JPH06294392A - 送風装置 - Google Patents
送風装置Info
- Publication number
- JPH06294392A JPH06294392A JP4120594A JP4120594A JPH06294392A JP H06294392 A JPH06294392 A JP H06294392A JP 4120594 A JP4120594 A JP 4120594A JP 4120594 A JP4120594 A JP 4120594A JP H06294392 A JPH06294392 A JP H06294392A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- end plate
- rotor
- centrifugal fan
- blade
- blower
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 送風羽根3の端板5に回転子1の取付部7を
形成し、この取付部7を送風羽根3内に位置させるとと
もに、固定子2を装着した支持体11と端板7とを互いの
中央部分にてシャフト12で連結支持した。 【効果】 回転子の冷却効果を高めるとともに、送風装
置の小型化が図れ、またユニット化することができて組
立性が向上するものである。
形成し、この取付部7を送風羽根3内に位置させるとと
もに、固定子2を装着した支持体11と端板7とを互いの
中央部分にてシャフト12で連結支持した。 【効果】 回転子の冷却効果を高めるとともに、送風装
置の小型化が図れ、またユニット化することができて組
立性が向上するものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数の翼片を円筒状に
配置した送風羽根、例えば遠心ファン、シロッコファ
ン、タンジェンシャルファンなどを用いた送風装置に関
する。具体的電気機器としては、空気調和機、レンジフ
−ド、ウインドファン、サ−キュレ−タ、空気清浄機な
どに用いられるものである。
配置した送風羽根、例えば遠心ファン、シロッコファ
ン、タンジェンシャルファンなどを用いた送風装置に関
する。具体的電気機器としては、空気調和機、レンジフ
−ド、ウインドファン、サ−キュレ−タ、空気清浄機な
どに用いられるものである。
【0002】
【従来の技術】本発明に先行する技術として特公昭51
−35244号公報に記載の送風装置がある。該送風装
置は夫々羽根を有し軸方向に隣接する第1及び第2のフ
ァンを射出成形によって一体に成形すると共にこの成形
によって前記両ファンの境界部に電動機の円筒形回転子
を埋設し、その後固定軸に固着した固定子を前記円筒形
回転子内に配して前記第1及び第2のファンを前記固定
軸に回転可能に支承させたものである。従って、回転子
をファン成形時に埋設することで部品点数の削減及び組
立効率の向上となるものの、成型金型が複雑となると共
に、故障時等の修理作業がスム−ズに行えないものであ
るとともに、電動機の冷却が効率良く行えないものであ
った。
−35244号公報に記載の送風装置がある。該送風装
置は夫々羽根を有し軸方向に隣接する第1及び第2のフ
ァンを射出成形によって一体に成形すると共にこの成形
によって前記両ファンの境界部に電動機の円筒形回転子
を埋設し、その後固定軸に固着した固定子を前記円筒形
回転子内に配して前記第1及び第2のファンを前記固定
軸に回転可能に支承させたものである。従って、回転子
をファン成形時に埋設することで部品点数の削減及び組
立効率の向上となるものの、成型金型が複雑となると共
に、故障時等の修理作業がスム−ズに行えないものであ
るとともに、電動機の冷却が効率良く行えないものであ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題点】本発明は、送風装置
のコンパクト化と組立効率の向上を図るとともに、電動
機の冷却が効率良く行える送風装置を提供することを課
題とする。
のコンパクト化と組立効率の向上を図るとともに、電動
機の冷却が効率良く行える送風装置を提供することを課
題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は多数の翼片を円
筒状に配置した送風羽根の端板に回転子の取付部を形成
し、かつ該取付部が送風羽根内に位置するとともに、固
定子を装着した支持体と前記端板とを互いの中央部分に
てシャフトで連結支持したことを特徴とし、さらには前
記翼片の長さが、前記取付部の回転軸方向の寸法より大
きいことを特徴とし、また前記取付部を形成した端板は
磁性体よりなることを特徴とするものである。
筒状に配置した送風羽根の端板に回転子の取付部を形成
し、かつ該取付部が送風羽根内に位置するとともに、固
定子を装着した支持体と前記端板とを互いの中央部分に
てシャフトで連結支持したことを特徴とし、さらには前
記翼片の長さが、前記取付部の回転軸方向の寸法より大
きいことを特徴とし、また前記取付部を形成した端板は
磁性体よりなることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】本発明は送風羽根の端板に取付部を形成したこ
とで、回転子を容易に前記端板に組み込むことができ、
機器本体への組み込みもスム−ズに行なえるものである
とともに、端板に形成された回転子の取付部が送風羽根
内に位置するために駆動時においては回転子の取付部が
常に冷却される。また、取付部を形成した端板が磁性体
であることから、回転子のヨ−クを兼用できるものであ
