JP2599668Y2 - アウタロータ型有限角トルカ - Google Patents

アウタロータ型有限角トルカ

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JP2599668Y2
JP2599668Y2 JP1993058941U JP5894193U JP2599668Y2 JP 2599668 Y2 JP2599668 Y2 JP 2599668Y2 JP 1993058941 U JP1993058941 U JP 1993058941U JP 5894193 U JP5894193 U JP 5894193U JP 2599668 Y2 JP2599668 Y2 JP 2599668Y2
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正人 久保田
健治 白下
輝朗 吉地
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Tamagawa Seiki Co Ltd
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Tamagawa Seiki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、アウタロータ型有限角
トルカに関し、特に、ロータを所定角度回転させ、この
ロータに接続されたアーム等を回動駆動させるための新
規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のアクチュ
エータとしては、ロータリーソレノイド又はリニアソレ
ノイドがあり、電磁作用によってロータ又はスライダを
回動又は移動させていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来のアクチュエータ
としては、以上の構成が採用されていたため、次のよう
な課題が存在していた。すなわち、ロータリーソレノイ
ドにおいても、リニアソレノイドであっても、往復運動
をするためには、何らかの外部の力により、元の位置へ
もどす必要がある。例えばバネ等により元の位置へもど
すには、バネを取り付ける部分が必要になってくる。本
考案ではアウタロータにすることによりバネ等を取り付
けやすくしたもので、又、トルク発生部分の径を大きく
とれるためトルク増大にも役立つようにすることであっ
た。
【0004】本考案は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、ロータを所定角度回転さ
せ、このロータに接続されたアーム等を回動駆動させる
ようにしたアウタロータ型有限角トルカを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案によるアウタロー
タ型有限角トルカは、取付板に固定された輪状ステータ
と、前記輪状ステータに設けられた励磁コイルと、前記
輪状ステータの中心に設けられた軸受と、前記軸受に回
転自在に設けられた回転軸と、前記回転軸に設けられカ
ップ形をなすカバーと、前記カバーの内壁に設けられた
輪状ロータと、前記ステータの外周に形成された1個又
は複数のステータ歯と、前記輪状ロータの内周に形成さ
れ前記ステータ歯と対応しかつ同数のロータ歯とを備
え、前記励磁コイルの励磁により、前記ロータ歯及びス
テータ歯を介して前記ロータ及びカバーが所定角度回転
するようにした構成である。
【0006】さらに詳細には、前記ステータ歯及びロー
タ歯は、各々3個とした構成である。
【0007】本考案によるアウタロータ型有限角トルカ
は、取付板に固定された輪状ステータと、前記輪状ステ
ータに設けられた励磁コイルと、前記輪状ステータの中
心に設けられた軸受と、前記軸受に回転自在に設けられ
た回転軸と、前記回転軸に設けられほぼカップ形をなす
カバーと、前記カバーに設けられた1個又は複数のロー
タ部と、前記ステータに形成され前記ロータ部と対応し
かつ同数のステータ部とを備え、前記励磁コイルの励磁
によりロータ部及びステータ部を介して前記ロータ部及
びカバーが所定角度回転するようにした構成である。
【0008】さらに詳細には、前記ステータ部及びロー
タ部は前記ステータ及びカバーに埋設されている構成で
ある。
【0009】前記ステータ部及びロータ部は、各々3個
とした構成である。
【0010】さらに詳細には、前記励磁コイルは、前記
ステータの凹溝に設けられたボビンにボビン巻として形
成されている構成である。
【0011】さらに詳細には、前記励磁コイルは、ステ
ータの軸方向の各端面から突出して設けられた突極巻よ
りなる構成である。
【0012】
【作用】本考案によるアウタロータ型有限角トルカにお
いては、ステータに対してカップ形をなすロータを設
け、ステータに設けられたステータ歯及びロータに設け
られたロータ歯、又は、ステータに設けられたステータ
部及びロータに設けられたロータ部を介して、ロータを
所定角度回転させることができ、例えば、このロータに
アーム又はハンマを直結させることにより、パチンコ等
の玉打ち装置を高速で駆動させることができる。
【0013】
【実施例】以下、図面と共に本考案によるアウタロータ
型有限角トルカの好適な実施例について詳細に説明す
る。図1及び図2において符号1で示されるものは、取
付板2に固定された輪状ステータであり、この輪状ステ
ータ1の外周に形成された輪状の凹溝3内には励磁コイ
ル4が多段状に整列して巻回されている。
【0014】前記ステータ1の中心に形成された空洞1
B内には、軸受5を介して回転軸6が回転自在に設けら
れており、この回転軸6の外端6aには、ナット7を介
してアーム又はハンマ等の被回動部材8が固定されてい
る。
【0015】前記回転軸6の端部6bには、カップ形を
なすカバー9が一体状に設けられており、このカバー9
の内壁9aには磁性材よりなる輪状ロータ10が一体状
に固定されている。
【0016】前記ステータ1の外周1aには、図2で示
すように、その中心間の間隔が120度に設定された3
個のステータ歯1Aが突出して形成され、前記ロータ1
0の内周10aには前記各ステータ歯1Aと対応しかつ
同数のロータ歯10Aが突出して形成されている。
【0017】従って、前述の構成において、励磁コイル
4を励磁すると、ステータ歯1Aとロータ歯10Aによ
って形成される磁路を介してロータ10及びカバー9は
60度だけ急速回転し、この回転により回転軸6に設け
た被回動部材8がこの被回動部材8に張架したばね(図
示せず)のばね力に抗して回動し、パチンコ等のハンマ
の作用を達成する。従って、励磁コイル4への励磁を切
ることによりばねを介して回転軸6は元の位置に戻り、
この動作を反覆することによって高速の駆動を行うこと
ができる。
【0018】また、図3及び図4で示すように、ステー
タ歯1Aを突出させ、このステータ歯1Aの軸方向の各
端面1C、1Dから励磁コイル4を突出させて巻回する
突極巻とし、前記カバー9に、前記ロータ歯10Aと同
じ作用をなす磁性材からなるロータ部10Eを埋設して
形成した場合も同様の作用を得ることができる。
【0019】また、図5、図6に示すように、凹溝3の
ボビン30に励磁コイル4をボビン巻とした非磁性材よ
りなるステータ1に対して、前記ステータ歯10Aと同
じ作用をなす磁性材からなるステータ部1Eを埋設して
設け、カバー9には図4と同様にロータ部10Eを埋設
して設けることもできる。なお、このステータ歯1A、
ステータ部1E、ロータ歯10A、ロータ部10Eの数
を1個から任意の数及び形状とすることにより、任意の
角度及びトルクを得ることができる。
【0020】
【考案の効果】本考案は、以上のような構成と作用を備
えているため、次のような効果を得ることができる。す
なわち、ステータのステータ歯又はステータ部とロータ
のロータ歯又はカバーのロータ部を介して回転軸を所定
角度回転させることができるため、例えば、パチンコの
玉打ち装置のハンマを駆動させる場合には、高速で高ト
ルクの駆動を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるアウタロータ型有限角トルカを示
す断面図である。
【図2】図1の断面図である。
【図3】他の実施例を示す断面図である。
【図4】図3の平面断面図である。
【図5】他の実施例を示す断面図である。
【図6】図5の平面断面図である。
【符号の説明】
1 輪状ステータ 1A ステータ歯 1C 端面 1E ステータ部 1a 外周 3 凹溝 4 励磁コイル 5 軸受 6 回転軸 9 カバー 9a 内壁 10 輪状ロータ 10a 内周 10A ロータ歯 10E ロータ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01F 7/08 H01F 5/00

