JPS6235917Y2 - - Google Patents

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JPS6235917Y2
JPS6235917Y2 JP1978134982U JP13498278U JPS6235917Y2 JP S6235917 Y2 JPS6235917 Y2 JP S6235917Y2 JP 1978134982 U JP1978134982 U JP 1978134982U JP 13498278 U JP13498278 U JP 13498278U JP S6235917 Y2 JPS6235917 Y2 JP S6235917Y2
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JP
Japan
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stator
armature
magnet pieces
rotating armature
partition wall
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JP1978134982U
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JPS5552580U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は例えば電気掃除機などに用いられる偏
平形電動送風機に係り、送風側で起生された風を
電動側の固定子と回転電機子との間に形成した風
路を通過させて回転電機子を冷却する構造に関す
る。
(従来の技術) 従来の電気掃除機などに用いられている電動送
風機は、例えば実公昭51−43362号公報に記載さ
れているように、電動機ケース内に送風用遠心フ
アン、整流板、回転電機子および固定子とからな
る電動機構、およびこの回転電機子の整流子部に
接触する刷子を軸方向に配設した構造が採られ、
電動機ケースの吸気開口から吸引された空気流は
電動機構を冷却しながら電動機ケースの排気開口
から排出させるようにしていた。
このような電動送風機は軸方向が長く、電気掃
除機などの器具の小型化の障害となつており電動
送風機の偏平化が要求されていた。そこで従来知
られている例えば特開昭50−83708号公報に記載
されているような偏平形電動機の構造を用いて電
動機ケース内に送風用遠心フアンと整流板とを組
込む構造が考えられる。そして従来の偏平形電動
機は、円盤状の回転電機子と環状の永久磁石にて
構成された固定子とを軸方向に配設した構造が採
られており、また電動機構の回転電機子は焼損な
どを防止するために冷却する必要がある。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の偏平形電動機を用いた電動送風機に
おいて遠心フアンによつて起生され空気流で回転
電機子を冷却するには、固定子と回転電機子との
間の空隙を風路とする場合、固定子と回転電機子
との間の空隙を狭くしてモータ出力が低下しない
ようにすると充分な風路面積が得られなかつた。
そこで固定子と回転電機子との間隙を拡げると、
モータ出力が低下するともに軸方向が大きくな
り、また回転電機子と固定子との間ではなく、回
転電機子の外側に風路を形成することも考えられ
るが、このような構造では電動送風機の軸方向が
長くなり、偏平化の障害となる問題点がある。
また上記従来の偏平形電動機は回転電機子の整
流子部に圧接する刷子を回転電機子および固定子
に対し軸方向に配設されているため偏平化の障害
となる問題があつた。
本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、固
定子を2個の弧状の永久磁石片に分割し、この2
個の磁石片の弧状端部間を回転電機子の冷却風の
風路として充分な風路面積が得られるようにする
とともにこの磁石片間に整流子部に圧接される刷
子を配設してモータ効率を損うことがなく、偏平
化が容易で、偏平形として大きな風量が得られる
とともに回転電機子の冷却効果を高めることので
きる偏平形電動送風機を提供するものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案の偏平形電動送風機は、吸気開口と排気
開口とを形成した電動機ケース内を軸方向を仕切
る仕切壁にて回転電機子、この回転電機子の軸方
向にこの回転電機子に対向して設けた永久磁石に
て形成された固定子とを配設し前記排気開口に連
通した電動部側と、前記回転電機子に連結された
送風用遠心フアンを配設し前記吸気開口に連通さ
れた送風部側とに区画形成し、前記固定子は2個
の弧状の磁石片に分割して前記仕切壁に設け、こ
の固定子の2個の磁石片の弧状端部間に位置して
前記回転電機子の整流子部に圧接する刷子をそれ
ぞれ配設するとともに前記仕切壁に前記固定子の
2個の磁石片の弧状端部間の対応する位置に通気
開口を形成したことを特徴とするものである。
(作用) 本考案の偏平形電動送風機は、回転電機子と固
定子との間隔を小さくするとともに固定子の2個
の磁石片の弧状端部間に整流子部に圧接する刷子
を配設することにより偏平化されるとともモータ
出力の低下がなく、また回転電機子に刷子が圧接
した整流子部から通電することにより回転電機子
にトルクが発生し、電機子が回転されることによ
り遠心フアンは回転され、このフアンの回転で起
生された空気流は吸気開口より吸込まれ、仕切壁
の通気開口から固定子の2個の磁石片間に形成さ
れる充分な風路間隙を通過して回転電機子を冷却
しながら排気開口に排出され、固定子の2個の磁
石片間の間隙によつて冷却風の充分な風路面積が
得られ、回転電機子を冷却するための冷却風量が
得られるものである。
(実施例) 次に本考案の一実施例の構造を図面第1図乃至
第3図について説明する。
1は電動機ケースで、一対のケース部材2,3
とフアンカバー21とにて構成され、この一対の
ケース部材2,3の周縁鍔部4,5が結合されて
おり、この両ケース部材2,3の中央部に外方に
向つて膨出された軸受部4a,5aが形成されて
いる。この軸受部4a,5aに設けた軸受6,7
に回転軸8が回転自在に軸架され、この回転軸8
の一端は前記一方のケース部材2の中心孔9より
突出されている。また前記転軸8にはバランス盤
10と、回転電機子11が設けられている。この
回転電機子11は例えば電線を略扇形に巻回して
形成した各単コイルを一部を重合して円形状に配
設電機子コイルを構成し、この電機子コイルを合
成樹脂にて被覆して成形され、この回転電機子1
1の他方のケース部材3と反対側には整流子部1
2が一体に形成されている。
またこの回転電機子11に軸方向に離間して一
方のケース部材2の内面に2個に分割された円弧
状の永久磁石片13,13にて形成された固定子
14が取付けられ、この永久磁石13,13の弧