る。
とで、回転子を容易に前記端板に組み込むことができ、
機器本体への組み込みもスム−ズに行なえるものである
とともに、端板に形成された回転子の取付部が送風羽根
内に位置するために駆動時においては回転子の取付部が
常に冷却される。また、取付部を形成した端板が磁性体
であることから、回転子のヨ−クを兼用できるものであ
る。
【0006】
【実施例】図1に示す実施例に基づいて本発明を説明す
る。
る。
【0007】実施例はレンジフ−ド等に用いられる遠心
ファンの実施例であり、送風羽根に適したファンケ−シ
ング及び送風装置を組み込む機器構造については、公知
技術となんら変わることがないので、図示しないと共に
説明を省略する。
ファンの実施例であり、送風羽根に適したファンケ−シ
ング及び送風装置を組み込む機器構造については、公知
技術となんら変わることがないので、図示しないと共に
説明を省略する。
【0008】また実施例に用いられる電動機は誘導電動
機であってもよいしDCブラシレスモ−タであってもよ
い。実施例においてはDCブラシレスモ−タMを用いて
おり、外側回転子1は円筒型の永久磁石が用いられ、内
側固定子2には巻線が施される。前記DCブラシレスモ
−タMの駆動は3相バイポ−ラ方式にて行なわれるが3
相ユニポ−ラ方式等の公知の駆動方式であればよい。
機であってもよいしDCブラシレスモ−タであってもよ
い。実施例においてはDCブラシレスモ−タMを用いて
おり、外側回転子1は円筒型の永久磁石が用いられ、内
側固定子2には巻線が施される。前記DCブラシレスモ
−タMの駆動は3相バイポ−ラ方式にて行なわれるが3
相ユニポ−ラ方式等の公知の駆動方式であればよい。
【0009】遠心ファン3はド−ナツ円板状端板4と円
板状端板5の外周部間に複数の翼片6を架設して形成し
ている。前記端板4,5と翼片6は金属板にて形成さ
れ、特に円盤状端板5は磁性体、例えば生産性やコスト
などを考慮した鉄系材料にて形成されている。
板状端板5の外周部間に複数の翼片6を架設して形成し
ている。前記端板4,5と翼片6は金属板にて形成さ
れ、特に円盤状端板5は磁性体、例えば生産性やコスト
などを考慮した鉄系材料にて形成されている。
【0010】前記端板5の中央には遠心ファン3内に突
出する筒状凹部7を形成している。該凹部7の内面には
回転子1を圧入又は接着等の手段にて装着している。前
記筒状凹部7は遠心ファン3内に位置していることから
図1の矢印に示すような気流によって冷却され、また端
板5が金属板にて形成されていることから、結果として
回転子を効率良く冷却することができる。
出する筒状凹部7を形成している。該凹部7の内面には
回転子1を圧入又は接着等の手段にて装着している。前
記筒状凹部7は遠心ファン3内に位置していることから
図1の矢印に示すような気流によって冷却され、また端
板5が金属板にて形成されていることから、結果として
回転子を効率良く冷却することができる。
【0011】さらに本実施例においては、翼片6の寸法
Hが筒状凹部7の突出量Lより大きく、筒状凹部7全体
が遠心ファン3内に位置するため、筒状凹部7全体が効
率良く冷却されるものである。
Hが筒状凹部7の突出量Lより大きく、筒状凹部7全体
が遠心ファン3内に位置するため、筒状凹部7全体が効
率良く冷却されるものである。
【0012】また前記筒状凹部7を形成している円盤状
端板5は磁性体が用いられていることから、前記回転子
1のヨ−クを兼用していると共にDCブラシレスモ−タ
Mのケ−スも兼用している。
端板5は磁性体が用いられていることから、前記回転子
1のヨ−クを兼用していると共にDCブラシレスモ−タ
Mのケ−スも兼用している。
【0013】前記凹部7中央には軸受筒体8を形成し、
該筒体8内面両端には軸受9を形成している。機器ケ−
ス10には筒状支持体11を装着しており、該支持体11の外
周に前記固定子2を被嵌装着している。また前記支持体
11の筒部内にはシャフト12を植設し、前記筒体8を前記
シャフト12に被嵌すると共に、前記支持体11内に挿入
し、前記シャフト12の先端に抜け止めワッシャ13を装着
している。
該筒体8内面両端には軸受9を形成している。機器ケ−
ス10には筒状支持体11を装着しており、該支持体11の外
周に前記固定子2を被嵌装着している。また前記支持体
11の筒部内にはシャフト12を植設し、前記筒体8を前記
シャフト12に被嵌すると共に、前記支持体11内に挿入
し、前記シャフト12の先端に抜け止めワッシャ13を装着
している。
【0014】上記のような構成により電動機の回転子部
と固定子部を容易に組み立てることができるとともに、
小型化が図れ、さらに電動機の回転子部と固定子部を別
々に組み立てるユニット化も可能であることから、より
組立性が向上する。
と固定子部を容易に組み立てることができるとともに、
小型化が図れ、さらに電動機の回転子部と固定子部を別
々に組み立てるユニット化も可能であることから、より
組立性が向上する。
【0015】
【発明の効果】本発明は送風羽根の端板に形成した取付
部に回転子を装着し、この取付部を送風羽根内に位置さ
せることにより回転子の冷却効果を高めるとともに、固
定子を装着した支持体と端板とをシヤフトにて連結支持
せしめることで、送風装置の小型化が図れ、またユニッ
ト化することができて組立性が向上するものである。
部に回転子を装着し、この取付部を送風羽根内に位置さ
せることにより回転子の冷却効果を高めるとともに、固
定子を装着した支持体と端板とをシヤフトにて連結支持
せしめることで、送風装置の小型化が図れ、またユニッ
ト化することができて組立性が向上するものである。
