JP2006314165A - モータ - Google Patents
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Abstract
【課題】モータの回転体の回転中心と位置検出部分の回転中心とのずれをなくし、位置検出精度を向上させたモータを提供することである。
【解決手段】駆動用マグネット90はロータホルダ80の下端面82aより突出する突出部91が設けられ、その突出部91の外周面に位置検出用マグネット100が圧入にて固定される。この位置検出用マグネット100は、内周面に傾斜面101と半径方向外側に突部102が設けられる。そして位置検出用マグネット100の下端面に、FGパルスが着磁され、外周面にはインデックス信号が着磁されている。これにより、駆動用マグネット90からの磁気影響を受けることがなくなり、位置検出の読み取り精度を向上させることができる。
【選択図】図2
【解決手段】駆動用マグネット90はロータホルダ80の下端面82aより突出する突出部91が設けられ、その突出部91の外周面に位置検出用マグネット100が圧入にて固定される。この位置検出用マグネット100は、内周面に傾斜面101と半径方向外側に突部102が設けられる。そして位置検出用マグネット100の下端面に、FGパルスが着磁され、外周面にはインデックス信号が着磁されている。これにより、駆動用マグネット90からの磁気影響を受けることがなくなり、位置検出の読み取り精度を向上させることができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、位置検出が必要なモータ、特に位置検出用マグネットが駆動用マグネットに取り付けられたモータに関する。
従来より、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の機器の駆動用モータとして、ブラシレスモータが使用されている。特にモータの回転位置が必要な部分では、位置検出手段を用いるとともに、モータのマグネット側にも位置検出手段と対応する信号を発する機能を持たせている(このような従来のモータの例として、例えば特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1では、ロータヨークの下端部の半径方向外側に当接するように回転位置検出部を固定しているので、回転位置検出部は当接するロータヨークの形状に依存してしまう。そのため、ロータヨークの形状が当接部分にバリや打痕が発生していたり、半径方向の厚みが少なかったりした場合、回転位置検出部の回転中心とモータの回転中心とがずれてしまう可能性がある。その結果、位置検出精度が低下してしまう可能性がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、モータの回転体の回転中心と位置検出部分の回転中心とのずれをなくし、位置検出精度を向上させたモータを提供することである。
本発明の請求項1によれば、軸方向に一端側が開口している略円筒形状の回転体と、該回転体の円筒部に同心状に取り付けられる駆動用マグネットと、を備えるモータであって、前記駆動用マグネットの一端側の一部は、前記回転体の円筒部の一端側端面より一端側に突出している突出部を有し、該突出部の半径方向には、位置検出用マグネットが前記回転体と同心状に取り付けられていることを特徴とする。
本発明の請求項1に従えば、駆動用マグネットと位置検出用マグネットとを分けることにより、位置検出用マグネットが駆動用マグネットの磁気影響を受けることがなくなる。これにより、位置検出の読み取り精度を向上させることができる。
本発明の請求項2によれば、請求項1に係り、前記位置検出用マグネットの一端側の面には、FGパルスが着磁されていることを特徴とする。
本発明の請求項2に従えば、FGパルスが着磁されることにより、精密な回転制御を行うことができ、低速回転に好適である。
本発明の請求項3によれば、請求項1および請求項2のいずれかに係り、前記駆動用マグネットと前記位置検出用マグネットとの取り付けは、圧入であることを特徴とする。
本発明の請求項3に従えば、圧入することにより、駆動用マグネットと位置検出用マグネットとの当接面に間隙はなくなるので、より同心精度の高い取付けを行うことができる。それにより、読み取り精度を向上させることができる。
