JP2001295788A - ファンモータ一体型送風機 - Google Patents

ファンモータ一体型送風機

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JP2001295788A
JP2001295788A JP2000113433A JP2000113433A JP2001295788A JP 2001295788 A JP2001295788 A JP 2001295788A JP 2000113433 A JP2000113433 A JP 2000113433A JP 2000113433 A JP2000113433 A JP 2000113433A JP 2001295788 A JP2001295788 A JP 2001295788A
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hub
fan motor
fan
blower
impeller
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JP2000113433A
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English (en)
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Toru Iwata
透 岩田
Seiji Sato
誠司 佐藤
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 天井設置型空気調和機用室内機などの送風機
のファンモータ設置部の構造を、放熱性能良く可及的に
コンパクトにして、ファン風量を増大させるとともに騒
音を低減する。 【解決手段】 ハブ9と、該ハブ9の外周部9bの一側
面側円周方向に所定の間隔を保って設けられた多数枚の
送風翼8a,8a・・・と、上記ハブ9を介して上記多
数枚の送風翼8a,8a・・・を回転させるファンモー
タ23と、該ファンモータ23を介して上記ハブ9およ
び多数枚の送風翼8a,8a・・・よりなる羽根車8が
取り付けられる取付け部2aとからなり、上記ハブ9の
上記送風翼8a,8a・・・のない中央部9aを筒状に
形成し、その内側にアウタローター型のファンモータ2
3を内蔵一体化するとともに当該ファンモータ23の回
転軸26および軸受部材28を介して上記羽根車8を上
記取付部2aに対して取付け、かつ上記筒状のハブ中央
部9aの送風通路面側に放熱フィン25a,25a・・
・,25b,25b・・・、35,35・・・を設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、例えば空気調和
機用室内機等に適用されるファンモータ一体型送風機の
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば従来の天井設置型空気調和機用室
内機などは、一般に図11および図12に示すように構
成されていた。
【0003】すなわち、先ず図11中、符号2はターボ
ファン8を備えた天井埋込型空気調和機用室内機1のカ
セット型の本体ケーシングである。該本体ケーシング2
は、その吸気・吹出パネル(下面パネル部)4側が天井
3と略同一平面状に連続するようにして、図に示すよう
に天井3内に埋設されている。
【0004】そして、上記本体ケーシング2の上記吸気
・吹出パネル4側には、例えば中央部に位置して方形の
空気吸込グリル5が設けられ、続いて、その内側にフィ
ルタ6が、さらに、その内側にターボファン8への空気
吸込流ガイド用のベルマウス7がそれぞれ設けられてい
る。ベルマウス7は、上流側空気流導入口7aが上記空
気吸込グリル5に対応している一方、下流側空気流導出
口7bが後述するターボファン8のシュラウド10の上
流側空気吸込口10aに対応している。
【0005】また、上記本体ケーシング2の上記吸気・
吹出パネル4側の上記空気吸込グリル5の外周部4辺に
は、それぞれ上方側から下方側外周方向に向けて所定角
傾斜した所定の幅、所定の長さの空気吹出口16,1
6,16,16が各々設けられている。
【0006】そして、該各空気吹出口16,16,1
6,16内には、風向角の調節が可能な風向ガイド板1
6a,16a,16a,16aが、それぞれ設けられて
いる。
【0007】上記本体ケーシング2は、例えば上下が開
口し、かつ内側に断熱材を配した方形筒型の枠板2bの
上面側に天板2aを一体化するとともに、下面側に上述
の吸気・吹出パネル4を一体に形成して構成されてい
る。そして、その中央に上記のように室内空気の吸気口
である空気吸込グリル5が設けられている。
【0008】また、上記本体ケーシング2内には、上記
空気吸込グリル5からフィルタ6、ベルマウス7を経て
導入された後、半径方向外方にターンし、さらに半径方
向外方位置で下方側上記空気吹出口16,16,16,
16方向にユーターンする全周方向のユーターン型通風
路が形成されており、該通風路の空気熱交換器14上流
側の空気吸込通路11の中央部に位置して、その空気吸
込側(シュラウド10の空気吸込口10a側)が上記ベ
ルマウス7の空気導出口7b外周面に対応するターボフ
ァン(ターボ型羽根車)8が、ファンモータ回転駆動軸
13aおよびファンモータ13、ファンモータ取付部材
13b等を介して上記本体ケーシング2の天板2aの下
面に吊設されている。
【0009】ファンモータ取付部材13bは、図12に
拡大して示すように、ファンモータ13側の取付縁部1
31部分をダンパー部材132をモールドした取付部材
133を介して、振動吸収可能な状態で天板2aに対し
て取り付けるようになっている。
【0010】該ターボファン8の羽根車部は、ファンモ
ータ取付部となる中央部9aが上記ファンモータ13の
