JPH05161310A - かご形回転子を備えた内部通風形回転電機 - Google Patents
かご形回転子を備えた内部通風形回転電機Info
- Publication number
- JPH05161310A JPH05161310A JP31823991A JP31823991A JPH05161310A JP H05161310 A JPH05161310 A JP H05161310A JP 31823991 A JP31823991 A JP 31823991A JP 31823991 A JP31823991 A JP 31823991A JP H05161310 A JPH05161310 A JP H05161310A
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- JP
- Japan
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- electric machine
- squirrel
- side plate
- protrusion
- cage rotor
- Prior art date
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- Pending
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- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】かご形回転子を備えた内部通風形回転電機にお
いて、回転子の端面に設けた送風羽根の送風効率を増し
て電機本体の内部を効率よく冷却する。 【構成】回転子の短絡環端面に設けた放射状送風羽根の
先端面に突起を一体形成し、この突起に環状側板とバラ
ンスウェイトをかしめ取付けし、要すれば側板の外周部
に軸方向の折曲げ部を形成して固定部に取付けたエアガ
イドの先端部と径方向に細隙をおいて対向させる。
いて、回転子の端面に設けた送風羽根の送風効率を増し
て電機本体の内部を効率よく冷却する。 【構成】回転子の短絡環端面に設けた放射状送風羽根の
先端面に突起を一体形成し、この突起に環状側板とバラ
ンスウェイトをかしめ取付けし、要すれば側板の外周部
に軸方向の折曲げ部を形成して固定部に取付けたエアガ
イドの先端部と径方向に細隙をおいて対向させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はかご形回転子を備えた
内部通風形回転電機において、回転子の端面に設けた送
風羽根の作用で電機本体の内部を効率よく冷却すること
ができるようにしたものに関する。
内部通風形回転電機において、回転子の端面に設けた送
風羽根の作用で電機本体の内部を効率よく冷却すること
ができるようにしたものに関する。
【０００２】
【従来の技術】かご形回転子を備えた内部通風形回転電
機の従来例を図４にもとづいて説明する。この図におい
て、筒状固定子鉄心１を内側に嵌着した筒状フレーム２
の両端面に軸受３を介して回転軸４を支持するブラケッ
ト５が固定取付けされ、回転軸４には固定子鉄心１で同
しん状に包囲する円筒状のかご形回転子６が嵌着されて
いる。この回転子６の電気導体はアルミ等で鋳込み形成
され、両端面部の短絡環７の端面には放射状の送風羽根
８と回転アンバランスを修正するためのワッシャ状バラ
ンスウェイト９をはめ込んでかしめ取付けする突起１０
とが適宜設けられている。前記ブラケット５の側面とフ
レーム２の両端部外周にはそれぞれ吸気口５ａ，排気口
２ａが適宜設けられ、ブラケット５とフレーム２のはめ
合い結合部には送風羽根８の先端面と接触しない程度の
軸方向間隔をおく環状のエアガイド１１が挟み込んで固
定取付けされている。前記回転電機は回転に伴う送風羽
根８の作用で吸気口５ａから吸引した冷却風が矢印で示
すようエアガイド１１により固定子鉄心１に巻装して両
端面から突出する固定子巻線１２の端面部に送り込ま
れ、この冷却風は電機本体の内部を冷却した後排気口２
ａから排出される。
機の従来例を図４にもとづいて説明する。この図におい
て、筒状固定子鉄心１を内側に嵌着した筒状フレーム２
の両端面に軸受３を介して回転軸４を支持するブラケッ
ト５が固定取付けされ、回転軸４には固定子鉄心１で同
しん状に包囲する円筒状のかご形回転子６が嵌着されて
いる。この回転子６の電気導体はアルミ等で鋳込み形成
され、両端面部の短絡環７の端面には放射状の送風羽根
８と回転アンバランスを修正するためのワッシャ状バラ
ンスウェイト９をはめ込んでかしめ取付けする突起１０
とが適宜設けられている。前記ブラケット５の側面とフ
レーム２の両端部外周にはそれぞれ吸気口５ａ，排気口
２ａが適宜設けられ、ブラケット５とフレーム２のはめ
合い結合部には送風羽根８の先端面と接触しない程度の
軸方向間隔をおく環状のエアガイド１１が挟み込んで固
定取付けされている。前記回転電機は回転に伴う送風羽
根８の作用で吸気口５ａから吸引した冷却風が矢印で示
すようエアガイド１１により固定子鉄心１に巻装して両
端面から突出する固定子巻線１２の端面部に送り込ま
れ、この冷却風は電機本体の内部を冷却した後排気口２
ａから排出される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記構造では送風羽根
８とエアガイド１１の間が軸方向に仕切られていないの
で、冷却風の一部が点線矢印で示すように環流して冷却
効果を低下させることがあるという欠点があった。
８とエアガイド１１の間が軸方向に仕切られていないの
で、冷却風の一部が点線矢印で示すように環流して冷却
効果を低下させることがあるという欠点があった。
