JPS6235916Y2 - - Google Patents

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JPS6235916Y2
JPS6235916Y2 JP1978106424U JP10642478U JPS6235916Y2 JP S6235916 Y2 JPS6235916 Y2 JP S6235916Y2 JP 1978106424 U JP1978106424 U JP 1978106424U JP 10642478 U JP10642478 U JP 10642478U JP S6235916 Y2 JPS6235916 Y2 JP S6235916Y2
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JP
Japan
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electric blower
rotating
armature
armatures
rotating armature
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JP1978106424U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は例えば電気掃除機などに用いられる偏
平形電動送風機に関する。
(従来の技術) 従来の電気掃除機などに用いられる電動送風機
は軸方向に大きく全体的に大形となり、偏平化さ
れた電動送風機が要望されている。そこで、従来
知られている例えば特開昭50−83708号公報に記
載されているような偏平形電動機を用いることが
偏平化に有利である。そしてこのような偏平形電
動機に用いられる円盤状の回転電機子は、電線を
略扇形輪郭状に巻回して形成した単コイルを円形
状に配置してモールド成形によつて合成樹脂にて
構成被覆して構成されている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の偏平形電動機を用いて電動送風機を
構成する場合回転電機子のモールド成形の合成樹
脂にてフアンを一体に成形することが考えられる
が、回転電機子の樹脂モールドで一体成形のフア
ンでは強度的に問題があり、高速回転することが
できないため、高出力が得られず、例えば電気掃
除機の電動送風機に用いても吸引力が低く、実用
に供し得ず、また高出力を得るためには高速回転
できないため、回転電機子の径を大きくしなくて
はならず、小形化をはかることができない問題が
ある。
本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、固
定子とフアンを一体に形成した回転電機子を有す
る電動送風機ユニツトを複数同軸上に前記回転電
機子間に固定子の複数のマグネツト間の間隙を一
部とした風路が形成されるようにし、回転電機子
を高速回転させることなく、大きな出力が得られ
るようにし、各回転電機子にそれぞれ固定子を対
向させて出力低下させることなく、軸方向が小さ
く偏平にでき、小形で高出力の例えば電気掃除機
の吸塵用電動送風機として適する偏平形電動送風
機を提供するものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案の偏平形電動送風機は、フアンを一方の
面を全面に一体に形成した円盤状の回転電機子と
この回転電機子の他方の面側にこの回転電機子と
軸方向に対向して設けられた複数のマグネツトか
らなる固定子とより構成された電動送風機ユニツ
トを複数個同軸上に配設し、この複数段の電動送
風機ユニツトを吸込口と排気口とを有するケース
に収納し、このケース内の前記各電動送風機ユニ
ツトの並設された回転電機子間に形成された風路
の一部を前記各電動送風機ユニツトの固定子の複
数のマグネツト間の間隙にて形成したことを特徴
としたものである。
(作用) 本考案の偏平形電動送風機は、各電動送風機ユ
ニツトの回転電機子の回転でフアンによつて空気
流が起生され、ケースの吸込口から吸引された空
気は前段の回転電機子と後段の回転電機子との間
の風路を経て回転電機子を冷却しながら排気口か
ら排気され、しかもこの風路は固定子の複数のマ
グネツトの間の間隙にて一部を形成されているた
め風量が確保され、各電動送風機ユニツトの回転
電機子間の間隙を狭められ、各段の電動送風機ユ
ニツトの回転電機子のフアンによつて低速回転で
も風量が増加され、さらにフアンによつて起生さ
れた空気流は後段の電動送風機ユニツトの回転電
機子に流れ、風損分が少なく、運動エネルギーが
回収され高効率の出力となるものである。
(実施例) 次に本考案の一実施例の構造を図面について説
明する。
1,2は第1段および第2段の電動送風機ユニ
ツトで、回転電機子3,4と、この各回転電機子
3,4にそれぞれ軸方向に対向して設けた固定子
5,6およびフレーム7,8とにてそれぞれ形成
されている。この回転電機子3,4は例えば電線
を略扇形輪郭状に巻回して形成した各単コイルを
傾斜させて一部を重合し、この円形状に配置した
単コイルをモールド成形によつて合成樹脂にて被
覆して円盤状に構成され、この回転電機子3,4
の一方の面の全面に放射状にブレード形のフアン
9を一体に突出形成する。そしてこの回転電機子
3,4の中心部には軸受としてのボールベアリン
グ10の嵌合凹部11が形成れ、この嵌合凹部1
1に嵌合したベアリング10の露出面と回転電機
子3,4の一方の面とは同一面となるようになつ
ている。
さらにこの回転電機子3,4の他方面中心部に
は筒状の整流子部12が一体に成形されている。
また前記各段の電動送風機ユニツト1,2の固
定子5,6はヨーク板13と、このヨーク板13