回転駆動軸13aに固定された上方側円形ハブ(主板)
9の外周側動翼羽根取付部9aと羽根車部の軸心方向か
ら遠心方向への空気吸込口を形成する下部側異径筒状の
シュラウド10の下流側外周部10bとの間に多数枚の
送風用動翼羽根8a,8a・・・を所定の曲率半径、所
定の翼角(所定の入口角、所定の出口角、所定の取付
角)、所定の翼間隔で周方向に並設して構成されてい
る。そして、そのシュラウド10の空気吸込口10a側
端部内には、上記ベルマウス7の下流側空気導出口7a
の端部がラビリンスシール構造を採用した所定の隙間を
保って相対回転可能に所定寸法遊嵌されている。
【0011】また、上記本体ケーシング2内の全周方向
の通風路途中には、図示のように上記ターボファン8の
外周囲を囲む状態で略方形環状の空気熱交換器14が設
けられている。そして、該空気熱交換器14を基準とし
て、その下流側には、上記各空気吹出口16,16,1
6,16に連通する空気吹出通路15が全周方向に亘っ
て設けられている。
【0012】そして、このような天井設置型の空気調和
機用室内機は、上記ターボファン8が駆動されると、上
記空気吸込グリル5から上記空気吹出口16,16,1
6,16に到る還流型の通風路11,15の上流側から
下流側にかけて、上記空気吸込グリル5から吸込んだ空
気を上記フィルタ6、ベルマウス7、ターボファン8、
空気熱交換器14を介して上記空気吹出口16,16,
16,16から室内の下方側床面方向に所定の吹出角度
で吹き出して、室内の適切な空気調和を行う。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
送風機では、図12に示すように、その羽根車部にファ
ンモータ13を収納する必要があるためにハブ9の中央
部9aが大きな円錐台状に成形されており、それが当該
ターボファン8の通風路を塞いで風量低下などファン性
能の低下を招いていた。また、ファンモータ13のトル
ク変動に起因する羽根車部の振動音を低減させるため
に、ファンモータ回転駆動軸13aとハブ9との間はゴ
ム等の柔軟なダンパー部材132をモールドした取付部
材133で接続されている。このためファンモータ13
が軸周りに振れて、ファンモータ13に接触する危険が
あり、それを避けるために、ターボファン8の空気通路
の閉塞を大きくする傾向があった。
【0014】そこで、例えば上記ファンモータをアウタ
ローター型として、筒状化したハブ中央部内に内蔵一体
化することが考えられるが、そのようにした場合、内蔵
されたファンモータの放熱性能の確保をどのようにして
実現するか問題となる。
【0015】本願発明では、ファンモータをアウタロー
ター型とし、ローターマグネットとハブとを一体化する
ことにより筒体構造としたハブ中央部内にファンモータ
を内蔵させることによって可能な限り円錐台部分の大き
さを小さくしてファンの送風性能を向上させる一方、同
筒体化したハブ中央部外端側に放熱フィンを設けて、当
該内蔵されたファンモータの放熱・冷却性能を有効に向
上させるようにしたファンモータ一体型送風機を提供す
ることを目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上述の問題
を解決するために、次のような課題解決手段を備えて構
成されている。
【0017】(1) 請求項1の発明 請求項1の発明のファンモータ一体型送風機は、ハブ9
と、該ハブ9の外周部9bの一側面側円周方向に所定の
間隔を保って設けられた多数枚の送風翼8a,8a・・
・と、上記ハブ9を介して上記多数枚の送風翼8a,8
a・・・を回転させるファンモータ23と、該ファンモ
ータ23を介して上記ハブ9および多数枚の送風翼8
a,8a・・・よりなる羽根車8が取り付けられる取付
け部2aとからなり、上記ハブ9の上記送風翼8a,8
a・・・のない中央部9aを筒状に形成し、その内側に
アウタローター型のファンモータ23を内蔵一体化する
とともに当該ファンモータ23の回転軸26および軸受
部材28を介して上記羽根車8を上記取付部2aに対し
て取付け、かつ上記筒状のハブ中央部9aの送風通路面
側に放熱フィン25a,25a・・・,25b,25b
・・・、35,35・・・を設けたことを特徴としてい
る。
【0018】該構成では、ファンモータ23を上述のよ
うにアウタローター型として筒状のハブ中央部9a内に
内蔵一体化させることにより、ハブ9側の円錐台部分を
可及的に小さくして十分な面積の通風路を確保し、ファ
ン性能を向上させるようにしている。
【0019】したがって、羽根車8部とファンモータ2
3部とを一体化しながら、十分な送風量の向上と送風騒
音の低減とを実現することができる。また、同時に従来
に比べて部品点数も削減され、低コストになる。
【0020】また、同構成では上記ファンモータ23を
内蔵一体化したハブ9の筒状の中央部9aの送風通路面
側に放熱フィン25a,25a・・・,25b,25b
・・・、35,35・・・を設けることにより同部分の
放熱表面積を可能な限り大きくして内部のファンモータ
23のステータコイル部分で発生する熱を放熱しやすい
構造にしているので、その放熱性能も高くなる。
【0021】(2) 請求項2の発明 請求項2の発明のファンモータ一体型送風機は、上記請
求項1記載の発明のファンモータ一体型送風機の構成に
おいて、上記放熱フィン25a,25a・・・、25
b,25b・・・は、ハブ中央部9aのファンモータ2
3を内蔵した筒状部外端面にあって、その中心軸部分か
ら半径方向外方に延びて複数枚設けられていることを特
徴としている。
【0022】したがって、該構成によると、上記請求項
1の発明のファンモータ一体型送風機の構成におけるフ
ァンモータ23部分の冷却作用が、ハブ中央部9aのフ
ァンモータ23を内蔵した筒状部外端面の中心軸部分か
ら半径方向外方に延びて設けられた放熱フィン25a,
25a・・・、25b,25b・・・によって有効に実
