JPH02164259A - 直流ブラシレスモータ - Google Patents

直流ブラシレスモータ

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JPH02164259A
JPH02164259A JP31684988A JP31684988A JPH02164259A JP H02164259 A JPH02164259 A JP H02164259A JP 31684988 A JP31684988 A JP 31684988A JP 31684988 A JP31684988 A JP 31684988A JP H02164259 A JPH02164259 A JP H02164259A
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JP
Japan
Prior art keywords
rotating shaft
magnetic
magnet
detection magnet
rotor
Prior art date
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Pending
Application number
JP31684988A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Okamoto
真一 岡本
Jun Saito
潤 斎藤
Hiroaki Koshin
博昭 小新
Yasushi Arikawa
泰史 有川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、回転子の位置を回転子とともに回転する検知
用磁石と磁気検知素子により検出して、固定子の各コイ
ルへの励磁電流の切換タイミングを設定する直流ブラシ
レスモータに関するものである。
【従来の技術】
従来より、回転子とともに回転する検知用磁石と、検知
用磁石の磁極の位置を検出する磁気検知素子とにより回
転子の位置を検出し、固定子の各コイルへの励磁電流の
通電タイミングを設定するようにした直流ブラシレスモ
ータが提供されている。 この種の直流ブラシレスモータは、第7図に示すように
、周方向において交互に異磁極の永久磁石11を配列し
た回転子1を備え、固定子2は、回転子1の永久磁石1
1に対向してそれぞれコイル21が巻装された複数の磁
極22を備えている。 回転子1には、回転軸12が固定され、回転軸12には
、周面が回転子1と同じ極数に着磁された円板状の検知
用磁石31が固着されている。この検知用磁石31の周
面に対向して配置されたホール素子やホールICのよう
な磁気検知素子32によって検知用磁石31の磁極31
aの位置を検出することにより、回転子1の回転位置を
間接的に検出することができるのである。したがって、
磁気検知素子32により検出された回転子1の回転位置
に応じて固定子2のコイル21への励磁電流の切換タイ
ミングを設定することによって、整流子や刷子を用いず
に回転子1を回転させることができるのである。
【発明が解決しようとする課題】
ところで、直流モータにおいては、回転子1の磁極と固
定子2の磁極との回転方向における相対位置に対する固
定子2のコイル21への通電タイミングを変えることに
より、騒音レベルが変化することが知られている。また
、騒音レベルが最小となる通電タイミングは回転速度に
応じて変化する。 上記従来構成においては、回転子1の磁極と固定子2の
磁極との相対位置を検出する手段としての検知用磁石3
1と磁気検知素子32との相対位置が固定されていたも
のであるから、負荷の状態に応じて騒音レベルが最小に
なるように最適化することができないという問題があっ
た。 本発明は上記問題点の解決を目的とするものであり、回
転速度に応じてコイルへの励磁電流の切換タイミングを
変えることによって、負荷の状態に応じて騒音レベルが
最小となるように最適化した直流ブラシレスモータを提
供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
本発明では、上記目的を達成するなめに、検知用磁石を
、回転軸の軸方向に移動自在となるように配置し、磁気
検知素子に対向する検知用磁石の各磁極を隣合う磁極の
境界線が回転軸の軸方向に対して一定角度で傾斜するよ
うに着磁しておき、回転に伴う遠心力を回転軸の軸方向
の変位に変換して検知用磁石を移動させる変位装置を設
けているのである。
【作用】
上記構成によれば、遠心力を回転軸の軸方向の変位に変
換する変位装置を設け、この変位装置により検知用磁石
を回転軸の軸方向に移動させ、しかも、検知用磁石にお
いて磁気検知素子に対向する周面の磁極を、隣合う磁極
の境界線が回転軸に対して一定角度で傾斜するように着
磁しているから、回転速度に応じて検知用磁石が回転軸
の軸方向に変位することによって、回転子の磁極と固定
子の磁極との周方向における相対位置に対して、磁気検
知素子が検知用磁石の磁極を検知する位置が変化するこ
とになり、その結果として、固定子のコイルへの励磁電
流の切換タイミングを回転速度に応じて変化させること
ができるのである。
【実施例】
第1図に示すように、回転子1は、下面開口した磁性体
よりなる有底円筒状の回転子本体13と、回転子本体1
3の周壁内周面に固着された複数極の永久磁石11と、
回転子本体13の底面中央に固着された回転軸12とを
備えている。永久磁石11は、回転子1の回転方向にお
いて交互に異磁極が配列されており、1個の円筒状磁石
または複数個の弧状磁石により形成されている。回転軸
12は、断面が非円形(たとえば、略り形)に形成され
ている。 固定子2は、磁性体の薄板を回転軸12の軸方向に多数
枚積層した積層鉄芯23を、電気絶縁性材料で形成され
