JPH0586151U - ディスク回転駆動装置 - Google Patents

ディスク回転駆動装置

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JPH0586151U
JPH0586151U JP3911691U JP3911691U JPH0586151U JP H0586151 U JPH0586151 U JP H0586151U JP 3911691 U JP3911691 U JP 3911691U JP 3911691 U JP3911691 U JP 3911691U JP H0586151 U JPH0586151 U JP H0586151U
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JP
Japan
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rotor
disk
stator
disk rotation
rotation drive
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Pending
Application number
JP3911691U
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English (en)
Inventor
広 岩井
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置自体の薄型化を図る。 【構成】 ディスク6をロータ22にチャッキングして
このロータ22を回転するディスク回転駆動装置20に
おいて、ステータコア44及び駆動巻線46よりなるス
テータ42をロータ22の外側空間であって且つヘッド
8の移動空間S以外の空間に配置し、これによってロー
タ22の高さ制限をなくしてこれを小さくする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、磁気ディスクや光ディスクを直接回転駆動するディスク回転駆動装 置に係り、特に装置自体を薄くすることができるディスク回転駆動装置に関する 。
【0002】
【従来の技術】
一般に、磁気ディスクや光ディスクにヘッドを接近させてデータの再生や記録 を行なうために、このディスクを回転させる装置として、ディスク回転駆動装置 が知られている。図4は従来のディスク回転駆動装置の断面図を示し、この装置 は椀型容器を逆さまに形成したようなロータ2を有し、このロータ2はシャフト 1に軸受3を介して取付けられており、このロータ2の上面に備えたハブ台4上 に記録媒体としてのディスク6を装着し、これを回転駆動するように構成されて いる。
【0003】 このディスク6と上記ロータ2の外周には、上記ディスク6のデータの記録ま たは再生を行なうためのヘッド8を移動可能とするための空間が設けられている 。上記ロータ2の内周面であって、ステータコア10と対向する面には、14極 の駆動磁極を、また、ベース基板12と対向する端面には、120極のFG磁極 を有するマグネット14が配設されている。また、ロータ2の内側には、駆動巻 線16を巻付けた全部で12スロットのステータコア10を配設している(図5 参照)。この回転駆動装置は、ホール素子などのロータ位置検出手段の出力に応 じて3相駆動することにより、ロータ2に回転力を生じさせディスク6を回転駆 動する。そして、上記ロータ2の外側の空間いおいては、この装置を駆動するた めの多数の電子部品18がベース基板12上に設けられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、このロータ2の内側に、駆動巻線16とステータコア10よりなる ステータを有する従来の構造では、ロータ2の回転時にこれと駆動巻線16との 干渉を避けるため、ステータコア10と駆動巻線16の上面に適当な隙間を設け てロータ2を配設する必要がある。そのため、必要なトルクと効率を確保しよう とすると、装置全体が厚くなり、薄型化の障害となっている。 また、ロータ2の内部空間のスペースが限られているために、駆動巻線を十分 に巻くことができず、それを補償するために磁力の強力なマグネットを用いる必 要があり、このため鉄損が増加するなどの欠点もある。 本考案は、以上のような問題点に着目し、これを有効に解決すべく創案された ものである。本考案の目的は、ステータをロータの外側へ配置することにより薄 型化を図ることができるディスク回転駆動装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記問題点を解決するために、ディスクをロータにチャッキングし 、前記ロータとステータとの間の磁界の相互作用により前記ロータを直接回転駆 動するようになしたディスク回転駆動装置において、前記ステータを、前記ロー タの外側であって、前記ディスクに対して移動するヘッドの移動空間部分以外の 空間に設けるようにしたものである。
【0006】
【作用】
