JPWO2018016067A1 - 電動機、空気調和機、回転子、及び電動機の製造方法 - Google Patents

電動機、空気調和機、回転子、及び電動機の製造方法 Download PDF

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及川 智明
智明 及川
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洋樹 麻生
洋樹 麻生
隼一郎 尾屋
隼一郎 尾屋
優人 浦邊
優人 浦邊
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Abstract

電動機(100)は、固定子(10)と、回転子(20)とを有する。回転子(20)は、第1のマグネット(21)及び少なくとも1つの第2のマグネット(22)を有する。第1のマグネット(21)は、第2のマグネット(22)を保持する少なくとも1つのマグネット保持部(21a)を有する。少なくとも1つの第2のマグネット(22)の磁力は、第1のマグネット(21)の磁力よりも大きい。

Description

本発明は、電動機及び電動機を備えた空気調和機に関する。
特許文献1には、シャフトの周囲に形成される1次磁石成形体と、この1次磁石成形体の周囲に形成された2次磁石成形体とによって形成されるDCブラシレスモータ用の回転子が開示されている。この回転子の一例として、フェライト磁性粉又は軟磁性鉄粉が含有されたボンド磁石が1次磁石成形体として用いられており、Sm−Fe−N(サマリウム−鉄−窒素)磁性粉が含有された希土類ボンド磁石が2次磁石成形体として用いられている。
特開2006−19573号公報
希土類磁石は、高温環境下において減磁しやすいため、電動機の回転子に希土類磁石を用いる場合、電動機の固定子と回転子との間のギャップ(エアギャップ)を大きくすることが望ましい。その一方、ギャップを大きくすると、電動機の効率が下がるという問題がある。
そこで、本発明の目的は、電動機の効率の低下を抑制することである。
本発明の電動機は、固定子と、前記固定子の内側に備えられ、第1のマグネット及び少なくとも1つの第2のマグネットを有する回転子とを備え、前記第1のマグネットは、前記少なくとも1つの第2のマグネットを保持する少なくとも1つの保持部を有し、前記少なくとも1つの第2のマグネットは、前記少なくとも1つの保持部によって保持されており、前記少なくとも1つの第2のマグネットの磁力は、前記第1のマグネットの磁力よりも大きい。
本発明によれば、電動機の効率の低下を抑制することができる。
本発明の実施の形態1に係る電動機の内部構造を概略的に示す縦断面図である。 固定子組立部の構造を概略的に示す斜視図である。 固定子組立部を負荷側から見たときの固定子組立部の構造を概略的に示す平面図である。 回転子の内部構造を概略的に示すA4−A4断面図である。 回転子の負荷側の構造を概略的に示す側面図である。 回転子の反負荷側の構造を概略的に示す側面図である。 (a)は、第1のマグネットの負荷側の構造を概略的に示す側面図であり、(b)は、第1のマグネットの内部構造を概略的に示すA7−A7断面図であり、(c)は、第1のマグネットの反負荷側の構造を概略的に示す側面図である。 第1のマグネットの構造を概略的に示す斜視図である。 (a)は、回転子マグネットの負荷側の構造を概略的に示す側面図であり、(b)は、回転子マグネットの内部構造を概略的に示すA9−A9断面図であり、(c)は、回転子マグネットの反負荷側の構造を概略的に示す側面図である。 回転子マグネットの構造を概略的に示す斜視図である。 電動機の製造方法の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る空気調和機の構成の一例を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態に係る電動機及び空気調和機を、図面に基づいて詳細に説明する。各実施の形態により本発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る電動機100の内部構造を概略的に示す縦断面図である。
図2は、固定子組立部10aの構造を概略的に示す斜視図である。
図3は、固定子組立部10aを負荷側から見たときの固定子組立部10aの構造を概略的に示す平面図である。