た絶縁枠24で覆い、積層鉄芯23に複数極設けた各磁
極22に対応してコイル21を巻装して形成されている
。すなわち、固定子2は中央部に取付孔23aを有した
円環部23bを有し、円環部23bの外周面には6本の
磁極肢(図示せず)が放射状に突設されるとともに各磁
極肢の先端に互いに独立した磁極22がそれぞれ形成さ
れた形状を有しており、各磁極肢にそれぞれコイル21
が巻装されている。コイル21は3巻線よりなり、各巻
線の端末は絶縁枠24の下面より突出するビン25に接
続されている。このようにして形成された固定子2は、
軸受基台3に載置され、軸受基台3の中央部に突設され
た軸受fi26が固定子2の取付孔23aに挿通される
。この軸受筒26には、回転子1が軸受基台3に対して
回転自在となるように回転軸12が挿通される。 また、軸受基台3には固定子2の各磁極23間を仕切る
仕切りブ27が突設されている。 軸受基台3には、基板33が一対のねじ34と筒状のス
ペーサ35とを用いて固定されている。 また、基板33にはホール素子やホールICのような磁
気検知素子32が3個配置され、固定子2に突設された
ピン25を基板33の透孔36に通して基板33上の回
路部とコイル21とが接続される。一方、軸受基台3の
下方に突出する回転軸12の一部には、検知用磁石31
および変位装置4が装着される。検知用磁石31は、円
板状に形成され回転軸12に対して軸方向に移動自在と
なるように装着されている。すなわち、回転軸12は断
面形状が非円形であるから、回転方向においては回転軸
12とともに回転し、軸方向においては回転軸12に対
して移動自在となっているのである。検知用磁石31の
周面は、回転方向において交互に異磁極となるように着
磁されており、回転方向において隣合う磁極31aの境
界線は回転軸12に対して一定の角度で傾斜している。 したがって、検知用磁石31が回転軸12の軸方向に移
動することにより、回転子1の永久磁石11の磁極に対
して検知用磁石31の磁極31aを磁気検知素子32が
検知する回転方向の相対位置が変化することになる。後
述するように、磁気検知素子32の出力に基づいてコイ
ル21への励磁電流の切換タイミングを設定するから、
回転軸12の軸方向に検知用磁石31が変位すると、コ
イル21への励磁電流の切換タイミングもずれることに
なるのである。 ところで、変位装置4は、検知用磁石31を回転速度に
応じて回転軸12の軸方向に杉動させる装置であって、
コイル21への励磁電流の切換タイミングを回転速度に
応じて変化させることにより、低騒音化を図るために設
けられている。すなわち、変位装置4は、回転軸12に
固着された固定回転板41と、固定回転板41と検知用
磁石31との間に介装された可動回転板42と、固定回
転板41および可動回転板42の間に挟装された球状の
錘子43と、検知用磁石31を可動回転板42に密接さ
せるように付勢する押えばね44とで構成されており、
押えばね44は回転軸12に装着されるとともに軸受基
台3の下方で回転軸12に圧入されたばね受はリング4
5に弾接している。ここに、検知用磁石31は可動回転
板l12に接着されている。固定回転板41は回転軸1
2に対して固着されているが、可動回転板42は回転軸
12とともに回転しかつ回転軸12の軸方向に移動自在
となっている。また、固定回転板41および可動回転板
42の対向面には十字形に保持溝45が形成されており
、この保持溝45の底面は中心部はど深くなるように傾
斜している。固定回転板41および可動回転板42の周
部側では保持1i45の端部に段差45aが形成されて
おり、錘子44が保持溝45から脱落しないようになっ
ている。 以上の構成によれば、第2図に示すように、可動回転板
42は押えばね44のばね力によって固定回転板41に
近付く向きに付勢されているから、保持溝45の底面か
らの押圧力を受けて錘子44は同定回転板41および可
動回転板42の中心に向かつて付勢されることになる。 すなわち、回転していないか回転速度が小さいときには
、錘子44は固定回転板41および可動回転板42の中
心付近に位置しており、検知用磁石31の周面の上端付
近が磁気検知素子32に対向することになる。 一方、回転速度が大きくなると錘子44に作用する遠心
力によって、第3図に示すように、錘子44が外側に移
動し、可動回転板42を上方に押し上げることになる。 すなわち、検知用磁石31の周面の下端付近が磁気検知
素子32に対向することになる。錘子44に作用する遠
心力は回転速度に比例するから、検知用磁石31の磁極
31a間の境界線の回転軸12に対する傾斜角度、押え
ばね44のばね定数、保持溝45の底面の傾斜角度など
を適宜設定することにより、磁気検知素子32の出力が
得られる時点の回転子1の回転角度に対する相対位置を
所望のタイミングとすることができるのである。すなわ
ち、回転子1の回転速度に応じて、第4図に示すように
、磁気検知素子32の固定子2の磁極23に対する相対
位置を回転方向に角度θだけ変えたことに相当する。こ
こで、第5図に示すように、回転数が変化すると騒音レ
ベルが最小となる点が上記角度θに対してほぼ直”線的
に変化するから、上記構成によって、騒音レベルをほぼ
最小とするように最適化できるのである。 第6図は、磁気検知素子32の出力に応じてコイル21
への励磁電流を切り換える電流切換回路5の構成例であ
って、3個の磁気検知素子32に対して、3個のコイル
21が設けられている。各磁気検知素子32の出力は、
演算増幅器よりなる波形整形回路51に入力されており
、検知用磁石31の一方の磁極が磁気検知素子32で検
出されると、波形成形回路51の出力レベルが“H”に
なり、トランジスタよりなるスイッチング素子52をオ
ンにしてコイル21に励磁電流を通電するように構成さ
