JPH06294393A - 送風装置 - Google Patents
送風装置Info
- Publication number
- JPH06294393A JPH06294393A JP4120694A JP4120694A JPH06294393A JP H06294393 A JPH06294393 A JP H06294393A JP 4120694 A JP4120694 A JP 4120694A JP 4120694 A JP4120694 A JP 4120694A JP H06294393 A JPH06294393 A JP H06294393A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- end plate
- attached
- shaft
- rotor
- supporting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 送風羽根3の端板5に回転子1の取付部17を
形成し、前記取付部17を形成した端板5には通気孔20が
形成されるとともに、固定子2を装着した支持体14と前
記端板5とを互いの中央部分にてシャフト15で連結支持
した。 【効果】 送風装置の小型化が図れ、組立性が向上する
とともに、電動機内に空気流が形成され、冷却をより効
率的に行うものである。
形成し、前記取付部17を形成した端板5には通気孔20が
形成されるとともに、固定子2を装着した支持体14と前
記端板5とを互いの中央部分にてシャフト15で連結支持
した。 【効果】 送風装置の小型化が図れ、組立性が向上する
とともに、電動機内に空気流が形成され、冷却をより効
率的に行うものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数の翼片を円筒状に
配置した送風羽根、例えば遠心ファン、シロッコファ
ン、タンジェンシャルファンなどを用いた送風装置に関
する。具体的電気機器としては、空気調和機、レンジフ
−ド、ウインドファン、サ−キュレ−タ、空気清浄機な
どに用いられるものである。
配置した送風羽根、例えば遠心ファン、シロッコファ
ン、タンジェンシャルファンなどを用いた送風装置に関
する。具体的電気機器としては、空気調和機、レンジフ
−ド、ウインドファン、サ−キュレ−タ、空気清浄機な
どに用いられるものである。
【0002】
【従来の技術】本発明に先行する技術として特公昭51
−35244号公報に記載の送風装置がある。該送風装
置は夫々羽根を有し軸方向に隣接する第1及び第2のフ
ァンを射出成形によって一体に成形すると共にこの成形
によって前記両ファンの境界部に電動機の円筒形回転子
を埋設し、その後固定軸に固着した固定子を前記円筒形
回転子内に配して前記第1及び第2のファンを前記固定
軸に回転可能に支承させたものである。従って、回転子
をファン成形時に埋設することで部品点数の削減及び組
立効率の向上となるものの、成型金型が複雑となると共
に、故障時等の修理作業がスム−ズに行えないものであ
るとともに、電動機の冷却が効率良く行えないものであ
った。
−35244号公報に記載の送風装置がある。該送風装
置は夫々羽根を有し軸方向に隣接する第1及び第2のフ
ァンを射出成形によって一体に成形すると共にこの成形
によって前記両ファンの境界部に電動機の円筒形回転子
を埋設し、その後固定軸に固着した固定子を前記円筒形
回転子内に配して前記第1及び第2のファンを前記固定
軸に回転可能に支承させたものである。従って、回転子
をファン成形時に埋設することで部品点数の削減及び組
立効率の向上となるものの、成型金型が複雑となると共
に、故障時等の修理作業がスム−ズに行えないものであ
るとともに、電動機の冷却が効率良く行えないものであ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題点】本発明は、送風装置
のコンパクト化と組立効率の向上を図るとともに、電動
機の冷却が効率良く行える送風装置を提供することを課
題とする。
のコンパクト化と組立効率の向上を図るとともに、電動
機の冷却が効率良く行える送風装置を提供することを課
題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は多数の翼片を円
筒状に配置した送風羽根の端板に回転子の取付部を形成
し、固定子を装着した支持体と前記端板とを互いの中央
部分にてシャフトで連結支持してなる送風装置におい
て、前記取付部を形成した端板には通気孔が形成された
ことを特徴とし、さらには前記端板に形成された通気孔
が回転軸方向と垂直に交わる面に形成されたことを特徴
とし、また前記取付部が形成された端板と多少の間隔を
有して仕切板を形成し、該仕切板と端板にてシロッコフ
ァンを形成したことを特徴とするものである。
筒状に配置した送風羽根の端板に回転子の取付部を形成
し、固定子を装着した支持体と前記端板とを互いの中央
部分にてシャフトで連結支持してなる送風装置におい
て、前記取付部を形成した端板には通気孔が形成された