【0016】さらに取付部を形成する送風羽根の端板は
磁性体よりなることから、回転子のヨ−クを兼用すると
ともに電動機のケ−スも兼用している。
磁性体よりなることから、回転子のヨ−クを兼用すると
ともに電動機のケ−スも兼用している。
【図1】本発明の実施例を示す断面図である。
1 回転子 2 固定子 3 遠心ファン(送風羽根) 4 ド−ナッツ円盤状の端板 5 円盤状の端板 6 翼片 7 筒状凹部(取付部) 12 シャフト
Claims (3)
- 【請求項1】 多数の翼片を円筒状に配置した送風羽根
の端板に回転子の取付部を形成し、かつ該取付部が送風
羽根内に位置するとともに、固定子を装着した支持体と
前記端板とを互いの中央部分にてシャフトで連結支持し
てなる送風装置。 - 【請求項2】 前記翼片の長さが、前記取付部の回転軸
方向の寸法より大きいことを特徴とする請求項1に記載
の送風装置。 - 【請求項3】 前記取付部を形成した端板は磁性体より
なることを特徴とする請求項1に記載の送風装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4120594A JPH06294392A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 送風装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4120594A JPH06294392A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 送風装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60134732A Division JP2657055B2 (ja) | 1985-06-20 | 1985-06-20 | 送風装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06294392A true JPH06294392A (ja) | 1994-10-21 |
Family
ID=12601918
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4120594A Pending JPH06294392A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 送風装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06294392A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102322427A (zh) * | 2011-06-25 | 2012-01-18 | 应辉 | 风扇组件 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54105415A (en) * | 1978-02-07 | 1979-08-18 | Iwatsu Electric Co Ltd | Talking system of key telephone set |
JPS54154919A (en) * | 1978-05-29 | 1979-12-06 | Nec Corp | Synchronous circuit |
JPS5554268A (en) * | 1978-10-14 | 1980-04-21 | Japan Steel & Tube Constr Co Ltd | Tracing cutting machine for cut and fit pipes |
JPS576934A (en) * | 1980-06-16 | 1982-01-13 | Fuji Electric Co Ltd | Recording system of measurement information |
-
1994
- 1994-03-11 JP JP4120594A patent/JPH06294392A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54105415A (en) * | 1978-02-07 | 1979-08-18 | Iwatsu Electric Co Ltd | Talking system of key telephone set |
JPS54154919A (en) * | 1978-05-29 | 1979-12-06 | Nec Corp | Synchronous circuit |
JPS5554268A (en) * | 1978-10-14 | 1980-04-21 | Japan Steel & Tube Constr Co Ltd | Tracing cutting machine for cut and fit pipes |
JPS576934A (en) * | 1980-06-16 | 1982-01-13 | Fuji Electric Co Ltd | Recording system of measurement information |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102322427A (zh) * | 2011-06-25 | 2012-01-18 | 应辉 | 风扇组件 |
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