状端部の間の間隙15に前記回転電機子11の整
流子部12に圧接する刷子16を設けた保持体1
7が臨ませられ、この保持体17はビス18にて
前記一方のケース部材2の内面に止着されてい
る。
さらにこの一方のケース部材2には前記永久磁
石片13,13間の間隙15に臨ませて通気開口
19が形成されている。
また前記転軸8のケース1からの突出端に送風
用遠心フアン20が取付けられている。そしてこ
のフアン20は前記一方ケース部材2に嵌合した
フアンカバー21にて被覆され、電動機ケース1
内は一方のケース部材2を仕切壁として電動部側
22と送風部側23とに区画形成されている。
また24は整流板で、整流板24は外周の通気
口部25から前記通気開口19に整流路26を形
成している。
また前記他方のケース部材3の周縁側に排気開
口27形成され、また中心部近傍に吸気小孔28
が形成されている。
さらに前記フアンカバー21の中央部に吸気開
口29が形成されている。
次にこの実施例の作用について説明する。
回転電機子11に刷子16が圧接されている整
流子部12より通電すると、回転電機子11にト
ルクが発生し、回転電機子11は回転され、回転
軸8の回転でフアン20が回転し、起生された風
は吸気開口29より吸込まれてフアン20を通過
し整流板24を経て通気開口19より固定子14
の2個の磁石片13,13間の間隙15を通過
し、回転電機子11を冷却しながら回転電機子1
1の周縁側より排気開口27に排出される。
また電機子11の回転で、吸気小孔28より吸
気された風は電機子11を冷却して排気開口27
より排出される。
また一方のケース部材2の通気開口19は刷子
16の取付け用の開口に兼用できる。
また第4図、第5図に示すように回転電機子1
1の外周に成形合成樹脂にて一体に軸流フアン部
30を形成することにより、風の流れを円滑にで
き、電機子11の冷却効果を高め、また軸流フア
ン部30を適宜切削してバランス調整をとること
もできる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、遠心フアンによつて起生され
た空気流を利用して電動機ケース内の回転電機子
冷却するようにした偏平形電動送風機において、
回転電機子に軸方向に対向して2個に分割した弧
状の永久磁石片にて形成した固定子電動部側と送
風部側を区画形成する仕切壁に取付け、この固定
子の2個の永久磁石片の弧状端部間の間隙に位置
して通気開口を形成してので、回転電機子と固定
子との間の軸方向の間隙に加えて固定子の分割さ
れた永久磁石片間の間隙が通風路となり、回転電
機子と固定子の間の間隙を狭めてモータ出力を高
められるとともに風路面積を拡大でき、偏平形と
しても大きな風量が得られ、風の漏洩もなく整流
されて電機子の冷却効果を高めることができ、ま
た固定子の2個の永久磁石片の弧状端部間に刷子
を配設することにより刷子を配設するために軸方
向を大きくする必要もなく、回転電機子と固定子
との間隙を狭めたことに相俟つて偏平化が容易と
なり、また仕切壁の通気開口は整流子部に圧接さ
れる刷子の取付け孔と兼用でき、またこの通気開
口を大きくすることにより開口面積を大きくで
き、風損が少なく、効率のよい偏平形の電動送風
機が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す電動送風機の
一部を切欠いた正面図、第2図は同上固定子部の
底面図、第3図は同上整流子部の斜視図、第4図
は他の実施例を示す仕切壁の一部の平面図、第5
図は同上正面図である。 1……電動機ケース、2……仕切壁としての一
方のケース部材、11……回転電機子、12……
整流子部、13……永久磁石片、14……固定
子、19……通気開口、20……送風用遠心フア
ン、22……電動部側、23……送風部側、27
……排気開口、29……吸気開口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吸気開口と排気開口とを形成した電動機ケース
    内を軸方向を仕切る仕切壁にて、回転電機子、こ
    の回転電機子の軸方向に設けた永久磁石にて形成
    された固定子とを配設し前記排気開口に連通した
    電動部側と、前記回転電機子に連結された送風用
    遠心フアンを配設し前記吸気開口に連通された送
    風部側とに区画形成し、前記固定子は2個の弧状
    の磁石片に分割して前記仕切壁に設け、この固定
    子の2個の磁石片の弧状端部間に位置して前記回
    転電機子の整流子部に圧接する刷子をそれぞれ配
    設するとともに前記仕切壁に前記固定子の2個の
    磁石片の弧状端部間の対応する位置に通気開口を
    形成したことを特徴とする偏平形電動送風機。
JP1978134982U 1978-09-30 1978-09-30 Expired JPS6235917Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1978134982U JPS6235917Y2 (ja) 1978-09-30 1978-09-30

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JP1978134982U JPS6235917Y2 (ja) 1978-09-30 1978-09-30

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Publication Number Publication Date
JPS5552580U JPS5552580U (ja) 1980-04-08
JPS6235917Y2 true JPS6235917Y2 (ja) 1987-09-11

Family

ID=29104868

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978134982U Expired JPS6235917Y2 (ja) 1978-09-30 1978-09-30

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5325910A (en) * 1976-08-23 1978-03-10 Muto Electric Fans

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5325910A (en) * 1976-08-23 1978-03-10 Muto Electric Fans

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Publication number Publication date
JPS5552580U (ja) 1980-04-08

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