に取付けたマグネツト14,15とにて形成さ
れ、同極のマグネツト14,15は複数に分割さ
れ、同一円周上に取付けられこの各マグネツト1
4,15の間の間隙は風路の一部を形成する。
また前記各段の電動送風機ユニツト1,2のフ
レーム7,8には前記マグネツト14,15を取
付ける取付孔16が形成され、またこのフレーム
7,8には軸29を圧入固定する軸圧入部17が
前記回転電機子3,4の整流子部12を臨ませる
凹窪状部18の中心部に形成されている。
さらにこのフレーム7,8は外周縁部に導入口
部19が形成され、またこのフレーム7,8の内
端部に導出口部20が形成され、このフレーム
7,8の外周端部に形成した外周壁部21から前
記凹窪状部18の外周までに案内羽根33が形成
されている。またこのフレーム7,8には導入口
部19より離間して仕切壁部22が内方に突出さ
れ、この仕切壁部22の内端部には前記ヨーク板
13の外周面が固着されている。
さらに前記各フレーム7,8には前記回転電機
子3,4の整流子部12に圧着されるブラシ23
を備えたブラシホルダー24が取着されている。
また第1段の電動送風機ユニツト1のフレーム
7には第2段の電動送風機ユニツト2のフレーム
8と接合する接合縁25が外周部より突出されて
いる。
また26はフアンカバーで、中央部に吸込口2
7が開口され、内面には前記第1段の電動送風機
ユニツト1の内面にヨーク板13が固着され、外
周縁部28は第1の電動送風機ユニツト1のフレ
ーム7に接合されるようになつている。
また前記各段の電動送風機ユニツト1,2の回
転電機子3,4は並列に接続する。そして軸29
に第1段の電動送風機ユニツト1の回転電機子3
をボールベアリング10を介して回転自在に取付
けるとともにこの回転電機子3のフアン9側と反
対側にマグネツト14,15を臨ませてフレーム
7の軸圧入部17を圧入固着する。この状態で回
転電機子3の整流子部12にブラシホルダー24
に保持されたブラシ23が接触されるようになつ
ている。
次いで第2段の電動送風機ユニツト2の回転電
機子4をフアン9側を第1段の電動送風機ユニツ
ト1側にしてボールベアリング10を介して軸2
9に回転自在に取付け、次いで第1段の電動送風
機ユニツト1と同様にフレーム8を軸29に圧入
固定し、第1段の電動送風機ユニツト1のフレー
ム7の接合縁25を接合する。
次いで第1段の電動送風機ユニツト1の回転電
機子3側にフアンカバー26を被嵌し、吸込口2
7をフアン9の吸込側のボールベアリング10の
露出面に対向させ、このフアンカバー26の外周
側をフレーム8に接合する。
このようにして組立てられた電動送風機は、フ
レーム7,8の外周壁部21,21とフアンカバ
ー26とにて各段の電動送風機ユニツト1,2を
収納するケース体が形成され、フアンカバー26
の吸込口27がケースの吸込口となり、第2段の
電動送風機ユニツト2のフレーム8の導出口部2
0が排気口となる。そしてフアンカバー26の吸
込口27は、第1段の電動送風機ユニツト1の回
転電機子3のフアン9側よりフレーム7の導入口
部19から案内羽根33を経て回転電機子3のフ
アン9と反対側の空間に臨ませられている各マグ
ネツト14,15の間の間隙の風路とブラシホル
ダー24間の間隙を経て、導出口部20部に至る
第1段の電動送風機ユニツト1の風路31に連通
されている。
またこの第1段の電動送風機ユニツト1の導出
口部20部は第2段の電動送風機ユニツト2の回
転電機子4のフアン9側よりフレーム8の導入口
部19から案内羽根33を経て回転電機子4のフ
アン9と反対側の空間30に臨ませられているマ
グネツト14,15間の風路とブラシホルダー2
4間の間隙を通り、導出口部20部に至る第2段
の電動送風機ユニツト2の風路32に連通されて
いる。
そして回転電機子3,4にその整流子部12よ
り通電すると、マグネツト14,15とヨーク板
13,13,13間の磁束のエアーギヤツプに回
転電機子3,4が配設されているため、回転電機
子3,4にトルクが発生し、ボールベアリング1
0ににて支承されている回転電機子3,4は回転
され、両回転電機子3,4のフアン9,9の回転
で風が起生され、吸込口27で吸込まれ、第2段
の電動送風機ユニツト2の導出口部20部から吐
出される。
なお前記実施例では各段の電動送風機ユニツト
1,2の回転電機子3,4を並列に接続したの
で、コイル線径を小さくでき、巻線数も多くする
必要がなく、回転電機子3,4の外径が大きくな
らず、出力を大きくすることができる。
また各段の電動送風機ユニツト1,2の回転電
機子3,4を互いに直列に接続することにより電
圧を分圧でき、コイル線径を断線のおそれが生じ
る程度に小さくする必要がなく、コイル巻数を少
なくでき、全体を偏平にして出力を大きくするこ
とができる。
また各回転電機子3,4を並列または直列に接
続して切換スイツチにより複数の回転電機子3,
4の一部または全体を選択的に駆動制御できるよ
うにして入出力の制御を可能として風量を調整で
き、従来のようにカバーに穿孔して風量を調整す
る構造に比して風量調整が容易にできる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、フアンを全面に形成した回転
電機子を有する複数の電動送風機ユニツトを同軸
上に配設して各回転電機子間に風路を形成し、こ
の風路の一部を各電動送風機ユニツトの固定子の
複数のマグネツト間の間隙にて形成したので、同
一回転数でも1つの電動送風機ユニツトにて構成
した構造に比して風量が増加され、フアンの回転
数が低くても出力が増加され、各電動送風機ユニ
ツトの回転電機子の固定子を形成する複数のマグ
ネツト間の間隙を小さくして軸方向を小さくでき
るとともに回転電機子とマグネツトとの間の間隙
