JPH062979U - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ

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Publication number
JPH062979U
JPH062979U JP4483292U JP4483292U JPH062979U JP H062979 U JPH062979 U JP H062979U JP 4483292 U JP4483292 U JP 4483292U JP 4483292 U JP4483292 U JP 4483292U JP H062979 U JPH062979 U JP H062979U
Authority
JP
Japan
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magnet
drive
brushless motor
frequency generator
drive magnet
Prior art date
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Pending
Application number
JP4483292U
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English (en)
Inventor
紀一 浅間
博男 芦部
徳幸 河原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Sankyo Corp filed Critical Nidec Sankyo Corp
Priority to JP4483292U priority Critical patent/JPH062979U/ja
Publication of JPH062979U publication Critical patent/JPH062979U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】周波数発電機用マグネットが駆動マグネットの
磁力の影響を受けにくい構造にして周波数発電機出力波
形の乱れが少なく、また、軸方向の寸法を小さくしなが
ら所定のトルクを得ることができるブラシレスモータを
得る。 【構成】駆動マグネット46と周波数発電機用マグネッ
ト48とが固着されたロータケース34を有するブラシ
レスモータ。駆動マグネット46と周波数発電機用マグ
ネット48を、それらの周面を隣接させて配置した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば、フロッピーディスクドライブモータなどとして適用可能な ブラシレスモータに関するもので、特にその駆動マグネットと周波数発電機用マ グネットの配置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、フロッピーディスクドライブモータなどとして、扁平化されたスピン ドルモータが用いられている。図3はスピンドルモータの従来例の要部を示す。 図3において、基板51上にはステータコア55が固定されている。ステータコ ア55は複数の突極を放射状に有し、各突極には駆動コイル56が巻回されてい る。基板51には図示されない軸受ハウジングとベアリングを介してスピンドル が回転自在に支承され、スピンドルと実質一体に扁平なカップ状のロータケース 60が固着されている。ロータケース60の周壁61の内周側にはリング状の駆 動マグネット66が固着され、このマグネット66の下端面とロータケース60 の周壁61の下端面とにまたがって周波数発電機(以下「FG」という)用マグ ネット68が固着されている。基板51にはFG用マグネット68と対向する位 置にFGパターンが形成され、FG用マグネット68の回転に伴い上記FGパタ ーンに速度制御用の信号が誘起される。
【0003】 上記ロータケース60には、周知のとおりハブ台が一体に設けられ、ハブ台上 にはディスクハブが載せられて適宜のチャッキングマグネットで吸着され、上記 ディスクハブの中心部に形成された窓孔と、ディスクハブにその中心からずれた 位置に形成された窓孔に駆動ピンが嵌まることにより、ディスクハブが所定位置 にチャッキングされる。各駆動コイル56へ通電しかつ通電を切り換えることに より駆動マグネット66が回転駆動され、駆動マグネット66と一体のロータケ ース60、ハブ台および上記駆動ピン64等が回転し、これとともに上記ディス クハブ及びこれと一体のディスクが回転駆動される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のブラシレスモータによれば、FG用マグネット68が駆動マグネッ ト66に軸方向に重なっており、しかも、駆動マグネット66の磁力がFG用マ グネット68の磁力よりも強いため、駆動マグネット66の磁力がFG用マグネ ット68の全面に影響を及ぼし、FG用マグネット68の着磁波形が乱されてF G出力波形が乱れるという不具合があった。特に、駆動マグネット66の磁極切 換点にFG用マグネット68の磁極中心が重なっていると、駆動マグネット66 の磁力がFG用マグネット68に与える影響が大きかった。また、図3に示すよ うに、ロータの高さLの中にFG用マグネット68の高さ寸法ΔLが含まれるた め、ロータの高さLを一定の高さに抑えようとすると、駆動マグネット66の高 さ寸法をFG用マグネット68の高さ寸法ΔLの分だけ薄くする必要があり、そ の分モータのトルクが低下するという不具合があり、トルクの低下をなくそうと すると、モータの縦方向の寸法を大きくしなければならないという不具合があっ た。