【０００４】この発明は前記の欠点を除去するために、
回転子の端面に設けた送風羽根の作用により簡易な構造
で電機本体の内部を効率よく冷却することができるよう
にしたかご形回転子を備えた内部通風形回転電機を提供
することを目的とする。
回転子の端面に設けた送風羽根の作用により簡易な構造
で電機本体の内部を効率よく冷却することができるよう
にしたかご形回転子を備えた内部通風形回転電機を提供
することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は前記の目的を
達成するために、請求項１記載のものでは回転子２６の
短絡環７の端面に設けた放射状送風羽根２８の先端面に
突起２０を一体形成してこの突起２０に環状の側板２２
とバランスウェイト９をかしめ取付けし、請求項２記載
のものではさらに側板２２の外周部を外向きの軸方向に
折曲げ形成し、固定部に取付けた環状のエアガイド２１
をＬ字形断面に形成するとともに、水平部２１ａを側板
２２の折曲げ部２２ａの内周と適当な細隙をおいて対向
配設しかつ一定の範囲で軸方向の相対位置を移動可能に
設けたものである。
達成するために、請求項１記載のものでは回転子２６の
短絡環７の端面に設けた放射状送風羽根２８の先端面に
突起２０を一体形成してこの突起２０に環状の側板２２
とバランスウェイト９をかしめ取付けし、請求項２記載
のものではさらに側板２２の外周部を外向きの軸方向に
折曲げ形成し、固定部に取付けた環状のエアガイド２１
をＬ字形断面に形成するとともに、水平部２１ａを側板
２２の折曲げ部２２ａの内周と適当な細隙をおいて対向
配設しかつ一定の範囲で軸方向の相対位置を移動可能に
設けたものである。
【０００６】
【作用】送風羽根２８の先端面に前記側板２２を取付け
ることにより従来例で説明した冷却風の環流を防止して
電機本体の内部を効率よく冷却することができる。さら
に側板２２の外周部に軸方向の折曲げ部２２ａを形成し
てＬ字形断面のエアガイド２１の水平部２１ａと軸方向
の相対位置移動可能に径方向に対向させるようにすれ
ば、前記冷却風の環流をいっそう確実に防止して冷却効
果を増すのみでなく一定範囲内での鉄心長の変更に対し
てもその都度関連部品の寸法、形状を変えることなく同
一の送風羽根２８、側板２２、エアガイド２１を使用し
て対応することができる。
ることにより従来例で説明した冷却風の環流を防止して
電機本体の内部を効率よく冷却することができる。さら
に側板２２の外周部に軸方向の折曲げ部２２ａを形成し
てＬ字形断面のエアガイド２１の水平部２１ａと軸方向
の相対位置移動可能に径方向に対向させるようにすれ
ば、前記冷却風の環流をいっそう確実に防止して冷却効
果を増すのみでなく一定範囲内での鉄心長の変更に対し
てもその都度関連部品の寸法、形状を変えることなく同
一の送風羽根２８、側板２２、エアガイド２１を使用し
て対応することができる。
【０００７】
【実施例】図１はこの発明の実施例を示すもので、図４
と同一符号で示すものは同一部品である。この図におい
て、かご形回転子２６の短絡環７の端面に設けた放射状
の送風羽根２８の先端面に図２に示すように突起２０が
一体形成され、この突起２０に環状の側板２２と要すれ
ば図３に示すバランスウェイト９がいっしょにかしめ取
付けされている。前記側板２２は外周部が外向きの軸方
向に折曲げ形成され、ブラケット５とフレーム２のはめ
合い結合部に挟み込んで固定部に取付けた環状のエアガ
イド２１はＬ字形断面に形成されている。このエアガイ
ド２１の水平部２１ａは、側板２２の折曲げ部２２ａの
内周と適当な細隙をおいて対向配設され、折曲げ部２２
ａとの相対位置が一定の範囲内で軸方向に移動しても差
し支えないように形成されている。
と同一符号で示すものは同一部品である。この図におい
て、かご形回転子２６の短絡環７の端面に設けた放射状
の送風羽根２８の先端面に図２に示すように突起２０が
一体形成され、この突起２０に環状の側板２２と要すれ
ば図３に示すバランスウェイト９がいっしょにかしめ取
付けされている。前記側板２２は外周部が外向きの軸方
向に折曲げ形成され、ブラケット５とフレーム２のはめ
合い結合部に挟み込んで固定部に取付けた環状のエアガ
イド２１はＬ字形断面に形成されている。このエアガイ
ド２１の水平部２１ａは、側板２２の折曲げ部２２ａの
内周と適当な細隙をおいて対向配設され、折曲げ部２２
ａとの相対位置が一定の範囲内で軸方向に移動しても差
し支えないように形成されている。
【０００８】前記実施例によれば送風羽根２８の先端面
に側板２２を取付けるようにしたので、従来例で説明し
た冷却風の環流を防止して電機本体の内部を効率よく冷
却することができる。さらに側板２２の外周部に軸方向
の折曲げ部２２ａを形成してＬ字形断面のエアガイド２
１の水平部２１ａと軸方向の相対位置移動可能に径方向
に対向させるようにしたので、前記冷却風の環流をいっ
そう確実に防止して冷却効果を増すのみでなく一定範囲
内での鉄心長の変更に対してもその都度関連部品の寸
法、形状を変えることなく同一の送風羽根２８、側板２
２、エアガイド２１を使用して対応することができる。
に側板２２を取付けるようにしたので、従来例で説明し
た冷却風の環流を防止して電機本体の内部を効率よく冷
却することができる。さらに側板２２の外周部に軸方向
の折曲げ部２２ａを形成してＬ字形断面のエアガイド２
１の水平部２１ａと軸方向の相対位置移動可能に径方向
に対向させるようにしたので、前記冷却風の環流をいっ
そう確実に防止して冷却効果を増すのみでなく一定範囲
内での鉄心長の変更に対してもその都度関連部品の寸
法、形状を変えることなく同一の送風羽根２８、側板２
２、エアガイド２１を使用して対応することができる。
