JPH0721089Y2 - 軸受装置 - Google Patents
軸受装置Info
- Publication number
- JPH0721089Y2 JPH0721089Y2 JP1987008696U JP869687U JPH0721089Y2 JP H0721089 Y2 JPH0721089 Y2 JP H0721089Y2 JP 1987008696 U JP1987008696 U JP 1987008696U JP 869687 U JP869687 U JP 869687U JP H0721089 Y2 JPH0721089 Y2 JP H0721089Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- bearing
- rotor shaft
- inner diameter
- bearing bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Brushless Motors (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (1)考案の目的 [産業上の利用分野] 本考案は偏平形電動機の軸受装置に関するもので、特に
V.T.Rのキャプスタンモータに適するものである。
V.T.Rのキャプスタンモータに適するものである。
[従来技術] 第2図は従来から実施されているV.T.Rのキャプスタン
モータに使用される偏平形電動機の構造を示すもので、
(a)は半断面図を、(b)は軸受部分の要部拡大断面
図である。
モータに使用される偏平形電動機の構造を示すもので、
(a)は半断面図を、(b)は軸受部分の要部拡大断面
図である。
第2図において1は回転子ヨーク、2は永久磁石、3は
回転子ボス、4は回転子軸、5は軸受ブラケット、6は
玉軸受、7はスベリ軸受、8は固定子ヨーク、9は固定
子巻線、である。
回転子ボス、4は回転子軸、5は軸受ブラケット、6は
玉軸受、7はスベリ軸受、8は固定子ヨーク、9は固定
子巻線、である。
第2図に示した偏平形電動機は固定子ヨーク8に複数個
の偏平に形成した固定子巻線9を円環状に分布して配設
した固定子を軸受ブラケット5に固着し、該固定子巻線
9に空隙を介して永久磁石2を固定子ヨーク1と共に回
転子ボス3を介して回転子軸4と一体的に固着し、軸受
ブラケット5に装着した玉軸受6とスベリ軸受7とに依
り回転自在に支承した構造である。
の偏平に形成した固定子巻線9を円環状に分布して配設
した固定子を軸受ブラケット5に固着し、該固定子巻線
9に空隙を介して永久磁石2を固定子ヨーク1と共に回
転子ボス3を介して回転子軸4と一体的に固着し、軸受
ブラケット5に装着した玉軸受6とスベリ軸受7とに依
り回転自在に支承した構造である。
第2図に示した偏平形電動機は固定子巻線の近傍に設け
た磁気検出器(図示していない)により対向する永久磁
石の磁束を検出し該磁気検出器の出力で駆動される通電
制御装置(図示していない)を介して複数の固定子巻線
に順次通電し該固定子巻線と対向する永久磁石を備えた
回転子を一定方向に回転駆動し電動機として作用させる
ものである。
た磁気検出器(図示していない)により対向する永久磁
石の磁束を検出し該磁気検出器の出力で駆動される通電
制御装置(図示していない)を介して複数の固定子巻線
に順次通電し該固定子巻線と対向する永久磁石を備えた
回転子を一定方向に回転駆動し電動機として作用させる
ものである。
[考案が解決しようとする問題点] 第2図に示した偏平形電動機は使用されるV.T.R装置の
機構部の高さ寸法を低く構成するために軸方向の長さを
短く構成する要請が強く、この要請に答えるため軸受ブ
ラケットに装着した玉軸受とスベリ軸受との距離L1を
短く構成することが必要となり、回転子軸の安定性が悪
くなるという問題と、玉軸受を装着するときに玉軸受を
回転子軸の先端から滑らせて装着する必要が有り、この
ときに鏡面のように仕上げた回転子軸の表面に傷を付け
ることがあるという問題が有った。
機構部の高さ寸法を低く構成するために軸方向の長さを
短く構成する要請が強く、この要請に答えるため軸受ブ
ラケットに装着した玉軸受とスベリ軸受との距離L1を
短く構成することが必要となり、回転子軸の安定性が悪
くなるという問題と、玉軸受を装着するときに玉軸受を
回転子軸の先端から滑らせて装着する必要が有り、この
ときに鏡面のように仕上げた回転子軸の表面に傷を付け
ることがあるという問題が有った。
(2)考案の構成 [問題点を解決するための手段] 本考案は上記のような従来技術による偏平形電動機の軸
受構造の問題を解決する為、回転子ヨークと回転子軸と
を結合する回転子ボスの内径部に、其の内径が軸受ブラ
ケットの外径より大きく深さが回転子ボスの長さの略1/
2の凹部と、該凹部の中心に回転子軸より外径が大きく
内径が回転子軸と等しい頚部を設け、該頚部に玉軸受を
嵌着する構造とし、玉軸受を上記回転子ボスの内部に侵
入させて配設する構造とした事が特徴である。
受構造の問題を解決する為、回転子ヨークと回転子軸と
を結合する回転子ボスの内径部に、其の内径が軸受ブラ
ケットの外径より大きく深さが回転子ボスの長さの略1/
2の凹部と、該凹部の中心に回転子軸より外径が大きく
内径が回転子軸と等しい頚部を設け、該頚部に玉軸受を
嵌着する構造とし、玉軸受を上記回転子ボスの内部に侵
入させて配設する構造とした事が特徴である。
[作用] 本考案は上記のような構造とした結果、玉軸受とスベリ
軸受との距離を長くすることが出来ると共に玉軸受の内
径d2を回転子軸の外径d1より大きくすることが出来
る。
軸受との距離を長くすることが出来ると共に玉軸受の内
径d2を回転子軸の外径d1より大きくすることが出来
る。
[考案の実施例] 第1図は本考案による軸受装置の構造を示す要部拡大図
で、第2図と共通の部分は同じ符号を付しその説明を省
略する。
で、第2図と共通の部分は同じ符号を付しその説明を省
略する。
