JPH0640456Y2 - 薄型直流制御モーター - Google Patents

薄型直流制御モーター

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Publication number
JPH0640456Y2
JPH0640456Y2 JP1988098429U JP9842988U JPH0640456Y2 JP H0640456 Y2 JPH0640456 Y2 JP H0640456Y2 JP 1988098429 U JP1988098429 U JP 1988098429U JP 9842988 U JP9842988 U JP 9842988U JP H0640456 Y2 JPH0640456 Y2 JP H0640456Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spindle
bearing
rotor
holder
recess
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988098429U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS649479U (ja
Inventor
嘉久 藤塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
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Publication date
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、スピンドルによりディスクを回転駆動する例
えばフロッピーディスクドライブ装置に用いられる薄型
直流制御モーターに関する。
[従来の技術] 従来この種の直流制御モーターは、ホルダーに形成した
中心孔の上下端に各々ベアリングを内設し、このベアリ
ングにスピンドルを軸承している。そして、このスピン
ドルは上端にホルダーの中心孔より大きい径の円筒を有
するドライブ部を形成し、下端にモーターのロータを固
定している。ロータはホルダーの外周に設けたモーター
のステータに対向させて回転付勢され、このロータの回
転により上記スピンドルが一体的に回転する。そして、
スピンドルの上端は、ホルダーの中心孔より大きい径の
円筒を有するドライブが形成されている。このような形
状に構成されたスピンドルのドライブ部には、例えば米
国特許第4,146,912号明細書や米国特許第4,040,106号明
細書に開示され、かつ従前から市販のフロッピーディス
クドライブ装置に採用されて既に周知であり、ドライブ
部の上端面にフロッピーディスクを載置すると共に、上
記スピンドルの円筒内に挿入したクランプ部材により挟
持して上記ディスクを回転駆動している。
[考案が解決しようとする課題] かかる従来の直流制御モーターは、ドライブ部の底面を
平坦面としてその中央にスピンドルを形成し、このスピ
ンドルをベアリングにより軸承しているので、直流制御
モーターの軸方向寸法を短小にして薄型化を行う場合に
は、ドライブ部から首下の軸承寸法が短小となるため、
ドライブ部の支持が不安定となって回転に振れが生じ、
回転精度が得られない問題点があった。
[課題を解決するための手段] 本考案は、ホルダーの中心孔にベアリングを内設すると
共に、上記ホルダーの外周にモーターのステータを設
け、このステータに対向させて回転付勢するロータと一
体的に回転するスピンドルを上記ベアリングに軸承し、
このスピンドルの下端は上記ロータを固定すると共に、
上端は上記ホルダーの中心孔より大きい径の偏平な円筒
からなり磁気ディスクを載置駆動するドライブ部を形成
した直流制御モーターにおいて、上記スピンドルのドラ
イブ部の底面に凹部を形成し、この凹部内に上記ベアリ
ングの少なくとも上端を挿入するように配置したことを
特徴とする。
[作用] スピンドルのドライブ部の底面に形成した凹部内にベア
リングの少なくとも上端を挿入すると、ベアリングがド
ライブ部にオーバーラップして配置されるので、ドライ
ブ部がベアリングにより軸承され、ドライブ部の振れが
抑制され、回転精度が向上し、しかも、軸承寸法が長く
なる。
[実施例] 以下、本考案にかかる薄型直流制御モーターの実施例に
ついて、図面により説明する。
ホルダー1には軸方向に中心孔1aが形成され、この中心
孔1aの上下端にカラー10を挾んで各々ベアリング11,12
を固定して内設し、このベアリング11,12にスピンドル
2が軸承されている。このスピンドル2の下端にはカッ
プ状のロータ3のロータホルダー4がビス13で固定され
てロータ3と一体的に回転される。前記ホルダー1の下
側小径部1b外周には基板5とリベット6で積層固定され
た積層コア7と周波数発電機の固定子ヨーク8が嵌合固
定され、固定子ヨーク8の下面にプリントパターンで形
成された周波数発電機の検出コイル9が設けられてい