【0005】 本考案は、上記従来の問題点を解消するためになされたもので、FG用マグネ ットが駆動マグネットの磁力の影響を受けにくい構造にしてFG出力波形の乱れ が少なく、また、軸方向の寸法を小さくしながら所定のトルクを得ることができ るブラシレスモータを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、駆動マグネットと周波数発電機用マグネ ットとが固着されたロータケースを有するブラシレスモータにおいて、駆動マグ ネットと周波数発電機用マグネットを、それらの周面を隣接させて配置した。
【0007】
【作用】
駆動マグネットと周波数発電機用マグネットは、それらの周面を隣接させて配 置されているため、駆動マグネットの磁力がFG用マグネットに影響を及ぼす範 囲が少なく、FG出力波形の乱れが小さい。FG用マグネットの厚さ寸法はモー タの軸方向寸法に含まれない。
【0008】
【実施例】
以下、図1、図2を参照しながら本考案にかかるブラシレスモータの実施例に ついて説明する。 図1において、基板11にはほぼ円筒状のハウジング12が嵌合固定されると ともに、基板11上にはハウジング12を囲むようにしてステータコア25が固 定されている。ステータコア25は複数の突極を放射状に有し、各突極には駆動 コイル27が巻回されている。基板11とステータコア25と駆動コイル27に よってステータ組1が構成され、このステータ組1にハウジング12が固定され た形になっている。
【0009】 上記ハウジング12内にはボールベアリング20の外輪21が嵌められ、ボー ルベアリング20の内輪22によってスピンドル30が回転自在に支承されてい る。ハウジング12は、図において下端側に、内向きのフランジ状に形成された 延設部13を有している。この延設部13を除いたハウジング12の内周面は上 記ボールベアリング20の外輪21の外周面を保持するための軸受当接面14と なっている。上記延設部13はスピンドル30側に向かって突出し、その内周面 は上記スピンドル30の外周面に摺接する軸当接部15となっている。ハウジン グ12の下端外周縁部は、ハウジング12をローリングかしめあるいはスピンか しめによって基板11に固定するための突縁部18となっている。ハウジング1 2を嵌合固定するために基板11に設けられた孔の下側の縁部は面取り面23に なっていて、ハウジング12の突縁部18がローリングかしめ等によってかしめ られたとき、上記突縁部18が上記面取り面23に強く密着し、ハウジング12 が基板11に強固に固定されるようになっている。
【0010】 ボールベアリング20から突出したスピンドル30の上端部にはハブ台32が 圧入固着され、ハブ台32の下面側には扁平なカップ状のロータケース34が嵌 合固着されている。ロータケース34の外周部は、下方に向かって絞り加工され ることにより、スピンドル30の中心軸線を中心とした円筒面をなす周壁43が 形成されている。この周壁43の内周側にはリング状のFG用マグネット48が 固着され、FG用マグネット48の内周側にはリング状の駆動マグネット46が 固着されている。このようにして、駆動マグネット46とFG用マグネット48 はそれらの外周面と内周面を隣接させて配置されている。
【0011】 上記ロータケース34には上記ハブ台32の下部において駆動ピン支持ばね3 6が取付けられている。駆動ピン支持ばね36には駆動ピン38が取付けられ、 駆動ピン38の上端部はハブ台32の外方からハブ台32の上面よりも上方に突 出している。
【0012】 ハブ台32上にはディスクハブが載せられて適宜のチャッキングマグネットで 吸着され、上記ディスクハブの中心部に形成された窓孔にスピンドル30の先端 部が嵌まり、ディスクハブにその中心からずれた位置に形成された窓孔に駆動ピ ン38が嵌まることにより、ディスクハブが所定位置にチャッキングされる。各 駆動コイル27へ通電しかつ通電を切り換えることにより駆動マグネット46が 回転駆動され、駆動マグネット46と一体のロータケース34、ハブ台32、ス ピンドル30、駆動ピン38が回転し、これとともに上記ディスクハブ及びこれ と一体のディスクが回転駆動される。
【0013】 以上説明した実施例によれば、FG用マグネット48を、従来のように駆動マ グネット46に軸方向に重ねるのではなく、FG用マグネット48の周面が駆動 マグネット46の周面に隣接するように配置したため、FG用マグネット48が 駆動マグネット46の磁力の影響を受けにくく、FG出力波形の乱れが少ないと いう利点がある。また、駆動マグネット46の軸方向の寸法を十分に確保しなが らモータ全体の軸方向の寸法を小さくすることができるため、モータをより一層 扁平化しながら所定のトルクを得ることができるという利点があり、従って、径 方向寸法の小型化よりも軸方向寸法の小型化が優先されるようなモータに適して いる。
