JP3893840B2 - 吹出し気流の旋回成分補正方法及び送風装置 - Google Patents

吹出し気流の旋回成分補正方法及び送風装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物の開放された出入口等に設置され、主として冷暖房時の建物内外の断熱を行うエアーカーテンの生成に利用可能なプロペラファンによる送風装置における吹出し気流の旋回成分を補正する方法及び、主として冷暖房時の建物内外の断熱を行うエアーカーテンの生成に適した送風装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
流速の速い扁平な気流であるエアーカーテンの形成には、従来においては多くがラインクロスフローファンにより行われてきた。ラインクロスフローファンは、空気を羽根車の外周の一部から半径方向に羽根車内に吸込み、残りの外周部分を通じて半径方向に外へ吹出すものである。即ち、空気は羽根車を完全に貫流するので、羽根幅を径に関係なくいくらでも長くすることができる特徴を持っている。しかしながら、ファン効率は30%程度と低いうえ、風量も得がたく騒音も高いといった難点がある。
【0003】
このような問題を解消すべくファン効率が高く、風量も得易いプロペラファンによるエアーカーテンの形成に適した送風装置も開発されている。例えば、特開平6―313603号公報には、図9に示すように上部に吸込口30を、下部に吹出口31を設けた本体ケーシング32内に軸流送風機33を組込み、吹出口31に向かって本体ケーシング32を絞り込んだ送風装置が示されている。この送風装置によれば、吹出口31からの噴流の噴流幅が広がらず、遮断性能の良いエアーカーテンを形成することができる。
【0004】
また、特公平6―35880号公報には、ダクトケーシング内にモーターにより回転するプロペラファンを備え、プロペラファンの吹出し側にプロペラファンの回転軸心に直交する断面の形状が渦巻き形をした渦巻室ケーシングを設け、渦巻室ケーシング内にプロペラファンに対向する円板状の風路部材を設けた送風装置が示されている。この送風装置はファン性能が良く、吹出し風速も速く、風量も多く、低騒音であるといった空気力学上の優れた特徴を備えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来のプロペラファンを採用した送風装置において、特開平6―313603号公報に示されているものは、吸込口30と吹出口31が直線上に配設されるため、エアーカーテンを形成すべく建物の開口部に設置する場合、設置場所の天井面から吸込口30を十分離反させて取付けなければならず、設置に関し強い制約を受ける。一方、特公平6―35880号公報に示されているものは、吸込方向に対して吹出方向がプロペラファンの回転面に略平行な面内となるため、エアーカーテンを形成する送風装置として適用しても、上述したような設置に関する制約は受けない。
【0006】
しかしながら、プロペラファンの特徴でもあるが、吹出し気流に旋回成分が含まれるため、図10に示すように建物の正面視で方形の開口部34の上部に送風装置を取付けても、間口(横幅)一杯の噴流幅のエアーカーテン35を形成することができない。即ち、旋回成分を含むため図10のように鉛直下方にエアーカーテン35が形成されず、プロペラファンの回転方向にずれたエアーカーテン35となって、遮蔽機能の働かない領域ができてしまうといった問題点がある。また、エアーカーテンの吹出し方向の角度を調整する場合、従来の送風装置では取付金具等に対して本体全体を回動しなくてはならず、吹出し角度の調整がし辛いといった問題点がある。
【0007】
本発明は、係る従来の問題点を解決するためになされたものであって、その課題とするところは、ファン効率が高く特性の優れたプロペラファンを応用し発展させることであり、プロペラファンを使った送風装置における吹出し気流の旋回成分を補正する方法を開発することであり、ファン効率が高く特性の優れたプロペラファンを応用し、設置に係る制約が少なく、真っ直ぐな空気流を形成できる送風装置を得ることであり、吹出角度の調整が簡単なプロペラファンによる送風装置を得ることであり、エアーカーテンの形成に好適なプロペラファンによる送風装置を得ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を達成するために請求項1の発明は、プロペラファンの回転軸心と略直交する方向にプロペラファンの回転により形成される気流をプロペラファンの回転面に略平行な面上で吹出すようにした送風装置について、吹出し気流をプロペラファンと所定の間隔を持って対向する風路部材によってプロペラファンの回転軸心と略直交する方向に吹出させ、その気流をプロペラファンの回転方向とは反対側に気流吹出し方向を修正させる分だけ傾けた風向板によって導いて補正する手段を採用する。
