JP2961282B2 - モータ - Google Patents

モータ

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JP2961282B2
JP2961282B2 JP2296578A JP29657890A JP2961282B2 JP 2961282 B2 JP2961282 B2 JP 2961282B2 JP 2296578 A JP2296578 A JP 2296578A JP 29657890 A JP29657890 A JP 29657890A JP 2961282 B2 JP2961282 B2 JP 2961282B2
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annular
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喜八郎 太田
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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、アウターロータ形のモータに関する。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題] 従来のアウターロータ形のモータは、例えば第3図に
示されるアウターロータのブラシレスモータのように、
ステータコアaを固定する固着部bがステータコアaの
軸線方向長さと等しく、その固着部bと軸受c及びdと
が軸線方向に縦列するものがほとんどであった。このよ
うな構造であるため、従来のアウターロータ形のモータ
は、モータの軸線方向の寸法が長くならざるを得ず、近
時における薄型化の要請を満足するもとは云い難いもの
であった。
このような薄型化の要請に応えるための提案は種々行
われてはいるが、たとえ薄型化を実現したとしても、そ
れによってモータの半径方向の寸法が大きく拡大したの
では小型化の要請を十分に満足するものとは云えない。
また薄型化することによる生産性の低下も可及的に回避
する必要があることは云うまでもない。
本発明は、従来技術に存した上記のような問題点に鑑
み行われたものであって、その目的とするところは、小
径薄型であって而も効率よく容易に製造し得るアウター
ロータ形モータを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明のモータは、互い
に同軸状である外周円筒状部と内周円筒状部の軸線方向
一方側同士が連結された形状をなし前記外周円筒状部の
内周側にロータマグネットを備えた回転部が、内周円筒
状部の内周において、軸心方向に縦列した1対の玉軸受
を介して固定軸の外周側に回転自在に支持され前記固定
軸のうち、前記内周円筒状部よりも軸線方向他方側に、
外方張出のステータ固着部を有し、 絶縁被膜が施されたステータコアにステータ巻線が巻回
されてなる環状ステータが、前記回転部の外周円筒状部
と内周円筒状部の間の環状部分に位置して前記1対の玉
軸受及びステータ固着部をほぼ囲繞し、 前記環状ステータは、絶縁性樹脂または樹脂を含む絶縁
性複合材料により前記絶縁被膜と一体的に形成された支
持部を介して、前記ステータコアよりも径方向内方に位
置するステータ固着部に固定されたものとしている。
[作用] 本発明のモータは、回転部の内周円筒状部の内周側に
設けられた1対の玉軸受、及び、内周円筒状部よりも軸
線方向他方側において外方に張出すと共にステータコア
よりも径方向内方に位置するステータ固着部が、固定軸
の外周側において、軸線方向一方側から他方側に向かっ
て縦列し、その1対の玉軸受及びステータ固着部が環状
ステータによってほぼ囲繞される構造である。そのた
め、環状ステータが占める軸心方向寸法によって、1対
の玉軸受及びステータ固着部に要する軸心方向寸法がほ
ぼまかなわれ、モータの軸線方向の寸法が短縮される。
而もそれらの1対の玉軸受及びステータ固着部が、同じ
軸線方向位置において径方向に重なって位置するのでは
なく軸線方向に縦列するので、モータの半径方向の寸法
も短縮される。従って、小径薄型のアウターロータ形モ
ータ形が実現される。
また、環状ステータが、前記回転部の外周円筒状部と
内周円筒状部の間の環状部分に位置し、その環状ステー
タが固定されるステータ固着部が、前記内周円筒状部よ
りも軸線方向他方側に位置すると共にステータコアより
も径方向内方に位置するので、前述のように小径薄型化
が可能ではあるが、環状ステータのステータ固着部に対
する固定は環状ステータの軸線方向他方側の端部付近に
よらなければならず、適切な固定を行い難い点がある。
ところが本発明のモータでは、環状ステータは、絶縁性
樹脂または樹脂を含む絶縁性複合材料により絶縁被膜と
一体的に形成された支持部を介してステータ固着部に固
定されるので、環状ステータの軸線方向他方側の端部付
近による固定であるにもかかわらず適切な固定を容易に
行うことができる。
[実施例] 本発明の実施例を、図面を参照しつつ説明する。
第1図は、本発明モータの1実施例としてのアウター
ロータ形のハードディスク駆動用ブラシレススピンドル
モータについての破砕断面図である。
10はロータハブ(回転部)である。ロータハブ10は、
ハードディスクを外嵌固定するための外壁部10a(外周
円筒状部)と、その内側に位置する内壁部10b(内周円
筒状部)が、それらの上端部同士において連結されてな
り、内壁部10bの内側には強磁性材料性の固定軸12が挿
通されている。また、外壁部10aと内壁部10bとの間に形
成されている環状溝部14には、ステータコア16とそのス
テータコア16に捲回されたステータ巻線18とからなる環
状ステータ20が収容されている。
図面における固定軸12の上端部内には、ハードディス
ク装置のディスク室の蓋板にねじ止めするためのねじ孔
22が設けられており、固定軸12の下端部外周部は、ディ
スク室の基板に穿設されたねじ孔に螺入して固定するた
めのねじ部23に構成されている。
