JPS5842638Y2 - 偏平形電動送風機 - Google Patents

偏平形電動送風機

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Publication number
JPS5842638Y2
JPS5842638Y2 JP1978134983U JP13498378U JPS5842638Y2 JP S5842638 Y2 JPS5842638 Y2 JP S5842638Y2 JP 1978134983 U JP1978134983 U JP 1978134983U JP 13498378 U JP13498378 U JP 13498378U JP S5842638 Y2 JPS5842638 Y2 JP S5842638Y2
Authority
JP
Japan
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air
rotor
motor
fan
electric motor
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978134983U
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English (en)
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JPS5552600U (ja
Inventor
恒明 岡田
達男 牛田
Original Assignee
東芝テック株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は偏平形電動送風機に係り、遠心ファンによって
起生された風を電動機内に通過させて電動機を冷却しな
がら排気させる電動機にかいて、回転子と固定子との間
の狭い間隙内に鉄粉などの磁性材が浸入することを防止
する構造に関する。
従来、この種偏平形電動送風機は、空隙をもって配設し
た回転子と固定子とのいずれか一方を永久磁石片にて形
成し、この回転子と固定子との狭い間隙内に排気風を通
過させる構造が採られている。
この構造では回転子と固定子との間に排気風を通過させ
ると、排気風にて運ばれた鉄粉などの磁性材が永久磁石
片に吸着され、焼損事故などの原因となる欠点を有して
いる。
このため実公昭43−1681号公報に記載されている
ように電動送風機の吸込開口に臨ませて磁性材料の導風
板を設けた構造が知られているが、この構造では吸込開
口から電動機の通気開口までの間で発生する磁性材が回
転子と固定子との間に侵入する訃それがあり、また吸込
開口からファンまでの厚みが厚くなり、偏平形電動機で
は厚みが大きくなる欠点を有している。
本考案は上記欠点に鑑みなされたもので、遠心ファンと
電動機との間に配設した偏平形整風板の整風路に配設し
た磁性材吸着材にて確実に鉄粉などの磁性材を吸着し、
電動機の固定子または回転子とのいずれか一方の永久磁
石片に磁性材が吸着されることがないようにし焼損事故
などの原因発生を防止し、安全性を高め、全体を偏平に
できる偏平形電動送風機を提供するものである。
本考案は、固定子、この固定子に軸方向に空隙をもって
配設された回転子とからなりこの固定子と回転子のいず
れか一方を永久磁石片にて形成し電動機フレームにて被
覆され内部にこの電動機フレームに形成した通気開口か
ら排気開口に連通する風路を形成した電動機と、この電
動機の回転子の回転軸に設けられた送風用遠心ファンと
、前記送風用遠心ファンと電動機との間に配設され周縁
に開口した通口から前記電動機フレームの通気開口まで
の整風路をこの電動機フレームとの間にて形成する偏平
形整風板と、この整風板の外周に複数取付けられ前記遠
心ファンの外周位置まで延在する軸流固定ファンとを具
備し、前記軸流固定ファンの排気側に位置して前記整風
板の周縁に開口した前記通口の内側にこの通口な囲み前
記電動機フレームとの間にて前記整風路に磁性材吸着通
路を形成する略半円筒状の磁性材吸着材を設け、電動機
の通気開口に直接連通した整風板に磁性材吸着材にて形
成される磁性材吸着通路で鉄粉などの磁性材を吸着する
ようにしたものである。
次に本考案の一実施例の構造を図面について説明する。
1は電動機で、この電動機1を被覆する電動機フレーム
2は一対の偏平皿状のフレーム部材3゜4をその周縁鍔
部5,6を結合して構成されている。
このフレーム部材3,4の中央部には外方に膨出した軸
受部γ、8が形成され、この軸受部γ。
8に設けた軸受9,10に回転軸11が軸支されている
この回転軸11には電動機1の回転子12が取付けられ
、この回転子12は例えば電線を略扇形状に巻回して形
成した複数の単コイルを互いに重合して円環状に配設し
、この単コイルからなる電機子を成形合成樹脂にて被覆
して形成されている。
またこの回転子12に軸方向に空隙をもって対向して一
方のフレーム部材3の内面に複数の円弧状永久磁石片1
3にて形成された電動機1の固定子14が取着されてい
る。
またこの各永久磁石片13間の間隙に位置して前記回転
子12と一体の整流子部15に接触する刷子18を保持
した保持体16が一方のフレーム部材3の内面に止着さ
れている。
また前記回転軸11の他方のフレーム部材4よりの突出
端に送風用遠心ファン11が取付けられ、この遠心ファ
ン17は前記電動機フレーム2に嵌合したファンカバー
19にて被覆されている。
また21は偏平形整風板で、前記送風用遠心ファン17
と電動機フレーム2の他方のフレーム部材4との間に配
設されてこの他方のフレーム部材4の外面に取付けられ
ている。
そしてこの偏平形整風板21の外周に軸流固定ファン2
0が傾斜状に多数取付けられ、この各固定ファン20は
前記遠心ファン17の外周位置から電動機1のフレーム
2の外周と一致するファンカバー19の外周位置に延在
されている。
そしてこの整風板210周縁には固定ファン20の排気
側に位置して通口26が形成され、この整風板21と他
方のフレーム部材4との間に整風路27が形成され、整
風路270内端には他方のフレーム部材4に形成した通
気開口28が連通されている。
また前記ファンカバー19の中心部に形成した吸気開口
22から遠心ファン17、軸流固定ファン20、整風路
2γに至る通風路29が形成されている。
また前記電動機1の一方のフレーム部材3の外周近傍に
排気開口23が形成され、この電動機フレーム2内には
通気開口23から排気開口23に至る風路32が形成さ
れている。
また前記一方のフレーム部材3の中心近傍に冷却風通気
口24が形成されている。
また30は鉄粉などの磁性材を吸着する永久磁石などの
磁性材吸着材で、前記整風路27を形成する整風板21
の通口26の内側にこの通口26を囲んで設けられ、こ