電動機100は、固定子10と、回転子20と、軸受30a及び30bと、ブラケット40とを有する。固定子10の径方向における内側には、空洞である中空部50が形成されている。電動機100は、例えば、ブラシレスDCモータ又はステッピングモータである。ブラケット40は、固定子10の軸方向における一端部(具体的には、固定子10の負荷側)に取り付けられている。ブラケット40は、例えば、金属製である。
本実施の形態では、軸線A1は、シャフト23と平行であり、回転子20の回転中心である。さらに、軸線A1は、後述する回転子マグネット20a及び第1のマグネット21の回転中心でもある。本実施の形態では、軸線A1と平行な方向を“軸方向”という。さらに、軸方向に平行な負荷側方向を矢印D1で示し、負荷側方向とは逆方向である反負荷側方向を矢印D2で示す。さらに、固定子10、回転子20、回転子マグネット20a、及び第1のマグネット21の周方向を矢印D3で示す。
固定子10に基板14を取り付けることにより、固定子組立部10aが組み立てられる。固定子組立部10aは、モールド樹脂部10bによって覆われている。固定子組立部10a及びモールド樹脂部10bを一体的に成形することにより、モールド固定子10cが形成される。モールド樹脂部10bの材料は、例えば、不飽和ポリエステルである熱硬化性樹脂などのモールド樹脂である。
図2に示されるように、固定子組立部10aは、固定子10及び基板14に加えて、基板押え部品15と、複数の端子16とを有する。
固定子10は、環状に形成された固定子コア11(図1)と、絶縁部12と、コイル13とを有する。
固定子コア11は、環状に形成された複数の電磁鋼板によって形成される。具体的には、複数の電磁鋼板を積層することにより、固定子コア11が形成される。したがって、固定子10は、環状に形成されている。
絶縁部12は、固定子コア11に取り付けられている。絶縁部12は、複数の突起12aを有する。絶縁部12は、例えば、熱可塑性樹脂によって形成される成形品である。ただし、絶縁部12を、熱可塑性樹脂によって固定子コア11と一体成形することによって成形してもよい。熱可塑性樹脂は、例えばポリブチレンテレフタレート樹脂である。
コイル13は、絶縁部12に巻き付けられている。
基板14は、複数の穴14aと、複数の端子挿入穴14bとを有する。図3に示されるように、本実施の形態では、複数の磁気センサ17が基板14に取り付けられている。
絶縁部12の各突起12aは、基板14に形成された各穴14aに挿入される。各穴14aに挿入された各突起12aの先端を熱溶着することにより、各突起12aの先端が変形し、基板14が絶縁部12に取り付けられる。
図1に示されるように、基板14は、固定子10と同軸に固定子10の反負荷側に取り付けられている。基板14の強度を考慮して、固定子組立部10aは、低圧成形によってモールド成形されることが望ましい。そのため、モールド成形には不飽和ポリエステル樹脂のような熱硬化性樹脂が用いられることが望ましい。低圧成形により、基板14の強度が弱い場合でも基板14の形状を維持して固定子組立部10aをモールド成形することができる。
複数の穴14a及び複数の端子挿入穴14bは、基板14の外縁部に形成されている。穴14aは、絶縁部12の突起12aと嵌合し、基板14が位置決めされる。
基板押え部品15は、基板14を挟んで固定子10の反負荷側に取り付けられている。すなわち、基板押え部品15は、基板14を、固定子10に押さえつけて固定する。
固定子組立部10aをモールド成形によって製作する際に、固定子組立部10aの構成要素はモールド金型に挿入される。この場合、モールド金型が閉じられると、基板押え部品15がモールド金型に当接する。基板押え部品15がモールド金型に当接することにより、モールド成形の圧力による基板14の変形が抑制される。したがって、基板14の変形に起因する基板14上のはんだ接合部の剥離を防止することができ、電動機100の品質が向上する。
各端子16は、絶縁部12に取り付けられ、各端子挿入穴14bに挿入されている。各端子16は、はんだによって基板14及びコイル13と電気的に接続されている。
磁気センサ17は、回転子20のセンサマグネット25と対向するように基板14上に配置されている。磁気センサ17は、回転子20の回転位置を検出するセンサ回路を有する。磁気センサ17は、センサマグネット25から発生される磁気、すなわち、磁界の向き(N極から発生される磁力線又はS極から発生される磁力線の向き)の切り替わりを検出し、回転子マグネット20aの回転位置(周方向における位置)を特定し、検出信号を出力する。すなわち、磁気センサ17は、回転子20の回転位置を特定し、検出信号を出力する。磁気センサ17は、センサマグネット25の磁極を検出してもよい。
