JPH073278U - 小型直流モータ - Google Patents
小型直流モータInfo
- Publication number
- JPH073278U JPH073278U JP3887693U JP3887693U JPH073278U JP H073278 U JPH073278 U JP H073278U JP 3887693 U JP3887693 U JP 3887693U JP 3887693 U JP3887693 U JP 3887693U JP H073278 U JPH073278 U JP H073278U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnet
- stator
- motor
- small
- peripheral surface
- Prior art date
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- Pending
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- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 低コストでしかも高出力な小型直流モータを
得る。 【構成】 ステータケース1と、ステータケース1の内
周面に配設する円環状のステータマグネット2と、ステ
ータマグネット2に対向するローターコア3とを備えた
小型直流モータにおいて、ステータマグネット2の内周
面の一部に他部よりも高い磁力を有する円環状の高出力
マグネット4を埋設した小型直流モータを得る。ステー
タマグネット2の内周面のうち、ステータケース2の開
口部側に高出力マグネットを埋設してもよい。
得る。 【構成】 ステータケース1と、ステータケース1の内
周面に配設する円環状のステータマグネット2と、ステ
ータマグネット2に対向するローターコア3とを備えた
小型直流モータにおいて、ステータマグネット2の内周
面の一部に他部よりも高い磁力を有する円環状の高出力
マグネット4を埋設した小型直流モータを得る。ステー
タマグネット2の内周面のうち、ステータケース2の開
口部側に高出力マグネットを埋設してもよい。
Description
【0001】
本考案は、小型直流モータに関するもので、特に、そのステータマグネットに 関する。
【0002】
一般に広く用いられているモータの一つとして小型直流モータがある。図3は このような小型直流モータの従来例を示す。図3において、カップ状のステータ ケース21は下側が開口しており、この開口端部には側板28が取り付けられて いる。側板28の中央には凹部28aが形成されており、凹部28aには軸受2 7が嵌合固定されている。一方、ステータケース21の図において上側の底部中 央には円筒部21aが形成されており、円筒部21aには軸受27が嵌合固定さ れている。側板28の凹部28a、及びステータケース21の円筒部21aに取 り付けられた軸受27、27には回転軸26が挿通されており、回転軸26はス テータケース21に対して回転自在となっている。ステータケース21の周壁の 内面にはステータマグネット22が取り付けられている。
【0003】 ステータケース21の内部側の回転軸26には、ロータコア23が取り付けら れている。ロータコア23は複数のコア素体を積層することによって形成されて いる。また、ロータコア23は外周に複数の突極を有しており、各突極にはコイ ル25が巻回されている。また、突極はステータマグネット22の内周面と間隙 をおいて対向している。従って、図示されないブラシと整流子を介し、ロータの 回転位置に応じてコイル25への通電を切り換えることにより、ロータコア23 は付勢され、回転軸26が回転駆動される。
【0004】
以上のような構成の小型直流モータの特性を向上させるために、ステータマグ ネット22全体をより高出力のマグネットに変更することがある。しかし、ステ ータマグネット22を高出力のマグネットに変更すると、材料費が高騰して小型 直流モータのコストが上昇する難点がある。また、高出力のマグネットを使用す ると、磁束の漏れ等が問題になる。
【0005】 本考案は以上のような問題点を解決するためになされたもので、低コストでし かも高出力な小型直流モータを提供することを目的とする。
【0006】
請求項1記載の考案は、ステータケースと、ステータケースの内周面に配設す る円環状のステータマグネットと、ステータマグネットに対向するローターとを 備えた小型直流モータにおいて、ステータマグネットの内周面の一部に他部より も高い磁力を有する円環状の高出力マグネットを埋設したことを特徴とする。
【0007】 請求項2記載の考案は、ステータマグネットの内周面のうち、ステータケース 開口部側に高出力マグネットを埋設したことを特徴とする。
【0008】
低出力なステータマグネットに高出力マグネットを埋め込むため、小型直流モ ータは高い出力を得られる。また、高出力マグネットは部分的に使用されている ためコストがさほど高騰しないし、磁束の漏洩も少ない。
【0009】
以下本考案にかかる小型直流モータの実施例について図面を参照しながら説明 する。図1において、カップ状のステータケース1は下側が開口しており、この 開口端部には側板8が取り付けられている。側板8の中央には凹部8aが形成さ れており、凹部8aには軸受7が嵌合固定されている。一方、ステータケース1 の図において上側の底部中央には円筒部1aが形成されており、円筒部1aには 軸受7が嵌合固定されている。側板8の凹部8a、及びステータケース1の円筒 部1aに取り付けられた軸受7、7には回転軸6が挿通されており、回転軸6は ステータケース1に対して回転自在に支持されている。ステータケース1の周壁 の内面にはステータマグネット2が取り付けられている。なお、ステータマグネ ット2の内周面には軸方向の中央部において円環状の高出力マグネット4が埋め 込まれている。