本発明の請求項4によれば、請求項1乃至請求項3のいずれかに係り、前記駆動用マグネットは、前記位置検出用マグネットより柔軟な材料にて形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項4に従えば、駆動用マグネットに柔軟な素材を使用することにより、駆動用マグネットに突部やバリ等が形成されている場合にも、位置検出用マグネットとの取り付けに際して、弾性変形により、突部やバリ等を吸収できるので安定した固定が可能である。
本発明の請求項5によれば、請求項1乃至請求項4のいずれかに係り、前記位置検出用マグネットの前記駆動用マグネットの前記突出部との当接部の他端側の端部と前記回転体の円筒部の一端側端面とは、軸方向に間隙が設けられていることを特徴とする。
本発明の請求項5に従えば、回転体の端面にバリ等が発生したとしても間隙を設けていることから影響を受けることがない。
本発明の請求項6によれば、請求項1乃至請求項5のいずれかに係り、前記駆動用マグネットの一端側の端面と前記位置検出用マグネットの一端側の端面とは、軸方向高さが同等であることを特徴とする。
本発明の請求項6に従えば、駆動用マグネットの下端面を基準として位置検出用マグネットを取り付ければよいので、位置検出用マグネットの軸方向の位置決めを容易に行うことができる。
本発明の請求項7によれば、請求項1乃至請求項6のいずれかに係り、前記位置検出用マグネットの一端側の端面の内周縁には、前記駆動用マグネット側に向うに従い軸方向他端側に傾斜する傾斜面が形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項7に従えば、傾斜面を設けることにより、駆動用マグネットと位置検出用マグネットとの当接面の面積を減少させることができるので、駆動用マグネットの当接面の形状の影響を受け難くすることができる。
本発明の請求項8によれば、請求項1乃至請求項7のいずれかに係り、前記位置検出用マグネットの前記駆動用マグネットとは半径方向反対側の一部には、前記回転体の円筒部の一端側の端面より一端側に伸びる突部を形成しており、前記駆動用マグネットと前記位置検出用マグネットとが取り付けられることで凹部を形成することを特徴とする。
本発明の請求項8に従えば、凹部を形成させることにより、駆動用マグネットと位置検出用マグネットとの当接面に接着剤を塗布するとしても、この凹部が接着剤溜めの役割を果たすので接着剤漏れを防ぐことができる。
本発明の請求項9によれば、請求項1乃至請求項8のいずれかに係り、前記位置検出用マグネットの駆動用マグネットとは半径方向反対側の側面には、インデックス信号が着磁されており、前記位置検出用マグネットと半径方向に間隙を介して対向するように位置検出手段が配置されていることを特徴とする。
本発明の請求項9に従えば、インデックス信号を設けることにより、モータの回転に基準が設けられるので、モータ回転の初期位置が必要な機器には好適である。
本発明の請求項10によれば、請求項1乃至請求項9のいずれかに係り、前記回転体は、軸体と、略円筒形状のロータホルダと、にて構成され、該ロータホルダの円筒部内周面に前記ロータホルダと同心状に前記駆動用マグネットが取り付けられ、前記駆動用マグネットの前記突出部の半径方向外側に位置検出用マグネットが前記ロータホルダと同心状に取り付けられていることを特徴とする。
本発明の効果は、駆動用マグネットに位置検出用マグネットが軸心に対して精度よく取付けることができるので、位置検出の読み取り精度を向上させたモータを提供することができる。
<モータの全体構造>
図1は、本発明に係る実施例の一例を示した軸方向の模式断面図である。以下に使用する上下方向は、図1の上下方向を示す。
図1は、本発明に係る実施例の一例を示した軸方向の模式断面図である。以下に使用する上下方向は、図1の上下方向を示す。
図1を参照して、ベアリングホルダ10は、アルミニウム若しくは亜鉛をダイカスト等の鋳造にて略中空円筒形状に形成されている。このベアリングホルダ10の上部および下部には、2つのボールベアリング20、21が収容される上側凹部11および下側凹部12が形成されている。そしてベアリングホルダ10の中空部13に挿通し、各ボールベアリング20,21の中空部を略円柱状のシャフト30が挿通し、ボールベアリング20、21によって回転自在に支持される。ここで、この上側凹部11および下側凹部12に収容されるのは、ボールベアリングに限定することなく、含油焼結部材を収容してもよい。この下側に配置されたボールベアリング21との下側凹部12との軸方向の間には、ボールベアリング21の外輪を支持して予圧を加える弾性部材22が配置されている。そしてボールベアリング21の下端面の内輪に当接保持するように保持部材23がシャフト30に取付けられている。この保持部材23はシャフト30に一体的に成形されてもよい。