【0009】
前記課題を達成するために請求項2の発明は、モーターにより風洞内で回転し、風洞に軸方向の気流を形成するプロペラファンと、風洞の出口端に接続され、プロペラファンの回転軸心と略直交する方向に吹出口を有し、反吹出口側のプロペラファンの回転軸心と略直交する方向での断面形状が略半円形のスクロールケーシングと、スクロールケーシング内に設けられプロペラファンと所定の間隔を持って対向する円板状の風路部材と、吹出口に設けられプロペラファンの回転方向とは反対方向に傾きを持つ傾斜風向板とを備える手段を採用する。
【0010】
前記課題を達成するために請求項3の発明は、請求項2に係る前記手段における傾斜風向板の傾きを一度から五度の範囲に設定する手段を採用する。
【0011】
前記課題を達成するために請求項4の発明は、請求項2又は請求項3のいずれかに係る前記手段における傾斜風向板を、吹出口においてプロペラファンの回転面と略直角な面で回動可能に支持したノズル枠に複数枚取付け、ノズル枠には吹出口に幅方向に介在する複数枚の整流板を併設し、その回動支持部分の途中に吹出口の口縁に当りノズル枠を支持する半球状の支持構造を設ける手段を採用する。
【0012】
前記課題を達成するために請求項5の発明は、請求項2〜請求項4までのいずれかに係る前記手段におけるスクロールケーシングの反吹出口側のプロペラファンの回転軸心に直交する部分をR凹面状に構成する手段を採用する。
【0013】
前記課題を達成するために請求項6の発明は、請求項2〜請求項5までのいずれかに係る前記送風装置を、一列に複数並べて送風装置列を構成し、隣接する送風装置間に仕切部材を設ける手段を採用する。
【0014】
前記課題を達成するために請求項7の発明は、請求項2〜請求項5までのいずれかに係る前記手段における送風装置を一列に複数並べて送風装置列を構成するとともに、隣接する送風装置間に仕切部材を設け、この仕切部材によって送風装置列の吸込み側に設けられる通風可能の保護部材を保持させる手段を採用する。
【0015】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1と図2によって示す本実施の形態は、ファン効率の高いプロペラファン1を使ったエアーカーテンの形成に適した送風装置2に関するものである。この送風装置2は、本体ケーシング3内に組込んだプロペラファン1の回転軸心と略直交する方向にプロペラファン1の回転により形成される気流をプロペラファン1の回転面に略平行な面上で吹出すように構成されている。本体ケーシング3は略六面体の箱体に構成され、その正面は吸込口4として開口し、背面寄りの下面も略幅方向全域にわたる矩形状の下向きの開口部が開口し、取付構造5を設けた背面を含む他の上面、両側面はいずれも閉止している。本体ケーシング3の正面にはパンチングメタル等で構成された通風可能な保護部材6を設けた吸込グリル7で構成されている。
【0016】
プロペラファン1は、本体ケーシング3内に、その吸込口4から背面側に向けて組付けられた風洞であるベルマウス8内において本体ケーシング3内の背面に取付けられたモーター9により回転し、ベルマウス8内に軸方向の気流を形成する。このベルマウス8の出口端には、プロペラファン1の回転軸心と略直交する方向の本体ケーシング3の下面の開口に臨む吹出口10を有し、反吹出口側のプロペラファン1の回転軸心と略直交する方向での断面形状が略半円形のプラスチック製のスクロールケーシング11が接続されている。スクロールケーシング11の反吹出口側のプロペラファン1の回転軸心に直交する部分は滑らかなR凹面状12に構成され本体ケーシング3の背面に滑らかに連続している。モーター9を固定しているモーター取付部材13には、スクロールケーシング11内においてプロペラファン1と所定の間隔を持って対向する風路部材14が取付けられている。風路部材14は、プロペラファン1の外径より大きな寸法の円板状に形成され、本体ケーシング3の背面に対しても背面空間15を形成すべく離反し、吹出口10を前後に略二分するような位置関係におかれている。この風路部材14の外周部とスクロールケーシング11との間には遠心ディフューザー風路16が形成されている。
