JPH058775Y2 - - Google Patents

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JPH058775Y2
JPH058775Y2 JP1986091202U JP9120286U JPH058775Y2 JP H058775 Y2 JPH058775 Y2 JP H058775Y2 JP 1986091202 U JP1986091202 U JP 1986091202U JP 9120286 U JP9120286 U JP 9120286U JP H058775 Y2 JPH058775 Y2 JP H058775Y2
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stator
capstan shaft
capstan
stator coil
magnet rotor
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分〕 この考案は、磁気記録再生装置において磁気テ
ープを駆動するキヤプスタン装置に関し、特にキ
ヤプスタン軸の軸受部の改良に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来のキヤプスタン装置を第5図、第6図につ
いて説明する。第5図は平面図、第6図は第5図
の線−の断面図である。図において、1はキ
ヤプスタン軸、2,3はキヤプスタン軸1の上下
をそれぞれ回転可能に保持する円筒状軸受、4は
円筒状軸受2,3を所定の位置に保持するハウジ
ング、5はステータ基板、6はステータ基板5を
保持するステータ基板受で、ハウジング4にネジ
7で固定されいる。8は磁束を発生するステータ
コイル、9はマグネツトロータ、10はマグネツ
トロータ9を所定の位置に保持するロータホルダ
ー、11はキヤプスタン軸1とロータホルダー1
0とを係合するボスで、キヤプスタン軸1とは圧
入されかつロータホルダー10とはカシメにて結
合されている。12は磁気テープ、13は磁気テ
ープ12をキヤプスタン軸1に圧接するピンチロ
ーラ、14はステータコイル8とマグネツトロー
タ9との間の吸引力により生じるスラスト力を受
けるストツパーである。
次に動作について説明する。第6図においてス
テータ基板5と、ステータ基板受6と、ステータ
コイル8と、マグネツトロータ9と、ロータホル
ダー10とを総称してモータ部と称す。このモー
タ部においてマグネツトロータ9とロータホルダ
ー10との回転部分はボス11によりキヤプスタ
ン軸1に結合されている。キヤプスタン軸1は一
対の円筒状軸受2,3によりハウジング4に回転
可能に保持されている。
磁気テープ12を駆動するためにモータ部によ
り回転させられているキヤプスタン軸1に磁気テ
ープ12を間にはさんでピンチローラ13を圧接
するが、キヤプスタン軸1にかかる負荷は一対の
円筒状軸受2,3が受ける。この時、モータ部か
ら離れる側の円筒状軸受3は、ピンチローラ13
とキヤプスタン軸1が接触する長さ方向でその接
触範囲外に設けられる必要がある。また、ストツ
パー14はステータコイル8とマグネツトロータ
9との吸引力によつて生じるスラスト力を受ける
ものである。第5図において、磁気テープ12を
矢印15の方向に走行させるには、キヤプスタン
軸1を矢印16の方向に、ピンチローラ13を矢
印17の方向に回転させる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来のキヤプスタン装置は円筒状軸受2,3が
磁気テープ12を駆動するピンチローラ13をは
さむように配置構成されているので、軸受部と共
にハウジング4が長くなり、これを使用する製品
の薄形化が図れないという問題点があつた。
この考案は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、モータ部の外径を大きくする
ことなくキヤプスタン軸の軸受部を短縮すること
により製品の薄形化が図れるキヤプスタン装置を
得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係るキヤプスタン装置は、その軸受
部の一方を従来の円筒状軸受とし、他方をマグネ
ツトロータとステータ基板受との間にあつて隣接
するステータコイル間あるいはステータコイルの
内側のいずれかに設けた転動体により構成したも
のである。
〔作用〕
この考案においては、転動体がキヤプスタン軸
にかかる側力およびマグネツトロータとステータ
コイルとの吸引力によつて生じるスラスト力を受
けるので、従来の他方の円筒状軸受3を除くこと
ができる。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例を第1図、第2図に
ついて説明する。第1図は平面図、第2図は第1
図の線−の断面図であり、上記従来装置と同
一または相当部分には同一符号を付して説明を省
略する。図において、18は隣接するステータコ
イル8間に露出するステータ基板受6とマグネツ
トロータ9との間に設けた転動体で、セラミツク
等の非磁性材料により形成されると共に円周方向
に等間隔に複数個(図面では3個)配設されてい
る。19は転動体18をステータ基板受6に回転
可能に保持するリテーナ、20は転動体18が円
周方向に転動しうるようにマグネツトロータ9に
設けた環状溝である。
磁気テープ12を走行させるにはピンチローラ
13をキヤプスタン軸1に磁気テープ12を間に
はさんで圧接して、モータ部でキヤプスタン軸1