検出信号は、電動機100の外部、又は基板14に備えられた駆動回路に入力される。電動機100がブラシレスDCモータである場合、駆動回路は、検出信号を用いて、固定子10に対する回転子マグネット20aの相対的な位置に応じてコイル13の通電制御を行う。これにより電動機100の高効率、且つ低騒音な駆動を行うことができる。
図4は、回転子20の内部構造を概略的に示すA4−A4断面図である。
図5は、回転子20の負荷側の構造を概略的に示す側面図である。
図6は、回転子20の反負荷側の構造を概略的に示す側面図である。
回転子20は、第1のマグネット21と、少なくとも1つの第2のマグネット22と、シャフト23と、回転子樹脂部24と、センサマグネット25とを有する。第1のマグネット21及び少なくとも1つの第2のマグネット22によって、回転子マグネット20aが組み立てられる。回転子20は、固定子10の径方向における内側に、ギャップ(エアギャップ)を介して回転可能に備えられる。本実施の形態では、回転子20は極異方性を持つ。
回転子20(具体的には、第1のマグネット21)には、軸穴20bが形成されている。軸穴20bにシャフト23が挿通されており、第1のマグネット21(すなわち、回転子マグネット20a)及びシャフト23が互いに一体化されている。
シャフト23は、一対の軸受30a及び30bに挿入されている(図1)。シャフト23には、ローレット23aが形成されている。回転子20は、軸受30a及び30bにシャフト23が挿入された状態で、モールド固定子10cの内側の中空部50に挿入されている。
軸受30aは、回転子20の反負荷側に配置されるように、モールド樹脂部10bによって支持される。軸受30bは、回転子20の負荷側に配置されるように、ブラケット40によって支持される。
回転子樹脂部24は、内筒部24aと、複数のリブ24bと、外筒部24cとを有する。回転子樹脂部24は、例えばポリブチレンテレフタレートのような熱可塑性樹脂を成形して形成される。回転子樹脂部24によって、回転子マグネット20aと、シャフト23と、センサマグネット25とが一体的に成形される。
内筒部24aには、シャフト23が挿通されている。本実施の形態では、8個のリブ24bが、回転子20の周方向に等間隔で形成されている。各リブ24bは、シャフト23の軸を中心として放射状に延在するように形成されている。各リブ24bは、内筒部24aと外筒部24cとを連結する。リブ24bの数は、8個に限定されない。隣り合うリブ24b間には、空洞である中空部24dが形成されている。
シャフト23のローレット23aと内筒部24aとは、互いに接触しており、ローレット23aがシャフト23の滑り止めとして機能する。
外筒部24cは、内筒部24aの外側に形成されており、回転子マグネット20aの軸方向における両端面を覆う。したがって、回転子マグネット20aが、回転子樹脂部24から抜けることが防止される。すなわち、回転子マグネット20aが、シャフト23に対して軸方向に移動すること(軸方向のズレ)が防止される。さらに、外筒部24cにより、第2のマグネット22が回転子マグネット20a(具体的には、第1のマグネット21に形成された後述するマグネット保持部21a)から外れることが防止される。さらに、回転子樹脂部24を成形する際に、第1のマグネット21の凹部21bの内部及び台座21dの周囲に外筒部24c(回転子樹脂部24の材料としての樹脂)が充填され、回転子マグネット20aがシャフト23に対して回転すること(周方向のズレ)が防止される。
図7(a)は、第1のマグネット21の負荷側の構造を概略的に示す側面図である。
図7(b)は、第1のマグネット21の内部構造を概略的に示すA7−A7断面図である。
図7(c)は、第1のマグネット21の反負荷側の構造を概略的に示す側面図である。
図8は、第1のマグネット21の構造を概略的に示す斜視図である。
第1のマグネット21は、第2のマグネット22を保持する少なくとも1つのマグネット保持部21a(“保持部”ともいう)と、複数の凹部21bと、複数の切欠21cと、台座21dとを有する。
第1のマグネット21は、フェライト磁石(例えば、フェライト粉末)を含有する熱可塑性樹脂を成形することにより形成されている。熱可塑性樹脂は、例えばポリアミドである。ただし、熱可塑性ではない樹脂を用いて第1のマグネット21を形成してもよく、焼結磁石として第1のマグネット21を形成してもよい。
