JPH09209994A - 遠心型多翼送風機およびこれを用いた換気装置 - Google Patents

遠心型多翼送風機およびこれを用いた換気装置

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JPH09209994A
JPH09209994A JP8015446A JP1544696A JPH09209994A JP H09209994 A JPH09209994 A JP H09209994A JP 8015446 A JP8015446 A JP 8015446A JP 1544696 A JP1544696 A JP 1544696A JP H09209994 A JPH09209994 A JP H09209994A
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JP
Japan
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impeller
fan casing
air
blower
flow passage
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Application number
JP8015446A
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English (en)
Inventor
Masashi Kamata
正史 鎌田
Kanjiro Kinoshita
歓治郎 木下
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/40Casings; Connections of working fluid
    • F04D29/42Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps
    • F04D29/44Fluid-guiding means, e.g. diffusers
    • F04D29/441Fluid-guiding means, e.g. diffusers especially adapted for elastic fluid pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2250/00Geometry
    • F05D2250/50Inlet or outlet
    • F05D2250/52Outlet

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 風量、空力性能を確保しファンケーシングの
空気吹出口を可及的に小さくする。 【解決手段】 円盤状の主板3とその外周部に対向する
リング状の側板4との間に複数の羽根5を立設してなる
羽根車1と、羽根車1の外周を舌部14から羽根車1の
回転方向に拡大する渦巻状の拡大流路6を介して囲繞し
羽根車1の軸方向に空気吸込口7、拡大流路6の空気吹
出口8をそれぞれ形成してなるスクロール状のファンケ
ーシング2とを備えた遠心型多翼送風機において、ファ
ンケーシング2の頂部2aから空気吹出口8の上端部8
aへの内面形状を、拡大流路6が連続するように羽根車
1と略同心円状に湾曲する凹面部10とそれに連続する
直線部11で形成して、ファンケーシング2の外寸を小
さくすることなく、空気吹出口8の大きさを可及的に小
さくしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、遠心型多翼送風
機およびこれを用いた換気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、高気密化住宅の普及に伴い、換気
装置あるいは空調機器などを天井裏に設置するケースが
増加している。このような天井裏に設置される換気装置
あるいは空調機器の場合、比較的小型で大風量が得られ
る遠心型多翼送風機が採用されてきている。
【0003】上記遠心型多翼送風機としては、図10お
よび図11に示すように、駆動源に連結される円盤状の
主板3と該主板3の外周部に対向するリング状の側板4
との間に複数の羽根5,5・・を立設してなる羽根車1
と、該羽根車1の外周を舌部14から羽根車1の回転方
向に向かうに従って拡大する渦巻状の拡大流路6を介し
て囲繞し且つ前記羽根車1の軸方向に空気吸込口7を、
前記拡大流路6の出口に空気吹出口8をそれぞれ形成し
てなるスクロール状のファンケーシング2とにより構成
されたものが良く知られている(例えば、特開平5ー2
40193号公報参照)。
【0004】そして、従来、このような遠心型多翼送風
機を設計する際には、そのファンケーシング2は、その
頂部2aから前記空気吹出口8の上端部8aまでの部分
が水平面Lに対して0〜5°程度の角度となるように設
定されることとなっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、建設コスト
の低減化から天井裏スペースが減少してきているのが現
状である。ところが、天井裏に換気装置等を設置する場
合、室内外への吹出空気を導くためのダクトが不可欠と
なるところから、上記したような現状での換気装置等の
