JP2865315B2 - ファンモータの取付装置 - Google Patents

ファンモータの取付装置

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JP2865315B2
JP2865315B2 JP1177453A JP17745389A JP2865315B2 JP 2865315 B2 JP2865315 B2 JP 2865315B2 JP 1177453 A JP1177453 A JP 1177453A JP 17745389 A JP17745389 A JP 17745389A JP 2865315 B2 JP2865315 B2 JP 2865315B2
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vibration
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卓郎 西原
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は空気調和機等のファンモータの取付装置に関
するものである。
(ロ)従来の技術 空気調和機に組み込まれるファンモータの取付装置の
構造を示したものとして実公昭55−7064号公報がある。
この公報で示されているファンモータの取付構造はフ
ァンモータの一端を一方の防振ゴムを介して取付板に当
てて、このファンモータの回転軸をこの取付板に対して
直交させると共に、このファンモータの他端に他方の防
振ゴムを介して当てられる固定部材の脚をこの取付板へ
取り付けるようにしていた。
言い換えれば、ファンモータを取付板と固定部材とで
挟み込んで固定するものである。
(ハ)発明が解決しようとする課題 このように、ファンモータを取付板と固定部材とで挟
み込んで固定したものにおいて、このファンモータの回
転数が比較的低い(例えば1800rpm以下)場合は取付板
と固定部材とに取り付けた防振ゴムによって、このファ
ンモータの振動は抑えられるものの、このファンモータ
の回転数が高い(例えば1800rpm〜2000rpm)場合はモー
タ自体が防振ゴム上を滑ることがある。又、ファンモー
タが比較的軽量で且つ回転数が高い場合はモータ自体の
振動が大きくなる。このようなことによってファンモー
タの回転軸が芯振れを起こすおそれがあった。
本発明はファンモータの回転数を高くしても回転軸の
芯振れが起こりにくくすることを目的としたものであ
る。
(ニ)課題を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明は、一側面から回
転軸が突出されたファンモータと、このファンモータの
両側面に夫々当てがわれる取付け部材と、この部材に設
けられる前記回転軸の方向へ延びる脚片とを備えたファ
ンモータの取付装置において、前記ファンモータの外周
壁に形成されたフランジ片と前記脚片との間に、一面に
前記フランジ片が嵌め込まれる第1の溝と前記脚片が嵌
め込まれる第2の溝とを設けた防振材を取り付けたこと
を特徴とする。
(ホ)作用 ファンモータの回転数が比較的高くなって、ファンモ
ータ自体が振動しようとしても、このファンモータの外
周壁に形成されたフランジ片と脚片との間に取り付けら
れ、かつ、一面にフランジ片が嵌め込まれる第1の溝と
脚片が嵌め込まれる第2の溝とを設けた防振材によって
振動は抑えられる。
(ヘ)実施例 第3図において、1は天井に埋め込まれる分離型空気
調和機の室内ユニットで、本体2と、パネル3とから構
成されている。4は吸込グリル、5はこの吸込グリルの
裏面に配置されたエアフィルタ、6はこの吸込グリルの
両端に設けた吐出口、7はこの吐出口6に設けられた風
向変更板である。8は本体2内で略ハの字型に配置され
た熱交換器、9はこれら熱交換器8の外側に配置された
クロスフローファンで、このファンの回転によって室内
空気はパネル3の吸込グリル4から本体2内に導びかれ
た後、前後に分流され夫々の熱交換器8で加熱もしくは
冷却される。そして夫々の吐出口6から吹き出される。
10はこの本体2の角部に固定された取付板で、第1図、
第2図に示すようにファンモータ11が、一方の取付部材
12と他方の取付部材13とで挟持された状態で取り付けら
れている。すなわち、14はファンモータ11の両側面に当
てがわれる筒状ゴムで、このモータ11の回転軸15側の面
(一方の面)16が一方の取付部材12に当てられ、このモ
ータ11の他方の面17に他方の取付部材13が当てられる。
そして、一方の取付部材12の短片18と他方の取付部材13
の短片19とを螺子にて固定する。20は防振材で、ファン
モータ11のフランジ片21が嵌め込まれる第1の溝32と、
他方の取付部材13の長片(脚片)22が嵌め込まれる第2
の溝23とが形成されている。そして、ファンモータ11を
両取付部材12,13で挟持した後、他方の取付部材13の短
片19を長片22との間から防振材20の第1の溝21にファン
モータ11のフランジ片21を沿わせながらこの防振材20を
ファンモータ11の外周壁24と長片(脚片)22との間に固
定する。この後、この長片22を取付板10に固定する。こ
のようにファンモータ11においてはその両端面16.17は
筒状ゴム14で、その外周壁24と長片22との間は防振材20
で、夫々弾性的に保持されている。
又、この防振材20は一つの長片22によって保持され、
このファンモータ11の外周壁のまわりに空間を保つよう
にしたので、この防振剤20によってファンモータ11の放
熱が阻止されないようにしている。
又、この防振材20は、ファンモータ11を囲んでいる長
片22によって支えるようにしたので、サービス点検時等
必要に応じて防振材20を長片22に取り付け、取り外しを
行なうことができる。
このようにファンモータ11を固定したので、このファ
ンモータ11を運転させた時の通常の振動は筒状ゴム14に
よって吸収される。一方、このファンモータ11の運転開
始時や高回転時に、ファンモータ11自体が回転軸15の回
転方向へ動こうとしても、防振ゴム20によってその動き
は規制される。従って回転軸15の芯振れが発生しにくく
なる。
(ト)発明の効果 以上述べたように本発明は、一側面から回転軸が突出
されたファンモータと、このファンモータの両側面に夫
々当てがわれる取付け部材と、この部材に設けられる前
記回転軸の方向へ延びる脚片とを備えたファンモータの
取付装置において、前記ファンモータの外周壁に形成さ
れたフランジ片と前記脚片との間に、一面に前記フラン
ジ片が嵌め込まれる第1の溝と前記脚片が嵌め込まれる
第2の溝とを設けた防振材を取り付けるようにしたの
で、ファンモータの回転数が比較的高くなって、ファン
モータ自体が回転軸の回転方向に振動しようとしても、
その動きは防振材によって規制され回転数の芯振れを起
こす恐れを少なくできる。又、この防振材を脚片に取り
付けたことにより、ファンモータの外周の空間は保たれ
ファンモータの放熱に悪影響を与えないようにでき、更
に防振材は脚片に弾性的に取り付けられているのでサー
ビス点検時等必要に応じてこの防振材の取り付け取り外
しが行える。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図はファンモータ
の取付装置の分解斜視図、第2図は同装置の斜視図、第
3図は同装置が組み込まれた分離型空気調和機の内部構
造を示す斜視図である。 11……ファンモータ、12,13……取付部材、15……回転
軸、20……防振材、22……長片(脚片)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一側面から回転軸が突出されたファンモー
    タと、このファンモータの両側面に夫々当てがわれる取
    付け部材と、この部材に設けられる前記回転軸の方向へ
    延びる脚片とを備えたファンモータの取付装置におい
    て、前記ファンモータの外周壁に形成されたフランジ片
    と前記脚片との間に、一面に前記フランジ片が嵌め込ま
    れる第1の溝と前記脚片が嵌め込まれる第2の溝とを設
    けた防振材を取り付けたことを特徴とするファンモータ
    の取付装置。
JP1177453A 1989-07-10 1989-07-10 ファンモータの取付装置 Expired - Fee Related JP2865315B2 (ja)

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