第1のマグネット21は、第1のマグネット21の外周の磁束分布(周方向における磁束分布)が正弦波状になるように金型によって成形される。言い換えると、第1のマグネット21は、極異方性を持つように成形及び磁化容易軸の配向が行われる。磁束分布を正弦波状にすることで、電動機100の効率が向上するだけでなく、低騒音化することができる。
第1のマグネット21は、環状に形成された環状マグネットである。第1のマグネット21は、シャフト23と同軸に形成されている。したがって、第1のマグネット21の回転軸(回転中心)は、回転子20の回転軸(回転中心)と同一である。第1のマグネット21は、回転子マグネット20aの軸方向に互いに対向する第1の端面21e及び第2の端面21fを有する。第1の端面21eは、第1のマグネット21の負荷側に形成された端面であり、第2の端面21fは、第1のマグネット21の反負荷側に形成された端面である。
少なくとも1つのマグネット保持部21aのうちの第1のマグネット保持部21a(第1の保持部)は、1つの第2のマグネット22を保持し、少なくとも1つのマグネット保持部21aのうちの第2のマグネット保持部21a(第2の保持部)は、前記1つの第2のマグネットとは異なる他の第2のマグネット22を保持する。本実施の形態では、第1のマグネット21に、複数のマグネット保持部21aが形成されており、各マグネット保持部21aは、第2のマグネット22を保持する。
第1のマグネット21は、回転子20の径方向(第1のマグネット21の径方向)における外側端部に形成された外縁21hを有し、各マグネット保持部21aは、外縁21hの内側に、第1のマグネット21の回転中心を中心として放射状に形成されている。本実施の形態では、各マグネット保持部21aは、第1の端面21eと第2の端面21fとの間を貫通する貫通孔である。ただし、複数のマグネット保持部21aのうち少なくとも1つのマグネット保持部21aが貫通孔でもよく、他のマグネット保持部21aは貫通していない穴でもよい。複数のマグネット保持部21aの各々は、互いに同軸に配列されている。
複数のマグネット保持部21aの各々は、回転子20の周方向に互いに離間している。言い換えると、複数のマグネット保持部21aのうちの互いに隣接する第1のマグネット保持部21a及び第2のマグネット保持部21aは、回転子20の周方向に互いに離間している。互いに隣接するマグネット保持部21aの間には、連結部21kが形成されている。
図7(a)に示されるように、周方向におけるマグネット保持部21aの中心位置C1は、周方向における磁極中心位置(複数の磁極のうちの1つの磁極の中心位置)である。周方向における磁極中心位置は、磁極の中心である磁極中心線L1が通る位置である。互いに隣接する磁極の間の位置(本実施の形態では、N極とS極との間の位置)は、“磁極間”であり、互いに隣接するマグネット保持部21aの間の部分(例えば、連結部21k)は、磁極間に形成されている。マグネット保持部21aの数は、回転子20の極数に等しい。本実施の形態では、回転子マグネット20aは8極であるので、マグネット保持部21aの数は8個である。
第1のマグネット21を軸方向に見た場合において、少なくとも1つのマグネット保持部21aの形状(すなわち、軸線A1と直交する断面)は円弧形状である。言い換えると、少なくとも1つのマグネット保持部21aの縁(具体的には、周方向に延在する縁)は、円弧状部分21mを有する。ただし、マグネット保持部21aの形状は、円弧形状に限られず、長方形などのような他の形状でもよい。本実施の形態では、複数のマグネット保持部21aの各々の形状は、互いに同一である。
第1のマグネット21の第1の端面21eには、周方向に等間隔で8個の凹部21bが形成されている。各凹部21bには、第1のマグネット21の成形の際に、第1のマグネット21の材料である熱可塑性樹脂が注入されるゲート口(図示しない)が備えられる。各凹部21bの深さは、第1の端面21eからゲート処理跡が突出しないように設定されることが望ましい。
本実施の形態では、凹部21bは、第1のマグネット21の周方向における磁極間に形成されている。言い換えると、凹部21bは、連結部21kに隣接するように形成されている。さらに言い換えると、凹部21bは、互いに隣接する切欠21cの間に形成されている。ただし、凹部21bは、周方向における磁極中心線L1が通る位置に形成されてもよい。
第1のマグネット21の内周面には、周方向に等間隔で8個の切欠21cが形成される。第2のマグネット22を成形する際に、金型の凸部を各切欠21cに嵌め合わせることにより、周方向における位置決めを行うことができ、第1のマグネット21と第2のマグネット22との同軸精度を高めることができる。