施工性を向上させるためには、ダクトの小口径化が有効
となる。
【0006】上記したダクトの小口径化を図ろうとする
と、これが接続される送風機(例えば、遠心型多翼送風
機)の空気吹出口を小さくする必要がある。
【0007】図10および図11に示すような従来タイ
プの遠心型多翼送風機を上記したような方針で設計しよ
うとすると、吹出風量は、ダクトを小口径化する前と同
等なものが要求され、なおかつ機外静圧も上昇している
にもかかわらず、ファンケーシングの外寸が小さくなっ
てしまい、送風機を設計する上で非常に不利な条件とな
っていた。
【0008】つまり、空気吹出口8の下端部8bを同じ
にして空気吹出口8を小さくしようとすると、ファンケ
ーシング2の頂部2aから前記空気吹出口8の上端部8
aまでの部分が水平面Lに対して0〜5°程度の角度と
なるように設定されている従来タイプの遠心型多翼送風
機の場合、ファンケーシング2の外寸が小さくなってし
まうのである。これは、送風機を設計する上で非常に不
利な条件となるとともに、送風機設置スペース15に大
きな余剰空間Sが生じてしまうこととなり、送風機設置
スペースの有効利用を図ることができなくなるという問
題が生ずる。
【0009】また、ファンケーシングの外寸を条件通り
に維持しようとすると、ファンケーシングにおける空気
吹出口が大きくなるため、空気吹出口とダクトとの接続
部で急激な流路縮小による圧力損失が生ずる。このよう
な圧力損失を防止するには空気吹出口とダクトとの間に
徐々に流路が縮小する縮小管を設けなければならなくな
り、機器の設置スペースが増大するという問題が生ず
る。
【0010】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、ファンケーシングの外寸を小さくすることなく、
しかも要求される風量を確保し且つ良好な空力性能を確
保しつつファンケーシングの空気吹出口口径を可及的に
小さくなし得るようにすることを目的とするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願発明の基本構成で
は、上記課題を解決するための手段として、駆動源に連
結される円盤状の主板3と該主板3の外周部に対向する
リング状の側板4との間に複数の羽根5,5・・を立設
してなる羽根車1と、該羽根車1の外周を舌部14から
羽根車1の回転方向に向かうに従って拡大する渦巻状の
拡大流路6を介して囲繞し且つ前記羽根車1の軸方向に
空気吸込口7を、前記拡大流路6の出口に空気吹出口8
をそれぞれ形成してなるスクロール状のファンケーシン
グ2と備えた遠心型多翼送風機において、前記ファンケ
ーシング2における頂部2aから前記空気吹出口8の上
端部8aにかけての内面形状を、前記拡大流路6が連続
するように前記羽根車1と略同心円状に湾曲する凹面部
10と該凹面部10に連続する直線部11とにより形成
して、ファンケーシング2の外寸を小さくすることな
く、空気吹出口8の口径を可及的に小さくなし得るよう
にしている。
【0012】本願発明の基本構成において、前記空気吸
込口7に、前記ファンケーシング2の頂部2aと対応す
る部分を閉塞する整流部材16を付設した場合、羽根車
1の出口のファンケーシング頂部2a側において流速が
急激に増大することに起因する異音が防止できる点で好
ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
願発明の幾つかの好適な実施の形態について詳述する。
【0014】第1の実施の形態 図1および図2には、本願発明の第1の実施の形態にか
かる遠心型多翼送風機が示されている。
【0015】この遠心型多翼送風機Aは、既に従来技術
の項において説明したものと同様な構成とされており、
駆動源に連結される円盤状の主板3と該主板3の外周部
に対向するリング状の側板4との間に前向きに傾斜した
複数の羽根5,5・・を立設してなる羽根車1と、該羽
根車1の外周を舌部14から羽根車1の回転方向に向か
うに従って拡大する渦巻状の拡大流路6を介して囲繞し
且つ前記羽根車1の軸方向に空気吸込口7を、前記拡大
流路6の出口に空気吹出口8をそれぞれ形成してなるス
クロール状のファンケーシング2とにより構成されてい
る。前記空気吸込口7は、ファンケーシング2の吸込側
に付設されたベルマウス9の内方に形成されている。
【0016】しかして、前記ファンケーシング2におけ
る頂部2aから前記空気吹出口8の上端部8aにかけて
の内面形状は、前記拡大流路6が連続するように前記羽
根車1と略同心円状に湾曲する凹面部10と該凹面部1
0に連続する直線部11とにより形成されている。な
お、空気吹出口8は、その下端部8bを従来タイプと同
じにした断面矩形状とされており、断面円形状の継手1
2を介してダクト13に接続される。符号15は遠心型
多翼送風機Aを配設する設置スペースである。
【0017】ところで、既に従来技術の項において述べ
たように、従来タイプのものでは、ダクトが接続される
空気吹出口8を小さくすると、ファンケーシング2の外
寸が小さくなり、拡大流路6の出口部分において断面積
が要求される処理風量に比して小さくなるため、羽根車
1から吐き出される空気流が抑制されることとなる。従
って、風量低下および運転音の上昇を招くこととなる。
【0018】ところが、上記した本願発明の実施の形態
