JPH0112537Y2 - - Google Patents

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JPH0112537Y2
JPH0112537Y2 JP1982184935U JP18493582U JPH0112537Y2 JP H0112537 Y2 JPH0112537 Y2 JP H0112537Y2 JP 1982184935 U JP1982184935 U JP 1982184935U JP 18493582 U JP18493582 U JP 18493582U JP H0112537 Y2 JPH0112537 Y2 JP H0112537Y2
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JP
Japan
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rotor plate
rotation speed
magnet
rotor
speed detection
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JP1982184935U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は回転子の回転数に応じた周波数信号を
発生させる回転周波数検出手段(以下、FGと称
す)を有するブラシレスモータに関するものであ
り、特に音響・映像機器の駆動源などに使用して
有効なものである。
従来例の構成とその問題点 ブラシレスモータは、音響・映像機器などで多
用化されているが、高精度な回転性能を要求する
ことが多く、このため回転を制御するのに回転子
の回転に応じた周波数検出手段、すなわちFGが
必要となる。このFG構造としては、従来から電
磁誘導方式、光方式など各種のものが提案されて
いるが、構造の容易さ、低コスト等の理由から電
磁誘導方式が多く用いられている。
このような電磁誘導方式のFG構造を有する従
来のブラシレスモータの一例を図面と共に説明す
る。第1図に従来のブラシレスモータの側断面図
を示したもので、この図面において、ブラシレス
モータ1は、磁性材からなるロータプレート5
と、対向面3に所定の複数極の着磁がなされ固着
面4を前記ロータプレート5に当接して固着され
る円環状のロータマグネツト2と、前記ロータプ
レート5の外周に固着され外周面に所定の複数極
の着磁が施される磁性材からなる円環状の回転数
検知用磁石6等から成る回転子15と、前記ロー
タマグネツト2の対向面3と所定の隙間を有して
対向するよう磁性材からなる固定子平板7上の所
定の位置に配された複数個の固定子巻線8及び前
記ロータマグネツト2の回転位置を検出する回転
位置検出部9等からなる固定子16と、前記回転
数検知用磁石6と対向して配置され前記回転子1
5の回転数に応じた周波数の信号を検出する磁気
検出素子14とから構成されている。
前記ロータプレート5は第1図に示すように、
前記ロータマグネツト2の外周を包み込むように
形成され、中央部にはボス部17を設けている。
モータ軸12は前記ボス部17に圧入固着され、
モータ基板10に取付けられた軸受11に回転自
在に軸承され、かつ前記固定子平板7上に取付け
られたスラスト受け13によりスラスト支持され
ている。前記磁気検出素子14と前記回転数検知
用磁石6は回転周波数検出手段である。磁気検出
素子14は、回転数検知用磁石6の外周面と所定
の隙間を有して対向し前記モータ基板10に取付
けられ、回転数検知用磁石6より発生する磁束の
変化を検出し、この検出した磁束変化を信号とし
て、回転子15の回転数に応じた周波数の信号を
発生し、この信号により回転子15の回転を制御
する。上記磁気検出素子14は磁気ヘツドやホー
ル素子,磁気抵抗素子などからなる。
このように構成された従来のブラシレスモータ
は、前記回転数検知用磁石6が前記ロータプレー
ト5の外周部に圧入もしくは接着等の手段によつ
て取付けられているため、本ブラシレスモータが
外部から衝撃を受けた場合には回転数検知用磁石
6が前記ロータプレート5から抜け落ちるという
欠点があつた。また、回転数検知用磁石6が樹脂
材に磁性材を混入した樹脂磁性製である場合に
は、温度膨脹係数が磁性材の前記ロータプレート
5よりも大きいので、温度変化を受けると、回転
数検知用磁石6が変形あるいは容易に抜け落ちる
という欠点があつた。
考案の目的 本考案は、外部から衝撃が加えられてもあるい
は著しい温度変化があつても円環状の回転数検知
用磁石がロータプレートから不要に離脱、あるい
は変形するという従来の欠点を除去すると共に、
薄形のブラシレスモータを提供することを目的と
したものである。
考案の構成 本考案はロータマグネツトを内部に保持した伏
せたカツプ状のロータプレートにおいて、このロ
ータプレートの側周部に、このロータプレートの