切欠21cは、軸方向(具体的には、負荷側方向D1)に向かうにつれて広がるテーパ状の切欠となるように形成されている。本実施の形態では、切欠21cは、周方向における磁極中心位置(磁極中心線L1が通る位置)に形成されている。言い換えると、切欠21cは、互いに隣接する凹部21bの間に形成されている。ただし、切欠21cは、周方向における磁極間に形成されてもよい。
第1のマグネット21の第2の端面21fには、周方向に等間隔で8個の台座21dが形成されている。台座21dは、センサマグネット25の径方向における位置ずれを抑制する突起21gを有する。台座21dは、周方向における磁極間に形成される。ただし、台座21dは、周方向における磁極中心位置に形成されてもよい。
センサマグネット25は、磁気センサ17によって検出される位置に配置されるように、金型によって回転子マグネット20aと一体的に成形される。本実施の形態では、センサマグネット25は、回転子マグネット20aの軸方向における一端部(具体的には、回転子マグネット20aの反負荷側端部)に固定されている。
以下に、回転子マグネット20a及び第2のマグネット22についてより詳細に説明する。
図9(a)は、回転子マグネット20aの負荷側の構造を概略的に示す側面図である。
図9(b)は、回転子マグネット20aの内部構造を概略的に示すA9−A9断面図である。
図9(c)は、回転子マグネット20aの反負荷側の構造を概略的に示す側面図である。
図10は、回転子マグネット20aの構造を概略的に示す斜視図である。
回転子マグネット20aは、第1のマグネット21及び第2のマグネット22によって組み立てられる。少なくとも1つの第2のマグネット22は、マグネット保持部21aによって保持されている。本実施の形態では、複数のマグネット保持部21aの各々に、第2のマグネット22が挿入されており、固定されている。したがって、第1のマグネット21及び複数の第2のマグネット22は、互いに一体化されている。第1のマグネット21には、回転子マグネット20aの回転中心を中心として放射状に、複数のマグネット保持部21aが形成されている。したがって、第2のマグネット22は、回転子マグネット20aの回転中心を中心として放射状に、第1のマグネット21に備えられている。
各マグネット保持部21aは周方向に互いに離間しているので、複数の第2のマグネット22の各々も周方向に互いに離間するように配置されている。本実施の形態では、回転子マグネット20aが8極であるので、第2のマグネット22の数は8個である。回転子マグネット20aの径方向における第2のマグネット22の極の種類(すなわち、N極又はS極)が周方向に交互に異なるように、各第2のマグネット22が配列される。
少なくとも1つの第2のマグネット22の磁力は、第1のマグネット21の磁力よりも大きい。少なくとも1つの第2のマグネット22は、例えば、希土類磁石(例えば、希土類磁石粉末)を含有する熱可塑性樹脂を用いて形成されている。本実施の形態では、各第2のマグネット22は、第1のマグネット21の磁力よりも大きい磁力を持つ。本実施の形態では、第2のマグネット22は、熱可塑性樹脂としてのポリアミドによって成形されたマグネット片である。すなわち、本実施の形態では、8個のマグネット片が、各マグネット保持部21aによって保持されている。ただし、熱可塑性樹脂以外の樹脂を用いて第2のマグネット22を形成してもよく、焼結磁石として第2のマグネット22を形成してもよい。
第2のマグネット22は、金型によって第1のマグネット21と一体化されるように成形される。回転子マグネット20aが極異方性を持つように、金型を用いて第1のマグネット21及び第2のマグネット22の成形及び磁化容易軸の配向が行われるので、回転子マグネット20aの外周の磁束分布(周方向における磁束分布)は正弦波状になる。磁束分布を正弦波状にすることで、電動機100の効率が向上するだけでなく、低騒音化することができる。
第2のマグネット22は、マグネット保持部21a内に固定され、第1のマグネット21と一体化されるので、第1のマグネット21から外れることが防止される。さらに、一体成形によって、第2のマグネット22とマグネット保持部21aとの間のクリアランスが低減されるので、マグネット保持部21a内における第2のマグネット22のがたつきが防止される。第2のマグネット22とマグネット保持部21a(具体的には、マグネット保持部21aの内壁)との間(例えば、クリアランス)に、クリアランスを低減するための樹脂(例えば、回転子樹脂部24の材料としての熱可塑性樹脂)を備えるようにしてもよい。