を小さくして効率を上げることができ、電動送風
機ユニツトを複数段に設けても全体的に小形で風
量が確保でき、風損分が少なく、回転電機子間の
風路に風を戻すことにより運動エネルギーの回収
ができ、フアンを多段に設けても負荷が大きくな
つて出力低下ることがなく、回転電機子は冷却さ
れ高温となることがないので電動機特性が温度上
昇によつて低下することがなく、高効率で偏平の
電動送風機が得られる。
また出力を増加するために回転電機子の外径を
大きくする必要がなく、回転電機子の外径を大き
くすることによる限界回転数が低下して低回転と
なることもない。
さらに各段の電動送風機ユニツトの回転電機子
を並列に接続することにより各回転電機子のコイ
ル線径を小さく、出力を大きくすることができる
とともにコイル整形が容易で、整流子部への接続
が容易で、高電圧、低電流となり、整流子部、ブ
ラシなどを小形にでき、全体を偏平にできる。
また各段の電動送風機ユニツトの回転電機子を
直列に接続することにより各回転電機子にそれぞ
れ印加される電圧が低く、回転電機子のコイル巻
数を少なくでき、回転電機子を偏平にでき、固定
のマグネツトとヨーク板間の磁束のエアーギヤツ
プを小さくして効率を高めることができ、さらに
フアンを大きくすることができ、同一入力に対し
て回転数を低くできるので、振動、騒音が低下
し、安全性、耐久性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す偏平電動送風
機の一部の断面図、第2図は同上フレームの平面
図、第3図は同上底面図である。 1,2……電動送風機ユニツト、3,4……回
転電機子、5,6……固定子、7……ケースを形
成するフレーム、9……フアン、14,15……
マグネツト、20……排気口となる導出口部、2
6……フアンカバー、27……吸込口、31,3
2……風路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) フアンを一方の面の全面に一体に形成した円
    盤状の回転電機子とこの回転電機子の他方の面
    側にこの回転電機子と軸方向に対向して設けら
    れ複数のマグネツトからなる固定子とより構成
    された電動送風機ユニツトを複数個同軸上に配
    設し、この複数段の電動送風機ユニツトを吸込
    口と排気口とを有するケースに収納し、このケ
    ース内の前記各電動送風機ユニツトの並設され
    た回転電機子間に形成された風路の一部を前記
    各電動送風機ユニツトの固定子の複数のマグネ
    ツト間の間隙にて形成したことを特徴とする偏
    平形電動送風機。 (2) 並設された各電動送風機ユニツトの回転電機
    子を互いに並列に接続したことを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の偏平形電動
    送風機。 (3) 並設された各電動送風機ユニツトの回転電機
    子を互いに直列に接続したことを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の偏平形電動
    送風機。 (4) 各電動送風機ユニツトの固定子の分割された
    マグネツトは同極のマグネツトを複数に分割し
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の偏平形電動送風機。
JP1978106424U 1978-08-02 1978-08-02 Expired JPS6235916Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978106424U JPS6235916Y2 (ja) 1978-08-02 1978-08-02

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JP1978106424U JPS6235916Y2 (ja) 1978-08-02 1978-08-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5523460U JPS5523460U (ja) 1980-02-15
JPS6235916Y2 true JPS6235916Y2 (ja) 1987-09-11

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ID=29049587

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JP1978106424U Expired JPS6235916Y2 (ja) 1978-08-02 1978-08-02

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5325909A (en) * 1976-08-23 1978-03-10 Muto Electric Impeller driving method of fans

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5325909A (en) * 1976-08-23 1978-03-10 Muto Electric Impeller driving method of fans

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Publication number Publication date
JPS5523460U (ja) 1980-02-15

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