現される。
【0023】(3) 請求項3の発明 請求項3の発明のファンモータ一体型送風機は、上記請
求項2記載の発明のファンモータ一体型送風機の構成に
おいて、複数枚の上記放熱フィン25a,25a・・
・、25b,25b・・・は、円周方向に交互に半径方
向の長さを変えて設けられていることを特徴としてい
る。
【0024】したがって、該構成によると、上記請求項
2の発明のファンモータ一体型送風機の構成におけるフ
ァンモータ23部分の冷却作用が、上記ハブ中央部9a
のファンモータ23を内蔵した筒状部外端面の中心軸部
分から半径方向外方に延び、かつ円周方向に交互に半径
方向の長さを変えて設けられた放熱フィン25a,25
a・・・、25b,25b・・・によって送風通路の通
風抵抗を増大させることなく有効に実現することができ
る。
【0025】(4) 請求項4の発明 請求項4の発明のファンモータ一体型送風機は、上記請
求項1記載の発明のファンモータ一体型送風機の構成に
おいて、上記放熱フィン35,35・・・は、ハブ中央
部9aのファンモータ23を内蔵した筒状部外端面の中
心軸部分から半径方向外周の送風翼取付部9b付近まで
延びて複数枚設けられていることを特徴としている。
【0026】したがって、該構成では、上記放熱フィン
35,35・・・が、送風翼としても機能し、ファンモ
ータ23の冷却作用とともに送風性能向上作用を果たす
ようになる。
【0027】(5) 請求項5の発明 請求項5の発明のファンモータ一体型送風機は、上記請
求項4記載の発明のファンモータ一体型送風機の構成に
おいて、上記複数枚の放熱フィン35,35・・・は、
羽根車8の回転方向と反対方向に曲成されていることを
特徴としている。
【0028】したがって、該構成では、上記放熱フィン
35,35・・・が、より効果的に送風翼として機能す
るようになり、ファンモータ23の冷却作用とともに、
より一層送風性能向上作用を果たすようになる。
【0029】(6) 請求項6の発明 請求項6の発明のファンモータ一体型送風機は、ハブ9
と、該ハブ9の外周部9bの一側面側円周方向に所定の
間隔を保って設けられた多数枚の送風翼8a,8a・・
・と、上記ハブ9を介して上記多数枚の送風翼8a,8
a・・・を回転させるファンモータ23と、該ファンモ
ータ23を介して上記ハブ9および多数枚の送風翼8
a,8a・・・よりなる羽根車8が取り付けられる取付
け部2aとからなり、上記ハブ9の上記送風翼8a,8
a・・・のない中央部9aを筒状に形成し、その内側に
アウタローター型のファンモータ23を内蔵一体化する
とともに当該ファンモータ23の回転軸26および軸受
部材28を介して上記羽根車8を上記取付部2aに対し
て取付け、かつ上記ファンモータ23を内蔵する筒状の
ハブ中央部9aの端部には、通気孔37,37が設けら
れていることを特徴としている。
【0030】すなわち、該構成の場合には、ファンモー
タ23を上述のようにアウタローター型として筒状のハ
ブ中央部9a内に内蔵一体化させることによりハブ9側
の円錐台部分を可及的に小さくして十分な面積の通風路
を確保し、ファン性能を向上させるようにしている。
【0031】したがって、羽根車8部とファンモータ2
3部とを一体化しながら、十分な送風量の向上と送風騒
音の低減とを実現することができる。また、同時に従来
に比べて部品点数も削減され、低コストになる。
【0032】また、ファンモータ23を内蔵したハブ中
央部9aの端部には通気口37,37を設けることによ
り、上記ファンモータ23内を効果的に風が流れるよう
にして内部のファンモータ23のステータコイル部分で
発生する熱を、より確実に放熱できるようにしているの
で、特に冷却性能が高くなる。
【0033】(7) 請求項7の発明 請求項7の発明のファンモータ一体型送風機は、ハブ9
と、該ハブ9の外周部9bの一側面側円周方向に所定の
間隔を保って設けられた多数枚の送風翼8a,8a・・
・と、上記ハブ9を介して上記多数枚の送風翼8a,8
a・・・を回転させるファンモータ23と、該ファンモ
ータ23を介して上記ハブ9および多数枚の送風翼8
a,8a・・・よりなる羽根車8が取り付けられる取付
け部2aとからなり、上記ハブ9の上記送風翼8a,8
a・・・のない中央部9aを筒状に形成し、その内側に
アウタローター型のファンモータ23を内蔵一体化する
とともに当該ファンモータ23の回転軸26および軸受
部材28を介して上記羽根車8を上記取付部2aに対し
て取付けるようになっており、該軸受部材28は、上記
取付部2a側に設けた取付縁部28bを所望の取付部材
30を介して上記取付部2aに取付けるようになってい
る一方、上記ハブ9の上記所望の取付部材30に対応す
る部分には、作業終了後キャップ39,39により嵌合
シールされる作業穴39,39が設けられていることを
特徴としている。
【0034】すなわち、該構成の場合には、ファンモー
タ23を上述のようにアウタローター型として筒状のハ
ブ中央部9a内に内蔵一体化させることによりハブ9側
の円錐台部分を可及的に小さくして十分な面積の通風路
を確保し、ファン性能を向上させるようにしている。
【0035】したがって、羽根車部とファンモータ部と
を一体化しながら、十分な送風量の向上と送風騒音の低
減とを実現することができる。また、同時に従来に比べ
て部品点数も削減され、低コストになる。
【0036】また、ファンモータ23側軸受部材28
は、取付部2a側への取付縁部28bを有し、該取付縁
部28bを所望の取付部材30を介して取付部2aに取
付けるようになっている一方、しブ9の上記所望の取付
部材30に対応する部分には、作業終了後キャップ3
9,39により嵌合シールされる作業穴39,39が設
けられているので、ファンモータ取付部2aに対する羽
根車側ハブ9を介した取付、取り外し作業が容易になる
一方、取付終了後はキャップ39,39により嵌合シー