24及び26は玉軸受である。各玉軸受24及び26の内輪は
固定軸12に固定されており、外輪は、ロータハブ10の内
壁部10bの内周面に固定されている。
28は、固定軸12の一部を鍔状に張り出して成るステー
タ固着部であって、両玉軸受24及び26とステータ固着部
28は、近傍状態で軸線方向に縦列している。
30は、ステータコア16の内周面全体に亙って形成され
た支持部である。支持部30は、ステータコア16の表面の
うち両端面(図面における上下面)及びスロットに臨む
面に施される絶縁被膜132と共に、ナイロン66樹脂にガ
ラス粉が混入される成る絶縁性複合材料により一体的に
形成される。そして、支持部30が図面における下端内周
部にてステータ固着部28に接着又は圧入により固定され
ることにより、ステータコア16がステータ固着部28に固
定されている。
そして、軸線方向に縦列する玉軸受24及び26並びにス
テータ固着部28は、ステータコア16及びステータ巻線18
からなる環状ステータ20によってほぼ囲繞された状態と
なっている。この実施例では、ステータコア16の軸線方
向長さは、ステータ固着部28のそれのほぼ3倍程度であ
り、而もステータコア16とステータ固着部28とは軸線方
向にずれた状態となっている。
図面における上側の玉軸受24の上方側は、磁性流体シ
ール34によりシールされている。一方下側の玉軸受26の
の下方側は、ステータ固着部28、支持部30、ステータコ
ア16及びロータハブ10の内壁部10bにより構成されるラ
ビリンスシールによってシールされている。
36は、ロータハブ10の外壁部10aの内周面に固定され
たロータマグネットであって、径方向ギャップを融有し
てステータコア16に相対している。38は、ハードディス
ク固定用のクランプ部材をねじ止めするためにロータハ
ブ10に設けられたねじ孔、40はねじ孔をシールするシー
ル材である。42はリード線である。
なお、このブラシレススピンドルモータは、一層の小
型化のためにセンサレス方式を採っている。
第2図は、本発明モータの別の実施例としてのアウタ
ーロータ形のハードディスク駆動用ブラシレススピンド
ルモータについての破砕断面図である。
符合の意義は第1図におけるのと同じであるが、支持
部30は、図面においてステータコア16の下側内周部にの
み形成されており、絶縁被膜32は、ステータコア16の内
周面にも施されている。
両玉軸受24及び26並びにステータ固着部28が環状ステ
ータ20によってほぼ囲繞されるためスピンドルモータの
軸線方向の寸法が短縮され、而もそれらの玉軸受24及び
26並びにステータ固着部28が軸線方向に近傍して縦列す
るので、半径方向の寸法も短縮される。従って、小径薄
型のアウターロータ形スピンドルモータが実現されてい
る。
そして、ステータ固着部28の軸線方向長さがステータ
コア16の3分の1程度であり、ステータ固着部28の軸線
方向位置がステータコア16のずれているにも拘らず、ス
テータコア16は、ナイロン66樹脂にガラス粉が混入され
て成る絶縁性複合材料により絶縁被膜32と一体的に形成
された支持部30を介して、ステータ固着部28への固定が
容易に行われる。
[発明の効果] 本発明のモータでは、軸線方向に縦列する1対の玉軸
受及びステータ固着部が環状ステータによってほぼ囲繞
されるので、アウターロータ形モータの小径薄型化が実
現される。而も、絶縁被膜と支持部とを絶縁性樹脂また
は樹脂を含む絶縁性複合材料により一体的に効率よく形
成することができ、また、その絶縁被膜と一体的に形成
された支持部を介してステータコアをステータ固着部に
容易に固定することができるので、効率よく容易に製造
し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第1図は、本発明モータの1実施例としての
アウターロータ形のハードディスク駆動用ブラシレスス
ピンドルモータについての破砕断面図である。第2図
は、本発明モータの別の実施例としてのアウターロータ
形のハードディスク駆動用ブラシレススピンドルモータ
についての破砕断面図である。 第3図は、従来のアウターロータ形のブラシレスモータ
の破砕断面図である。 図面中、16はステータコア、18はステータ巻線、20は環
状ステータ、24及び26は玉軸受、28はステータ固着部、
30は支持部、32は絶縁被膜である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに同軸状である外周円筒状部と内周円
    筒状部の軸線方向一方側同士が連結された形状をなし前
    記外周円筒状部の内周側にロータマグネットを備えた回
    転部が、内周円筒状部の内周側において、軸心方向に縦
    列した1対の玉軸受を介して固定軸の外周側に回転自在
    に支持され、 前記固定軸のうち、前記内周円筒状部よりも軸線方向他
    方側に、外方張出のステータ固着部を有し、 絶縁被膜が施されたステータコアにステータ巻線が巻回
    されてなる環状ステータが、前記回転部の外周円筒状部
    と内周円筒状部の間の環状部分に位置して前記1対な玉
    軸受及びステータ固着部をほぼ固繞し、 前記環状ステータは、絶縁性樹脂または樹脂を含む絶縁
    性複合材料により前記絶縁被膜と一体的に形成された支
    持部を介し、前記ステータコアよりも径方向内方に位置
    するステータ固着部に固定されていることを特徴とする
    モータ。
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US6204577B1 (en) 2000-01-05 2001-03-20 Jeffrey Eliot Chottiner Method and apparatus for space-saving installation of a starter-alternator
CN105790459B (zh) * 2014-12-22 2019-03-08 南京德朔实业有限公司 外转子电机
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