ことを特徴とし、さらには前記端板に形成された通気孔
が回転軸方向と垂直に交わる面に形成されたことを特徴
とし、また前記取付部が形成された端板と多少の間隔を
有して仕切板を形成し、該仕切板と端板にてシロッコフ
ァンを形成したことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】本発明は送風羽根の端板に取付部を形成したこ
とで、回転子を容易に前記端板に組み込むことができ、
機器本体への組み込みもスム−ズに行なえるものである
とともに、回転子の取付部が形成された端板に通気孔が
形成されているために電動機内を空気流が通過し、回転
子及び固定子が冷却される。また、通気孔が回転軸方向
と垂直に交わる面に形成されたことで気流が送風羽根内
にスム−ズに流れ、冷却効率の向上が図れるとともに、
前記取付部が形成された端板と多少の間隔を有して仕切
板を形成し、該仕切板と端板にてシロッコファンを形成
したことにより、電動機内により強制的に吸気ができる
ものである。
とで、回転子を容易に前記端板に組み込むことができ、
機器本体への組み込みもスム−ズに行なえるものである
とともに、回転子の取付部が形成された端板に通気孔が
形成されているために電動機内を空気流が通過し、回転
子及び固定子が冷却される。また、通気孔が回転軸方向
と垂直に交わる面に形成されたことで気流が送風羽根内
にスム−ズに流れ、冷却効率の向上が図れるとともに、
前記取付部が形成された端板と多少の間隔を有して仕切
板を形成し、該仕切板と端板にてシロッコファンを形成
したことにより、電動機内により強制的に吸気ができる
ものである。
【0006】
【実施例】図1に示す実施例に基づいて本発明を説明す
る。
る。
【0007】実施例はサ−キュレ−タや空気調和機等に
用いられるタンジェンシャルファンの実施例であり、各
送風羽根に適したファンケ−シング及び送風装置を組み
込む機器構造については、公知技術となんら変わること
がないので、図示しないと共に説明を省略する。
用いられるタンジェンシャルファンの実施例であり、各
送風羽根に適したファンケ−シング及び送風装置を組み
込む機器構造については、公知技術となんら変わること
がないので、図示しないと共に説明を省略する。
【0008】また実施例に用いられる電動機は誘導電動
機であってもよいしDCブラシレスモ−タであってもよ
い。実施例においてはDCブラシレスモ−タMを用いて
おり、外側回転子1は円筒型の永久磁石が用いられ、内
側固定子2には巻線が施される。前記DCブラシレスモ
−タMの駆動は3相バイポ−ラ方式にて行なわれるが3
相ユニポ−ラ方式等の公知の駆動方式であればよい。
機であってもよいしDCブラシレスモ−タであってもよ
い。実施例においてはDCブラシレスモ−タMを用いて
おり、外側回転子1は円筒型の永久磁石が用いられ、内
側固定子2には巻線が施される。前記DCブラシレスモ
−タMの駆動は3相バイポ−ラ方式にて行なわれるが3
相ユニポ−ラ方式等の公知の駆動方式であればよい。
【0009】タンジェンシャルフアン3は合成樹脂にて
成形され、両端の円板状端板4,5と、ド−ナッツ円板
状の中間補強板6と、前記端板4,5と補強板6の間に
架設される翼片7とよりなる。前記端板4には支軸8を
植接した取付体9を装着し、前記支軸8は軸受取付体10
の軸受11にて軸支される。
成形され、両端の円板状端板4,5と、ド−ナッツ円板
状の中間補強板6と、前記端板4,5と補強板6の間に
架設される翼片7とよりなる。前記端板4には支軸8を
植接した取付体9を装着し、前記支軸8は軸受取付体10
の軸受11にて軸支される。
【0010】機器ケ−ス12には、内面両端に軸受13を装
着した筒状支持体14を装着している。該支持体14の筒部
外周には固定子2を被嵌装着している。シヤフト15は前
記支持体14に挿入軸支され、前記シヤフト15先端に装着
するワッシャ16にて抜け止めされる。
着した筒状支持体14を装着している。該支持体14の筒部
外周には固定子2を被嵌装着している。シヤフト15は前
記支持体14に挿入軸支され、前記シヤフト15先端に装着
するワッシャ16にて抜け止めされる。
【0011】前記端板5の周囲には筒体部17を形成し、
該筒体部17面に回転子1と該回転子1の筒状ヨ−ク18を
装着している。また前記端板5中央にはシヤフト15を植
設した取付体19を装着するとともに通気孔20を形成して
いる。また前記端板5との間に多少の間隔を形成して仕
切板21を形成し、該仕切板21と端板5にてシロッコフア
ン22が形成される。該シロッコフアン22は矢印Aの空気
流を形成し、DCブラシレスモ−タMの冷却を効率的に
行うものであり、また通気孔20は図1に示すとおり、回
転軸方向と垂直に交わる面に形成されているため気流が
DCブラシレスモ−タM内をスム−ズに流れ、冷却効率
がより効率的に行われる。
該筒体部17面に回転子1と該回転子1の筒状ヨ−ク18を
装着している。また前記端板5中央にはシヤフト15を植
設した取付体19を装着するとともに通気孔20を形成して
いる。また前記端板5との間に多少の間隔を形成して仕
切板21を形成し、該仕切板21と端板5にてシロッコフア