Claims (7)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輪状ステータ(1)と、前記輪状ステータ
    (1)に設けられた励磁コイル(4)と、前記輪状ステータ
    (1)の中心に設けられた軸受(5)と、前記軸受(5)に回転
    自在に設けられた回転軸(6)と、前記回転軸(6)に設けら
    れカップ形をなすカバー(9)と、前記カバー(9)の内壁(9
    a)に設けられた輪状ロータ(10)と、前記ステータ(1)の
    外周(1a)に形成された1個又は複数のステータ歯(1A)
    と、前記輪状ロータ(10)の内周(10a)に形成され前記ス
    テータ歯(1A)と対応しかつ同数のロータ歯(10A)とを備
    え、前記励磁コイル(4)の励磁により、前記ロータ歯(10
    A)及びステータ歯(1A)を介して前記ロータ(10)及びカバ
    ー(9)が所定角度回転する構成としたことを特徴とする
    アウタロータ型有限角トルカ。
  2. 【請求項2】 前記ステータ歯(1A)及びロータ歯(10A)
    は、各々3個であることを特徴とする請求項1記載のア
    ウタロータ型有限角トルカ。
  3. 【請求項3】 輪状ステータ(1)と、前記輪状ステータ
    (1)に設けられた励磁コイル(4)と、前記輪状ステータ
    (1)の中心に設けられた軸受(5)と、前記軸受(5)に回転
    自在に設けられた回転軸(6)と、前記回転軸(6)に設けら
    れほぼカップ形をなすカバー(9)と、前記カバー(9)に設
    けられた1個又は複数のロータ部(10E)と、前記ステー
    タ(1)に形成され前記ロータ部(10E)と対応しかつ同数の
    ステータ部(1E)とを備え、前記励磁コイル(4)の励磁に
    よりロータ部(10E)及びステータ部(1E)を介して前記ロ
    ータ部(10E)及びカバー(9)が所定角度回転する構成とし
    たことを特徴とするアウタロータ型有限角トルカ。
  4. 【請求項4】 前記ステータ部(1E)及びロータ部(10E)
    は前記ステータ(1)及びカバー(9)に埋設されていること
    を特徴とする請求項3記載のアウタロータ型有限角トル
    カ。
  5. 【請求項5】 前記ステータ部(1E)及びロータ部(10E)
    は、各々3個であることを特徴とする請求項3又は4記
    載のアウタロータ型有限角トルカ。
  6. 【請求項6】 前記励磁コイル(4)は、前記ステータ(1)
    の凹溝(3)に設けられたボビン(30)にボビン巻として形
    成されていることを特徴とする請求項1ないし5の何れ
    かに記載のアウタロータ型有限角トルカ。
  7. 【請求項7】 前記励磁コイル(4)は、前記ステータ(1)
    の軸方向の各端面(1C)から突出して設けられた突極巻よ
    りなることを特徴とする請求項1ないし5の何れかに記
    載のアウタロータ型有限角トルカ。
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