ルされるので、運転時の風切音も発生しない。
【0037】(8) 請求項8の発明 請求項8の発明のファンモータ一体型送風機は、ハブ9
と、該ハブ9の外周部9bの一側面側円周方向に所定の
間隔を保って設けられた多数枚の送風翼8a,8a・・
・と、上記ハブ9を介して上記多数枚の送風翼8a,8
a・・・を回転させるファンモータ23と、該ファンモ
ータ23を介して上記ハブ9および多数枚の送風翼8
a,8a・・・よりなる羽根車8が取り付けられる取付
け部2aとからなり、上記ハブ9の上記送風翼8a,8
a・・・のない中央部9aを筒状に形成し、その内側に
アウタローター型のファンモータ23を内蔵一体化する
とともに当該ファンモータ23の回転軸26および軸受
部材28を介して上記羽根車8を上記取付部2aに対し
て取付け、かつ上記ハブ中央部9aの材質を伝熱性の金
属、外周部9bの材質を合成樹脂としたことを特徴とし
ている。
【0038】すなわち、該構成では、ファンモータ23
を上述のようにアウタローター型として筒状のハブ中央
部9a内に内蔵一体化させることによりハブ9側の円錐
台部分を可及的に小さくして十分な面積の通風路を確保
し、ファン性能を向上させるようにしている。
【0039】したがって、羽根車8部とファンモータ2
3部とを一体化しながら、十分な送風量の向上と送風騒
音の低減とを実現することができる。また、同時に従来
に比べて部品点数も削減され、低コストになる。
【0040】また、ハブ9の中央部9a側a部分を例え
ば伝熱性の高い金属材料、外周部9b側b部分を合成樹
脂材料とし、それらをインサート成形によって構成する
ようにすると、ハブ9はファンモータ23に対応する中
央部9a領域では伝熱性が高くなり、放熱性が大きく向
上するとともに、外周部9b領域では断熱され、翼部8
a,8a・・・等の熱変形も生じにくくなる。
【0041】(9) 請求項9の発明 請求項9の発明のファンモータ一体型送風機は、ハブ9
と、該ハブ9の外周部9bの一側面側円周方向に所定の
間隔を保って設けられた多数枚の送風翼8a,8a・・
・と、上記ハブ9を介して上記多数枚の送風翼8a,8
a・・・を回転させるファンモータ23と、該ファンモ
ータ23を介して上記ハブ9および多数枚の送風翼8
a,8a・・・よりなる羽根車8が取り付けられる取付
け部2aとからなり、上記ハブ9の上記送風翼8a,8
a・・・のない中央部9aを筒状に形成し、その内側に
アウタローター型のファンモータ23を内蔵一体化する
とともに当該ファンモータ23の回転軸26および軸受
部材28を介して上記羽根車8を上記取付部2aに対し
て取付け、かつ上記ハブ中央部9aと外周部9bとを吸
振材90を介して一体に連結したことを特徴としてい
る。
【0042】すなわち、該構成では、ファンモータ23
を上述のようにアウタローター型として筒状のハブ中央
部9a内に内蔵一体化させることによりハブ9側の円錐
台部分を可及的に小さくして十分な面積の通風路を確保
し、ファン性能を向上させるようにしている。
【0043】したがって、羽根車8部とファンモータ2
3部とを一体化しながら、十分な送風量の向上と送風騒
音の低減とを実現することができる。また、同時に従来
に比べて部品点数も削減され、低コストになる。
【0044】また、同構成では、上記ハブ9の中央部9
a側部分と外周部9b側部分とを形状変形自由度の高い
吸振材90を介して振動吸収可能に連結して構成してい
る。
【0045】したがって、このような構成によると、吸
振材90の形状自由度が大きく、ファンモータ23のト
ルク変動を有効に吸収することができる。また軸方向の
変形は小さく抑えられるのでファン羽根車8部の振れ回
り量が小さく、ベルマウス7等の気流ガイド部材とのク
リアランスを小さくすることができる。
【0046】(10) 請求項10の発明 請求項10の発明のファンモータ一体型送風機は、ハブ
9と、該ハブ9の外周部9bの一側面側円周方向に所定
の間隔を保って設けられた多数枚の送風翼8a,8a・
・・と、上記ハブ9を介して上記多数枚の送風翼8a,
8a・・・を回転させるファンモータ23と、該ファン
モータ23を介して上記ハブ9および多数枚の送風翼8
a,8a・・・よりなる羽根車8が取り付けられる取付
け部2aとからなり、上記ハブ9の上記送風翼8a,8
a・・・のない中央部9aを筒状に形成し、その内側に
アウタローター型のファンモータ23を内蔵一体化する
とともに当該ファンモータ23の回転軸26および軸受
部材28を介して上記羽根車8を上記取付部2aに対し
て取付け、かつ上記ハブ中央部9aと外周部9bとを吸
振材40を介して一体成形したことを特徴としている。
【0047】すなわち、該構成では、ファンモータ23
を上述のようにアウタローター型として筒状のハブ中央
部9a内に内蔵一体化させることによりハブ9側の円錐
台部分を可及的に小さくして十分な面積の通風路を確保
し、ファン性能を向上させるようにしている。
【0048】したがって、羽根車8部とファンモータ2
3部とを一体化しながら、十分な送風量の向上と送風騒
音の低減とを実現することができる。また、同時に従来
に比べて部品点数も削減され、低コストになる。
【0049】また、同構成では、上記ハブ9の中央部9
a側と外周部9b側との中間部分に弾性体40,40を
介してインサート成形している。
【0050】したがって、このような構成によっても、
上記弾性体40,40の形状自由度が大きく、ファンモ
ータ23のトルク変動を有効に吸収することができる。
また軸方向の変形は小さく抑えられるのでファン羽根車
8部の振り回り量が小さく、ベルマウス7等の気流ガイ
ド部材とのクリアランスを小さくすることができる。
【0051】
【発明の効果】以上の結果、本願発明のファンモータ一
体型送風機によると、ファンの羽根車とファンモータと
を一体化し、コンパクト化を図りながら十分な送風量の
向上と送風騒音の低減を実現することができ、同時に部