ン22が形成される。該シロッコフアン22は矢印Aの空気
流を形成し、DCブラシレスモ−タMの冷却を効率的に
行うものであり、また通気孔20は図1に示すとおり、回
転軸方向と垂直に交わる面に形成されているため気流が
DCブラシレスモ−タM内をスム−ズに流れ、冷却効率
がより効率的に行われる。
【0012】
【発明の効果】本発明は送風羽根の端板に形成した取付
部に回転子を装着し、固定子を装着した支持体と端板と
をシヤフトにて連結支持せしめ、かつ端板に通気孔を形
成したことにより、送風装置の小型化が図れ、組立性が
向上するとともに、電動機内に空気流が形成され、冷却
をより効率的に行うものである。
部に回転子を装着し、固定子を装着した支持体と端板と
をシヤフトにて連結支持せしめ、かつ端板に通気孔を形
成したことにより、送風装置の小型化が図れ、組立性が
向上するとともに、電動機内に空気流が形成され、冷却
をより効率的に行うものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す断面図である。
1 回転子 2 固定子 3 タンジェンシャルファン(送風羽根) 4、5 端板 7 翼片 14 支持体 15 シャフト 17 筒体部(取付部) 20 通気孔
Claims (3)
- 【請求項1】 多数の翼片を円筒状に配置した送風羽根
の端板に回転子の取付部を形成し、固定子を装着した支
持体と前記端板とを互いの中央部分にてシャフトで連結
支持してなる送風装置において、前記取付部を形成した
端板には通気孔が形成されたことを特徴とする送風装
置。 - 【請求項2】 前記端板に形成された通気孔は回転軸方
向と垂直に交わる面に形成されたことを特徴とする請求
項1に記載の送風装置。 - 【請求項3】 前記取付部が形成された端板と多少の間
隔を有して仕切板を形成し、該仕切板と端板にてシロッ
コファンを形成したことを特徴とする請求項1に記載の
送風装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6041206A JP2836775B2 (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 送風装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6041206A JP2836775B2 (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 送風装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60134732A Division JP2657055B2 (ja) | 1985-06-20 | 1985-06-20 | 送風装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06294393A true JPH06294393A (ja) | 1994-10-21 |
JP2836775B2 JP2836775B2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=12601944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6041206A Expired - Fee Related JP2836775B2 (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 送風装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2836775B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008121688A (ja) * | 2003-03-03 | 2008-05-29 | Daikin Ind Ltd | 送風装置および空気調和装置 |
WO2011112928A3 (en) * | 2010-03-12 | 2011-12-29 | Vornado Air, Llc | Spiral tower fan |
JP2012132428A (ja) * | 2010-12-20 | 2012-07-12 | Jianzhun Electric Mach Ind Co Ltd | ファンモジュール |
CN102678584A (zh) * | 2011-03-16 | 2012-09-19 | 乐金电子(天津)电器有限公司 | 分体式空调室内机风扇结构 |
CN111156176A (zh) * | 2020-03-09 | 2020-05-15 | 温州市一钒自动化设备有限公司 | 手持无隔片离心式级进增压鼓风机 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4964906A (ja) * | 1972-10-25 | 1974-06-24 | ||
JPS53143203U (ja) * | 1977-04-18 | 1978-11-11 | ||
