JPH0523782U - 径方向空隙型ブラシレスモータ - Google Patents

径方向空隙型ブラシレスモータ

Info

Publication number
JPH0523782U
JPH0523782U JP7718891U JP7718891U JPH0523782U JP H0523782 U JPH0523782 U JP H0523782U JP 7718891 U JP7718891 U JP 7718891U JP 7718891 U JP7718891 U JP 7718891U JP H0523782 U JPH0523782 U JP H0523782U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
stator
brushless motor
bearing
air gap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7718891U
Other languages
English (en)
Inventor
壮祐 須長
Original Assignee
東京パーツ工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東京パーツ工業株式会社 filed Critical 東京パーツ工業株式会社
Priority to JP7718891U priority Critical patent/JPH0523782U/ja
Publication of JPH0523782U publication Critical patent/JPH0523782U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Brushless Motors (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 軸方向に付勢力を与えてロータの面ブレを防
ぎ、回転不安定問題を克服する。 【構成】 電機子コイルを備えたステータと、このステ
ータの径方向に空隙を介して臨ませた界磁マグネットと
この界磁マグネットを保持する磁性体ケースとからなる
ロータと、このロータを回転自在に支承するボールベア
リングからなる軸受とを具備したものであって、前記磁
性体ケースの天井部に臨むようにステータ側軸受の周囲
にロータ吸引用マグネットを配した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、薄型FDD装置をドライブする径方向空隙型ブラシレスモータに 係わり、特にベアリングに軸方向付勢力を与える新規な構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
FDD装置をダイレクトドライブする径方向空隙型ブラシレスモータとして複 数個の突極を有するステータコアとこの突極に巻回した電機子とからなるステー タと、径方向に空隙を介して臨ませた界磁マグネットを有するロータとからなる ものがある。
【0003】 そして、薄型FDD装置に搭載される場合は、アウターロータ型では図4に示 すような構造のものが通常考えられる。すなわち、珪素鋼板を2枚ラミネートし たステータコア1は、外周に複数個の突極1aを形成し、この突極1aに電機子 コイル2を巻回してなり、突極1aの先端は互いに反対方向に少し折り曲げ、磁 束を多くひろえるように配慮してある。このステータコア1は、ステータベース 3に支持され、全体としてステータSを構成している。
【0004】 このステータSの前記突極1aに空隙を介して臨ませた界磁マグネット4はN ,S交互に複数個多極着磁された浅い円筒型からなり、磁路を兼ねる磁性体ケー ス5に固着され、軸6と共にロータRを構成している。図中7はこのロータRを 回転自在に支承する軸受で、8はこの軸受を保持するために前記ステータベース に設けたホルダである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような偏平コア付きブラシレスモータは、薄型になればなるほど、すな わち、ステータコアのラミネート枚数をへらせばへらすほどロータRの回転が不 安定となり、特性も悪化するという問題がある。すなわち、突極1aの中心と界 磁マグネット4の磁気的中心を大きくずらすことができず、ロータRを図におい てステータベース3の方向に付勢させておく力が不足して回転時にロータRが上 下にあばれやすい。ボールベアリングを使用する場合は、内輪と外輪の間にかな り大きな付勢力を与える必要がある。この付勢力を与えるには、ボールベアリン グを2ヶ使用し、内輪にバネを介挿したり、あるいはシャフトにタップを立て、 皿ばねでネジ止めして圧力を与えるような構成もあるが、いずれ、薄型化には不 適当であった。
【0006】 この考案は、上記のような問題点をモータの厚みを増加させることなく、簡単 な構成で軸方向に付勢力を与えて解決したもので、ロータの面ブレを防ぎ、回転 不安定問題を克服した径方向空隙型ブラシレスモータを提供しようとするもので ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案は、電機子コイルを備えたステータと、このステータの径方向に空隙 を介して臨ませた界磁マグネットとこの界磁マグネットを保持する磁性体ケース とからなるロータと、このロータを回転自在に支承するボールベアリングからな る軸受とを具備した径方向空隙型ブラシレスモータにおいて、前記磁性体ケース の天井部に臨むようにステータ側軸受の周囲にロータ吸引用マグネットを配した ものである。
【0008】
【作用】
このようにすることにより、ロータ吸引用マグネットは磁性体ケースを吸引す るので、ボールベアリングに適度の付勢力を与える。
【0009】
【実施例】
図1は、薄いアウターロータ型偏平コア付きブラシレスモータに本考案を採用 したもので、ロータ吸引用マグネットMはリング状からなり、ホルダ8に嵌着さ れ磁性体ケース5の天井部に所要の空隙を介して臨ませている。 その他の部材は図4に示す従来例と同様であるので、その説明は省略する。
【0010】 この考案は、図2に示すように界磁マグネットを内側に配し、この界磁マグネ ット11の外方に空隙を介してステータS2を配するようにしたインナロータ型 にも適用できる。
【0011】 上記実施例はいずれも、珪素鋼板からなるステータコアを有するものを示した が、径方向空隙型ブラシレスモータであれば、これに限定されるものでなく、図 3に示すように、空心コイルからなるカップ型電機子16を使用したコアレス型 ブラシレスモータにも採用できる。この場合、ホルダ88は少し長く形成しボー ルベアリング7と含油軸受17の2ヶ使いとすればよく、ロータ吸引用マグネッ トM2はホルダ88の先端に嵌着され、磁性体ケース55の天井部に臨ませてあ る。図中、56はヨーク、14は円筒型界磁マグネット、33はステータベース である。
【0012】
【考案の効果】
この考案は、上記のように構成したので、ボールベアリングからなる軸受に所 要の付勢力を与えることができることになる。したがって界磁マグネットと電機 子の中心を故意にずらすことなく、安定な回転が得られ、特性上からも有利とな る効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例の、コア付径方向空隙型ブラ
シレスモータの要部片断面図である。
【図2】同第2の実施例の同モータ要部片断面図であ
る。
【図3】同第3の実施例の同モータ要部片断面図であ
る。
【図4】従来の偏平コア付径方向空隙型ブラシレスモー
タの要部片断面図である。
【符号の説明】
1 従来のステータコア 2 電機子コイル 3 ステータベース S,S2 ステータ 4 従来の界磁マグネット 5,12,55,56,磁性体ケース 6,66 軸 R,R2 ロータ 7 軸受 8,88 ホルダ 9,13 ステータコア 10,11,14 界磁マグネット 15 FGマグネット 16 カップ型電機子 17 含油軸受 M,M2 ロータ吸引用マグネット

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電機子コイルを備えたステータと、この
    ステータの径方向に空隙を介して臨ませた界磁マグネッ
    トとこの界磁マグネットを保持する磁性体ケースとから
    なるロータと、このロータを回転自在に支承するボール
    ベアリングからなる軸受とを具備した径方向空隙型ブラ
    シレスモータにおいて、前記磁性体ケースの天井部に臨
    むようにステータ側軸受の周囲にロータ吸引用マグネッ
    トを配した径方向空隙型ブラシレスモータ。
  2. 【請求項2】 前記軸受は1個のボールベアリングで構
    成した請求項1記載の径方向空隙型ブラシレスモータ。
JP7718891U 1991-08-30 1991-08-30 径方向空隙型ブラシレスモータ Pending JPH0523782U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7718891U JPH0523782U (ja) 1991-08-30 1991-08-30 径方向空隙型ブラシレスモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7718891U JPH0523782U (ja) 1991-08-30 1991-08-30 径方向空隙型ブラシレスモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0523782U true JPH0523782U (ja) 1993-03-26

Family

ID=13626845

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7718891U Pending JPH0523782U (ja) 1991-08-30 1991-08-30 径方向空隙型ブラシレスモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0523782U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000134892A (ja) * 1998-08-19 2000-05-12 Nippon Densan Corp モ―タ
JP2002199648A (ja) * 2000-12-26 2002-07-12 Topcon Corp 小型回転モータ
US8082561B2 (en) 2007-10-16 2011-12-20 Nidec Corporation Motor provided with chucking device and disk driving device equipped with the motor
WO2022070538A1 (ja) * 2020-10-01 2022-04-07 株式会社村田製作所 ブラシレスモータ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0213256A (ja) * 1988-06-29 1990-01-17 Sony Corp モータ
JPH02146943A (ja) * 1988-11-24 1990-06-06 Seiko Epson Corp ポリゴンスキャナーモーター

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0213256A (ja) * 1988-06-29 1990-01-17 Sony Corp モータ
JPH02146943A (ja) * 1988-11-24 1990-06-06 Seiko Epson Corp ポリゴンスキャナーモーター

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000134892A (ja) * 1998-08-19 2000-05-12 Nippon Densan Corp モ―タ
JP2002199648A (ja) * 2000-12-26 2002-07-12 Topcon Corp 小型回転モータ
JP4703845B2 (ja) * 2000-12-26 2011-06-15 株式会社トプコン 小型回転モータ
US8082561B2 (en) 2007-10-16 2011-12-20 Nidec Corporation Motor provided with chucking device and disk driving device equipped with the motor
WO2022070538A1 (ja) * 2020-10-01 2022-04-07 株式会社村田製作所 ブラシレスモータ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6237044A (ja) 小型フアンモ−タ
JPH0523782U (ja) 径方向空隙型ブラシレスモータ
JPH06284663A (ja) 偏平コア付きブラシレスモータ
JPH06245462A (ja) モータ
JP2000041349A (ja) 薄型モータ
JPH11187591A (ja) モータ
JPS61154475A (ja) 制動装置を内蔵した小形電動機
JPH0574175U (ja) モータ
JP2599668Y2 (ja) アウタロータ型有限角トルカ
JPH05252713A (ja) ブラシレスモータ
JP2001136719A (ja) 薄型モータ
JP2000116039A (ja) モータ
JPH08115562A (ja) ディスク駆動装置
JPH0461448U (ja)
JPH073278U (ja) 小型直流モータ
JPH062979U (ja) ブラシレスモータ
JPH0613379U (ja) ディスク用モータ
JPH04118763U (ja) 動圧軸受モータ
JPH031671U (ja)
JPS61149971U (ja)
JPS59162758A (ja) 回転軸の振れまわりの小さい軸方向空隙型半導体電動機
JPH09215231A (ja) スピンドルモータ
JPS6063909U (ja) ロ−タリ−ソレノイド
JPH01166466U (ja)
JPH062978U (ja) ブラシレスモータ