JP3021765U - ブラシレス直流電動機 - Google Patents

ブラシレス直流電動機

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JP3021765U
JP3021765U JP1995008732U JP873295U JP3021765U JP 3021765 U JP3021765 U JP 3021765U JP 1995008732 U JP1995008732 U JP 1995008732U JP 873295 U JP873295 U JP 873295U JP 3021765 U JP3021765 U JP 3021765U
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JP
Japan
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stator
sensor magnet
rotor yoke
brushless
recess
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JP1995008732U
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English (en)
Inventor
貴史 瀬上
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Kokusan Denki Co Ltd
Original Assignee
Kokusan Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センサ磁石が磁気センサからずれてしまうの
を防止できるブラシレス直流電動機を提供する。 【解決手段】 ロータヨーク6bの外周に凹部12を設
け、この凹部12にセンサ磁石8を嵌め込み、接着剤9
により固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する技術分野】
本考案は、回転数検知用ロータリエンコーダのセンサ磁石と磁気センサとを備 えたブラシレス直流電動機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のブラシレス直流電動機は、図2(A)(B)に示すように、フ ランジ1に筒状のステータ支持ボス2が支持され、該ステータ支持ボス2の外周 にステータ3が取付けられている。該ステータ3は、ステータ鉄心3aの極部に ステータ巻線3bが巻装された構造になっている。ステータ支持ボス2には、軸 受4を介して回転軸5が回転自在に貫通支持されている。回転軸5の一端側には 、ステータ3に対向する駆動用磁石6aをカップ状のロータヨーク6bに備えた ロータ6が支持されている。ロータヨーク6bの外周には、回転数検知用ロータ リエンコーダ7のセンサ磁石8が、該ロータヨーク6bの突当て部6cに当てた 状態で接着剤9により固定して取付けられている。また、ステータ3側のステー タ鉄心3aに支持されているプリント基板10には、センサ磁石8に対向する回 転数検知用ロータリエンコーダ7の磁気センサ11が取付けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のブラシレス直流電動機では、接着剤9による 固定力が弱いと、センサ磁石8に加わる振動,衝撃等の外力により、該センサ磁 石8が突当て部6cとは反対側に移動し、磁気センサ11との対向がずれ、該磁 気センサ11がセンサ磁石8の磁束変化を感知できなくなることがある。
【0004】 本考案の目的は、センサ磁石が磁気センサからずれてしまうのを防止できるブ ラシレス直流電動機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案は、フランジに筒状のステータ支持ボスが支持され、該ステータ支持ボ スの外周にステータが取付けられ、該ステータ支持ボスに軸受を介して回転軸が 回転自在に貫通支持され、該回転軸の一端側にはステータに対向する駆動用磁石 をロータヨークに取付けたロータが支持され、ロータヨークの外周には回転数検 知用ロータリエンコーダのセンサ磁石が取付けられ、ステータ側に支持されてい るプリント基板にはセンサ磁石に対向する回転数検知用ロータリエンコーダの磁 気センサが取付けられているブラシレス直流電動機を改良の対象としている。
【0006】 本考案に係るブラシレス直流電動機においては、ロータヨークの外周に凹部が 設けられ、該凹部にセンサ磁石が嵌め込まれて接着剤により固定されていること を特徴とする。
【0007】 このようにロータヨークの外周に凹部を設け、該凹部にセンサ磁石を嵌め込ん で接着剤により固定すると、接着剤による固定力が弱い状態でセンサ磁石に振動 ,衝撃等の外力が加わった場合には、該センサ磁石がずれ動こうとしても凹部の 段部に当たり移動が阻止される。
【0008】
【考案の実施の態様】
図1(A)(B)は、本考案に係るブラシレス直流電動機の実施の態様の一例 を示したものである。
【0009】 本例のブラシレス直流電動機においては、ロータヨーク6bの外周に、周方向 に沿って環状に凹部12が設けられ、該凹部12に環状のセンサ磁石8が嵌め込 まれて突当て部6cに当てた状態で接着剤9により固定されている。
【0010】 本例の場合、環状のセンサ磁石8の内径は、常温ではロータヨーク6bの外径 φAより小さく、ロータヨーク6bの凹部12の外径φBと同程度の寸法になっ ている。このようなセンサ磁石8をロータヨーク6bの凹部12に固定するには 、センサ磁石8を単品で加熱し、該センサ磁石8の内径をロータヨーク6bの外 径φAより広げておき、該センサ磁石8をロータヨーク6bの凹部12に挿入し た後、接着剤9で固定する。
【0011】 このようにロータヨーク6bの外周に凹部12を設け、該凹部12にセンサ磁 石8を嵌め込んで接着剤9により固定すると、接着剤9による固定力が弱い場合 でも、凹部12によりセンサ磁石8が突当て部6cとは反対方向にずれ動こうと しても該凹部12の段部に当たり移動が阻止される。このため、センサ磁石8と 磁気センサ11との対向のずれが少ないので、該ブラシレス直流電動機の回転数 検知を支障なく行うことができる。
【0012】 なお、環状のセンサ磁石8の内径を常温ではロータヨーク6bの凹部12の外 径φBよりも小さく設定し、該センサ磁石8を単品で加熱してロータヨーク6b の外径φAより広げてからロータヨーク6bの凹部12に挿入すると、該センサ 磁石8にロータヨーク6bを締め付ける力が発生し、センサ磁石8の固定力が強 くなる。
【0013】
【考案の効果】
本考案に係るブラシレス直流電動機においては、ロータヨークの外周に凹部を 設け、該凹部にセンサ磁石を嵌め込んで接着剤により固定しているので、接着剤 による固定力が弱い場合でも、凹部によりセンサ磁石がずれ動こうとしても該凹 部の段部に当たり移動を阻止することができる。このため、センサ磁石と磁気セ ンサとの対向のずれが少ないので、該ブラシレス直流電動機の回転数検知を支障 なく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本考案に係るブラシレス直流電動機の
実施の態様の一例を示す縦断面図、(B)は(A)のP
部の拡大図である。
【図2】(A)は従来のブラシレス直流電動機の縦断面
図、(B)は(A)のQ部の拡大図である。
【符号の説明】
1 フランジ 2 ステータ支持ボス 3 ステータ 3a ステータ鉄心 3b ステータ巻線 4 軸受 5 回転軸 6 ロータ 6a 駆動用磁石 6b ロータヨーク 6c 突当て部 7 回転数検知用ロータリエンコーダ 8 センサ磁石 9 接着剤 10 プリント基板 11 磁気センサ 12 凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フランジに筒状のステータ支持ボスが支
    持され、前記ステータ支持ボスの外周にステータが取付
    けられ、前記ステータ支持ボスに軸受を介して回転軸が
    回転自在に貫通支持され、前記回転軸の一端側には前記
    ステータに対向する駆動用磁石をロータヨークに取付け
    たロータが支持され、前記ロータヨークの外周には回転
    数検知用ロータリエンコーダのセンサ磁石が取付けら
    れ、前記ステータ側に支持されているプリント基板には
    前記センサ磁石に対向する回転数検知用ロータリエンコ
    ーダの磁気センサが取付けられているブラシレス直流電
    動機において、 前記ロータヨークの外周には凹部が設けられ、該凹部に
    前記センサ磁石が嵌め込まれて接着剤により固定されて
    いることを特徴とするブラシレス直流電動機。
JP1995008732U 1995-08-21 1995-08-21 ブラシレス直流電動機 Expired - Lifetime JP3021765U (ja)

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