JPH07336930A - ファンモータ - Google Patents

ファンモータ

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Publication number
JPH07336930A
JPH07336930A JP13001794A JP13001794A JPH07336930A JP H07336930 A JPH07336930 A JP H07336930A JP 13001794 A JP13001794 A JP 13001794A JP 13001794 A JP13001794 A JP 13001794A JP H07336930 A JPH07336930 A JP H07336930A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
fan
fan motor
cup
steel plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP13001794A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadahito Igami
忠人 居上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP13001794A priority Critical patent/JPH07336930A/ja
Publication of JPH07336930A publication Critical patent/JPH07336930A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カップ状の鋼板製円筒ブラケットを2つ組み
合わせて構成したファンモータにおいて、ブラケットの
表面積を増加させることによりモータの各部の温度上昇
を低減させ、その分モータのステータとロータの積厚を
少なくさせ、安価で小型なファンモータを実現すること
を目的としている。 【構成】 カップ状の鋼板製円筒ブラケットを2つ組み
合わせて構成したファンモータにおいて、少なくとも1
つのブラケットの円筒状外径部にモータ軸と平行となる
方向に凸形状のリブを設けた構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパッケージエアコンの室
内機など空調用電化製品に使用される小型のファンモー
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、パッケージエアコンの室内機など
空調用電化製品に使用される小型のファンモータは効率
の改善やモータの放熱構造の改善を図り小型化が盛んに
行われている。
【0003】図7は従来の小型のファンモータの正面図
であり、図8はその構造半断面図(側面図)である。
【0004】1はステータであり、積層された電磁鋼板
にステータ巻線がほどこされている。2はロータであ
り、軸を介して3ファンが取り付けられている。4,5
はカップ状の鋼板製ブラケットであり、ロータとステー
タを各々支持している。6は風窓であり、モータの冷却
風の通路となる。
【0005】以上のように構成されたファンモータにつ
いて、以下その動作について説明する。モータに電圧を
印加しファンを回転させた時、モータの外周部にも風の
流れが生じブラケットを冷却するとともに、一部はモー
タ内と風窓を通過し直接モータの発熱部である巻線を冷
却する。
【0006】また、図9は別の小型のファンモータの正
面図であり、図10はその構造半断面図(側面図)であ
る。ステータとロータは図8と同一であるが、樹脂によ
りステータが一体的に覆われており、ロータの片側は軸
受を介して樹脂により一体化されたステータに取り付け
られる鋼板のブラケット7,8により支持されている。
この一体化された樹脂の外周部には放射線状にモータ軸
と平行にフィン9が形成されている。
【0007】以上のように構成されたファンモータの場
合には一体化する樹脂の熱伝導度は空気より高く、かつ
フィンによる放熱面積の増加によりモータの冷却効果は
高くなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の第
1の例の小型のファンモータの場合には、冷却風に含ま
れる微少な塵がモータ内に侵入し種々の問題を起こすこ
とがあり、実施するのは限られた場合であり一般的には
風窓がなくモータの外周部だけで冷却する。また、従来
の第2の例の小型のファンモータの場合には、使用され
る樹脂が熱硬化性樹脂であるため比重が重く、また鋼板
と同等の強度を得るには樹脂の量も多く必要となりモー
タ重量がかなり重くなるという課題を有していた。
【0009】本発明は上記した課題を解決するもので、
モータ重量を重くすることなく簡単な構造によりモータ
の放熱効果を増し、結果として安価で小型なファンモー
タを実現することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のファンモータは、カップ状の鋼板製円筒ブラ
ケットを2つ組み合わせて構成し、少なくとも1つのブ
ラケットの円筒状外径部にモータ軸と平行となる方向に
凸形状のリブを設けた構成としている。
【0011】
【作用】この構成によって、モータ内に微少な塵がモー
タ内に侵入することない構造としながら放熱面積、すな
わちモータと外気が接触する表面積を増加させることが
できモータの放熱効果は高くなる。その結果モータの各
部の温度上昇は低くなり、その分モータのステータとロ
ータの積厚を少なくすることが可能となり、安価で小型
なファンモータを実現することができる。
【0012】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0013】図1は本発明のファンモータの正面図で、
図2はその構造半断面図(側面図)である。1はステー
タで、積層された電磁鋼板からなるコアにステータ巻線
がほどこされている。2はロータで軸を介してファン3
が取り付けられている。4,5はカップ状の鋼板製円筒
ブラケットで、ロータとステータを各々支持している。
10はブラケットの円筒状外径部にモータ軸と平行とな
る方向に設けた凸形状のリブである。
【0014】以上のように構成されたファンモータにつ
いて、以下その動作について説明する。モータに電圧を
印加しファンを回転させた時、モータの外周部にモータ
軸と平行となる方向に風の流れが生じブラケットを冷却
するが、従来の円筒状のブラケットに対し、モータの表
面積すなわちモータの放熱面積が凸形状のリブの分だけ
増加し、その結果モータの各部の温度上昇は低くなり、
その分モータのステータとロータの積厚を少なくするこ
とが可能となり、安価で小型なファンモータを実現する
ことができる。
【0015】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0016】図3は本発明のファンモータの正面図で、