る。前記ロータ3の前記検出コイル9と対向する位置に
は周波数発電機の検出用マグネット14が、ロータ3の周
囲の内周側には駆動用マグネット15が夫々固定されてい
る。前記積層コア7には複数個の駆動用コイル16が捲回
されて積層コア7の外周の外側に前記駆動用マグネット
15が配置されて対向している。
前記スピンドル2の上端にはホルダー1の中心孔1aの内
径より大きい径の円筒2aを有するドライブ部2bを形成
し、底面2cのスピンドル2の周囲には凹部2dが形成され
ている。このように底面2cに凹部2dを形成することか
ら、ドライブ部2bの円筒2a内の底部に凹部2dに肉厚分を
加えた隆起部2eが形成されている。
そして、上記凹部2d内には、上記ベアリング11,12のう
ちベアリング11の上端を挿入するように配置してスピン
ドル2のドライブ部2bまでも軸承するようにしている。
この結果、スピンドル2のドライブ部2bの底面2cに形成
した凹部2d内に一方のベアリング11の少なくとも上部が
挿入されるので、ベアリング11がスピンドル2のドライ
ブ部2bにオーバーラップしてドライブ部2bを軸承するこ
とになる。従って、ドライブ部2bはベアリング11の軸承
によって振れが抑制され、回転精度が向上する。
かかる形状に構成されたスピンドル2のドライブ部2bに
は、前述した米国特許第4,146,912号明細書や米国特許
第4,040,106号明細書等に開示された周知のスピンドル
構造と同様に、上端面に図示しないフロッピーディスク
を載置すると共に、スピンドル2の円筒2a内に挿入する
クランプ部材により挟持し、スピンドル2を回転するこ
とにより上記ディスクを回転駆動している。このとき、
上記クランプ部材としては、円筒2a内の底部に形成され
た隆起部2eを避けるように、例えば円筒2aの内面との間
にクランプ部材の先端部分を挿入させる構成等の適宜の
構成を採ってもよい。
[考案の効果] 本考案によれば、スピンドルのドライブ部の底面に形成
した凹部内にベアリングの少なくとも上端を挿入する構
成としているので、ベアリングがスピンドルのドライブ
部にオーバーラップされ、ドライブ部をベアリングによ
り軸承することになり、ドライブ部の振れが抑制され、
回転精度が向上する。特に当該モーターの軸方向寸法を
短小にして薄型化した場合には、スピンドルの実質的な
軸承寸法が長くなり、回転精度の向上が顕著になる等の
作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示す断面図である。 1……ホルダー、2……スピンドル、2a……円筒、2b…
…ドライブ部、2c……底面、2d……凹部、3……ロー
タ、7……ステータ、11,12……ベアリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホルダーの中心孔にベアリングを内設する
    と共に、上記ホルダーの外周にモーターのステータを設
    け、このステータに対向させて回転付勢するロータと一
    体的に回転するスピンドルを上記ベアリングに軸承し、
    このスピンドルの下端は上記ロータを固定すると共に、
    上端は上記ホルダーの中心孔より大きい径の偏平な円筒
    からなり磁気ディスクを載置駆動するドライブ部を形成
    した直流制御モーターにおいて、上記スピンドルのドラ
    イブ部の底面に凹部を形成し、この凹部内に上記ベアリ
    ングの少なくとも上部を挿入するように配置してなる薄
    型直流制御モーター。
JP1988098429U 1988-07-27 1988-07-27 薄型直流制御モーター Expired - Lifetime JPH0640456Y2 (ja)

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JP1988098429U JPH0640456Y2 (ja) 1988-07-27 1988-07-27 薄型直流制御モーター

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Publication Number Publication Date
JPS649479U JPS649479U (ja) 1989-01-19
JPH0640456Y2 true JPH0640456Y2 (ja) 1994-10-19

Family

ID=31324685

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56120784U (ja) * 1980-02-14 1981-09-14
JPS5758959U (ja) * 1980-09-24 1982-04-07

Also Published As

Publication number Publication date
JPS649479U (ja) 1989-01-19

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