回転子マグネット20aを軸方向に見た場合において、少なくとも1つの第2のマグネット22の形状(すなわち、軸線A1と直交する断面)は円弧形状である。言い換えると、少なくとも1つの第2のマグネット22の外縁(具体的には、周方向に延在する外縁)は、円弧状部分22aを有する。少なくとも1つの第2のマグネット22の軸方向における長さは、第1のマグネット21の軸方向における長さと同一であることが望ましい。複数の第2のマグネット22の各々の形状は、互いに異なっていてもよく、複数の第2のマグネット22の各々の軸方向における長さは、互いに異なっていてもよい。本実施の形態では、複数の第2のマグネット22の各々の軸方向における長さは、第1のマグネット21の軸方向における長さと同一であり、各第2のマグネット22の形状は、互いに同一である。
本実施の形態では、複数のマグネット保持部21aの各々は、互いに同軸に配列されているので、複数の第2のマグネット22の各々は、互いに同軸に配列されている。したがって、複数の第2のマグネット22は、第1のマグネット21と同軸に配列されている。
回転子マグネット20aは、複数の磁極(第1の磁極であるN極、及び第2の磁極であるS極)を有する。回転子マグネット20aにおいて、N極(第1の磁極)及びS極(第2の磁極)が、回転子マグネット20aの周方向に交互に配列されている。回転子マグネット20aにおいて周方向に隣り合う磁極の間、すなわち、第1の磁極と第2の磁極との間が“磁極間”である。本実施の形態では、回転子マグネット20aは、8極となるように着磁されている。すなわち、回転子20の磁極数(回転子マグネット20aの磁極数)は8個である。ただし、回転子20(回転子マグネット20a)の磁極数は、8個に限られない。
電動機100の製造方法の一例について以下に説明する。
図11は、電動機100の製造方法の一例を示すフローチャートである。電動機100の製造方法は、以下に説明されるステップを含む。
ステップ1において、シャフト23の加工を行う。さらに、センサマグネット25の成形を行い、その成形後にセンサマグネット25の脱磁を行う。
ステップ2において、例えば、金型を用いて第1のマグネット21の成形を行い、第2のマグネット22を保持するマグネット保持部21aを第1のマグネット21に形成する。マグネット保持部21aの形成後、第1のマグネット21の脱磁を行う。
ステップ3において、例えば、金型を用いて第2のマグネット22の成形を行い、第1のマグネット21及び第2のマグネット22を用いて回転子マグネット20aを製作する。その製作後に、回転子マグネット20aの脱磁を行う。回転子マグネット20aの成形は、マグネット保持部21aに、第2のマグネット22の材料を流し込んで一体成形する方法に限られず、第2のマグネット22を予め成形し、成形された第2のマグネット22をマグネット保持部21aに挿入し、マグネット保持部21a内に固定してもよい。
ステップ4において、回転子マグネット20a、シャフト23、及びセンサマグネット25を金型に配置する。本実施の形態では、回転子マグネット20aが極異方性を持つように、成形及び磁化容易軸の配向が可能な金型が用いられる。
ステップ5において、熱可塑性樹脂により、金型に配置された回転子マグネット20a及びセンサマグネット25を一体的に成形し、回転子20を形成する。
ステップ6において、回転子20の着磁を行う。例えば、回転子20が極異方性を持つように、回転子マグネット20a(第1のマグネット21及び第2のマグネット22)の磁化容易軸の配向が行われる。
ステップ7において、回転子20(具体的には、シャフト23)に軸受30a及び30bを取り付ける。
以上に説明した各ステップにより、回転子20を製造することができる。
ステップ8では、固定子10を製作する。具体的には、複数の電磁鋼板を積層して固定子コア11を製作し、固定子コア11に絶縁部12を取り付け、コイル13を絶縁部12に巻き付け、固定子10を製作する。
ステップ9では、固定子10に基板14を取り付けて固定子組立部10aを製作し、固定子組立部10a及びモールド樹脂部10bを一体的に成形することにより、モールド固定子10cを製作する。
ステップ10では、モールド固定子10c(具体的には、固定子10)の内側に、固定子10と回転子20との間にギャップが形成されるように回転子20を挿入する。さらに、モールド固定子10c(具体的には、固定子10)の負荷側に、ブラケット40を嵌め込む。
以上に説明した工程により電動機100が組み立てられる。
実施の形態1に係る電動機100及び電動機100の製造方法による効果について以下に説明する。