品点数も削減され、低コストになる。
【0052】また、それでいながら上記内蔵一体化され
たファンモータの放熱性能を、より大きく向上させるこ
とができるので、安全性も確保される。
【0053】
【発明の実施の形態】以下、この発明の幾つかの実施の
形態に係るファンモータ一体型送風機を空気調和機用室
内機に適用した場合の構成と作用について、詳細に説明
する。
【0054】(実施の形態1)先ず図1〜図3は、本願
発明の実施の形態1に係るファンモータ一体型送風機を
適用した天井埋込型空気調和機用室内機の本体部および
要部の構成を示している。
【0055】(空気調和機用室内機本体部の構成)図1
中、符号2はターボファンを備えた天井埋込型空気調和
機用室内機1のカセット型の本体ケーシングである。該
本体ケーシング2は、その吸気・吹出パネル(下面パネ
ル部)4側が天井3と略同一平面状に連続するようにし
て、図に示すように天井3内に埋設されている。
【0056】そして、上記本体ケーシング2の上記吸気
・吹出パネル4側には、例えば中央部に位置して方形の
空気吸込グリル5が設けられ、続いて、その内側にフィ
ルタ6が、さらに、その内側にターボファン8への空気
吸込流ガイド用のベルマウス7がそれぞれ設けられてい
る。ベルマウス7は、上流側空気流導入口7aが上記空
気吸込グリル5に対応している一方、下流側空気流導出
口7bが後述するターボファン8のシュラウド10の上
流側空気吸込口10aに対応している。
【0057】また、上記本体ケーシング2の上記吸気・
吹出パネル4側の上記空気吸込グリル5の外周部4辺に
は、それぞれ上方側から下方側外周方向に向けて所定角
傾斜した所定の幅、所定の長さの空気吹出口16,1
6,16,16が各々設けられている。
【0058】そして、該各空気吹出口16,16,1
6,16内には、風向角の調節が可能な風向ガイド板1
6a,16a,16a,16aが、それぞれ設けられて
いる。
【0059】上記本体ケーシング2は、例えば上下が開
口し、かつ内側に断熱材を配した方形筒型の枠板2bの
上面側に天板2aを一体化するとともに、下面側に上述
の吸気・吹出パネル4を一体に形成して構成されてい
る。そして、その中央に上記のように室内空気の吸気口
である空気吸込グリル5が設けられている。
【0060】また、上記本体ケーシング2内には、上記
空気吸込グリル5からフィルタ6、ベルマウス7を経て
導入された後、半径方向外方にターンし、さらに半径方
向外方位置で下方側上記空気吹出口16,16,16,
16方向にユーターンする全周方向のユーターン型通風
路が形成されており、該通風路の空気熱交換器14上流
側の空気吸込通路11の中央部に位置して、その空気吸
込側(シュラウド10の空気吸込口10a側)が上記ベ
ルマウス7の空気導出口7b外周面に対応するターボフ
ァン(ターボ型羽根車)8が、ファンモータ23を介し
て上記本体ケーシング2の天板2aの下面に吊設固定さ
れている。
【0061】この実施の形態の場合、ファンモータ23
は、図2に拡大して示すように、ハブ9の中央部9aを
上面側から下面側方向に凹んだ所定半径の筒状体構造に
形成し、その上面側凹部内に一体に組み込んで構成され
ている。すなわち、同ハブ中央部9aの凹部内周面に
は、スロットを介した多極構造のロータ側マグネット2
4が周方向に設けられており、その半径方向内側には多
数個のステータコイル31,31・・・が周方向に所定
の間隔を保って並設されている。該ステータコイル3
1,31・・・は、筒状の軸受部材28の下端28a外
周面部に固定されている。
【0062】軸受部材28は、その筒体部の内部の上下
2ケ所に位置して上下ボールベアリング構造の軸受2
7,27を介してファンモータ回転駆動軸26を回転自
在に支持しており、該回転駆動軸26の下端に対して上
記ハブ9の中央部9aが一体に取付けられている。ま
た、同軸受部材28の上端側は、半径方向外方に所定寸
法拡大されて上記天板2aに対する取付け用フランジ2
8bを形成しており、該フランジ28b外端をゴム等の
柔らかいダンパー部材29をモールドした所望の取付軸
部材(ネジ軸)30を介して、振動吸収可能な状態で天
板2aに取り付けるようになっている。
【0063】ところで、上記ターボファン8の羽根車部
は、上記のようにファンモータ23の回転駆動軸26の
下端に固定されたハブ9の外周側動翼羽根取付部(外周
部)9bと羽根車部の軸心方向から遠心方向への空気吸
込口を形成する下部側異径筒状のシュラウド10の外周
部10bとの間に多数枚の送風用動翼羽根8a,8a・
・・を所定の曲率半径、所定の翼角(所定の入口角、所
定の出口角、所定の取付角)、所定の翼間隔で周方向に
並設して構成されている。そして、そのシュラウド10
の空気吸込口10a側端部内には、上記ベルマウス7の
下流側空気導出口7aの端部がラビリンスシール構造を
採用した所定の隙間を保って相対回転可能に所定寸法遊
嵌されている。
【0064】そして、上記のように筒状体構造となった
ハブ中央部9a下面の円形端面には、例えば図3に示す
ように、その中心軸部から半径方向に長さの異なる第
1,第2の放熱フィン25a,25b,25a,25
b,25a,25b・・・を設けて通風路の空気の流れ
を妨げることなく、ファンモータ23の効果的な冷却を
図るようになっている。
【0065】また、上記本体ケーシング2内の全周方向
の上記通風路途中には、図示のように上記ターボファン
8の外周囲を囲む状態で略方形環状の空気熱交換器14
が設けられている。そして、該空気熱交換器14を基準
として、その下流側には、上記各空気吹出口16,1
6,16,16に連通する空気吹出通路15,15,1
5,15が全周方向に亘って設けられている。
【0066】そして、このような天井設置型の空気調和
機用室内機は、上記ターボファン8が駆動されると、上
記空気吸込グリル5から上記空気吹出口16,16,1