れている。各磁気検知素子32はそれぞれ各コイル21
に対応するように接続されているのであって、検知用磁
石31の磁極と磁気検知素子32との配置関係を適宜設
定することにより、回転子1の回転を持続させることが
できるのである。
【発明の効果】
本発明は上述のように、検知用磁石を、回転軸の軸方向
に移動自在となるように配置し、磁気検知素子に対向す
る検知用磁石の各磁極を隣合う磁極の境界線が回転軸の
軸方向に対して一定角度で傾斜するように着磁しておき
、回転に伴う遠心力を回転軸の軸方向の変位に変換して
検知用磁石を移動させる変位装置を設けているものであ
り、遠心力を回転軸の軸方向の変位に変換する変位装置
を設け、この変位装置により検知用磁石を回転軸の軸方
向に移動させ、しかも、検知用磁石において磁気検知素
子に対向する周面の磁極を、隣合う磁極の境界線が回転
軸に対して一定角度で傾斜するように着磁しているから
、回転速度に応じて検知用磁石が回転軸の軸方向に変位
することによって、回転子の磁極と固定子の磁極との周
方向における相対位置に対して、磁気検知素子が検知用
磁石の磁極を検知する位置が変化することになり、その
結果として、固定子のコイルへの励磁電流の切換タイミ
ングを回転速度に応じて変化させることができるのであ
る。すなわち、回転子の回転速度に応じて騒音レベルが
最小となるように自動的に最適化できるという利点を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す分解斜視図、第2図およ
び第3図は同上の変位装置の動作説明図、第4図および
第5図は同上における騒音低減の効果を示す動作説明図
、第6図は同上に用いる電流切換回路の一例を示す回路
図、第7図は従来例を示す分解斜視図である。 1・・・回転子、2・・・固定子、4・・・変位装置、
5・・・電流切換回路、11・・・永久磁石、12・・
・回転軸、21・・コイル、22・・・磁極、31・・
・検知用磁石、31a・・・磁極、32・・・磁気検知
素子。 代理人 弁理士 石 1)長 七 第2区 第3図 第4図 第 図 處を檜九)粂手と国定+の箱内H装置e
〔0〕手続補正
書く自発)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  (1)回転軸が固着され回転方向に異磁極を交互に配
    列した回転子と、回転子の磁極に対向する複数の磁極を
    備え各磁極を励磁するコイルが巻装された固定子と、回
    転方向において交互に異磁極となるように周面が着磁さ
    れ回転子とともに回転する検知用磁石と、検知用磁石の
    周面に対向して配設され検知用磁石の磁極を検出する磁
    気検知素子と、磁気検知素子の検知出力に基づき固定子
    の上記各コイルへの励磁電流の切換タイミングを設定す
    る電流切換回路とを具備した直流ブラシレスモータにお
    いて、検知用磁石は回転軸の軸方向に移動自在に配置さ
    れていて各磁極は隣合う磁極の境界線が回転軸の軸方向
    に対して一定角度で傾斜するように着磁され、回転に伴
    う遠心力を回転軸の軸方向の変位に変換して検知用磁石
    を移動させる変位装置が設けられて成ることを特徴とす
    る直流ブラシレスモータ。
JP31684988A 1988-12-15 1988-12-15 直流ブラシレスモータ Pending JPH02164259A (ja)

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JP31684988A JPH02164259A (ja) 1988-12-15 1988-12-15 直流ブラシレスモータ

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JP31684988A JPH02164259A (ja) 1988-12-15 1988-12-15 直流ブラシレスモータ

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JPH02164259A true JPH02164259A (ja) 1990-06-25

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009095093A1 (en) * 2008-01-31 2009-08-06 Appliances Components Companies S.P.A. Improved permanent magnet synchronous motor
ITPN20080077A1 (it) * 2008-11-05 2010-05-06 Appliances Components Companies Spa Motore sincrono a magneti permanenti ad alto rendimento

Cited By (3)

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ITPN20080077A1 (it) * 2008-11-05 2010-05-06 Appliances Components Companies Spa Motore sincrono a magneti permanenti ad alto rendimento
WO2010052177A1 (en) * 2008-11-05 2010-05-14 Appliances Components Companies S.P.A. High-efficiency permanent-magnet synchronous motor

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