一般に、希土類磁石は、高温環境下において減磁しやすい特性を持つ。そのため、固定子から発生される熱及び磁力などの影響を低減するため、固定子と回転子との間のギャップを大きくすることが望ましい。その一方、ギャップを大きくすると、電動機の効率が下がるという問題がある。そこで、実施の形態1に係る電動機100では、フェライト磁石が含有された第1のマグネット21に、希土類磁石が含有された第2のマグネット22を保持するマグネット保持部21aが形成されており、第1のマグネット21の磁力よりも大きい磁力を持つ第2のマグネット22が、そのマグネット保持部21aによって保持されている。これにより、固定子10と回転子20との間のギャップを大きくした場合であっても、希土類磁石を含む第2のマグネット22の減磁を抑制しながらも、電動機100の効率の低下を抑制することができる。
さらに、マグネット保持部21aは、回転子20の径方向における外側端部(具体的には、第1のマグネット21の外縁21h)の内側に形成されている。すなわち、回転子20の径方向における第2のマグネット22の外側(固定子10と第2のマグネット22との間)に第1のマグネット21が備えられているので、第2のマグネット22による磁力を、第1のマグネット21の磁力によって補うことができる。その結果、回転子マグネット20aの磁力の低下を抑制することができるので、電動機100の出力低下及び効率低下が抑制され、電動機100の性能を向上させることができる。
一般に、回転子に希土類磁石を用いた場合、磁極間において減磁が発生しやすい。本実施の形態では、互いに隣接する第1及び第2のマグネット保持部21aは、回転子20の周方向に互いに離間しているため、磁極間に希土類磁石を含む第2のマグネット22が配置されていない。したがって、回転子20のうち、特に磁極間における減磁を抑制することが可能である。
さらに、互いに隣接する第1及び第2のマグネット保持部21aは、回転子20の周方向に互いに離間するように形成されており、各第2のマグネット22が互いに離間するように各マグネット保持部21aに配置されている。したがって、第2のマグネット22(例えば、希土類磁石)の使用量が削減されるので、回転子20のコストを低減することができる。
回転子樹脂部24の外筒部24cは、回転子マグネット20aの軸方向における両端面を覆うので、第2のマグネット22が回転子マグネット20a(具体的には、マグネット保持部21a)から外れることを防ぐことができる。
第2のマグネット22とマグネット保持部21aとの間(例えば、クリアランス)に樹脂を備えることにより、第2のマグネット22のがたつきを防ぐことができる。例えば、回転子樹脂部24を成形する際に、第2のマグネット22とマグネット保持部21aとの間(例えば、クリアランス)に回転子樹脂部24の材料が入り込むように回転子樹脂部24を成形してもよい。これにより、クリアランスが低減されるので、第2のマグネット22のがたつきを防ぐことができる。
回転子20が極異方性を持つように第1のマグネット21及び第2のマグネット22の磁化容易軸が配向されているので、回転子マグネット20aの外周の磁束分布が正弦波状になり、電動機100の効率が上がり、低騒音化することができる。
本実施の形態では、回転子マグネット20aの磁極数は8個であるが、この例に限定されず、任意の偶数であればよい。例えば、回転子マグネット20aの磁極数が偶数である場合、回転子マグネット20aの磁極数と第2のマグネット22の数が同じであればよい。
本実施の形態では、第1のマグネット21及び第2のマグネット22は、熱可塑性樹脂を成形することによって形成される。ただし、第1のマグネット21及び第2のマグネット22を焼結磁石として形成してもよい。焼結磁石として形成された第1のマグネット21及び第2のマグネット22によって回転子マグネット20aを組み立てた場合でも上記で説明した効果と同様の効果が得られる。
実施の形態に係る電動機100の製造方法によれば、固定子10と回転子20との間のギャップを大きく設定した場合であっても、希土類磁石を含む第2のマグネット22の減磁が抑制される位置に第2のマグネット22を配置し、第1のマグネット21及び第2のマグネット22を一体的に成形することができる。その結果、効率の低下が抑制された電動機100を製造することができる。さらに、第1のマグネット21及び第2のマグネット22が一体的に成形されるので、電動機100の製造工程を削減することができ、電動機100のコストを低減することができる。
実施の形態2.