におけるように構成した場合、空気吹出口8の大きさ
を、接続すべきダクト13の口径に合わせて小さくした
としても、前記拡大流路6の出口部分が従来タイプのも
のに比して大きくなる(つまり、ファンケーシング2の
外寸を大きくできる)ところから該拡大流路6の出口部
分における断面積に余裕ができる。従って、羽根車1か
らの空気流がスムーズに吐き出されることとなり、ファ
ンケーシング頂部2aから空気吹出口8へ至る部分での
流路が従来タイプのものに比べて急激に狭まっているに
もかかわらず、従来タイプのものに比して風量も増大
し、運転音も低下する。
【0019】また、ファンケーシング2の外寸を小さく
することなく、空気吹出口8の大きさを可及的に小さく
することができるので、送風機設置スペース15を有効
に活用できる。
【0020】ついで、本実施の形態(即ち、実施例1)
にかかる遠心型多翼送風機と従来タイプのもの(即ち、
従来例)とにおける風量ー静圧特性および風量ー騒音レ
ベル特性とを計測したところ、図9に示す結果が得られ
た。このときの実験条件は、回転数:1000rpm、
羽根車外径:250mm、羽根車幅:130mmであっ
た。
【0021】上記結果によれば、本実施の形態のもの
は、従来例のものに比べて使用風量点(例えば、110
0m3/h)Xにおいて大きな静圧が得られるととも
に、大きな騒音レベル低下も得られることがわかる。こ
れは、前述したように、拡大流路6の出口部分における
流路断面積の増大による効果にほかならない。
【0022】このような遠心型多翼送風機Aは、図3に
示すように、天井裏に設置される熱交換換気装置に搭載
するのに最適となる。
【0023】この熱交換換気装置は、全熱交換器エレメ
ント22により区画された二つの室23,24を有する
ケーシング21を有しており、一方の室23は、室外空
気吸込口25を有する室外空気吸込部23aと室内空気
吹出口26を有する室内空気吹出部23bとに仕切壁2
7により区画され、他方の室24は、室内空気吸込口2
8を有する室内空気吸込部24aと室外空気吹出口29
を有する室外空気吹出部24bとに仕切壁30により区
画されている。そして、前記室内空気吹出部23bおよ
び室外空気吹出部24bには、それぞれ本実施の形態に
かかる遠心型多翼送風機A,Aが配設されている。符号
Mはファンモータである。この熱交換換気装置における
室内空気W1および室外空気W2の流れは実線矢印および
破線矢印に示すようになっている。
【0024】また、このような遠心型多翼送風機Aは、
図4および図5に示すように、天井裏に設置される換気
装置に搭載するのに最適となる。
【0025】この換気装置は、天井Cに形成された開口
31に臨むようにして設置されるものであり、前記開口
31に臨む吸込口32を有する箱状ケーシング33内に
本実施の形態にかかる遠心型多翼送風機Aが回転軸を下
向きにして配設されている。符号34は吸込グリルであ
る。
【0026】上記したように遠心型多翼送風機Aを構成
したことにより、空気吹出口8の大きさをを小さくして
も良好な性能が確保できるところから、送風機設置スペ
ースは従来と同じだけ確保することができ、送風機とダ
クトとの間に縮小管を設ける必要がないため、機器の設
置スペースの増大およびコストの上昇を避けることがで
きる。
【0027】なお、遠心型多翼送風機Aの羽根車におけ
る羽根は、図示のように前向きに傾斜したものの他、径
方向に向いたものあるいは後向きに傾斜したものであっ
てもよい。
【0028】第2の実施の形態 図6および図7には、本願発明の第2の実施の形態にか
かる遠心型多翼送風機が示されている。
【0029】この場合、空気吸込口7(具体的には、ベ
ルマウス9)には、ファンケーシング2の頂部2aと対
応する部分を閉塞する板状の整流部材16が付設されて
いる。その他の構成は第1の実施の形態と同様なので説
明を省略する。
【0030】ところで、第1の実施の形態におけるよう
に、ファンケーシング2における頂部2aから空気吹出
口8の上端部8aにかけての内面形状を、前記拡大流路
6が連続するように前記羽根車1と略同心円状に湾曲す
る凹面部10と該凹面部10に連続する直線部11とに
より形成した場合、拡大流路6において前記凹面部10
に対応する部分の断面積が従来タイプのものに比べて急
激に狭まってしまうこととなり、拡大流路6においてフ
ァンケーシング頂部2aに対応する部分の断面積が他の
部分の断面積に比して相対的に大きくなる。その結果、
羽根車1においてファンケーシング頂部2aに対応する
部分からの吐き出し流れFが多く流れるようになり、フ
ァンケーシング頂部2aから空気吹出口8の上端部8a
までの絞り具合によっては流速が極端に大きくなる部分
(図6に仮想線で示す部分)が生ずる。すると、流速が
大きくなった部分の羽根前縁で大きな剥離音が発生する
こととなり、空気吹出口8が直接室内に連通するような
使用形態では前記剥離音が周期的な異音となる。
【0031】そこで、本実施の形態におけるように、空
気吸込口7に整流部材16を付設すると、空気吸込口7
から羽根車1に流入する吸込流れが整流部材16によっ
て分散される。その結果、羽根車1においてファンケー
シング頂部2aに対応する部分から吐き出される流れが
平均化することとなり、大きな流速部分の抑制ができ、
異音発生が防止できる。
【0032】なお、整流部材16の幅はあまり小さいと