【0017】
吹出口10には、プロペラファン1の回転面と略直角な面内を回動できるように矩形のノズル枠17が両端において回動支持部分となる支持ピン18により支持され、このノズル枠17が噴流を吹出す実質的な吹出口となっている。ノズル枠17の枠内は複数枚の傾斜風向板19と幅方向に介在する複数枚の整流板20とにより格子構造となっており、支持ピン18間の途中には吹出口10の口縁に当りノズル枠17を摺動支持する外面が半球状の支持構造21が設けられている。支持構造21はプラスチック等の柔らかな材質で構成され、吹出口10の口縁に対し適度の摺動抵抗が設定されている。傾斜風向板19は、プロペラファン1の回転面と略直交する方向に等間隔(本実施の形態では65mm間隔)に複数枚設けられ、プロペラファン1の回転方向とは反対方向の傾きが付けられている(図1参照)。傾斜風向板19の傾きは、吹出し気流のプロペラファン1の回転による旋回成分に応じて1度から5度の範囲で決定されている。なお、開口部の高さが3.5mの標準的な建物に対するエアーカーテンの形成には、傾斜風向板19の傾斜は3度程度が適している。整流板20は、プロペラファン1の回転面と略平行な方向にプロペラファン1の回転面後端から風路部材14までの間を10mm間隔に仕切る形態に平行に設けられている。
【0018】
この送風装置2において、プロペラファン1がモーター9により回転すると、吸込口4から空気が吸込まれ、プロペラファン1の回転により軸方向と半径方向への力を受けながらベルマウス8の出口端から軸方向へ吹出される。ベルマウス8の出口端から吹出された気流は風路部材14とスクロールケーシング11により軸方向から半径方向へ180度向きを変えて流れ、風路部材14と本体ケーシング3の背面との間の背面空間15を通り吹出口10のノズル枠17から噴流として吹出される。
【0019】
軸方向の流れから半径方向の流れに流れを変換している遠心ディフューザー風路16により、プロペラファン1の特徴(大風量、低騒音、高効率)を生かしたまま流れの向きを90度変更して、従来の軸流送風機の流れである軸方向通風に比べ静圧を上げることができる。遠心ディフューザー風路16から流れ出した気流は、スクロールケーシング11の圧力損失の少ない滑らかなR凹面状12の部分に沿って吹出口10に向かうため、風量の損失は少ない。なお、羽根外径φ210mm、本体ケーシング3の外形300mm×900mm×238mm、吹出口10の開口面積900mm×85mmの試作品で、プロペラファン1を2200r/mで回転させた結果、R凹面状12部分のないものに比べ3%風量が向上した。
【0020】
吹出口10における傾斜風向板19は、プロペラファン1の回転による吹出し気流に含まれる旋回成分を、その傾斜により補正する機能を果たす。これにより吹出口10の下方に曲がることなく真っ直ぐな左右とも一様な風速の噴流を吹出させることができる。この旋回成分の補正方法は、傾けた風向板といった簡単な手段で実現でき、旋回成分を補正した真っ直ぐな噴流は、エアーカーテンとしたとき建物の開口部に遮蔽機能の働かない領域ができなく、エアーカーテンを形成する噴流として好適である。また、プロペラファン1の回転面後端から風路部材14までの間を10mm間隔に仕切る形態に設けた整流板20は、吹出口10における速度差から生じる渦を減少させ、吹出し風速を向上させる機能を果たすとともに、指などの可動部への接触を防止する。なお、前記の試作品による整流板20の有無による測定結果は、整流板20の有るものの方が無いものより吹出口10から1m離れた地点の風速が20%向上するものであり、エアーカーテンを形成する送風装置2として好適である。
【0021】
噴流の方向は、本体ケーシング3を操作することなく、正面側から背面側までの間でノズル枠17を適宜回動させることによって簡単に行うことができる。このとき、ノズル枠17は外面が半球状の支持構造21により適度な摺動抵抗をもって支持されているので、回動は円滑であり、希望する位置に簡単に停止させておくことができる。
【0022】
実施の形態2.