図4はその構造半断面図(側面図)である。1はステー
タであり、2はロータで軸を介してファン3が取り付け
られている。4,5はカップ状の鋼板製円筒ブラケット
で、ロータとステータを各々支持している。10はブラ
ケットの円筒状外径部と球面部に連続してモータ軸と平
行となる方向に設けた凸形状のリブである。
【0017】以上のように構成されたファンモータにつ
いて、その動作は実施例1と同等であるが、モータの外
周部に生じる冷却風がブラケットの円筒状外径部から底
面部へ流れる時に、実施例1の場合にはコーナ部で渦を
生じるのに対し、渦の発生が抑制されるため冷却効果が
大きくなるとともに、カップ状のブラケットの底面部に
おける軸方向の機械的強度が増加しモータ振動が低減さ
れる。
【0018】(実施例3)以下本発明の第3の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0019】図5は本発明のファンモータの正面図であ
り、図6はその構造半断面図(側面図)である。1はス
テータで、2はロータで軸を介してファン3が取り付け
られている。4,5はカップ状の鋼板製円筒ブラケット
で、ロータとステータを各々支持している。10はブラ
ケットの円筒状外径部にモータ軸と平行となる方向で、
ステータコアが当接する位置に設けた凸形状のリブで、
11は凸形状のリブ10の軸方向の端面部に設けた風窓
である。
【0020】以上のように構成されたファンモータにつ
いて、その動作は実施例一と同等であるが、モータ内に
微少な塵が侵入することのない構造としながらカップ状
のブラケットに設けた凸形状のリブとステータコアとの
空間にも冷却用の通路が形成されモータの放熱効果が実
施例一以上に達成できる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明は、カップ状の鋼板
製円筒ブラケットを2つ組み合わせて構成したファンモ
ータにおいて、少なくとも1つのブラケットの円筒状外
径部にモータ軸と平行となる方向に凸形状のリブを設け
た構成とすることによりモータ内に微少な塵が侵入する
ことのない構造としながら放熱面積、すなわちモータと
外気が接触する表面積を増加させることができモータの
冷却効果は高くなる。その結果モータの各部の温度上昇
は低くなり、その分モータのステータとロータの積厚を
少なくすることが可能となり、安価で小型なファンモー
タを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるファンモータの
正面図
【図2】本発明の第1の実施例におけるファンモータの
片断面図
【図3】本発明の第2の実施例におけるファンモータの
正面図
【図4】本発明の第2の実施例におけるファンモータの
片断面図
【図5】本発明の第3の実施例におけるファンモータの
正面図
【図6】本発明の第3の実施例におけるファンモータの
片断面図
【図7】従来の第1の実施例におけるファンモータの正
面図
【図8】従来の第1の実施例におけるファンモータの片
断面図
【図9】従来の第2の実施例におけるファンモータの正
面図
【図10】従来の第2の実施例におけるファンモータの
片断面図
【符号の説明】
1 ステータ 2 ロータ 3 ファン 4,5 カップ状のブラケット 6,11 風窓 7,8 ブラケット 9 フィン 10 リブ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カップ状の鋼板製円筒ブラケットを2つ組
    み合わせて構成したファンモータにおいて、少なくとも
    1つのブラケットの円筒状外径部にモータ軸と平行とな
    る方向に凸形状のリブを設けたファンモータ。
  2. 【請求項2】カップ状の鋼板製円筒ブラケットを2つ組
    み合わせて構成したファンモータにおいて、少なくとも
    1つのブラケットの円筒状外径部と底面部を球面状につ
    なげるとともにモータ軸と平行となる方向に凸形状のリ
    ブを前記円筒状外径部と前記球面部に連続して設けたフ
    ァンモータ。
  3. 【請求項3】カップ状の鋼板製円筒ブラケットを2つ組
    み合わせて構成したファンモータにおいて、少なくとも
    1つのブラケットのステータコアが当接する位置の円筒
    状外径部にモータ軸と平行となる方向に凸形状のリブを
    設けるとともに前記凸形状のリブの軸方向の端面部に風
    窓を設けたファンモータ。
  4. 【請求項4】カップ状の鋼板製円筒ブラケットを2つ組
    み合わせて構成したモータの出力軸に送風用回転ファン
    を取り付け、かつ前記送風用回転ファンにより前記モー
    タの外周部が通風される請求項1記載のファンモータ。
  5. 【請求項5】カップ状の鋼板製円筒ブラケットを2つ組
    み合わせて構成したモータの出力軸に送風用回転ファン
    を取り付け、かつ前記送風用回転ファンにより前記モー
    タの外周部が通風される請求項2記載のファンモータ。
  6. 【請求項6】カップ状の鋼板製円筒ブラケットを2つ組
    み合わせて構成したモータの出力軸に送風用回転ファン
    を取り付け、かつ前記送風用回転ファンにより前記モー
    タの外周部が通風される請求項3記載のファンモータ。
JP13001794A 1994-06-13 1994-06-13 ファンモータ Pending JPH07336930A (ja)

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JP13001794A JPH07336930A (ja) 1994-06-13 1994-06-13 ファンモータ

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH116490A (ja) * 1997-06-17 1999-01-12 Shin Meiwa Ind Co Ltd 立軸槽外形ポンプ
JP2007151210A (ja) * 2005-11-24 2007-06-14 Nippon Densan Corp ブラシレスモータ
JP2018098862A (ja) * 2016-12-09 2018-06-21 ツカサ電工株式会社 ブラシレスモータ
CN111971878A (zh) * 2018-03-28 2020-11-20 日本电产株式会社 旋转翼装置

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JP2007151210A (ja) * 2005-11-24 2007-06-14 Nippon Densan Corp ブラシレスモータ
JP2018098862A (ja) * 2016-12-09 2018-06-21 ツカサ電工株式会社 ブラシレスモータ
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