JP2527469Y2 - 回転ヨーク型扁平ブラシレスモータ - Google Patents

回転ヨーク型扁平ブラシレスモータ

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Publication number
JP2527469Y2
JP2527469Y2 JP1988094237U JP9423788U JP2527469Y2 JP 2527469 Y2 JP2527469 Y2 JP 2527469Y2 JP 1988094237 U JP1988094237 U JP 1988094237U JP 9423788 U JP9423788 U JP 9423788U JP 2527469 Y2 JP2527469 Y2 JP 2527469Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
magnet
brushless motor
type flat
rotation speed
speed detecting
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988094237U
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English (en)
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JPH0217980U (ja
Inventor
忠男 山口
匡弘 清野
Original Assignee
東京パーツ工業 株式会社
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Publication date
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  • Brushless Motors (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、精密音響機器、オフィスオートメーショ
ン機器および映像機器などに搭載される回転ヨーク型扁
平ブラシレスモータに関する。
【従来の技術】
従来の回転ヨーク型ブラシレスモータは、第1図に示
すようにメインマグネットMをロータケースRの外周に
回転数検知用マグネットFを配した構成のものがある。 しかしながら、同マグネットFに臨む磁気センサSが
メインマグネットの漏れ磁束の影響を受けて回転数検知
信号が変化し、回転むらが悪化するという欠点がある。
特に最近の薄型化志向に伴いロータケースRもぎりぎり
に薄くする必要があるので、さらに問題は大きなものと
なっていた。 また、特開昭55-147966号の第5図に開示されたよう
に、回転ヨーク板2の外周にリング状の円板22を取り付
け、これにさらにリング状の(回転数検地用として)多
極差磁石23を取り付けしたものがある。 ところが、このような構成では、主磁石1の磁束発生
間と向き合っているので漏洩磁束の影響をもろに受け、
やはり、回転数検知信号が変化して回転むらが生じてし
まう欠陥があるし、ラジアル方向も大となってしまう問
題がある。
【考案の目的】
この考案は、上記の欠陥を克服しようとするもので、
超薄型でも厚みを犠牲にすることなく、磁気センサがメ
インマグネットの影響を受けることないようにし、した
がって回転むらを極度に軽減した回転ヨーク型扁平ブラ
シレスモータを提供しようとするものである。
【問題点を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案はステータ巻線
を間にそれぞれ空隙を介してメインマグネットと回転ヨ
ークを配した回転ヨーク型偏平ブラシレスモータにおい
て、回転ヨークの外周をステータ巻線の外方を包うよう
に折り曲げ、この折り曲げた外側に回転数検知用マグネ
ットを配し、かつこの回転数検知用マグネットのラジア
ル方向外方に磁気センサを配するとともに、軸方向にお
いて回転数検知用マグネット及び磁気センサとメインマ
グネットとが重畳しないように配されてなるものであ
る。
【作用】
このようにすると、前記磁気センサを回転数検知用マ
グネットに臨ませても、メインマグネットの漏洩磁束が
届きにくい。
【実施例】
以下、この考案の構成を図面に示す実施例にもとづい
て説明する。 第2図はビデオテープ13、前記支柱11を配したハウジ
ング14、このハウジング14に固定されたステータ板15、
このステータ板15に配された複数個の電機子ステータ巻
線16とでステータ1を構成している。 一方、ロータ2は、メインマグネット21、このメイン
マグネット21を保持した主ケース22、この主ケース22と
前記ステータ巻線16を空隙を介して対向させた回転ヨー
ク23を取り付けたプーリー24およびこのプーリー24を圧
入させたシャフト25からなる。このシャフト25は、技止
め用ストッパ31、スライダ32を介して前記支柱11に回転
自在に支承されている。 前記回転ヨーク23は外周が前記ステータ巻線16の外方
を包うように折り曲げられ、この外側に回転数検知用マ
グネット26が取り付けられ、磁気センサ17とバイアス用
サブマグネット18を臨ませており、軸方向において回転
数検知用マグネット26及び磁気センサ17とメインマグネ
ット21とが互いに重畳しないように配されている。 このような構成のモータを起動させると、前記ステー
タ巻線16によってロータ2が回転するに従い、前記回転
ヨーク23の外側に配した回転数検知用マグネット26の回
転磁束の変化を前記磁気センサ17が検知してその検知信
号が速度制御回路(図示せず)に帰還されることによ
り、一定の安定した回転が得られるのであるが、前記回
転数検知用マグネット26は回転ヨーク23の折り曲げ部の
外側に配したので、メインマグネット21から離れること
になり、メインマグネット21を強力な材質のものを使用
しても、前記回転数検知用マグネット26の回転による磁
束の変化に何ら影響が出なくなる。
【考案の効果】
この考案は上記のようにしたので、回転数検知手段と
してはメインマグネットの磁界形成方向とは異なり、メ
インマグネットの漏洩磁束に干渉されることなく、回転
数検知手段の誤動作を防止でき、その結果回転むらのな
い安定した扁平モータを提供できるものであります。し
かも、回転ヨークの外周をステータ巻線の外方を包うよ
うに折り曲げ、この折り曲げた外側に回転数検知用マグ
ネットを配したことは、モータを必要以上に径方向に拡
げることを避けたのはもちろん、内部ステータ巻線の露
出を防ぐことによりその保護をも果たすことができるの
で、取扱いが極めて容易なものとなる。 しかも、回転数検知用マグネット26はステータ巻線16
の厚みに収められるので、低姿勢が維持できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す要部断面図、第2図はこの考案の
実施例を示す要部断面図である。 1はステータ 11は支柱 12は含油メタル 13はオイルストッパー 14はハウジング 15はステータ基板 16は駆動コイル 17は磁気センサ 18はサブマグネット 2はロータ 21は主マグネット 22は主ヨーク 23は回転ヨーク 24はプーリー 25はシャフト 26はFGマグネット 31はストッパー 32はスライダーである。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステータ巻線を間にそれぞれ空隙を介して
    メインマグネットと回転ヨークを配した回転ヨーク型偏
    平ブラシレスモータにおいて、回転ヨークの外周をステ
    ータ巻線の外方を包うように折り曲げ、この折り曲げた
    外側に回転数検知用マグネットを配し、かつこの回転数
    検知用マグネットのラジアル方向外方に磁気センサを配
    するとともに、軸方向において回転数検知用マグネット
    及び磁気センサとメインマグネットとが重畳しないよう
    に配されてなることを特徴する回転ヨーク型扁平ブラシ
    レスモータ。
JP1988094237U 1988-07-15 1988-07-15 回転ヨーク型扁平ブラシレスモータ Expired - Lifetime JP2527469Y2 (ja)

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JP1988094237U JP2527469Y2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15 回転ヨーク型扁平ブラシレスモータ

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JPH0217980U JPH0217980U (ja) 1990-02-06
JP2527469Y2 true JP2527469Y2 (ja) 1997-02-26

Family

ID=31318739

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JP1988094237U Expired - Lifetime JP2527469Y2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15 回転ヨーク型扁平ブラシレスモータ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55147966A (en) * 1979-05-08 1980-11-18 Mitsubishi Electric Corp Commutatorless motor

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JPH0217980U (ja) 1990-02-06

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