効果が得られず、また、幅が大きすぎると吸込面積が減
少してファン性能を低下させてしまうおそれがあり、2
0mm程度が望ましい。
【0033】ついで、本実施の形態(即ち、実施例2)
にかかる遠心型多翼送風機における風量ー静圧特性およ
び風量ー騒音レベル特性を計測したところ、図9に示す
結果が得られた。このときの実験条件は、回転数:10
00rpm、羽根車外径:250mm、羽根車幅:13
0mmであった。
【0034】上記結果によれば、本実施の形態のもの
は、実施例1のものに比べて使用風量点(例えば、11
00m3/h)Xにおいて同等の静圧が得られるととも
に、騒音レベルは若干低下していることがわかる。これ
は、整流部材16の効果にほかならない。
【0035】本実施の形態にかかる遠心型多翼送風機に
おいて、図8に示すように、ファンケーシング2の舌部
14と対向する部分に直線状のカット部17を形成して
もよく、このようにすると、ファン性能を低下させるこ
となく、送風機設置スペース15を小さくできる。
【0036】本実施の形態にかかる遠心型多翼送風機A
も、第1の実施の形態におけると同様に熱交換換気装置
および換気装置に搭載するに最適である。
【0037】
【発明の効果】本願発明によれば、スクロール状のファ
ンケーシング2における頂部2aから空気吹出口8の上
端部8aにかけての内面形状を、ファンケーシング2に
より形成される渦巻状の拡大流路6が連続するように羽
根車1と略同心円状に湾曲する凹面部10と該凹面部1
0に連続する直線部11とにより形成して、ファンケー
シング2の外寸を小さくすることなく、空気吹出口8の
大きさを可及的に小さくなし得るようにしたので、拡大
流路6の出口部分における断面積に余裕ができ、当該部
分における羽根車1からの空気流がスムーズに吐き出さ
れることとなり、ファンケーシング頂部2aから空気吹
出口8へ至る部分での流路が従来タイプのものに比べて
急激に狭まっているにもかかわらず、従来タイプのもの
に比して風量も増大し、運転音も低下するという優れた
効果がある。
【0038】また、ファンケーシング2の外寸を小さく
することなく、空気吹出口8の大きさを可及的に小さく
することができるので、送風機設置スペース15を有効
に活用できるとともに、送風機へ接続されるダクト等の
配管口径の小径化による配管スペースも小さくて済むと
いう効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施の形態にかかる遠心型多
翼送風機の縦断面図である。
【図2】図1のII−II半截断面図である。
【図3】本願発明の第1の実施の形態にかかる遠心型多
翼送風機の適用例である熱交換換気装置の概略横断平面
図である。
【図4】本願発明の第1の実施の形態にかかる遠心型多
翼送風機の適用例である換気装置の縦断面図である。
【図5】図4のV−V断面図である。
【図6】本願発明の第2の実施の形態にかかる遠心型多
翼送風機の縦断面図である。
【図7】図6のVII−VII半截断面図である。
【図8】本願発明の第2の実施の形態にかかる遠心型多
翼送風機の他の例を示す縦断面図である。
【図9】本願発明の第1および第2の実施の形態(即
ち、実施例1および実施例2)にかかる遠心型多翼送風
機と従来の多翼送風機との性能を比較した特性図であ
る。
【図10】従来の多翼送風機の縦断面図である
【図11】図10のXI−XI半截断面図である。
【符号の説明】
1は羽根車、2はファンケーシング、2aは頂部、3は
主板、4は側板、5は羽根、6は拡大流路、7は空気吸
込口、8は空気吹出口、8aは上端部、9はヘルマウ
ス、10は凹面部、11は直線部、13はダクト、14
は舌部、16は整流部材、Aは遠心型多翼送風機。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動源に連結される円盤状の主板(3)
    と該主板(3)の外周部に対向するリング状の側板
    (4)との間に複数の羽根(5),(5)・・を立設し
    てなる羽根車(1)と、該羽根車(1)の外周を舌部
    (14)から羽根車(1)の回転方向に向かうに従って
    拡大する渦巻状の拡大流路(6)を介して囲繞し且つ前
    記羽根車(1)の軸方向に空気吸込口(7)を、前記拡
    大流路(6)の出口に空気吹出口(8)をそれぞれ形成
    してなるスクロール状のファンケーシング(2)とを備
    えた遠心型多翼送風機であって、前記ファンケーシング
    (2)における頂部(2a)から前記空気吹出口(8)
    の上端部(8a)にかけての内面形状を、前記拡大流路
    (6)が連続するように前記羽根車(1)と略同心円状
    に湾曲する凹面部(10)と該凹面部(10)に連続す
    る直線部(11)とにより形成したことを特徴とする遠
    心型多翼送風機。
  2. 【請求項2】 前記空気吸込口(7)には、前記ファン
    ケーシング(2)の頂部(2a)と対応する部分を閉塞
    する整流部材(16)を付設したことを特徴とする前記
    請求項1記載の遠心型多翼送風機。
  3. 【請求項3】 前記請求項1あるいは請求項2記載の遠
    心型多翼送風機を搭載した換気装置。
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