6,16に到る還流型の通風路11,15の上流側から
下流側にかけて、上記空気吸込グリル5から吸込んだ空
気を、矢線で示すように上記フィルタ6、ベルマウス
7、ターボファン8、空気熱交換器14を介して上記空
気吹出口16,16,16,16から室内の下方側床面
方向に所定の吹出角度で吹き出して、室内の適切な空気
調和を行う。
【0067】ところで従来の送風機では、すでに述べた
図12の構成のように、上記ファンモータ13を収納す
るためにハブ9の中央部9aが大きな円錐台部材に成形
されており、ターボファン8の空気通路を塞いで風量低
下などファン性能の低下を招いていた。また、ファンモ
ータ13のトルク変動に起因する羽根車部の振動音を低
減するために、ファンモータ回転駆動軸13aとハブ9
との間はゴム等の柔軟なダンパー部材132をモールド
した取付部材133で接続されており、このためファン
モータ13が軸周りに振れ回り、ファンモータ13に接
触する危険を避けるためにターボファン8の空気通路の
閉塞を大きくする一因になっていた。
【0068】ところが、以上の本願発明の実施の形態1
のものでは、ファンモータ23を上述のようにアウタロ
ーター型として筒状のハブ中央部9a内に内蔵一体化
し、ローターマグネットとハブとを一体化することによ
り円錐台部分を可及的に小さくしてファン性能を向上さ
せるようにしている。
【0069】したがって、同本願発明の実施の形態1の
構成のファンモータ一体型送風機によると、ターボファ
ン8の羽根車とファンモータ23とを一体化しながら、
十分な送風量の向上と送風騒音の低減とを実現すること
ができる。また、同時に部品点数も削減され、低コスト
になる。
【0070】また、ローターマグネット24,24・・
・と一体化された筒状のハブ中央部9aの空気通路面側
に交互に半径方向に長さの異なる放熱フィン25a,2
5b、25a,25b、25a,25b・・・を設ける
ことにより、通風路の空気抵抗を増大させることなく放
熱表面積を大きくしてモータステータ側コイル31,3
1・・・から発生する熱を放熱しやすい構造にしている
ので、放熱性能も高くなり、安全性が向上する。
【0071】(実施の形態2)次に図4および図5は、
本願発明の実施の形態2に係る天井埋込型空気調和機用
室内機に適用したファンモータ一体型送風機を示してい
る。
【0072】このファンモータ一体型送風機では、上述
したハブ中央部9a下面側の放熱フィンが、例えば図4
および図5に示すように、筒体構造部下面側から外周部
9b側までにかけて反回転方向に円弧状に曲成すること
により羽根形状にして設けられていることを特徴とする
ものである。
【0073】その他の部分の構成は、実施の形態1のも
のと全く同様である。
【0074】このような構成によると、ファンモータ2
3のステータコイル31,31・・・部分の冷却作用と
ともに翼機能により吸込流の速度をアップさせる流速増
大作用を実現することが可能となる。
【0075】(実施の形態3)次に図6は、本願発明の
実施の形態3に係る天井埋込型空気調和機用室内機に適
用したファンモータ一体型送風機を示している。
【0076】この実施の形態のファンモータ一体型送風
機は、上記実施の形態1のファンモータ一体型送風機の
構成において、ハブ中央部9aのステータコイル31,
31・・・に対応する部分に通気口37,37・・・を
設けることにより、矢線のように空気を流してステータ
コイル31,31・・・の放熱(冷却)性能を、より向
上させたことを特徴としている。
【0077】(実施の形態4)次に図7は、本願発明の
実施の形態4に係る天井埋込型空気調和機用室内機に適
用したファンモータ一体型送風機の構成を示している。
【0078】この実施の形態のファンモータ一体型送風
機は、上記実施の形態1の構成のファンモータ一体型送
風機において、軸受取付軸30を下方側から天板2aに
対して、螺合作業する時の作業穴38,38をハブ9の
中間部分に設け、取付け作業終了後は、シール部材構造
のカバーキャップ39,39を嵌合して、運転時の風切
音が発生しないように確実にシールするようにしたこと
を特徴とするものである。
【0079】(実施の形態5)次に図8は、本願発明の
実施の形態5に係る天井埋込型空気調和機用室内機に適
用したファンモータ一体型送風機の構成を示している。
【0080】この実施の形態のファンモータ一体型送風
機では、上記実施の形態1の構成のファンモータ一体型
送風機において、ハブ9の中央部9a側a部分を伝熱性
の高い金属材料、外周部9b側b部分を例えば必要に応
じて耐熱性のある合成樹脂材料とし、それらをインサー
ト成形することによって、図8のように構成したことを
特徴とするものである。
【0081】このような構成によると、ハブ9はファン
モータ23のステータコイル31,31・・・部分に近
い中央部領域aでは伝熱性が高くなり、放熱性能が大き
く向上するとともに、外周側領域bでは断熱され、取り
付けられた翼部8a,8a・・・等の熱変形も生じにく
くなる。
【0082】(実施の形態6)次に図9は、本願発明の
実施の形態6に係る天井埋込型空気調和機用室内機に適
用したファンモータ一体型送風機の構成を示している。
【0083】この実施の形態のファンモータ一体型送風
機では、上記実施の形態1の構成のファンモータ一体型
送風機において、ハブ9の中央部9a側端部91部分と
外周部9b側端部92部分とを形状変形自由度の高い吸
振材(弾性体)90を介して振動吸収可能に連結して構
成したことを特徴としている。
【0084】このような構成によると、吸振材(弾性
体)90の形状自由度が大きく、ファンモータのトルク
変動を有効に吸収することができる。また軸方向の変形
は小さく抑えられるのでファン羽根車部の振り回りが小
さく、ベルマウス7等のクリアランスを小さくすること
ができる。
【0085】(実施の形態7)次に図10は、本願発明
