JP3002295B2 - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

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JP3002295B2
JP3002295B2 JP3188031A JP18803191A JP3002295B2 JP 3002295 B2 JP3002295 B2 JP 3002295B2 JP 3188031 A JP3188031 A JP 3188031A JP 18803191 A JP18803191 A JP 18803191A JP 3002295 B2 JP3002295 B2 JP 3002295B2
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JP
Japan
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rotor hub
bracket
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rotor
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啓司 松本
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Nidec America Corp
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Nidec Corp
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Publication date
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスクの如き記
録部材を回転駆動するためのスピンドルモータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、磁気ディスク等を回転駆動する
ためのスピンドルモータは、ブラケットと、ブラケット
に対して相対的に回転自在であるロータハブと、ロータ
ハブをブラケットに対し回転自在に支持する一対の軸受
部材と、ロータハブに装着されたロータマグネットと、
ロータマグネットに対向して配設されたステータと、を
具備している。
【0003】ロータハブは一方が開放された円筒型のカ
ップをしており、開放端側のフランジは半径方向外側に
幾分張り出している。記録部材は、ロータハブのフラン
ジ部に装着され、ロータマグネットとステータの磁気的
作用によりロータハブと一体に記録部材が所定方向に回
転駆動される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種のスピンドルモ
ータでは、円板状の記録部材がロータハブの外径よりも
外側に突出しており、モータ内部から発生するアウトガ
スがロータハブの開放端側の、フランジとブラケットの
わずかな間隙から漏れ出して、記録部材の裏面に付着す
るおそれがあった。
【0005】本発明は上記事実に鑑みてなされたもので
あり、その課題は、フランジとブラケットの間から漏れ
るアウトガスが記録部材に付着しにくいスピンドルモー
タを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本発明のスピンドルモ
ータでは、ロータハブに、このロータハブに搭載される
記録部材とブラケットとの間に位置し記録部材の外径と
実質上同一か又はそれよりも半径方向外方に張り出した
円板状部材を記録部材に対向するように設けたことを特
徴としている。
【0007】
【作用】かかるスピンドルモータでは、ロータハブに設
けられた円板状部材が円板状の記録部材の外径と実質上
同一又はそれよりも半径方向外方に張り出しているた
め、モータ内部から発生するアウトガスがロータハブの
開放端側のフランジとブラケットのわずかな間隙から漏
れ出しても、この円板状部材に付着し、直接記録部材に
着くことは回避できる。
【0008】
【実施例】以下、図1を参照して、本発明に従うスピン
ドルモータの一実施例について説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施例として記録部材
であるハードディスク駆動用ブラシレスモータの模式的
半断面図である。
【0010】1は鉄部材で形成されたロータハブであ
る。ロータハブ1は、一端が解放された略カップ形をし
ており、外周部に記録部材としての磁気ディスクを装着
する本体部1aと、その上部に位置する閉端部1bと、
本体部1aの下部にあって磁気ディスク90を搭載する
フランジ部1cよりなる。
【0011】本体部1aは円筒形をしており、外周は軸
線方向に延びており、一枚あるいは複数枚の磁気ディス
ク板が支持部材であるスペーサ(図示せず)を介して、
フランジ部1cを基準にして積層状に取り付けられる。
【0012】一方、本体部1aの内周面には、一対の軸
受部材32、33が備えられている。一対の軸受部材3
2、33の内側にはシャフト4が備えられている。一方
の軸受部材32はロータハブ本体1aの上部内周面及び