【0010】 ステータケース1の内部側の回転軸6には、ロータコア3が取り付けられてい る。ロータコア3は複数のコア素体を積層することによって形成されている。ま た、ロータコア3は外周に複数の突極を有しており、各突極にはコイル5が巻回 されている。また、突極はステータマグネット2の内周面と間隙をおいて対向し ている。従って、図示されないブラシと整流子を介し、ロータの回転位置に応じ てコイル5への通電を切り換えることにより、ロータコア3が付勢され、回転軸 6が回転駆動される。
【0011】 以上説明した実施例によれば、ステータマグネット2の一部に高出力マグネッ ト4を埋め込んだため、高い出力を得ることができる。また、高出力モータ4は ステータマグネット2の一部にしか使用していないため、ステータマグネット2 をすべて高出力マグネット4で形成するのにくらべ、コストを飛躍的に低減させ ることが可能となる。同様に、高出力マグネット4を一部にしか使用していない ため、磁束の漏洩も小さいという利点がある。
【0012】 なお、高出力マグネット4をステータマグネット2に埋設する位置は任意に設 定してもよい。例えば、図3に示すように、高出力マグネット4をステータマグ ネット2のステータケース1開口部側に埋設してもよい。こうすることによって 、ロータコア3に強力なスラスト方向の予圧を加えることができ、この予圧をス ラスト方向で受けることにより回転軸6のスラスト方向のがたつきを防止するこ とができる。
【0013】
請求項1記載の考案によれば、ステータマグネットの内周面の一部に他部より も高い磁力を有する円環状の高出力マグネットを埋設したため、コストの高騰を 押えながら高出力な小型直流モータを得ることができる。
【0014】 請求項2記載の考案によれば、ステータマグネットの内周面のうち、ステータ ケース開口部側に高出力マグネットを埋設したため、ロータコアに強力なスラス ト方向の予圧を加えることができ、スラスト方向のがたつきを低減させることが できる。
【図1】本考案にかかる小型直流モータの実施例を示す
断面図。
断面図。
【図2】本考案にかかる小型直流モータの別の実施例を
示す断面図。
示す断面図。
【図3】従来の小型直流モータの例を示す断面図。
1 ステータケース 2 ステータマグネット 3 ローターコア 4 高出力マグネット
Claims (2)
- 【請求項1】 ステータケースと、該ステータケースの
内周面に配設する円環状のステータマグネットと、該ス
テータマグネットに対向するローターコアとを備えた小
型直流モータにおいて、 上記ステータマグネットの内周面の一部に他部よりも高
い磁力を有する円環状の高出力マグネットを埋設してな
る小型直流モータ。 - 【請求項2】 上記ステータマグネットの内周面のう
ち、ステータケース開口部側に上記高出力マグネットを
埋設してなる請求項1記載の小型直流モータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3887693U JPH073278U (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | 小型直流モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3887693U JPH073278U (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | 小型直流モータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH073278U true JPH073278U (ja) | 1995-01-17 |
Family
ID=12537426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3887693U Pending JPH073278U (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | 小型直流モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH073278U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100388248B1 (ko) * | 2000-02-10 | 2003-06-18 | 엘지전자 주식회사 | 단상 에스알엠의 파킹 장치 |
JPWO2018016067A1 (ja) * | 2016-07-22 | 2018-10-25 | 三菱電機株式会社 | 電動機、空気調和機、回転子、及び電動機の製造方法 |
-
1993
- 1993-06-22 JP JP3887693U patent/JPH073278U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100388248B1 (ko) * | 2000-02-10 | 2003-06-18 | 엘지전자 주식회사 | 단상 에스알엠의 파킹 장치 |
JPWO2018016067A1 (ja) * | 2016-07-22 | 2018-10-25 | 三菱電機株式会社 | 電動機、空気調和機、回転子、及び電動機の製造方法 |
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