またシャフト30の下部には、ハスバ歯車等の歯車が形成されている。これにより、モータを取付ける機器側の歯車と噛み合い回転力を伝達する。
ベアリングホルダ10の円筒下部の半径方向外側には、軸方向に高さの異なる2種類の突出部が各3個ずつ形成されている。軸方向の高さが高い第一突出部14と軸方向の高さが低い第二突出部15とは、半径方向同位置に形成される。そして、第一突出部14と第二突出部15とのそれぞれは周方向に等間隔(実施例では120°)にて形成される。
ベアリングホルダ10の下端面16には、第一円環突部17が形成されており、この第一円環突部17の外周面と係合するように鋼板をプレス等の塑性変形にて成形された取付板40が固定される。この取付板40は、モータを搭載する機器にモータを取り付ける取り付け穴41が形成されている。また下端面16には、第一円環突部17より半径方向内側に第一円環突部16より軸方向下側に突出した第二円環突部18が形成されている。この第二円環突部18により、モータを搭載する機器とのシャフト30の位置決めを行う。
ベアリングホルダ10の第一突出部14の上端面および円筒部には、円環状のステータ50が当接されるように固定配置される。これらの固定は、ステータ50の第一突出部14の対応部分に軸方向に貫通孔が設けられ、そして第一突出部14の上端面にも穴が設けられ、これらに挿通するようにネジ60にて締結することにて行われる。また第二突出部の上端面には、紙フェノール等にて成形された基板70が固定配置されている。これらの固定も同様にネジ61にて固定される。基板70には、回転速度を検出するホール素子71とホール素子71からの信号を制御する集積回路72が固定されている。
シャフト30の上側のボールベアリング20より上部には、鋼板をプレス等の塑性加工にて成形した略中空円筒形状のロータホルダ80が軸心と同心状にステータ50を覆うように固定される。このロータホルダ80の中空部81に、シャフト30が圧入固定される。そして円筒部82の内周面には、駆動用マグネット90が軸心と同心状に接着等にて固定されている。そしてこの駆動用マグネット90はロータホルダ80の円筒部82の下端面82aより、下側に突出する突出部91を有しており、その突出部91の外周面には、位置検出用マグネット100が軸心と同心状に圧入接着により固定されている。駆動用マグネット90の内周面は、ステータ50の外周面と半径方向に間隙を介して対向するように配置される。また駆動用マグネット90と位置検出用マグネット100とは、基板70の上面と軸方向に間隙をもって対向している。
モータの駆動は、ステータ50に通電されることにより磁場が発生し、この磁場と駆動用マグネット90との相互作用により回転トルクが発生することにより駆動する。
<ロータホルダ・駆動用マグネット・位置検出用マグネット>
次に本発明の主要部となるロータホルダ80、駆動用マグネット90、および位置検出用マグネット100の関係について図2を参照して説明する。図2は図1の点線円部の拡大図である。
次に本発明の主要部となるロータホルダ80、駆動用マグネット90、および位置検出用マグネット100の関係について図2を参照して説明する。図2は図1の点線円部の拡大図である。
図2を参照して、前述のように駆動用マグネット90は、ロータホルダ80の円筒部82の下端面82aより下側に突出する突出部91の外周面に、位置検出用マグネット100が固定されている。特に駆動用マグネット90の下端面と位置検出用マグネット100の下端面とは高さが一致する。これは、位置検出用マグネット100を固定する際に、駆動用マグネット90の下端面を基準にすることができるので容易に軸方向の位置決めを行うことができる。
またこの位置検出用マグネット100は、略円環形状であり、その下端面の内周縁には、半径方向内側に向うにつれて上側に傾斜する傾斜面101が形成されている。これにより、駆動用マグネット90と位置検出用マグネット100との当接面を小さくすることができる。その結果、駆動用マグネット90の外周面の形状に影響され難い固定となるので、精度のよい取付けを行うことができる。