JPS57123994U (ja) * | 1981-01-28 | 1982-08-02 | ||
JPS5937299A (ja) * | 1982-08-25 | 1984-02-29 | Akaishi Kinzoku Kogyo Kk | 円筒形多翼フアン |
-
1994
- 1994-03-11 JP JP6041206A patent/JP2836775B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4964906A (ja) * | 1972-10-25 | 1974-06-24 | ||
JPS53143203U (ja) * | 1977-04-18 | 1978-11-11 | ||
JPS57123994U (ja) * | 1981-01-28 | 1982-08-02 | ||
JPS5937299A (ja) * | 1982-08-25 | 1984-02-29 | Akaishi Kinzoku Kogyo Kk | 円筒形多翼フアン |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008121688A (ja) * | 2003-03-03 | 2008-05-29 | Daikin Ind Ltd | 送風装置および空気調和装置 |
WO2011112928A3 (en) * | 2010-03-12 | 2011-12-29 | Vornado Air, Llc | Spiral tower fan |
JP2012132428A (ja) * | 2010-12-20 | 2012-07-12 | Jianzhun Electric Mach Ind Co Ltd | ファンモジュール |
CN102678584A (zh) * | 2011-03-16 | 2012-09-19 | 乐金电子(天津)电器有限公司 | 分体式空调室内机风扇结构 |
CN111156176A (zh) * | 2020-03-09 | 2020-05-15 | 温州市一钒自动化设备有限公司 | 手持无隔片离心式级进增压鼓风机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2836775B2 (ja) | 1998-12-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0488961B1 (en) | A fan, particularly for motor vehicles | |
US4883982A (en) | Electronically commutated motor, blower integral therewith, and stationary and rotatable assemblies therefor | |
US5893705A (en) | Integrated motor and blower apparatus having two back-to-back coupled rotors | |
JPS6353398B2 (ja) | ||
JP2006217748A (ja) | ファンモータ | |
CN1244061A (zh) | 带自冷风扇的电动机 | |
KR101563314B1 (ko) | 반폐형 유도전동기 | |
US20190376523A1 (en) | Centrifugal fan | |
JP2015113781A (ja) | 軸流ファンおよび直列型軸流ファン | |
JPH06294393A (ja) | 送風装置 | |
JP2005127311A (ja) | 遠心送風機及びこれを用いた空気調和機 | |
JP4423919B2 (ja) | 遠心送風機及びこれを用いた空気調和機 | |
JP2001295788A (ja) | ファンモータ一体型送風機 | |
KR20070100525A (ko) | 송풍기 및 그 송풍기를 갖는 공기 조화기 | |
JPH06294392A (ja) | 送風装置 | |
JP6419741B2 (ja) | 遠心ファン | |
JP2657055B2 (ja) | 送風装置 | |
JP4203245B2 (ja) | 送風機 | |
JPH06299995A (ja) | 送風装置 | |
JPS5836208Y2 (ja) | 多翼形フアン付回転電機 | |
US20040086394A1 (en) | Air impeller and a housing for such an impeller | |
CN112577126A (zh) | 空调室外机及空调设备 | |
JP2003079099A (ja) | 開放形回転電機 | |
KR100240947B1 (ko) | 모터의 냉각장치 | |
KR200301282Y1 (ko) | 외곽 모멘트를 갖는 환풍용 팬 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |