JPH022046Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH022046Y2 JPH022046Y2 JP1982132791U JP13279182U JPH022046Y2 JP H022046 Y2 JPH022046 Y2 JP H022046Y2 JP 1982132791 U JP1982132791 U JP 1982132791U JP 13279182 U JP13279182 U JP 13279182U JP H022046 Y2 JPH022046 Y2 JP H022046Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- core
- conductor
- face
- stator core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 17
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 10
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 10
- 241000234435 Lilium Species 0.000 claims description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 6
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 2
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えば自務用機械等電子機器の内部
発熱を強制空冷する場合などに機器類の近傍に設
置して使用されるフアンモータの構造に関するも
ので、特に、漏洩磁束の減少を図つたものであ
る。
発熱を強制空冷する場合などに機器類の近傍に設
置して使用されるフアンモータの構造に関するも
ので、特に、漏洩磁束の減少を図つたものであ
る。
従来構造とその問題点を第1図、第2図により
説明する。第1図は外観側面図、第2図はそのX
−X断面図である。図面において、1は円形断面
の内径部を有する中空円筒状のベンチユリケース
で、このベンチユリケース1の一端(図示例では
右端)の内径部において、複数本(図示例では3
本)のモータ支持足6を介して、モータフレーム
2の端面外周部2aを固定支持している。3はモ
ータフレーム2の円筒部に固着された固定子鉄心
で、この固定子鉄心3に固定子巻線3aが巻回さ
れている。固定子巻線3aの端末は接続導線3b
を介して端末処理部10に導かれ、さらに図示し
ない外部導線につながつている。4は、その内周
面が固定子鉄心3の外周面と小空〓を介して対向
するように配置される回転子鉄心であり、4aは
回転子鉄心4と一体的な回転子導体であり、4b
はこの回転子導体4aと一体的な片持式の回転軸
であり、これらの4,4a,4bでモータの回転
子を構成している。そして、この回転子の回転軸
4bが、モータフレーム2の端面中心部および固
定子鉄心3の中心部において固定状に保持されて
いる軸受7a,7bにより、回転自在に軸支され
ている。5は、回転子鉄心4および回転子導体4
aの外周部に一体的に取り付けられた回転ハブ
で、この回転ハブ5の外周側に複数枚(図示例で
は5枚)のフアンブレード5aが植設されてい
て、回転子の回転に伴つてフアンブレード5aが
回転して図示矢印方向に空気が吐出されるように
なつている。
説明する。第1図は外観側面図、第2図はそのX
−X断面図である。図面において、1は円形断面
の内径部を有する中空円筒状のベンチユリケース
で、このベンチユリケース1の一端(図示例では
右端)の内径部において、複数本(図示例では3
本)のモータ支持足6を介して、モータフレーム
2の端面外周部2aを固定支持している。3はモ
ータフレーム2の円筒部に固着された固定子鉄心
で、この固定子鉄心3に固定子巻線3aが巻回さ
れている。固定子巻線3aの端末は接続導線3b
を介して端末処理部10に導かれ、さらに図示し
ない外部導線につながつている。4は、その内周
面が固定子鉄心3の外周面と小空〓を介して対向
するように配置される回転子鉄心であり、4aは
回転子鉄心4と一体的な回転子導体であり、4b
はこの回転子導体4aと一体的な片持式の回転軸
であり、これらの4,4a,4bでモータの回転
子を構成している。そして、この回転子の回転軸
4bが、モータフレーム2の端面中心部および固
定子鉄心3の中心部において固定状に保持されて
いる軸受7a,7bにより、回転自在に軸支され
ている。5は、回転子鉄心4および回転子導体4
aの外周部に一体的に取り付けられた回転ハブ
で、この回転ハブ5の外周側に複数枚(図示例で
は5枚)のフアンブレード5aが植設されてい
て、回転子の回転に伴つてフアンブレード5aが
回転して図示矢印方向に空気が吐出されるように
なつている。
このようなフアンモータは、構造が簡単で小形
であるにもかかわらず大きな風量が得られること