の実施の形態7に係る天井埋込型空気調和機用室内機に
適用したファンモータ一体型送風機の構成を示してい
る。
【0086】この実施の形態のファンモータ一体型送風
機では、上記実施の形態1の構成のファンモータ一体型
送風機において、上記実施の形態6と同様の目的を達成
するに際してハブ9の中央部9a側と外周部9b側との
中間部分に吸振材(弾性体)40,40をインサート成
形し、略同様の作用を得るようにしたことを特徴とする
ものである。
【0087】このような構成によっても、上記吸振材
(弾性体)40,40の形状自由度が大きく、ファンモ
ータのトルク変動を有効に吸収することができる。また
軸方向の変形は小さく抑えられるのでファン羽根車部の
振り回りが小さく、ベルマウス7等のクリアランスを小
さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態1に係る空気調和機用室
内機に適用したファンモータ一体型送風機の構成を示す
断面図である。
【図2】同送風機の要部の拡大断面図である。
【図3】同送風機の放熱フィン部分の構成を示すハブ中
央部の下面図である。
【図4】本願発明の実施の形態2に係る空気調和機用室
内機に適用したファンモータ一体型送風機の構成を示す
断面図である。
【図5】同送風機の放熱フィン部分の構成を示すハブ中
央部の下面図である。
【図6】本願発明の実施の形態3に係る空気調和機用室
内機に適用したファンモータ一体型送風機の構成を示す
断面図である。
【図7】本願発明の実施の形態4に係る空気調和機用室
内機に適用したファンモータ一体型送風機の構成を示す
断面図である。
【図8】本願発明の実施の形態5に係る空気調和機用室
内機に適用したファンモータ一体型送風機の構成を示す
断面図である。
【図9】本願発明の実施の形態6に係る空気調和機用室
内機に適用したファンモータ一体型送風機の構成を示す
断面図である。
【図10】本願発明の実施の形態7に係る空気調和機用
室内機に適用したファンモータ一体型送風機の構成を示
す断面図である。
【図11】空気調和機用室内機に適用した従来の送風機
の構成を示す断面図である。
【図12】同送風機の要部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1は空気調和機用室内機、2は本体ケーシング、2aは
天板、3は天井、7はベルマウス、8はターボファン、
8aは動翼、9はハブ、9aはハブ中央部、9bはハブ
外周部、10はシュラウド、23はファンモータ、24
はマグネット、25aは第1の放熱フィン、25bは第
2の放熱フィン、26は回転駆動軸、27は軸受、28
は軸受部材、29,132はダンパー部材、30,13
3は取付部材である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F04D 29/66 F04D 29/66 M F24F 1/00 306 F24F 1/00 306 Fターム(参考) 3H033 AA02 AA18 BB02 BB06 CC01 DD17 DD29 EE03 EE05 EE06 3H035 CC06 3L049 BD01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハブ(9)と、該ハブ(9)の外周部
    (9b)の一側面側円周方向に所定の間隔を保って設け
    られた多数枚の送風翼(8a),(8a)・・・と、上
    記ハブ(9)を介して上記多数枚の送風翼(8a),
    (8a)・・・を回転させるファンモータ(23)と、
    該ファンモータ(23)を介して上記ハブ(9)および
    多数枚の送風翼(8a),(8a)・・・よりなる羽根
    車(8)が取り付けられる取付け部(2a)とからな
    り、上記ハブ(9)の上記送風翼(8a),(8a)の
    ない・・・中央部(9a)を筒状に形成し、その内側に
    アウタローター型のファンモータ(23)を内蔵一体化
    するとともに当該ファンモータ(23)の回転軸(2
    6)および軸受部材(28)を介して上記羽根車(8)
    を上記取付部(2a)に対して取付け、かつ上記筒状の
    ハブ中央部(9a)の送風通路面側に放熱フィン(25
    a),(25a)・・・,(25b),(25b)・・
    ・、(35),(35)・・・を設けたことを特徴とす
    るファンモータ一体型送風機。
  2. 【請求項2】 放熱フィン(25a),(25a)・・
    ・、(25b),(25b)・・・は、ハブ中央部(9
    a)のファンモータ(23)を内蔵した筒状部外端面に
    あって、その中心軸部分から半径方向外方に延びて複数
    枚設けられていることを特徴とする請求項1記載のファ
    ンモータ一体型送風機。
  3. 【請求項3】 放熱フィン(25a),(25a)・・
    ・、(25b),(25b)・・・は、円周方向に交互
    に半径方向の長さを変えて設けられていることを特徴と
    する請求項2記載のファンモータ一体型送風機。
  4. 【請求項4】 放熱フィン(35),(35)・・・
    は、ハブ中央部(9a)のファンモータ(23)を内蔵
    した筒状部外端面の中心軸部分から半径方向外周の送風
    翼取付部(9b)付近まで延びて複数枚設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載のファンモータ一体型送
    風機。
  5. 【請求項5】 複数枚の放熱フィン(35),(35)
    ・・・は、羽根車(8)の回転方向と反対方向に曲成さ
    れていることを特徴とする請求項4記載のファンモータ
    一体型送風機。
  6. 【請求項6】 ハブ(9)と、該ハブ(9)の外周部
    (9b)の一側面側円周方向に所定の間隔を保って設け