また位置検出用マグネット100の上部には、ロータホルダ80の下端面82aより上側に形成され、ロータホルダ80と半径方向に間隙を介して突部102が円環状に形成され、駆動用マグネット90と位置検出用マグネット100とが当接することにより、凹部103を形成する。これは圧入により当接後、補強のために接着剤を当接面に塗布するが、この凹部103はこの接着剤の溜め場所となり、接着剤漏れ等の不具合がなくなり安定した接着が可能となる。そしてロータホルダ80の下端面82aおよび駆動用マグネット90と位置検出用マグネット100との当接面は軸方向に間隙を介して配置されている。これは、ロータホルダ80の成形時にその下端面82aにバリが発生する場合があるので、この下端面82aまで、位置検出用マグネット100を当接してしまうとバリによってこの位置検出用マグネット100が傾いてしまう不具合を生じさせない効果がある。
また位置検出用マグネット100の下端面には、FG(Frequency Generator)着磁が行われている。そしてこの下端面と軸方向に対向する基板70には、円環状にFGパターン(図示せず)が設けられている。これにより、低速回転でも回転の精密な制御を行うことができる。駆動用マグネット90の下端面にFG着磁を行ってもよいが、駆動用マグネット90の内周面に行われる駆動用着磁と距離が近いためにFGの読み取りの際に、駆動用着磁の影響を受けてしまう。そのため、FGの読み取り精度が低下してしまい、回転制御に悪影響を及ぼしてしまう。しかし、位置検出用マグネット100にFG着磁を行うことで、駆動用着磁とは距離が遠くなるために影響を受けない。そのため、FGの読み取り精度を向上させることができる。
さらに位置検出用マグネット100の外周面には、インデックス信号(例えば1つ)を生成する着磁が行われている。そしてこの外周面と半径方向に間隙を介して対向するようにホール素子等の位置検出手段73が基板70に配置されている。これにより、モータの回転位置に1つの基準が設けられるので、モータの初期位置を決定する際には好適である。
<駆動用マグネット90および位置検出用マグネットの素材>
駆動用マグネット90の素材は、位置検出用マグネット100の素材より、柔軟な素材である、例えば、ニトリルゴムや塩化ポリエチレン等のラバー材ことが望ましい。これは、駆動用マグネット90の外周面に、位置検出用マグネット100が圧入される際に、駆動用マグネット90が弾性変形のしない硬い素材を用いると、駆動用マグネット90および位置検出用マグネット100が欠けや割れを生じてしまう可能性がある。これは、駆動用マグネット90に突部やバリを有している場合に生じる。さらに欠けやわれを生じないまでも位置検出用マグネット100が軸心とずれて固定しまう可能性がある。これによりFGパターンや位置検出手段との位置がずれてしまうのでこれらの読み取り精度が低下してしまう可能性がある。したがって、駆動用マグネット90をラバー材にすることにより、これら突部やバリを弾性変形により吸収するので、マグネットの欠けや割れを生じることはない。そして駆動用マグネット90と位置検出用マグネット100との固定の際に軸心のずれはなくなる。その結果、安定した固定および読み取り精度の向上を実現することができる。
駆動用マグネット90の素材は、位置検出用マグネット100の素材より、柔軟な素材である、例えば、ニトリルゴムや塩化ポリエチレン等のラバー材ことが望ましい。これは、駆動用マグネット90の外周面に、位置検出用マグネット100が圧入される際に、駆動用マグネット90が弾性変形のしない硬い素材を用いると、駆動用マグネット90および位置検出用マグネット100が欠けや割れを生じてしまう可能性がある。これは、駆動用マグネット90に突部やバリを有している場合に生じる。さらに欠けやわれを生じないまでも位置検出用マグネット100が軸心とずれて固定しまう可能性がある。これによりFGパターンや位置検出手段との位置がずれてしまうのでこれらの読み取り精度が低下してしまう可能性がある。したがって、駆動用マグネット90をラバー材にすることにより、これら突部やバリを弾性変形により吸収するので、マグネットの欠けや割れを生じることはない。そして駆動用マグネット90と位置検出用マグネット100との固定の際に軸心のずれはなくなる。その結果、安定した固定および読み取り精度の向上を実現することができる。
また位置検出用マグネット100の素材は、例えば、ナイロン6、ナイロン12およびポリエチレン等のプラスチック材であることが望ましい。硬い素材を使用することにより、真円度精度のよい成形が可能である。ラバー材は、一般に板材を円環状にしてロータホルダ80の内周面に固定することにより円環形状を形成することができる。位置検出用マグネット100は、駆動用マグネット90の外周面に固定されることにより、外周面を固定する部材が存在しないので、成形時より円環形状であることが必須である。