図3〜図8によって示す本実施の形態は、実施の形態1で示した送風装置を一列に複数並べて送風装置列22とした送風装置に関するものであり、各送風装置個々の構成は基本的には実施の形態1のものと同じである。従って、実施の形態1のものと同じ部分については実施の形態1のものと同じ符号を用いそれらについての説明は省略する。
【0023】
本実施の形態の送風装置はエアーカーテンを形成する送風装置として、実施の形態1で示した送風装置2を図3及び図4に示すように一列に複数機(図例では3機)並べ相互を連結して送風装置列22として構成したものである。個々の送風装置2の基本的構成は図5に示すように実施の形態1のものと同じであるが、隣接する送風装置2同士の吹出口4の境の構成はなく、ノズル枠17は、図6及び図7に示すように各送風装置2の吹出口10にわたる一連の長尺物として構成されている。そして、支持構造21は長手方向に適当な間隔をおいて数個が設けられている(図6及び図7参照)。
【0024】
吸込グリル7も全体を一括して被覆するように構成され、その背面には隣接する送風装置2間を仕切る仕切部材23が設けられている。この仕切部材23は、送風装置2相互の吸込みに係る干渉を防ぎ、吸込みについての圧力損失を低減する機能を果たし、風量の増加に寄与する。実施の形態1で示した試作品による仕切部材23の有無による測定結果は、仕切部材23の有るものの方が無いものより風量が3%向上するものであった。吸込グリル7の前面の通風可能な保護部材6は、吸込みに係る圧力損失については不利に働くが、異物の侵入を防ぐうえで必要不可欠な部品である。圧力損失をできるだけ軽減するために、保護部材6は透気率の高いパンチングメタル等で構成されるが、長尺になると剛性が不足し装着状態での意匠性が損なわれ勝ちである。この不都合を解消すべく本実施の形態では仕切部材23に保護部材6を保持させる工夫が払われている。即ち、図8に示すように仕切部材23には中央に凸部24を設けた対向する二つのアーム状部25が設けられ、このアーム状部25の凸部24に保護部材6を押当てることにより保護部材6の剛性を高めている。そして、アーム状部25の弾性撓みにより吸込グリル7の形状のばらつきを吸収するため、組立性が向上する。これ以外の機能は実施の形態1のものの機能を相加したものであり、よりエアーカーテンの形成に適する装置であること以外は基本的に実施の形態1の送風装置2と同じである。
【0025】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、プロペラファンでの送風に伴う旋回成分の補正が傾斜させた風向板といった簡単な手段で実現でき、効率が高く特性の優れたプロペラファンの利用を発展させることができる。
【0026】
請求項2の発明によれば、ファン効率が高く特性の優れたプロペラファンを応用し、設置に係る制約が少なく、真っ直ぐな空気流を形成できる送風装置が得られる。
【0027】
請求項3の発明によれば、請求項2に係る前記効果とともに遮蔽機能の優れたエアーカーテンを形成できる送風装置が得られる。
【0028】
請求項4の発明によれば、請求項2又は請求項3のいずれかに係る前記効果とともに、吹出角度の調整が簡単にできるようになる。
【0029】
請求項5の発明によれば、請求項2〜請求項4までのいずれかに係る前記効果とともに風量の向上を図ることができる。
【0030】
請求項6の発明によれば、請求項2〜請求項5までのいずれかに係る前記効果とともに、エアーカーテンの形成に適した風量の多い送風装置が得られる。
【0031】