閉端部1bの内面とシャフト4により支えられており、
他方の軸受部材33はロータハブ本体1aの下部内周面
及びブラケットの突起51とシャフト4により支えられ
ている。ロータハブ1は固定的に備えられたシャフト4
に対して一対の軸受部材32、33を介して相対的に回
転自在となる。
【0013】ロータハブ上部の閉端部1bはカップの底
であり、モータ内部と外部を完全に遮断している。
【0014】また、フランジ部1cは磁気ディスク90
を搭載する為の、幾分広い平坦部が半径方向外方に向か
って延びている。また、このフランジ部1cの外周面に
は、半径方向外方に延びる円板状部材1eが一体に設け
られている。この円板状部材1eはハブ1と別体に設け
ることもできる。更に、フランジ部1cからは、円筒状
のロータ部1fが下方に延びている。
【0015】円板状部材1eは、本体部1aに取り付け
られた磁気ディスク90の外径と実質上同一か、或いは
これよりも半径方向外方に突出しており、ロータ部1f
は円板状部材1eの基部より幾分外方向に張り出して下
方に延びており、内面には環状のロータマグネット3が
取り付けられている。
【0016】ロータマグネット3の内側には、ロータマ
グネット3に対向してステータ2が固定されている。ス
テータ2はステータコア2aとステータコア2aに巻回
されたコイル2bから成り、シャフト4に外嵌固定され
たブラケット5に取り付けられている。ステータ2から
は電動駆動の為のリード線(図示せず)が引き出され、
固定的に備えられたシャフト4の内部を通って外部へ延
びている。またシャフト4と一体的に設けられたブラケ
ット5は皿状の円盤であり、モータをベース(図示せ
ず)に取り付けるための取り付け部を有している。
【0017】ところでロータハブ1とブラケット5の間
は若干の間隙を有するラビリンス構造となっており、ロ
ータの回転時にモータ内部とディスク室の気圧の変化に
よる通気性を保つ構造となっている。しかしながら、モ
ータの内部からは軸受部材から飛散した気化状のグリー
スや接着剤の未硬化物質がアウトガスとなってモータ内
部から飛散することもあり、磁気ディスク90の裏面に
付着して記録機能が低下する可能性があった。
【0018】今回実施のスピンドルモータでは、ロータ
ハブ1に設けられた円板状部材1eがロータハブ1に搭
載された磁気ディスク90の外径と実質上同一又はこれ
より半径方向外方に張り出しているためにロータハブと
ブラケットの間隙から飛散するアウトガスがこの円板状
部材の下面に付着し、従って磁気ディスク90はこのア
ウトガスの影響をほとんど受けることはない。
【0019】以上、本発明に従うスピンドルモータの一
実施例について説明したが、本発明はかかる実施例に限
定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することな
く種々の変形乃至修正が可能である。
【0020】例えば、図示の実施例では、ロータハブの
フランジ部に円板状部材を設けているが、これに限定さ
れることなく、ディスク保護のため円板状部材を別体的
に取り付け、その上にスペーサを介して磁気ディスクを
搭載することも可能である。
【0021】また、図示の実施例では、シャフト固定型
のモータに適用して説明したが、シャフト回転型のモー
タにも同様に適用することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明のスピンドルモータでは、ロータ
ハブにおける、ブラケットと対面する部位にロータハブ
に搭載された磁気ディスクとの間に記録部材の外径と実
質上同一又はこれよりも半径方向に延びるディスク保護
の為の円板状部材を設けたため、モータ内部からアウト
ガスが発生しても直接記録部材の裏面に付着することは
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従うスピンドルモータの一実施例を示
す模式的半断面図。
【符号の説明】
1 ロータハブ 2 ステータ 3 ロータマグネット 4 シャフト 5 ブラケット 32,33 軸受部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラケットと、該ブラケットに対して相
    対的に回転自在であって、記録部材を搭載するロータハ
    ブと、該ロータハブを該ブラケットに対し回転自在に支
    持する軸受部材と、該ロータハブに装着されたロータマ
    グネットと、該ロータマグネットに対向して配設された
    ステータと、を具備したスピンドルモータにおいて、 該ロータハブに、該ロータハブに搭載される記録部材と
    該ブラケットとの間に位置し該記録部材の外径と実質上
    同一か又はそれよりも半径方向外方に張り出した円板状
    部材を該記録部材に対向するように設けた、ことを特徴
    とするスピンドルモータ。
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KR100322599B1 (ko) 1998-12-23 2002-03-08 윤종용 광픽업장치

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