以上、本発明の実施例に関して説明してきたが、本発明はこの実施例に限定されることなく、種々の変形が可能である。
例えば、位置検出用マグネット100は、駆動用マグネット90の内周面に設けてもよい。その際、位置検出用マグネット100の外周側に、傾斜面101が設けられる。そして突部102は設けなくてもよい。これにより、位置検出用マグネット100はラバー材にて成形することができる。これはコスト的なメリットはあるが、駆動用マグネット90の影響を受けやすい欠点も有している。
10 ロータホルダ
20、21 ボールベアリング
22 弾性部材
23 保持部材
30 シャフト
40 取付板
50 ステータ
60、61 ネジ
70 基板
73 位置検出手段
80 ロータホルダ
81 中空部
82 円筒部
82a 下端面
90 駆動用マグネット
91 突出部
100 位置検出用マグネット
101 傾斜面
102 突部
103 凹部
20、21 ボールベアリング
22 弾性部材
23 保持部材
30 シャフト
40 取付板
50 ステータ
60、61 ネジ
70 基板
73 位置検出手段
80 ロータホルダ
81 中空部
82 円筒部
82a 下端面
90 駆動用マグネット
91 突出部
100 位置検出用マグネット
101 傾斜面
102 突部
103 凹部
Claims (10)
- 軸方向に一端側が開口している略円筒形状の回転体と、
該回転体の円筒部に同心状に取り付けられる駆動用マグネットと、
を備えるモータであって、
前記駆動用マグネットの一端側の一部は、前記回転体の円筒部の一端側端面より一端側に突出している突出部を有し、該突出部の半径方向には、位置検出用マグネットが前記回転体と同心状に取り付けられていることを特徴とするモータ。 - 前記位置検出用マグネットの一端側の面には、FGパルスが着磁されていることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
- 前記駆動用マグネットと前記位置検出用マグネットとの取り付けは、圧入若しくは接着の少なくともどちらか一方であることを特徴とする請求項1および請求項2のいずれかに記載のモータ。
- 前記駆動用マグネットは、前記位置検出用マグネットより柔軟な材料にて形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のモータ。
- 前記位置検出用マグネットの前記駆動用マグネットの前記突出部との当接部の他端側の端部と前記回転体の円筒部の一端側端面とは、軸方向に間隙が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のモータ。
- 前記駆動用マグネットの一端側の端面と前記位置検出用マグネットの一端側の端面とは、軸方向高さが同等であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のモータ。
- 前記位置検出用マグネットの一端側の端面の内周縁には、前記駆動用マグネット側に向うに従い軸方向他端側に傾斜する傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のモータ。
- 前記位置検出用マグネットの前記駆動用マグネットとは半径方向反対側の一部には、前記回転体の円筒部の一端側の端面より一端側に伸びる突部を形成しており、前記駆動用マグネットと前記位置検出用マグネットとが取り付けられることで凹部を形成することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のモータ。
- 前記位置検出用マグネットの駆動用マグネットとは半径方向反対側の側面には、インデックス信号が着磁されており、前記位置検出用マグネットと半径方向に間隙を介して対向するように位置検出手段が配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のモータ。
- 前記回転体は、軸体と、
略円筒形状のロータホルダと、
にて構成され、
該ロータホルダの円筒部内周面に前記ロータホルダと同心状に前記駆動用マグネットが取り付けられ、
前記駆動用マグネットの前記突出部の半径方向外側に位置検出用マグネットが前記ロータホルダと同心状に取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに記載のモータ。
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