から、電子機器類の強制冷却に多用されている
が、しかし、例えば表示装置の陰極線管の近傍に
設置して使用する場合、フアンモータの回転子お
よび固定子より発生する漏洩磁束により陰極線管
の画面にちらつきを発生させるなどの問題点があ
つた。
であるにもかかわらず大きな風量が得られること
から、電子機器類の強制冷却に多用されている
が、しかし、例えば表示装置の陰極線管の近傍に
設置して使用する場合、フアンモータの回転子お
よび固定子より発生する漏洩磁束により陰極線管
の画面にちらつきを発生させるなどの問題点があ
つた。
本考案の目的は、従来構造での上記した問題点
を解消し、漏洩磁束を減少させることのできる構
造を備えたフアンモータを提供することにある。
を解消し、漏洩磁束を減少させることのできる構
造を備えたフアンモータを提供することにある。
本考案の特徴は、中空円筒状のベンチユリケー
ス1の内径部にモータフレーム2を複数本の支持
足6を介して固定支持し、上記モータフレーム2
は、その円筒部において固定子鉄心3を、一方の
端面中心部において回転子の回転軸4bを回転自
在に軸支する軸受7a,7bを固定保持してお
り、内周面が上記固定子鉄心3の外周面と小空隙
を介して対向する位置に配置される回転子鉄心4
が回転子導体4aを介して上記回転軸4bと一体
的に接続され、上記回転子鉄心4及び回転子導体
4aの外周側に回転ハブ5を介して複数枚のフア
ンブレード5aを植設してなるフアンモータにお
いて、上記モータフレーム2の端面を円板状の磁
性金属で覆うと共に、上記回転子導体4aと回転
子鉄心4との外周面及び回転子導体4aの端面を
薄厚カツプ状の磁性金属で覆つた構成とすること
にある。
ス1の内径部にモータフレーム2を複数本の支持
足6を介して固定支持し、上記モータフレーム2
は、その円筒部において固定子鉄心3を、一方の
端面中心部において回転子の回転軸4bを回転自
在に軸支する軸受7a,7bを固定保持してお
り、内周面が上記固定子鉄心3の外周面と小空隙
を介して対向する位置に配置される回転子鉄心4
が回転子導体4aを介して上記回転軸4bと一体
的に接続され、上記回転子鉄心4及び回転子導体
4aの外周側に回転ハブ5を介して複数枚のフア
ンブレード5aを植設してなるフアンモータにお
いて、上記モータフレーム2の端面を円板状の磁
性金属で覆うと共に、上記回転子導体4aと回転
子鉄心4との外周面及び回転子導体4aの端面を
薄厚カツプ状の磁性金属で覆つた構成とすること
にある。
以下、本考案の一実施例を第3図により説明す
る。第3図断面図において、第2図と同じ部分に
は第2図と同じ符号を付してあり、第2図従来例
との相異点は、モータフレーム2の端面を覆う円
板状の磁性金属8を追加説置したことと、回転子
鉄心4と回転子導体4aとの外周面及び回転子導
体4aの端面を覆う薄厚カツプ状の磁性金属9を
追加設置したことである。この第3図構造とする
ことにより、モータの固定子及び回転子のほぼ全
周が磁性金属8及び9により包囲されることにな
り、外部への漏洩磁束を極めて少ないものとする
ことができる。
る。第3図断面図において、第2図と同じ部分に
は第2図と同じ符号を付してあり、第2図従来例
との相異点は、モータフレーム2の端面を覆う円
板状の磁性金属8を追加説置したことと、回転子
鉄心4と回転子導体4aとの外周面及び回転子導
体4aの端面を覆う薄厚カツプ状の磁性金属9を
追加設置したことである。この第3図構造とする
ことにより、モータの固定子及び回転子のほぼ全
周が磁性金属8及び9により包囲されることにな
り、外部への漏洩磁束を極めて少ないものとする
ことができる。
このように、本考案によれば、固定子及び回転
子より発生する磁束を、磁性金属8,9により遮
へいする構造としたことにより、外部への漏洩磁
束を極めて少量とすることが可能となり、他の機
器類に与える磁界影響を少なくすることができ、
陰極線管の近傍に設置して使用される場合にもそ
の画面にちらつきを生じさせることはなくなる。
子より発生する磁束を、磁性金属8,9により遮
へいする構造としたことにより、外部への漏洩磁
束を極めて少量とすることが可能となり、他の機
器類に与える磁界影響を少なくすることができ、
陰極線管の近傍に設置して使用される場合にもそ
の画面にちらつきを生じさせることはなくなる。
第1図は従来例の側面図、第2図は第1図のX
−X断面図、第3図は本考案の一実施例を示す断
面図である。 符号の説明、1……ベンチユリケース、2……
モータフレーム、3……固定子鉄心、3a……固
定子巻線、3b……接続導線、4……回転子鉄
心、4a……回転子導体、4b……回転軸、5…
…回転ハブ、5a……フアンブレード、6……モ
ータ支持足、7a,7b……軸受、8……円板状
の磁性金属、9……カツプ状の磁性金属、10…
…端末処理部。
−X断面図、第3図は本考案の一実施例を示す断
面図である。 符号の説明、1……ベンチユリケース、2……
モータフレーム、3……固定子鉄心、3a……固
定子巻線、3b……接続導線、4……回転子鉄
心、4a……回転子導体、4b……回転軸、5…
…回転ハブ、5a……フアンブレード、6……モ