本考案は、以上のように構成したので、ステータはロータの外側の、ヘッド移 動空間以外のところに配置され、ヘッドの移動を阻害することはなく、また、ロ ータはステータの高さの制限を受けることがない。そして、ロータの外側に設け たステータの巻線に所定の電流を流すことにより、ロータの外周面に設けたマグ ネットとの間で生ずる磁界の相互作用によりロータは回転することになる。
【0007】
【実施例】
以下に、本考案に係るディスク回転駆動装置の一実施例を添付図面に基づいて 詳述する。 図1は、本考案の一実施例を示す断面図、図2は同主要部分を示す平面図であ る。尚、従来装置と同一部分については同一符号を付す。 図示するごとく、このディスク回転駆動装置20は、従来装置と同様にロータ 22の上面に備えたハブ台4上に記録媒体としてのディスク6を装着し、回転駆 動するように構成されている。 すなわち、例えば鉄よりなるベース基板12上に、例えば含油焼結メタル軸受 24を介してシャフト1が回転自在に起立させて設けられており、このメタル軸 受24はカシメ等により上記ベース基板12に固定されている。このメタル軸受 24の外側にはスラスト転がり軸受26が形成されていると共に、この軸受の上 輪26aに、椀型容器を逆様に形成したようなロータ22が取付け固定されてい る。 そして、このロータ22の上面中心部には、上記ハブ台4が設けられると共に 、その周辺部には、ディスク6の中央に設けたセンタリングメタル28を吸着固 定するための吸着マグネット30が設けられ、回転時にディスク6を確実に保持 するように構成されている。
【0008】 また、ディスク6全体は、これを保護するディスクケース32に被われると共 に、このケース32の内面の上記シャフト1の先端部に対向する部分には、スラ スト軸受34が設けられている。 一方、上記ロータ22の内側空間には、従来装置と異なり、本考案においては 、この装置自体の駆動を制御する一般的に高さの低い多数の電子部品18がベー ス基板12上に設けられている。従って、ロータ22の内側空間には、ステータ が設けられていないので、この高さ制約を受けず、ロータ22の高さを大幅に小 さく設定してある。このロータの外側壁には、例えば14極の駆動磁極を、また 、ベース基板12と対向する端面には120極のFG磁極を有する駆動マグネッ ト40がその周方向に沿って設けられている。
【0009】 そして、上記ロータ22の外側であって、ヘッド8の移動空間S以外の部分、 図示例にあっては、ロータ22を挟んで移動空間Sの反対側部分に、上記ロータ 22の駆動マグネット40に対向させてステータ42が設けられている。このス テータ42は、例えば幅広の且つ長尺の3つのティース43よりなるステータコ ア44を有しており、各ティース43には、従来装置と比較して多量の駆動巻線 46が巻回されており、強力な磁力を発生し得るように構成されている。このテ ィース43の数は3つに限定されず、それ以上設けても良い。 また、上記ステータ42が配置されていないロータ22の周囲の空間部には、 上記駆動マグネット40の外側を被うように断面L字状に成形されたシールドヨ ーク48がロータ22の周方向に沿って形成されており、このシールドヨーク4 8により磁気回路を形成して上記ヘッド8への漏れ磁束を低減するように構成さ れている。
【0010】 そして、ロータ22の内側面には、インデックスマグネット50が設けられる と共に、これに対向するロータ内空間には、インデックスセンサ52が設けられ ており、上記インデックスマグネット50の磁気を検出することにより、ディス ク6の回転基準位置を示すインデックス信号を発生し得るように構成されている 。ここで、インデックス信号のタイミングは、ヘッド8の位置的な誤差を補正す べく調整できることが必要であるが、本実施例においてはその調整のためにCR 時定数による遅延回路を用いるようにし、その時定数を可変とするためにベース 基板12上に半固定VR(Variable Resistor )54を設けてある。 そして、上記半固定VR54を回転調整可能とするために、上記ベース基板1 2は調整穴56が形成されている。そして、図示されていないが、この装置には ホール素子よりなるロータ位置検出手段が設けられており、この出力に応じて上 記駆動巻線48に電流を流すことによりロータ22に回転力を発生するように構 成されている。
【0011】 次に、以上のように構成された本実施例の作用について説明する。 まず、ディスクケース32を本装置に装填すると、ディスク6は吸着マグネッ ト30により確実にハブ台4側へ吸着固定される。そして、上記ロータ位置検出 手段(図示せず)の出力に基づいてステータ42の各駆動巻線46に所定の波形 の駆動電流が流されて回転磁界が生じ、こらがロータ22の駆動マグネット40 と相互作用を及ぼしてロータ22に回転力が発生し、これを回転することになる 。 ここで、本実施例においては、ステータ42の全体を、ロータ22の外側の空 間であって、ヘッド移動空間Sを避けた部分に設けるようにしたので、従来装置 と比較してロータ22の厚さを大幅に削減することができる。すなわち、従来装 置のステータの駆動巻線とロータの上面との隙間及びロータ22の厚み及びヘッ ド移動空間の一部の厚み分も薄く構成することが可能となる。
【0012】 また、上記ステータ42のティース長がロータ22により制限されることがな いので、これを比較的長く設定でき、従って、1つのティース43に巻付けるこ とができる導線の巻数をかなり多くするこたができるので、一相分の巻数を一テ ィースに集中的に巻くことができる。従って、少ないティース数、例えば3ティ ースでも必要な磁束鎖交数を容易に確保することが可能となる。 更には、各ティース43の幅を広く設定することができるので、断面積を一定 とした場合、その分だけコア44の厚みを薄くすることが可能となる。
【0013】 尚、上記実施例にあっては、ヘッド移動空間Sに対向する空間にステータ42 を設けたが、これに限定されず、例えば図3に示すように2つのステータ42、 42をヘッド移動空間Sに対して直角となる方向に互いに対向するように配置し ても良い。これによれば、ロータ22とステータ42、42との間の吸引力が打 ち消すように作用し、バランスが保ち易くなるので、軸受に余分な側圧をかける ことがない。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば次のような優れた作用効果を発揮するこ とできる。 ステータをロータの外側に配置するようにしたので、ロータの厚さを小さくで き、従って、装置全体の薄型化を達成することが可能となる。 また、ステータの駆動巻線の巻数を多くして大きな磁力を発生することができ ることから、相対的に磁気エネルギの小さな駆動マグネットを用いることができ 、鉄損が低減されてエネルギ効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るディスク回転駆動装置を示す断面
図である。
【図2】本考案に係るディスク回転駆動装置の要部を示
す平面図である。
【図3】本考案のディスク回転駆動装置の他の実施例を
示す平面図である。
【符号の説明】
1…シャフト、4…ハブ台、6…ディスク、8…ヘッ
ド、18…電子部品、20…ディスク回転駆動装置、2
2…ロータ、30…吸着マグネット、40…駆動マグネ
ット、42…ステータ、44…ステータコア、48…シ
ールドヨーク。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るディスク回転駆動装置を示す断面
図である。
【図2】本考案に係るディスク回転駆動装置の要部を示
す平面図である。
【図3】本考案のディスク回転駆動装置の他の実施例を
示す平面図である。
【図4】従来のディスク回転駆動装置を示す断面図であ
る。
【図5】図4に示す装置のステータコアを示す平面図で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクをロータにチャッキングし、前
    記ロータとステータとの間の磁界の相互作用により前記
    ロータを直接回転駆動するようになしたディスク回転駆
    動装置において、前記ステータを、前記ロータの外側で
    あって、前記ディスクに対して移動するヘッドの移動空
    間部分以外の空間に設けたことを特徴とするディスク回
    転駆動装置。
JP3911691U 1991-04-26 1991-04-26 ディスク回転駆動装置 Pending JPH0586151U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3911691U JPH0586151U (ja) 1991-04-26 1991-04-26 ディスク回転駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3911691U JPH0586151U (ja) 1991-04-26 1991-04-26 ディスク回転駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0586151U true JPH0586151U (ja) 1993-11-19

Family

ID=12544115

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3911691U Pending JPH0586151U (ja) 1991-04-26 1991-04-26 ディスク回転駆動装置

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JP (1) JPH0586151U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007330025A (ja) * 2006-06-07 2007-12-20 Daikin Ind Ltd モータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007330025A (ja) * 2006-06-07 2007-12-20 Daikin Ind Ltd モータ

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