第1図に示した構造の特徴は回転子ボス13の内径部に、
其の内径が軸受ブラケット15の円筒部より大きく深さが
回転子ボスの長さの略1/2の凹部と、該凹部の中心に回
転子軸より外径が大きく内径が回転子軸と同じ頚部13-1
を設け、該頚部13-1の外径を装着する玉軸受16の内径と
一致させ、該頚部13-1に玉軸受16を装着する構造とした
結果玉軸受16を回転子ボス13の内部に侵入させて配設で
きることなり、軸受ブラケット15の円筒部を長くして玉
軸受16とスベリ軸受7とを装着することにより両軸受の
距離をL2と長くできる。
其の内径が軸受ブラケット15の円筒部より大きく深さが
回転子ボスの長さの略1/2の凹部と、該凹部の中心に回
転子軸より外径が大きく内径が回転子軸と同じ頚部13-1
を設け、該頚部13-1の外径を装着する玉軸受16の内径と
一致させ、該頚部13-1に玉軸受16を装着する構造とした
結果玉軸受16を回転子ボス13の内部に侵入させて配設で
きることなり、軸受ブラケット15の円筒部を長くして玉
軸受16とスベリ軸受7とを装着することにより両軸受の
距離をL2と長くできる。
而も軸受ブラケット15と玉軸受16は回転子ボス13の内径
部に侵入させて設けたので軸受ブラケット15の出力軸側
端面と回転子ボス13の端面との長さは不変である。
部に侵入させて設けたので軸受ブラケット15の出力軸側
端面と回転子ボス13の端面との長さは不変である。
また、玉軸受16の内径が回転子軸4の外径より大きく出
来るから玉軸受を装着する時に回転軸4に接触すること
がないから回転軸の表面に傷を付けることはなくなっ
た。
来るから玉軸受を装着する時に回転軸4に接触すること
がないから回転軸の表面に傷を付けることはなくなっ
た。
[考案の効果] 本考案は上記のような構造であるから、偏平形電動機の
長さを変えることなく玉軸受とスベリ軸受との距離を長
くして回転子軸の安定性を増加すると共に玉軸受を回転
子軸に装着するときに軸の表面を傷つけることがなくな
るという効果が有る。
長さを変えることなく玉軸受とスベリ軸受との距離を長
くして回転子軸の安定性を増加すると共に玉軸受を回転
子軸に装着するときに軸の表面を傷つけることがなくな
るという効果が有る。
第1図は本考案による軸受装置の要部拡大断面図、第2
図は従来技術による偏平形電動機の構造を示す断面図
(a)と軸受部分の要部拡大断面図である。 符号の説明 1……回転子ヨーク,2……永久磁石,3,13,……回転子ボ
ス,13-1……頚部,4……回転子軸,5,15……軸受ブラケッ
ト,6,16……玉軸受,7……スベリ軸受,8……固定子ヨー
ク,9……固定子巻線.
図は従来技術による偏平形電動機の構造を示す断面図
(a)と軸受部分の要部拡大断面図である。 符号の説明 1……回転子ヨーク,2……永久磁石,3,13,……回転子ボ
ス,13-1……頚部,4……回転子軸,5,15……軸受ブラケッ
ト,6,16……玉軸受,7……スベリ軸受,8……固定子ヨー
ク,9……固定子巻線.
Claims (1)
- 【請求項1】円環状の永久磁石を回転子ヨークに当接し
該回転子ヨークに設けた回転子ボスを介して回転子軸と
一体的に固着した回転子を軸受ブラケットに設けた軸受
で回転自在に支承し、上記永久磁石と空隙を介して対向
し複数個の偏平な巻線を円環状に分布して絶縁板の上に
固着した固定子を上記軸受ブラケットに固着した構造の
偏平形電動機において、上記回転子ボスの内径部に、其
の内径が上記軸受ブラケットの外径より大きく深さが回
転子ボスの長さの略1/2の凹部と、該凹部の中心に回転
子軸より外径が大きく内径が回転子軸と略等しい頚部と
を設け、該頚部に嵌着した玉軸受を上記軸受ブラケット
に装着する構成を特徴とする軸受装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987008696U JPH0721089Y2 (ja) | 1987-01-26 | 1987-01-26 | 軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987008696U JPH0721089Y2 (ja) | 1987-01-26 | 1987-01-26 | 軸受装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63117261U JPS63117261U (ja) | 1988-07-28 |
JPH0721089Y2 true JPH0721089Y2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=30793318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987008696U Expired - Lifetime JPH0721089Y2 (ja) | 1987-01-26 | 1987-01-26 | 軸受装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0721089Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60142811U (ja) * | 1984-03-01 | 1985-09-21 | シャープ株式会社 | 回転磁気ヘツドドラム装置 |
JPS61157244A (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-16 | Toshiba Corp | アキシヤルギヤツプ形ブラシレスモ−タ |
-
1987
- 1987-01-26 JP JP1987008696U patent/JPH0721089Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63117261U (ja) | 1988-07-28 |
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