を回転する必要がある。キヤプスタン軸1にピン
チローラ13を圧接した場合、円筒状軸受2だけ
ではキヤプスタン軸1が反ピンチローラ側に傾く
が、この傾きを発生する側力およびステータコイ
ル8とマグネツトロータ9との吸引力によつて生
じるスラスト力は転動体18が受け止めるので、
キヤプスタン軸1は傾かないし、モータ部による
回転負荷を少なくすることができる。
また、このように非磁性材料からなる転動体1
8を隣接するステータコイル8間に設けておく
と、ロータホルダー10の外径を従来のものと同
じにした上で薄形化が図れると共に、ステータコ
イル8の極数を増やしてトルクリツプルを減少さ
せることができるし、これによつて当然ステータ
コイル8の巻線ピツチを小さくすることができ
る。
次に、この考案の他の実施例を第3図、第4図
について説明する。第3図は平面図、第4図は第
3図の線−の断面図であり、上記従来装置と
同一または相当部分には同一符号を付して説明を
省略する。図において、18Aはステータコイル
8の内側に露出するステータ基板受6とマグネツ
トロータ9との間に設けた転動体で、セラミツク
などの非磁性材料により形成されると共に円周方
向に等間隔に複数個(図面では3個)配設されて
いる。19Aは転動体18Aをステータ基板受6
に回転可能に保持するリテーナ、20Aは転動体
18Aが円周方向に転動しうるようにマグネツト
ロータ9に設けた環状溝である。
このように非磁性材料からなる転動体18Aを
ステータコイル8の内側に設けておくと、上記実
施例と同様にロータホルダー10の外径を従来の
ものと同じにした上で薄形化が図れる共に、ステ
ータコイル8の巻線ピツチを大きくでき、その分
ステータコイル8が薄くなつて更に薄形化が図れ
る。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によればモータ部の外
径を大きくすることなくキヤプスタン軸の軸受部
を短縮できるので製品の薄形化が図れるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す平面図、第
2図は第1図の線−の断面図、第3図はこの
考案の他の実施例を示す平面図、第4図は第3図
の線−の断面図、第5図は従来装置の平面
図、第6図は第5図の線−の断面図である。 図において、1はキヤプスタン軸、2は円筒状
軸受、4はハウジング、5はステータ基板、6は
ステータ基板受、8はステータコイル、9はマグ
ネツトロータ、10はロータホルダー、12は磁
気テープ、13はピンチローラ、18,18Aは
転動体である。なお、図中同一符号は同一または
相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ステータ基板受面に敷設されたステータ基板上
    に分巻されて設けられかつ磁束を発生するステー
    タコイルと、これらのステータコイルに対向して
    設けられかつキヤプスタン軸と一体化されたマグ
    ネツトロータとからなる駆動用モータを内蔵した
    キヤプスタン装置において、 前記キヤプスタン軸の軸受部の一方を前記キヤ
    プスタン軸を囲む円筒状軸受とし、他方を前記マ
    グネツトロータとステータ基板受との間にあつて
    隣接するステータコイル間あるいはステータコイ
    ルの内側のいずれかに設けた非磁性材の転動体に
    より構成したことを特徴とするキヤプスタン装
    置。
JP1986091202U 1986-06-12 1986-06-12 Expired - Lifetime JPH058775Y2 (ja)

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JP1986091202U JPH058775Y2 (ja) 1986-06-12 1986-06-12

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986091202U JPH058775Y2 (ja) 1986-06-12 1986-06-12

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Publication Number Publication Date
JPS62202047U JPS62202047U (ja) 1987-12-23
JPH058775Y2 true JPH058775Y2 (ja) 1993-03-04

Family

ID=30951764

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JP1986091202U Expired - Lifetime JPH058775Y2 (ja) 1986-06-12 1986-06-12

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JP (1) JPH058775Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4868111U (ja) * 1971-12-01 1973-08-29

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Publication number Publication date
JPS62202047U (ja) 1987-12-23

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