請求項7の発明によれば、請求項2〜請求項5までのいずれかに係る前記効果とともに意匠性の維持が簡単にできるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の送風装置の正面図である。
【図2】 実施の形態1の送風装置の縦断側面図である。
【図3】 実施の形態2の送風装置の正面図である。
【図4】 実施の形態2の送風装置を一部を破断して示す底面図である。
【図5】 実施の形態2の送風装置の拡大断面図である。
【図6】 実施の形態2の送風装置のノズル枠の正面図である。
【図7】 実施の形態2の送風装置のノズル枠の平面図である。
【図8】 実施の形態2の送風装置の保護部材の保持部分を示す断面図である。
【図9】 従来の送風装置の断面図である。
【図10】 従来のエアーカーテンの形成形態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 プロペラファン、 2 送風装置、 4 吸込口、 6 保護部材、 7吸込グリル、 8 ベルマウス、 9 モーター、 10 吹出口、 11 スクロールケーシング、 12 R凹面状、 14 風路部材、 17 ノズル枠、 19 傾斜風向板、 20 整流板、 21 支持構造、 22 送風装置列、 23 仕切部材、 24 凸部、 25 アーム状部。

Claims (7)

  1. プロペラファンの回転軸心と略直交する方向に同プロペラファンの回転により形成される気流を同プロペラファンの回転面に略平行な面上で吹出すようにした送風装置について、その吹出し気流を前記プロペラファンと所定の間隔を持って対向する風路部材によって同プロペラファンの回転軸心と略直交する方向に吹出させ、その気流を前記プロペラファンの回転方向とは反対側に気流吹出し方向を修正させる分だけ傾けた風向板によって導いて補正する吹出し気流の旋回成分補正方法。
  2. モーターにより風洞内で回転し、風洞に軸方向の気流を形成するプロペラファン、この風洞の出口端に接続され、前記プロペラファンの回転軸心と略直交する方向に吹出口を有し、反吹出口側の前記プロペラファンの回転軸心と略直交する方向での断面形状が略半円形のスクロールケーシング、このスクロールケーシング内に設けられ前記プロペラファンと所定の間隔を持って対向する円板状の風路部材、前記吹出口に設けられ前記プロペラファンの回転方向とは反対方向に傾きを持つ傾斜風向板を備えた送風装置。
  3. 請求項2に記載の送風装置であって、傾斜風向板の傾きを一度から五度の範囲に設定した送風装置。
  4. 請求項2又は請求項3のいずれかに記載の送風装置であって、傾斜風向板を吹出口においてプロペラファンの回転面と略直角な面で回動可能に支持したノズル枠に複数枚取付け、このノズル枠には吹出口に幅方向に介在する複数枚の整流板を併設するとともに、回動支持部分の途中に吹出口の口縁に当り同ノズル枠を支持する半球状の支持構造を設けた送風装置。
  5. 請求項2〜請求項4までのいずれかに記載の送風装置であって、スクロールケーシングの反吹出口側のプロペラファンの回転軸心に直交する部分をR凹面状に構成した送風装置。
  6. 請求項2〜請求項5までのいずれかに記載の送風装置を一列に複数並べて送風装置列を構成するとともに、隣接する前記送風装置間に仕切部材を設けた送風装置。
  7. 請求項2〜請求項5までのいずれかに記載の送風装置を一列に複数並べて送風装置列を構成するとともに、隣接する前記送風装置間に仕切部材を設け、この仕切部材によって送風装置列の吸込み側に設けられる通風可能の保護部材を保持させた送風装置。
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