや欠けの存在に原因していることが判明した。
【0005】この発明の目的は、外側回転子モータの回
転子の磁石から発生する磁性粉末を完全に遮断すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】発明1又は発明2のDC
ブラシレススピンドルモータは、インハブ軸固定形であ
って、ブラケットに固定される固定子と、この固定子の
外周に空隙を介して配置される磁石付の回転子と、前記
ブラケットの内周に固定される固定軸と、この固定軸に
反ブラケット側で軸受により回転自在に支承され前記回
転子を支持するハブと、前記回転子又は前記ハブと前記
ブラケットとの間に形成されるラビリンスとからなり、
前記ハブに負荷を取付けるものにおいて、前記磁石の前
記ブラケット側に内周が前記固定子より大きい磁性リン
グを取り付けるようにするか、又は前記ラビリンスの前
記ブラケット側に磁性リングを取り付けるようにするも
のである。
【0007】発明3又は発明4のDCブラシレススピン
ドルモータは、インハブ軸回転形であって、ブラケット
に固定される固定子と、この固定子の外周に空隙を介し
て配置される磁石付の回転子と、前記ブラケットの内周
に取付けられる軸受により回転自在に支承される回転軸
と、この回転軸に反ブラケット側で固定され前記回転子
を支持するハブと、前記回転子又は前記ハブと前記ブラ
ケットとの間に形成されるラビリンスとからなり、前記
ハブに負荷を取付けるものにおいて、前記磁石の前記ブ
ラケット側に内周が前記固定子より大きい磁性リングを
取り付けるようにするか、又は前記ラビリンスの前記ブ
ラケット側に磁性リングを取り付けるようにするもので
ある。
【0008】
【作用】発明1(又は発明3)において、前記磁石4a
の前記ブラケット1側に内周が前記固定子2より大きい
磁性リング11を取り付けるから、組み立ての障害にな
らず、回転子5の磁石4aから発生する磁性粉末を吸着
させ、磁性粉末のクリーン領域Sへの浸入を完全に遮断
する。そして発明2(又は発明4)において、前記ラビ
リンス10の前記ブラケット1側に取り付けた磁性リン
グ11a又は11bは、回転子5の磁石4aから発生す
る磁性粉末を吸着させ、磁性粉末のクリーン領域Sへの
浸入を完全に遮断するし、遠心力で飛び散ることもな
い。
【0009】
【実施例】図1は実施例の断面図である。従来例と共通
する部分を説明すると、このインハブ軸固定形のDCブ
ラシレススピンドルモータは、ブラケット1に固定され
る固定子2と、この固定子2の外周に空隙を介して配置
され磁石4aとヨーク4bを持つ回転子5と、前記ブラ
ケット1の内周に固定される固定軸8と、この固定軸8
に反ブラケット1側で軸受7により回転自在に支承され
前記回転子5を支持するハブ3とからなる。このハブ3
に磁気ディスク6等の負荷を取付る。ブラケット1の図
示矢印Sの領域は磁気ディスク6のためにクリーン領域
Sとする必要があり、軸受7の外側に磁性流体シールを
設ける。回転子5のブラケット1側はクリーン領域Sに
連通するので、回転子5又はハブ3とブラケット1との
間にラビリンス10を形成する。
【0010】実施例の特徴的な構造として、前記磁石4
aの前記ブラケット1側に内周が前記固定子2より大き
い磁性リング11を取り付け、回転子5の磁石4aから
発生する磁性粉末を吸着させ、磁性粉末のクリーン領域
Sへの浸入を完全に遮断する。これとは別に又はさら
に、前記ラビリンス10の前記ブラケット1側に磁性リ
ング11a又は11bを取り付ける。
【0011】前記磁性リング11、11aまたは11b
は、インハブ軸固定形のものの他、インハブ軸回転形の
ものにも採用できる。
【0012】
【発明の効果】この発明のDCブラシレススピンドルモ
ータは、インハブ軸固定形外側回転子モータ、又はイン
ハブ軸回転形外側回転子モータにおいて、磁石のブラケ
ット側に内周が固定子より大きい磁性リングを取り付け
るようにするか、又は前記ラビリンスの前記ブラケット
側に磁性リングを取り付けるようにするものである。こ
のような構成によれば、組み立ての障害はなにもなく、
回転子の磁石から発生する磁性粉末を磁性リングに吸着
させ、磁性粉末のクリーン領域Sへの浸入を完全に遮断
する。という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の断面図
【符号の説明】
1 ブラケット 2 固定子 3 ハブ 4a ヨーク 4b 磁石 5 回転子 6 磁気デイスク 7 軸受 8 固定軸 9 磁性流体シール 10 ラビリンス 11 磁性リング 11a 磁性リング 11b 磁性リング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブラケットに固定される固定子と、この固
    定子の外周に空隙を介して配置される磁石付の回転子
    と、前記ブラケットの内周に固定される固定軸と、この
    固定軸に反ブラケット側で軸受により回転自在に支承さ
    れ前記回転子を支持するハブと、前記回転子又は前記ハ
    ブと前記ブラケットとの間に形成されるラビリンスとか
    らなり、前記ハブに負荷を取付けるインハブ軸固定外側
    回転子形のDCブラシレススピンドルモータにおいて、
    前記磁石の前記ブラケット側に内周が前記固定子より大
    きい磁性リングを取り付けることを特徴とするDCブラ
    シレススピンドルモータ。
  2. 【請求項2】ブラケットに固定される固定子と、この固
    定子の外周に空隙を介して配置される磁石付の回転子
    と、前記ブラケットの内周に固定される固定軸と、この
    固定軸に反ブラケット側で軸受により回転自在に支承さ
    れ前記回転子を支持するハブと、前記回転子又は前記ハ
    ブと前記ブラケットとの間に形成されるラビリンスとか
    らなり、前記ハブに負荷を取付けるインハブ軸固定外側
    回転子形のDCブラシレススピンドルモータにおいて、
    前記ラビリンスの前記ブラケット側に磁性リングを取り
    付けることを特徴とするDCブラシレススピンドルモー
    タ。
  3. 【請求項3】ブラケットに固定される固定子と、この固
    定子の外周に空隙を介して配置される磁石付の回転子
    と、前記ブラケットの内周に取付けられる軸受により回
    転自在に支承される回転軸と、この回転軸に反ブラケッ
    ト側で固定され前記回転子を支持するハブと、前記回転
    子又は前記ハブと前記ブラケットとの間に形成されるラ
    ビリンスとからなり、前記ハブに負荷を取付けるインハ
    ブ軸回転外側回転子形のDCブラシレススピンドルモー
    タにおいて、前記磁石の前記ブラケット側に内周が前記
    固定子より大きい磁性リングを取り付けることを特徴と
    するDCブラシレススピンドルモータ。
  4. 【請求項4】ブラケットに固定される固定子と、この固
    定子の外周に空隙を介して配置される磁石付の回転子
    と、前記ブラケットの内周に取付けられる軸受により回
    転自在に支承される回転軸と、この回転軸に反ブラケッ
    ト側で固定され前記回転子を支持するハブと、前記回転
    子又は前記ハブと前記ブラケットとの間に形成されるラ
    ビリンスとからなり、前記ハブに負荷を取付けるインハ
    ブ軸回転外側回転子形のDCブラシレススピンドルモー
    タにおいて、前記ラビリンスの前記ブラケット側に磁性
    リングを取り付けることを特徴とするDCブラシレスス
    ピンドルモータ。
JP3211199A 1991-08-23 1991-08-23 Dcブラシレススピンドルモータ Pending JPH0556618A (ja)

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