    られた多数枚の送風翼(8a),(8a)・・・と、上
    記ハブ(9)を介して上記多数枚の送風翼(8a),
    (8a)・・・を回転させるファンモータ(23)と、
    該ファンモータ(23)を介して上記ハブ(9)および
    多数枚の送風翼(8a),(8a)・・・よりなる羽根
    車(8)が取り付けられる取付け部(2a)とからな
    り、上記ハブ(9)の上記送風翼(8a),(8a)の
    ない・・・中央部(9a)を筒状に形成し、その内側に
    アウタローター型のファンモータ(23)を内蔵一体化
    するとともに当該ファンモータ(23)の回転軸(2
    6)および軸受部材(28)を介して上記羽根車(8)
    を上記取付部(2a)に対して取付け、かつ上記ファン
    モータ(23)を内蔵する筒状のハブ中央部(9a)の
    端部には、通気孔(37),(37)が設けられている
    ことを特徴とするファンモータ一体型送風機。
  7. 【請求項7】 ハブ(9)と、該ハブ(9)の外周部
    (9b)の一側面側円周方向に所定の間隔を保って設け
    られた多数枚の送風翼(8a),(8a)・・・と、上
    記ハブ(9)を介して上記多数枚の送風翼(8a),
    (8a)・・・を回転させるファンモータ(23)と、
    該ファンモータ(23)を介して上記ハブ(9)および
    多数枚の送風翼(8a),(8a)・・・よりなる羽根
    車(8)が取り付けられる取付け部(2a)とからな
    り、上記ハブ(9)の上記送風翼(8a),(8a)の
    ない・・・中央部(9a)を筒状に形成し、その内側に
    アウタローター型のファンモータ(23)を内蔵一体化
    するとともに当該ファンモータ(23)の回転軸(2
    6)および軸受部材(28)を介して上記羽根車(8)
    を上記取付部(2a)に対して取付けるようになってお
    り、該軸受部材(28)は、上記取付部(2a)側に設
    けた取付縁部(28b)を所望の取付部材(30)を介
    して上記取付部(2a)に取付けるようになっている一
    方、上記ハブ(9)の上記所望の取付部材(30)に対
    応する部分には、作業終了後キャップ(39),(3
    9)により嵌合シールされる作業穴(39),(39)
    が設けられていることを特徴とするファンモータ一体型
    送風機。
  8. 【請求項8】 ハブ(9)と、該ハブ(9)の外周部
    (9b)の一側面側円周方向に所定の間隔を保って設け
    られた多数枚の送風翼(8a),(8a)・・・と、上
    記ハブ(9)を介して上記多数枚の送風翼(8a),
    (8a)・・・を回転させるファンモータ(23)と、
    該ファンモータ(23)を介して上記ハブ(9)および
    多数枚の送風翼(8a),(8a)・・・よりなる羽根
    車(8)が取り付けられる取付け部(2a)とからな
    り、上記ハブ(9)の上記送風翼(8a),(8a)の
    ない・・・中央部(9a)を筒状に形成し、その内側に
    アウタローター型のファンモータ(23)を内蔵一体化
    するとともに当該ファンモータ(23)の回転軸(2
    6)および軸受部材(28)を介して上記羽根車(8)
    を上記取付部(2a)に対して取付け、かつ上記ハブ中
    央部(9a)の材質を伝熱性の金属、外周部の材質を合
    成樹脂としたことを特徴とするファンモータ一体型送風
    機。
  9. 【請求項9】 ハブ(9)と、該ハブ(9)の外周部
    (9b)の一側面側円周方向に所定の間隔を保って設け
    られた多数枚の送風翼(8a),(8a)・・・と、上
    記ハブ(9)を介して上記多数枚の送風翼(8a),
    (8a)・・・を回転させるファンモータ(23)と、
    該ファンモータ(23)を介して上記ハブ(9)および
    多数枚の送風翼(8a),(8a)・・・よりなる羽根
    車(8)が取り付けられる取付け部(2a)とからな
    り、上記ハブ(9)の上記送風翼(8a),(8a)の
    ない・・・中央部(9a)を筒状に形成し、その内側に
    アウタローター型のファンモータ(23)を内蔵一体化
    するとともに当該ファンモータ(23)の回転軸(2
    6)および軸受部材(28)を介して上記羽根車(8)
    を上記取付部(2a)に対して取付け、かつ上記ハブ中
    央部(9a)と外周部(9b)とを吸振材(90)を介
    して一体に連結したことを特徴とするファンモータ一体
    型送風機。
  10. 【請求項10】 ハブ(9)と、該ハブ(9)の外周部
    (9b)の一側面側円周方向に所定の間隔を保って設け
    られた多数枚の送風翼(8a),(8a)・・・と、上
    記ハブ(9)を介して上記多数枚の送風翼(8a),
    (8a)・・・を回転させるファンモータ(23)と、
    該ファンモータ(23)を介して上記ハブ(9)および
    多数枚の送風翼(8a),(8a)・・・よりなる羽根
    車(8)が取り付けられる取付け部(2a)とからな
    り、上記ハブ(9)の上記送風翼(8a),(8a)の
    ない・・・中央部(9a)を筒状に形成し、その内側に
    アウタローター型のファンモータ(23)を内蔵一体化
    するとともに当該ファンモータ(23)の回転軸(2
    6)および軸受部材(28)を介して上記羽根車(8)
    を上記取付部(2a)に対して取付け、かつ上記ハブ中
    央部(9a)と外周部(9b)とを吸振材(40)を介
    して一体成形したことを特徴とするファンモータ一体型
    送風機。
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