JP2698313B2 - 送風装置 - Google Patents

送風装置

Info

Publication number
JP2698313B2
JP2698313B2 JP6041207A JP4120794A JP2698313B2 JP 2698313 B2 JP2698313 B2 JP 2698313B2 JP 6041207 A JP6041207 A JP 6041207A JP 4120794 A JP4120794 A JP 4120794A JP 2698313 B2 JP2698313 B2 JP 2698313B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
end plate
blower
cylindrical recess
stator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6041207A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06299995A (ja
Inventor
利夫 大谷
利彦 恩智
正則 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP6041207A priority Critical patent/JP2698313B2/ja
Publication of JPH06299995A publication Critical patent/JPH06299995A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2698313B2 publication Critical patent/JP2698313B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は空気調和機に用いら
れる送風装置に関する。 【0002】 【従来の技術】この種、送風装置として例えば実開昭5
6−8894号公報が知られている。この送風装置は、
永久磁石とシャフトを複数の翼片を円筒状に配置したプ
ラスチック製送風羽根に一体化し、固定子を嵌着させた
固定子側支持体に送風羽根と一体になったシャフトを連
結支持したものである。 【0003】しかしながら、従来の構成では、永久磁石
とシャフトは、インサート成型により送風羽根に埋設す
るため、永久磁石とシャフトを金型に装着する作業が必
要となり、作業性が悪くなると共に、溶融したプラスチ
ックの熱影響により、永久磁石の磁力が低下し、モータ
の特性が低下する欠点を有するものである。また、長期
にわたり成型作業を行うと、永久磁石の影響により金型
が磁性を帯び、周辺に存在する鉄粉等が金型に付着する
ため、金型に付着した鉄粉等の除去作業が必要になると
共に、除去されなかった鉄粉等が送風羽根に混入して成
型不良になる欠点を有するものである。 【0004】また、ヨーク内に収納されたマグネットを
保持するマグネット保持体をファンの端板にネジ固定
し、一方鉄心は鉄心支持部材に嵌着させ、軸により両者
を連結支持した送風装置が実開昭52−28202号公
報にて知られている。 【0005】しかしながら、従来の構成ではマグネット
を保持しているマグネット保持体とファンの端板とは別
部品であるためネジで固定する必要があり、組立作業性
が悪くなると共に、部品点数が多くなる欠点を有するも
のである。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上記欠点を解
決するためになされたもので、組立効率の向上を図った
送風装置を提供することを課題とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の手段は、円板状に形成された薄板金属製の端板
と端板の一方の面に配置された複数の翼片とを有する送
風羽根と、前記端板の中央部に翼片側に向かって突出形
成された有底の筒状凹部と、該筒状凹部の内側壁に、筒
状凹部の開口側から底部に向かって略同径に形成された
回転子取付部と、該回転子取付部に、筒状凹部の開口側
から挿入固定される回転子と、前記筒状凹部の中央部に
固定される回転子側支持体と、機器ケースに設けられ、
固定子を支持する固定子側支持体と、前記回転子側支持
体と固定子側支持体に支持され、送風羽根を回転自在に
軸支するシャフトとを設けることである。 【0008】この第1の手段により、端板の中央部に突
出形成された筒状凹部内側壁に、筒状凹部の開口側から
底部に向かって形成された回転子取付部を設けたこと
で、筒状凹部の開口側から回転子を容易に挿入固定する
ことができるので、取付作業が向上する。 【0009】上記課題を解決するための第2手段は、回
転子取付部が形成された端板を磁性体で形成することで
ある。 【0010】この第2の手段により、回転子取付部が形
成された端板が磁性体であることから、回転子のヨーク
を兼用することができる。 【0011】 【発明の実施の形態】図1に示す第1実施形態、図2に
示す第2実施形態に基づいて本発明を説明する。 【0012】第1実施形態はレンジフード等に用いられ
る遠心ファンの実施形態であり、第2実施形態はサーキ
ュレータや空気調和機に用いられるタンジェンシャルフ
ァンの実施形態である。各送風羽根に適したファンケー
シング及び送風装置を組み込む機器構造については、従
来技術と何ら変わることがないので、図示しないと共に
説明を省略する。 【0013】また、各実施形態に用いられる電動機は誘
導電動機であってもよいしDCブラシレスモータであっ
てもよい。各実施形態においてはDCブラシレスモータ
Mを用いており、外側回転子1は円筒型の永久磁石が用
いられ、内側固定子2には巻線が施されている。前記D
CブラシレスモータMの駆動は3相バイポーラ方式にて
行われるが3相ユニポーラ方式等の公知の駆動方式であ