径が大になる方向への凸部を設け、この凸部に適
合する凹部を内周面部に有し、外周面部には所定
の複数極の着磁がなされた円環状の回転数検知用
磁石を前記凸部に嵌着し、前記ロータプレートの
底面部と回転数検知用磁石の端面とを略同一平面
としたブラシレスモータである。
実施例の説明 以下、本考案の1実施例を図面に基いて説明す
る。第2図は本考案のブラシレスモータの一実施
例の側断面図である。本実施例のブラシレスモー
タの動作については、前述した第1図の従来のブ
ラシレスモータの動作と本質的に同様であるの
で、ここでの説明は省略すると共に、同じ動作を
行なう部品には同符号を付している。
本考案のブラシレスモータの最も特徴とすると
ころは、第2図に示すようにロータプレート5の
外周部と回転数検知用磁石6の形状である。第2
図において、ロータプレート5を底面部20の外
周部全周にわたり段差を設けて、段差部21を成
し、さらにロータマグネツト2の外周を包み込む
ような形状とし、また円環状の回転数検知用磁石
6を内周面部に凹部22を有する断面がコ字形状
として、この凹部22内に上記ロータプレート5
の段差部21を含む外周部を挾持する形で嵌着
し、ロータプレート5の底面部20と回転数検知
用磁石6のモータ基板10側の端面23とがほぼ
同一平面を成すように構成する。
考案の効果 以上のように構成することにより、円環状の回
転数検知用磁石はロータプレートの外周面部に強
固に結合されるので外部から衝撃が加えられても
回転数検知用磁石がロータプレートから不要に離
脱することはなく、また回転数検知用磁石を樹脂
磁石製とした場合においても、著しい温度変化を
受けても凹凸の嵌り合いによつて回転数検知用磁
石がロータプレートから離脱したり、回転数検知
用磁石の外周が大きく変化することがないという
非常に優れた効果が得られる。さらに、ロータプ
レートの底面部と回転数検知用磁石の端面とがほ
ぼ同一平面となることから、回転子の厚みを増す
ことなく上記の効果が得られることで、モータの
薄形に寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のブラシレスモータの側断面図、
第2図は本考案の一実施例のブラシレスモータの
側断面図である。 2……ロータマグネツト、3……対向面、4…
…固着面、5……ロータプレート、6……回転数
検知用磁石、7……固定子平板、8……固定子巻
線、14……磁気検出素子、16……固定子、2
0……底面部、21……段差部、22……凹部、
23……端面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 固定子平板上に固定子巻線8が設けられた固定
    子16と、伏せたカツプ状に形成され回転自在に
    支持されたロータプレート5と、前記固定子巻線
    8と所定の間隙を有して対向するように前記ロー
    タプレート5の内部に保持され、複数極の着磁が
    施された円環状のロータマグネツト2とを備え、 前記ロータプレート5の側周部に、このロータ
    プレートの径が大になる方向への凸部を設け、こ
    の凸部に適合する凹部22の内周面部に有し、外
    周面部には所定の複数極の着磁がなされた円環状
    の回転数検知用磁石6を前記凸部に嵌着し、前記
    ロータプレート5の底面部20と回転数検知用磁
    石6の端面23とを略同一平面としたことを特徴
    とするブラシレスモータ。
JP18493582U 1982-12-06 1982-12-06 ブラシレスモ−タ Granted JPS5990283U (ja)

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JP18493582U JPS5990283U (ja) 1982-12-06 1982-12-06 ブラシレスモ−タ

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JP18493582U JPS5990283U (ja) 1982-12-06 1982-12-06 ブラシレスモ−タ

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JPS5990283U JPS5990283U (ja) 1984-06-19
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JP2017167014A (ja) * 2016-03-17 2017-09-21 日本電産サンキョー株式会社 エンコーダおよびエンコーダ付きモータ

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JPS5990283U (ja) 1984-06-19

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