ータ支持足、7a,7b……軸受、8……円板状
の磁性金属、9……カツプ状の磁性金属、10…
…端末処理部。
Claims (1)
- 中空円筒状のベンチユリケース1の内径部にモ
ータフレーム2を複数本の支持足6を介して固定
支持し、上記モータフレーム2は、その円筒部に
おいて固定子鉄心3を、一方の端面中心部におい
て回転子の回転軸4bを回転自在に軸支する軸受
7a,7bを固定保持しており、内周面が上記固
定子鉄心3の外周面と小空隙を介して対向する位
置に配置される回転子鉄心4が回転子導体4aを
介して上記回転軸4bと一体的に接続され、上記
回転子鉄心4及び回転子導体4aの外周側に回転
ハブ5を介して複数枚のフアンブレード5aを植
設してなるフアンモータにおいて、上記モータフ
レーム2の端面を円板状の磁性金属8で覆うと共
に、上記回転子導体4aと回転子鉄心4との外周
面及び回転子導体4aの端面を薄厚カツプ状の磁
性金属9で覆つたことを特徴とするフアンモー
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13279182U JPS5937858U (ja) | 1982-09-01 | 1982-09-01 | フアンモ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13279182U JPS5937858U (ja) | 1982-09-01 | 1982-09-01 | フアンモ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5937858U JPS5937858U (ja) | 1984-03-09 |
JPH022046Y2 true JPH022046Y2 (ja) | 1990-01-18 |
Family
ID=30299761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13279182U Granted JPS5937858U (ja) | 1982-09-01 | 1982-09-01 | フアンモ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5937858U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4912301A (ja) * | 1972-02-10 | 1974-02-02 | Etri Sa |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6120865Y2 (ja) * | 1977-09-19 | 1986-06-23 |
-
1982
- 1982-09-01 JP JP13279182U patent/JPS5937858U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4912301A (ja) * | 1972-02-10 | 1974-02-02 | Etri Sa |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5937858U (ja) | 1984-03-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0568940B2 (ja) | ||
US2990112A (en) | Ventilating means | |
JPH022046Y2 (ja) | ||
US3238401A (en) | Dynamoelectric machine | |
JP2573894Y2 (ja) | Pm型ステッピングモ−タ | |
JP2595403Y2 (ja) | 軸流ファンモータ | |
JPS6091851A (ja) | 磁石回転型電動機 | |
CN218449645U (zh) | 马达和电气产品 | |
JPH07117078B2 (ja) | モータファン | |
JP3148394B2 (ja) | スピンドルモータ | |
JPS5910929Y2 (ja) | 磁石式発電機の冷却装置 | |
JPS6241566Y2 (ja) | ||
JPH04112655A (ja) | スピンドルモータ | |
JPH05161310A (ja) | かご形回転子を備えた内部通風形回転電機 | |
JPH05252713A (ja) | ブラシレスモータ | |
JPS6221749U (ja) | ||
JPH0314940Y2 (ja) | ||
JPH0223103Y2 (ja) | ||
JPS634154U (ja) | ||
JPH0122383Y2 (ja) | ||
JPH06165433A (ja) | モータ | |
JPH0526934Y2 (ja) | ||
JPH0614496A (ja) | スピンドルモータ | |
JPH059178U (ja) | スピンドルモータ | |
JPS58108945A (ja) | ラジアル通風式回転電機 |