ればよい。 【0014】図1の第1実施形態について以下に説明す
る。3は遠心ファンであり、ドーナツ円板状端板4と円
板状端板5の外周部間に多数の翼片6を架設して形成し
ている。前記ドーナツ円板状端板4及び翼片6はアルミ
ニウムなどの軽い金属板にて、また、円板状端板5は鉄
板など薄板金属製の磁性体にて形成されている。7は前
記円板状端板5の中央部に翼片6側に向かって突出形成
された有底の筒状凹部である。31は該筒状凹部7内側壁
の開口側から底部に向かって略同径の円筒状に形成され
た回転子取付部であり、該回転子取付部31に開口側から
挿入した回転子1を圧入又は接着等の手段にて容易に装
着することができる。 【0015】前記円板状端板5に形成された筒状凹部7
底部には開口側に向かって軸受筒体8が、リベット、ネ
ジなどにより装着固定されており、軸受筒体8内面両側
には後述するシャフト12を支持する軸受9を装着してい
る。軸受筒体8を円板状端板5と別部品にし、遠心ファ
ン3の回転によりシャフト12から加わる力を軸受筒体8
で受けており、比較的加わる力の小さい円板状端板5の
薄板化が可能となり、軽量化を図ることができる。 【0016】機器ケース10内面には、筒状支持体11が軸
受筒体8同様、リベット、ネジなどにより装着固定され
ており、該筒状支持体11の外周には前記固定子2を被嵌
装着している。前記筒状支持体11の筒部内にはシャフト
12を装着しており、前記軸受筒体8を前記シャフト12に
被嵌すると共に、前記筒状支持体11内に挿入し、前記シ
ャフト12の先端に抜け止めワッシャ13を装着している。 【0017】尚、前記筒状凹部7は磁性体よりなる円板
状端板5にて形成されていることで、前記回転子1のヨ
ークを兼用していると共に、DCブラシレスモータMの
ケースも兼用できる。 【0018】また、DCブラシレスモータMのケースを
兼用している円板状端板5は金属製であり、DCブラシ
レスモータM内の熱が円板状端板5に伝わり外部に放熱
され、回転子1及び固定子2の冷却効率を向上すること
ができるので、DCブラシレスモータMの特性を向上す
ることができる。 【0019】さらに、遠心ファン3の回転子取付部31に
回転子1を容易に挿入固定することができるので、組立
作業性が向上する。 【0020】図2に基づいて第2実施形態について以下
に説明する。タンジェンシャルファン15は、両端の円板
状端板16、鉄板など薄板金属製の磁性体からなる端板で
形成された有底の筒状凹部17と、ドーナツ円板状中間補
強板18と、複数の翼片19とから形成されている。前記円
板状端板16には、支軸20を装着した支軸取付体21を装着
固定しており、また、前記筒状凹部17の内壁側には、回
転子取付部22が筒状凹部17の開口側から底部に向かって
略同径の円筒状に形成され、筒状凹部17から挿入された
回転子1を回転子取付部22に圧入又は接着等の手段にて
容易に装着されている。前記筒状凹部17の底部には開口
側に向かってシャフト23を装着したシャフト取付体24を
装着固定している。 【0021】シャフト取付体24を端板からなる筒状凹部
17と別部品にし、タンジェンシャルファン15の回転によ
りシャフト23から加わる力をシャフト取付体24で受けて
おり、比較的加わる力の小さい筒状凹部17を形成してい
る端板の薄板化が可能となり、軽量化を図ることができ
る。 【0022】機器ケース25には、内面両側に軸受26を装
着した筒状支持体27を装着固定しており、該筒状支持体
27の筒部外周に固定子2を被嵌装着している。前記シャ
フト23は前記筒状支持体27に挿入支持され、前記シャフ
ト23の先端に抜け止めワッシャ28を装着している。ま
た、前記支軸20は機器ケース25に装着された軸受取付体
29の軸受30にて軸支される。 【0023】尚、筒状凹部17の回転子取付部22も磁性体
により形成されていることから、第1実施形態と同様に
前記回転子1のヨークを兼用していると共に、DCブラ
シレスモータMのケースも兼用できる。 【0024】また、DCブラシレスモータMのケースを
兼用している筒状凹部17は金属製であり、DCブラシレ
スモータM内の熱が筒状凹部17に伝わり外部に放熱さ
れ、回転子1及び固定子2の冷却効率を向上することが
できるので、第1実施形態と同様にDCブラシレスモー
タの特性を向上することができる。 【0025】さらに、第2実施形態においてもタンジェ
ンシャルファン15の回転子取付部22に回転子1を容易に
挿入固定することができるので、組立作業性が向上す
る。 【0026】 【発明の効果】本発明の請求項1の構成によれば、送風
羽根端板の筒状凹部の開口側から底部に向かって回転子
取付部を形成することにより、送風羽根への回転子の取
付作業性を向上することができる。また、回転子側支持
体と端板を別部品とし、送風羽根の回転によりシャフト
から伝わる力を回転子側支持体で受ける構成とすること
により、比較的加わる力の小さい端板の薄板化が可能と
なり、軽量化を図ることができる。さらに、端板を金属
で構成することにより、回転子及び固定子の冷却効率を
向上することができ、モータの特性を向上させてモータ
の小型軽量化を図ることができ、上述した端板の薄板化
により軽量化を図り得ることと相まって、送風装置を一
層軽量化することができる等の効果を奏する。 【0027】本発明の請求項2の構成によれば、送風羽
根の回転子取付部が磁性体であるので、回転子のヨーク
を兼用することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1実施形態を示す断面図である。 【図2】本発明の第2実施形態を示す断面図である。 【符号の説明】 1 回転子 2 遠心ファン(送風羽根) 5 円板状端板(端板) 6 翼片 7 筒状凹部 8 軸受筒体(回転子側支持体) 11 筒状支持体(固定子側支持体) 12 シャフト 31 回転子取付部