【0014】 次に、本考案の別の実施例について説明する。図2において、ロータケース3 4の外周部には、下方に向かって絞り加工されることにより、スピンドル30の 中心軸線を中心とした円筒面をなす周壁40が形成されている。この周壁40の 下端縁部には、さらに外方に向かい絞り加工されて段部42が形成され、さらに 外周縁部が下方に絞り加工されて小さな周壁43が形成されている。ロータケー ス34の周壁40の内周側にはリング状の駆動マグネット46が固着されている 。ロータケース34の上記段部42の下面にはFGマグネット48が固着されて いる。FGマグネット48の内外周位置は、上記駆動マグネット46と小さな周 壁43とで規制されている。従って、この実施例の場合も、駆動マグネット46 とFG用マグネット48はそれらの外周面と内周面を隣接させて配置されている ことになる。そのほかの構成は図1の実施例と同じであるから、説明は省略する 。
【0015】 このように、図2に示す実施例の場合も、FG用マグネット48の周面が駆動 マグネット46の周面に隣接するように配置したため、FG用マグネット48が 駆動マグネット46の磁力の影響を受けにくく、FG出力波形の乱れがないとい う利点があるし、駆動マグネット46の軸方向の寸法を十分に確保しながらモー タ全体の軸方向の寸法を小さくすることができるため、モータをより一層扁平化 しながら所定のトルクを得ることができるという利点がある。さらに、ロータケ ース34の周壁40の下端縁部に、FG用マグネット48を配置するための段部 42を形成したため、この段部42と周壁40とで区切られた空間が生じ、この 空間に、磁気ヘッドその他の部品を配置することができるし、ロータケース34 の剛性が高くなるという利点もある。
【0016】 なお、図1、図2に示す実施例では、ロータを回転自在に支持するためのベア リングが1個で、ハウジング12の延設部13突端の軸当接部15でもスピンド ル30支持するようになっていたが、本考案は軸受機構を要旨とするものではな いから、軸受機構は任意の形式のものを採用してよい。また、本考案は、フロッ ピーディスクドライブモータのほか、ハードディスクドライブモータや光ディス クドライブモータ、その他各種用途のモータとして適用可能である。
【0017】
【考案の効果】
本考案によれば、周波数発電機用マグネットを、従来のように駆動マグネット に軸方向に重ねるのではなく、周波数発電機用マグネットの周面が駆動マグネッ トの周面に隣接するように配置したため、周波数発電機用マグネットが駆動マグ ネットの磁力の影響を受けにくく、周波数発電機出力波形の乱れがないという利 点がある。また、駆動マグネットの軸方向の寸法を十分に確保しながらモータ全 体の軸方向の寸法を小さくすることができるため、モータをより一層扁平化しな がら所定のトルクを得ることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるブラシレスモータの一実施例を
示す断面正面図。
【図2】本考案にかかるブラシレスモータの別の実施例
を示す断面正面図。
【図3】従来のブラシレスモータの例を示す断面正面
図。
【符号の説明】
34 ロータケース 46 駆動マグネット 48 周波数発電機用マグネット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動マグネットと周波数発電機用マグネ
    ットとが固着されたロータケースを有するブラシレスモ
    ータにおいて、上記駆動マグネットと上記周波数発電機
    用マグネットは、それらの周面が隣接して配置されてい
    ることを特徴とするブラシレスモータ。
JP4483292U 1992-06-04 1992-06-04 ブラシレスモータ Pending JPH062979U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4483292U JPH062979U (ja) 1992-06-04 1992-06-04 ブラシレスモータ

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JP4483292U JPH062979U (ja) 1992-06-04 1992-06-04 ブラシレスモータ

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JPH062979U true JPH062979U (ja) 1994-01-14

Family

ID=12702444

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JP4483292U Pending JPH062979U (ja) 1992-06-04 1992-06-04 ブラシレスモータ

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JP (1) JPH062979U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5934380U (ja) * 1982-08-28 1984-03-03 福田 俊一 腕時計置き台
JP2006314165A (ja) * 2005-05-09 2006-11-16 Nippon Densan Corp モータ

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JPS5934380U (ja) * 1982-08-28 1984-03-03 福田 俊一 腕時計置き台
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