の吸着材30は略半円筒状に形成され、この吸着材30
と前記他方のフレーム部材4との間に磁性材吸着通路3
1を形成している。
次にこの実施例の作用について説明する。
回転子12に整流子部15より通電すると、回転子12
は回転し、回転軸11が回転され、遠心ファン1γが回
転して風が起生され、吸気開口22より吸込まれた風は
軸流固定ファン20によって整流されて整風路27に至
り、この整風路27から通気開口28を経て電動機1の
電動機フレーム2を通過し、排気開口23から排気され
る。
そして整風板210通口26から吸込まれた風に含まれ
ている鉄粉などの磁性材は整風路21内の磁性材吸着通
路31を通過する際に吸着材30に吸着され、電動機1
内に浸入することがなく、固定子14に吸着されること
がない。
また吸着材30は永久磁石に限らず、例えば磁化コムシ
ートにて形成してもよい。
さらに前記実施例では電動機1の固定子14を永久磁石
片13にて形成したが、回転子12を永久磁石にて形成
してもよい。
な訃軸流固定ファン20より整流された風の一部をその
まま電動機フレーム2の鍔部5,6に開口した軸方向の
排気部より排出するようにしてもよい。
本考案によれば、送風用遠心ファンと電動機フレームと
の間に配設した偏平形整風板と電動機フレームとにてこ
の整風板の外周に設けた軸流固定ファンから電動機の通
気開口までの整風路を形成し、この整風板の軸流固定フ
ァンの排気側に位置して開口した通口の内側に通口を囲
む略半円商状の磁性材吸着材と電動機フレームとにて磁
性材吸着通路を形成したので、鉄粉などの磁性材は電動
機の通気開口に直接連通した整風路にて吸着材に吸着さ
れ、電動機の固定子と回転子との狭い間隙に入り込むこ
とがないので、固定子または回転子に鉄粉などが吸着さ
れることを防止でき、しかも磁性材吸着材は整風板の通
口の内側にこの通口を囲んで磁性材吸着通路を形成して
いるため、整風板の通口から整風路に流れる空気流はこ
の磁性材吸着通路を経て流れるため鉄粉の吸着が確実で
、また吸着材が風路特に整風路にて邪魔にならず、焼損
などの原因となることがなく、固定子と回転子との軸方
向空隙を狭くし、全体的に偏平にして効率を高めること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す偏平形電動送風機の一
部を切欠いた上面図、第2図は同上軸流固定ファンの斜
視図、第3図は同上磁性材吸着材の斜視図である。 1・・・・・・電動機、2・・・・・・電動機フレーム
、12・・・・・・回転子、13・・・・・・永久磁石
片、14・・・・・・固定子、17・・・・・・送風用
遠心ファン、23・・・・・・排気開口、26・・・・
・・通口、27・・・・・・整風路、28・・・・・・
通気開口、29・・・・・・通気路、30・・・・・・
磁性材吸着材、31・・・・・・磁性材吸着通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定子、この固定子に軸方向に空隙をもって配設された
    回転子とからなりこの固定子と回転子のいずれか一方を
    永久磁石片にて形成し電動機フレームにて被覆され内部
    にこの電動機フレームに形成した通気開口から排気開口
    に連通する風路を形成した電動機と、この電動機の回転
    子の回転軸に設けられた送風用遠心ファンと、前記送風
    用遠心ファンと電動機との間に配設され周縁に開口した
    通口から前記電動機フレームの通気開口までの整風路を
    この電動機フレームとの間にて形成する偏平形整風板と
    、この整風板の外周に複数取付けられ前記遠心ファンの
    外周位置まで延在する軸流固定ファンとを具備し、前記
    軸流固定ファンの排気側に位置して前記整風板の周縁に
    開口した前記通口の内側にこの通口な囲み前記電動機フ
    レームとの間にて前記整風路に磁性材吸着通路を形成す
    る略半円筒状の磁性材吸着材を設けたことを特徴とする
    偏平形電動送風機。
JP1978134983U 1978-09-30 1978-09-30 偏平形電動送風機 Expired JPS5842638Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1978134983U JPS5842638Y2 (ja) 1978-09-30 1978-09-30 偏平形電動送風機

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JP1978134983U JPS5842638Y2 (ja) 1978-09-30 1978-09-30 偏平形電動送風機

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Publication Number Publication Date
JPS5552600U JPS5552600U (ja) 1980-04-08
JPS5842638Y2 true JPS5842638Y2 (ja) 1983-09-27

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ID=29104870

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JP1978134983U Expired JPS5842638Y2 (ja) 1978-09-30 1978-09-30 偏平形電動送風機

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3378331B2 (ja) * 1994-01-06 2003-02-17 東芝トランスポートエンジニアリング株式会社 車両用アウターロータ電動機

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS431681Y1 (ja) * 1964-07-07 1968-01-25
JPS5122114A (ja) * 1974-08-16 1976-02-21 Hitachi Ltd Sofuki

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JPS431681Y1 (ja) * 1964-07-07 1968-01-25
JPS5122114A (ja) * 1974-08-16 1976-02-21 Hitachi Ltd Sofuki

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JPS5552600U (ja) 1980-04-08

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