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.円板状に形成された薄板金属製の端板と端板の一方
    の面に配置された複数の翼片とを有する送風羽根と、前
    記端板の中央部に翼片側に向かって突出形成された有底
    の筒状凹部と、該筒状凹部の内側壁に、筒状凹部の開口
    側から底部に向かって略同径に形成された回転子取付部
    と、該回転子取付部に、筒状凹部の開口側から挿入固定
    される回転子と、前記筒状凹部の中央部に固定される回
    転子側支持体と、機器ケースに設けられ、固定子を支持
    する固定子側支持体と、前記回転子側支持体と固定子側
    支持体に支持され、送風羽根を回転自在に軸支するシャ
    フトとからなる送風装置。 2.前記回転子取付部が形成された端板は磁性体よりな
    ることを特徴とする請求項1記載の送風装置。
JP6041207A 1994-03-11 1994-03-11 送風装置 Expired - Fee Related JP2698313B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6041207A JP2698313B2 (ja) 1994-03-11 1994-03-11 送風装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6041207A JP2698313B2 (ja) 1994-03-11 1994-03-11 送風装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60134732A Division JP2657055B2 (ja) 1985-06-20 1985-06-20 送風装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06299995A JPH06299995A (ja) 1994-10-25
JP2698313B2 true JP2698313B2 (ja) 1998-01-19

Family

ID=12601970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6041207A Expired - Fee Related JP2698313B2 (ja) 1994-03-11 1994-03-11 送風装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2698313B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08312594A (ja) * 1995-05-19 1996-11-26 Akaishi Kinzoku Kogyo Kk モータ内蔵型送風機およびそれをケーシング内に収納した送風装置
JP2005127311A (ja) * 2003-10-02 2005-05-19 Daikin Ind Ltd 遠心送風機及びこれを用いた空気調和機
JP6228728B2 (ja) 2012-05-29 2017-11-08 ミネベアミツミ株式会社 遠心送風ファン

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50114783A (ja) * 1974-02-22 1975-09-08
JPS5491146A (en) * 1977-12-28 1979-07-19 Fujitsu Ltd Slice level setting circuit for optical information reader

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06299995A (ja) 1994-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3863612B2 (ja) 洗濯物を前側から出し入れされる洗濯機の駆動装置
JP3388470B2 (ja) 軸流型送風機
US5996379A (en) Drive device for a front-loading washing machine
JP2698313B2 (ja) 送風装置
JPH08191555A (ja) 冷却ファン付き外転ロータ型直流電動機
JP2836775B2 (ja) 送風装置
JP4001306B2 (ja) Dcブラシレスモータ
JPH08191554A (ja) 冷却ファン付き外転ロータ型直流電動機
JP4731792B2 (ja) 電磁結合手段を備えた通風機装置
JP3871814B2 (ja) ステッピングモータ
JPH10174355A (ja) コアレスモータ
JP3557189B2 (ja) ファンモータ
KR200277959Y1 (ko) 회전자의측면지지구조
JPH0226226Y2 (ja)
JPS6056055B2 (ja) ブレ−キ付電動機
JP2003047197A (ja) 電動機
JP2000054990A (ja) 軸流ファン
JP2580461Y2 (ja) フライホイール磁石回転子
JPH0713417Y2 (ja) 小型ファンモータ
JPH11182488A (ja) 送風機
JP3002295B2 (ja) スピンドルモータ
JPH0713416Y2 (ja) 軸流ファンモータ
JPH10285895A (ja) ブラシレスモ−タのロ−タ
JPS61294193A (ja) 送風装置
US20050001498A1 (en) Rotor of a permanent-magnet motor and corresponding manufacturing method

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees