JPH05263784A - 空気調和装置の回転体 - Google Patents

空気調和装置の回転体

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Publication number
JPH05263784A
JPH05263784A JP6514692A JP6514692A JPH05263784A JP H05263784 A JPH05263784 A JP H05263784A JP 6514692 A JP6514692 A JP 6514692A JP 6514692 A JP6514692 A JP 6514692A JP H05263784 A JPH05263784 A JP H05263784A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
rotor
plate
elastic body
ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP6514692A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kumazawa
健志 熊沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH05263784A publication Critical patent/JPH05263784A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 騒音レベルを低く抑え、作業性の向上を図
る。 【構成】 プレート板5とプレート板5の間に配置され
プレート板5の外周縁に沿って複数のファンブレード7
が固着されたファン組立体9を、軸線方向に沿って複数
組合せ、前記各ファン組立体9のファンブレード7の外
周に、リング状の弾性体19を設けたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、室内へ調和されたエ
アを送り出す空気調和装置の回転体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エアコン等の空気調和装置におい
て、調和されたエアはファン等の回転体によって室内へ
送り出されるようになっており、その回転体の具体例を
図4に示している。
【0003】回転体101は、プレート板103とプレ
ート板103の間に複数のブレード105を配置したフ
ァン組立体107を、軸線方向に沿って複数組合せるこ
とで、横長タイプの形状となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記した如く空気調和
装置の回転体101は、横長タイプの形状となってお
り、プレート板103とプレート板103の間に渡架さ
れたブレード105は、高速運転時において、振動が発
生し易く、ブレード105の振動による乱流で騒音レベ
ルの増加が問題となっている。
【0005】この場合、騒音レベルの低下を図るには、
ブレード105の振動が起きないようにブレード105
の板厚を大きく確保するか、あるいは、プレート板10
3とプレート板103の距離、スパンを小さくし剛性を
確保することで解消できる。
【0006】しかしながら、前者の手段にあっては、軽
量化と逆行し回転体101の大幅な重量増加となり、立
上り特性等の悪化につながると共に大型の駆動モータを
必要とする等新たな問題を招来する。
【0007】また、後者の手段にあっては、1ブロック
を形成するファン組立体107の数が多くなり、作業性
の面で望ましくない。
【0008】そこで、この発明は簡単な工夫によって騒
音レベルの低下を図ると共に作業性の面でも大変優れた
空気調和装置の回転体を提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、プレート板とプレート板の間に配置さ
れプレート板の外周縁に沿って複数のファンブレードが
固着されたファン組立体を、軸線方向に沿って複数組合
せ、前記各ファン組立体のファンブレードの外周に、リ
ング状の弾性体を設けてある。
【0010】
【作用】かかる回転体によれば、リング状の弾性体によ
ってファンプレートの振動が小さく抑えられ、許容範囲
内の騒音レベルとなる。この場合、回転体の送風量に何
等悪影響を与えることはなく、しかも、ファンブレード
の板厚をアップすることなく、プレート板とプレート板
のスパンを大きく確保でき、ファン組立体の数が少なく
て済む利点がある。
【0011】
【実施例】以下、図1乃至図3の図面を参照しながらこ
の発明の一実施例を詳細に説明する。
【0012】図3において1は、横流ファン等の回転体
を示しており、図外の室外ユニットと共に空気調和装置
を構成する室内ユニット3内に配設されている。
【0013】なお、室内ユニット3内には吸込口から取
入れたエアが通過する際に、その潜熱を奪い冷風とする
室内熱交換器(図示していない)等の機能部品が収納さ
れている。
【0014】一方、回転体1は円板状のプレート板5
と、プレート板5の外周縁に沿って配置された複数のフ
ァンブレード7からなるファン組立体9を軸線方向に沿
って複数組合せた横長の形状となっている。ファン組立
体9は、ガラス繊維強化AS(アクリロニトリル・スチ
レン共重合体)樹脂材から成り、射出成形により一体成
形されている。ファン組立体9とファン組立体9は、図
2に示すように一方のファン組立体9のファンブレード
7の自由端側を他方のファン組立体9のプレート板5の
側壁に超音波溶着により固着され、両サイドには支軸1
1,13がそれぞれ設けられている。
【0015】両サイドの支軸11,13の内、一方の支
軸13は電動機15と接続し、電動機15からの回転動
力が直接与えられるようになっており、他方の支軸11
は軸受17によって回転自在に支持されている。
【0016】また、各ファン組立体9のファンブレード
5の外周には、輪ゴムのように形成されたリング状の弾
性体19が装着されている。
【0017】弾性体19は、ファン組立体9の外周より
小さく設定され、ゴム等の材質により伸び、縮みが可能
となっており、その弾性力を利用してファンブレード7
の外周縁に形成された位置決め用の凹溝21内に係合し
ている。弾性体19の数は、各ファン組立体9のほぼ中
央部位に1箇所ずつあればよいが、複数でも可能であ
る。
【0018】このように構成された回転体1によれば、
電動機15から回転動力が与えられることで回転する。
この回転時において回転体1のファンブレード7は弾性
体19による弾性力によって締付けられるため、プレー
ト板5からプレート板5までのスパンを大きくしても振
動を小さく抑えられる。したがって、整流されたエアが
送り出されると共に低い騒音値が得られるようになる。
また、弾性体19は送風量に何等悪影響をを与えること
がない。
【0019】しかも、プレート板5からプレート板5ま
でのスパンが大きくなるため、同一寸法の回転体1に対
してファン組立体9の数が少なくなり、組付工数にかか
る時間も短くて済むようになる。
【0020】
【発明の効果】以上、説明したようにこの発明の回転体
によれば、ファンブレードの振動が小さく抑えられ騒音
レベルを低くできる。また、プレート板からプレート板
までのスパンを大きくできるので、同一寸法の回転体に
対してファン組立体の数が少なくなり作業性の大幅な向
上が図れるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる回転体の斜視図。
【図2】回転体の一部分の分解斜視図。
【図3】回転体を室内ユニット内に組込んだ全体の説明
図。
【図4】従来例を示した図1と同様の斜視図。
【符号の説明】
5 プレート板 7 ファンブレード 9 ファン組立体 19 弾性体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレート板とプレート板の間に配置され
    プレート板の外周縁に沿って複数のファンブレードが固
    着されたファン組立体を、軸線方向に沿って複数組合
    せ、前記各ファン組立体のファンブレードの外周に、リ
    ング状の弾性体を設けたことを特徴とする空気調和装置
    の回転体。
JP6514692A 1992-03-23 1992-03-23 空気調和装置の回転体 Pending JPH05263784A (ja)

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JP6514692A JPH05263784A (ja) 1992-03-23 1992-03-23 空気調和装置の回転体

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JP6514692A JPH05263784A (ja) 1992-03-23 1992-03-23 空気調和装置の回転体

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JPH05263784A true JPH05263784A (ja) 1993-10-12

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ID=13278454

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100015905A1 (en) * 2007-03-07 2010-01-21 Sine Kon Hu Airflow boosting assembly for a forced air circulation and delivery system
JP2014047773A (ja) * 2012-09-04 2014-03-17 Daikin Ind Ltd クロスフローファン

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