【０００９】
【発明の効果】この発明によればかご形回転子を備えた
内部通風形回転電機において、回転子の短絡環端面に設
けた放射状送風羽根の先端面に突起を一体形成してこの
突起に環状の側板とバランスウェイトをかしめ取付けす
るようにしたので、従来例で説明した冷却風の環流を簡
易な構造で防止して電機本体の内部を効率よく冷却する
ことができ、さらに側板の外周部に軸方向の折曲げ部を
形成してＬ字形断面のエアガイドの水平部と軸方向の相
対位置移動可能に径方向に対向させるようにすれば、い
っそう冷却効果を増すのみでなく一定範囲内での鉄心長
の変更に対してもその都度関連部品の寸法、形状を変え
ることなく対応することができるという効果が得られ
る。
内部通風形回転電機において、回転子の短絡環端面に設
けた放射状送風羽根の先端面に突起を一体形成してこの
突起に環状の側板とバランスウェイトをかしめ取付けす
るようにしたので、従来例で説明した冷却風の環流を簡
易な構造で防止して電機本体の内部を効率よく冷却する
ことができ、さらに側板の外周部に軸方向の折曲げ部を
形成してＬ字形断面のエアガイドの水平部と軸方向の相
対位置移動可能に径方向に対向させるようにすれば、い
っそう冷却効果を増すのみでなく一定範囲内での鉄心長
の変更に対してもその都度関連部品の寸法、形状を変え
ることなく対応することができるという効果が得られ
る。
【図１】この発明の実施例の縦断面図
【図２】（ａ）は図１の回転子単体の要部拡大縦断面
図、（ｂ）は図２（ａ）の側面図
図、（ｂ）は図２（ａ）の側面図
【図３】（ａ）は図２の回転子に側板とバランスウェイ
トをかしめ取付けした状態の要部縦断面図、（ｂ）は図
３（ａ）の側面図
トをかしめ取付けした状態の要部縦断面図、（ｂ）は図
３（ａ）の側面図
【図４】従来例の縦断面図
７ 短絡環 ９ バランスウェイト １２ 固定子巻線 ２０ 突起 ２１ エアガイド ２１ａ 水平部 ２２ 側板 ２２ａ 折曲げ部 ２６ 回転子 ２８ 送風羽根
Claims (2)
- 【請求項１】かご形回転子の短絡環の端面に放射状の送
風羽根とバランスウェイト取付け用突起を適宜設け、送
風羽根の作用で電機本体の端面から吸引した冷却風を固
定部に取付けた環状のエアガイドで回転子を包囲する固
定子巻線の端面部に送り込む内部通風形回転電機におい
て、前記送風羽根の先端面に突起を一体形成し、この突
起に環状の側板とバランスウェイトをかしめ取付けした
ことを特徴とするかご形回転子を備えた内部通風形回転
電機。 - 【請求項２】請求項１記載のかご形回転子を備えた内部
通風形回転電機において、側板の外周部を外向きの軸方
向に折曲げ形成し、エアガイドをＬ字形断面に形成する
とともに、水平部を側板の折曲げ部内周と適当な細隙を
おいて対向配設しかつ一定の範囲で軸方向の相対位置移
動可能に設けたことを特徴とするかご形回転子を備えた
内部通風形回転電機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31823991A JPH05161310A (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | かご形回転子を備えた内部通風形回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31823991A JPH05161310A (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | かご形回転子を備えた内部通風形回転電機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05161310A true JPH05161310A (ja) | 1993-06-25 |
Family
ID=18096982
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31823991A Pending JPH05161310A (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | かご形回転子を備えた内部通風形回転電機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05161310A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09163648A (ja) * | 1995-12-11 | 1997-06-20 | Yaskawa Electric Corp | 内磁形同期モータ |
| US9130434B2 (en) * | 2012-02-01 | 2015-09-08 | Remy Technologies, Llc | Induction rotor end ring support device |
-
1991
- 1991-12-03 JP JP31823991A patent/JPH05161310A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09163648A (ja) * | 1995-12-11 | 1997-06-20 | Yaskawa Electric Corp | 内磁形同期モータ |
| US9130434B2 (en) * | 2012-02-01 | 2015-09-08 | Remy Technologies, Llc | Induction rotor end ring support device |
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