図12は、本発明の実施の形態2に係る空気調和機300の構成の一例を示す図である。
空気調和機300は、室内機310と、室内機310に接続される室外機320とを備える。室内機310には図示しない室内機用送風機が搭載され、室外機320には室外機用送風機330が搭載されている。
本実施の形態では、室外機用送風機330及び室内機用送風機には、その駆動源として実施の形態1の電動機100が使用されている。だたし、空気調和機300は、実施の形態1の電動機100を、室内機310及び室外機320の少なくとも1つに備えてもよい。
したがって、空気調和機300は、実施の形態1で説明した効果と同様の効果を得ることができる。さらに、空気調和機300の主用部品である室外機用送風機330及び室内機用送風機に電動機100を用いることにより、性能と品質が向上した空気調和機300を得ることが可能となる。
実施の形態1の電動機100は、空気調和機300以外の電気機器に搭載することもでき、この場合も、実施の形態1及び2で説明した効果と同様の効果を得ることができる。
以上に説明した各実施の形態における特徴は、互いに適宜組み合わせることができる。
以上の各実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略又は変更することも可能である。
10 固定子、 10a 固定子組立部、 10b モールド樹脂部、 10c モールド固定子、 11 固定子コア、 12 絶縁部、 13 コイル、 14 基板、 15 基板押え部品、 16 端子、 20 回転子、 20a 回転子マグネット、 20b 軸穴、 21 第1のマグネット、 21a マグネット保持部、 21b 凹部、 21c 切欠、 21d 台座、 21e 第1の端面、 21f 第2の端面、 21g 突起、 21h 外縁、 21k 連結部、 21m 円弧状部分、 22 第2のマグネット、 22a 円弧状部分、 23 シャフト、 24 回転子樹脂部、 25 センサマグネット、 30a,30b 軸受、 40 ブラケット、 50 中空部、 100 電動機、 300 空気調和機、 310 室内機、 320 室外機。
本発明の電動機は、固定子と、前記固定子の内側に備えられ、第1のマグネット及び前記第1のマグネットの磁力より大きい第2のマグネットから構成された回転子とを備え、前記第1のマグネットは、貫通孔を有し、前記第2のマグネットは、前記貫通孔に挿通され、固定されている

Claims (14)

  1. 固定子と、
    前記固定子の内側に備えられ、第1のマグネット及び少なくとも1つの第2のマグネットを有する回転子と
    を備え、
    前記第1のマグネットは、前記少なくとも1つの第2のマグネットを保持する少なくとも1つの保持部を有し、
    前記少なくとも1つの第2のマグネットは、前記少なくとも1つの保持部によって保持されており、
    前記少なくとも1つの第2のマグネットの磁力は、前記第1のマグネットの磁力よりも大きい
    電動機。
  2. 前記第1のマグネットは、環状に形成されている請求項1に記載の電動機。
  3. 前記第1のマグネットは、前記回転子の径方向における外側端部に形成された外縁を有し、
    前記少なくとも1つの保持部は、前記回転子の径方向における前記外縁の内側に形成されている
    請求項1又は2に記載の電動機。
  4. 前記回転子は、極異方性を持つ請求項1から3のいずれか1項に記載の電動機。
  5. 前記少なくとも1つの第2のマグネットの外縁は、円弧状部分を有する請求項1から4のいずれか1項に記載の電動機。
  6. 前記第1のマグネットは、フェライト磁石を含有する請求項1から5のいずれか1項に記載の電動機。
  7. 前記少なくとも1つの第2のマグネットは、希土類磁石を含有する請求項1から6のいずれか1項に記載の電動機。
  8. 前記少なくとも1つの保持部は、貫通孔である請求項1から7のいずれか1項に記載の電動機。
  9. 前記少なくとも1つの第2のマグネットと前記少なくとも1つの保持部の内壁との間に樹脂が備えられた請求項1から8のいずれか1項に記載の電動機。
  10. 前記少なくとも1つの保持部のうちの第1の保持部は、前記少なくとも1つの第2のマグネットのうちの1つの第2のマグネットを保持し、
    前記少なくとも1つの保持部のうちの第2の保持部は、前記1つの第2のマグネットとは異なる他の第2のマグネットを保持する
    請求項1から9のいずれか1項に記載の電動機。
  11. 互いに隣接する前記第1の保持部及び前記第2の保持部は、前記回転子の周方向に互いに離間している請求項10に記載の電動機。
  12. 室内機と前記室内機に接続された室外機とを備え、
    前記室内機及び前記室外機の少なくとも1つに、請求項1から11のいずれか1項に記載の電動機が備えられた
    空気調和機。
  13. 第1のマグネット及び少なくとも1つの第2のマグネットを備える回転子であって、
    前記第1のマグネットは、前記少なくとも1つの第2のマグネットを保持する少なくとも1つの保持部を有し、
    前記少なくとも1つの第2のマグネットは、前記少なくとも1つの保持部によって保持されており、
    前記少なくとも1つの第2のマグネットの磁力は、前記第1のマグネットの磁力よりも大きい
    回転子。
  14. 第1及び第2のマグネットを有する回転子と、固定子とを備える電動機の製造方法であって、
    前記第1のマグネットを成形し、前記第2のマグネットを保持する保持部を、前記第1のマグネットに形成するステップと、
    前記保持部に、前記第1のマグネットの磁力よりも大きい磁力を持つ前記第2のマグネットを成形するステップと、
    前記第1及び第2のマグネットを用いて前記回転子を形成するステップと、
    前記固定子の内側に前記回転子を挿入するステップと
    を備える電動機の製造方法。
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