JP2000054990A - 軸流ファン - Google Patents
軸流ファンInfo
- Publication number
- JP2000054990A JP2000054990A JP10227277A JP22727798A JP2000054990A JP 2000054990 A JP2000054990 A JP 2000054990A JP 10227277 A JP10227277 A JP 10227277A JP 22727798 A JP22727798 A JP 22727798A JP 2000054990 A JP2000054990 A JP 2000054990A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator
- peripheral surface
- outer peripheral
- small
- bearing box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 27
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims abstract description 15
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 abstract description 3
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 abstract description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 3
- BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] Chemical compound N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000004064 recycling Methods 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、軸流ファンの製作に際し、化学物
質である接着剤の取扱いでの作業環境上の問題や、資源
再利用に関する分解の困難さ等の面での改善の実現を目
的とする。 【構成】 本発明に成る軸流ファンは、軸受箱を形成す
る小径円筒部の開口端外周縁に、近接して形成される溝
によって可撓性を付与された複数の爪を設け、該爪と固
定子端面との当接が固定子の軸方向保持手段とすると共
に、固定子が嵌着される上記小径円筒部の外周面の非円
形部と該小径円筒部外周面の非円形部に対応する前記固
定子内周面の非円形部を備え、両者の嵌合が前記固定子
の円周方向保持手段となるよう構成される。
質である接着剤の取扱いでの作業環境上の問題や、資源
再利用に関する分解の困難さ等の面での改善の実現を目
的とする。 【構成】 本発明に成る軸流ファンは、軸受箱を形成す
る小径円筒部の開口端外周縁に、近接して形成される溝
によって可撓性を付与された複数の爪を設け、該爪と固
定子端面との当接が固定子の軸方向保持手段とすると共
に、固定子が嵌着される上記小径円筒部の外周面の非円
形部と該小径円筒部外周面の非円形部に対応する前記固
定子内周面の非円形部を備え、両者の嵌合が前記固定子
の円周方向保持手段となるよう構成される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は軸流ファン、特に小型軸
流ファンの改良に関する。
流ファンの改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】図４は従来技術に成るブラシレスＤＣフ
ァンの例の断面図で、羽根車２と一体を成すカップ状回
転子ハブ３に保持された永久磁石５を有する回転子と、
該回転子永久磁石５の内周面と小空隙を介して対向し巻
線が巻装されて固定子を形成する固定子鉄心６−１を備
え、該固定子鉄心６−１は、ベンチュリケース１と一体
を成し軸受箱を形成する小径円筒部１−２の外周面に固
定保持されている。
ァンの例の断面図で、羽根車２と一体を成すカップ状回
転子ハブ３に保持された永久磁石５を有する回転子と、
該回転子永久磁石５の内周面と小空隙を介して対向し巻
線が巻装されて固定子を形成する固定子鉄心６−１を備
え、該固定子鉄心６−１は、ベンチュリケース１と一体
を成し軸受箱を形成する小径円筒部１−２の外周面に固
定保持されている。
【０００３】該例では、軸受箱１−２は電動機６の固定
子鉄心６−１を保持する小径円筒部の内周面として形成
され、回転駆動時の安定性確保のため、前記軸受部材９
は両端近傍に設けられた段差部に嵌着され、両軸受部材
９を貫通するようにして回転子軸８が配置される。そし
て回転子ハブ３を介して一体保持された回転子永久磁石
５が固定子鉄心６―１の外周面と小空隙を介して対向
し、該回転子軸８によって回転自在に軸支されている。
子鉄心６−１を保持する小径円筒部の内周面として形成
され、回転駆動時の安定性確保のため、前記軸受部材９
は両端近傍に設けられた段差部に嵌着され、両軸受部材
９を貫通するようにして回転子軸８が配置される。そし
て回転子ハブ３を介して一体保持された回転子永久磁石
５が固定子鉄心６―１の外周面と小空隙を介して対向
し、該回転子軸８によって回転自在に軸支されている。
【０００４】ベンチュリケース１と一体を成す小径円筒
部１−２は、上述の通りその内周面が軸受箱として形成
されると共に、その外周面は固定子鉄心６−１を固定保
持するが、両者の固着手段は接着や圧入が多用され、該
固着手段に固定保持を依存している。
部１−２は、上述の通りその内周面が軸受箱として形成
されると共に、その外周面は固定子鉄心６−１を固定保
持するが、両者の固着手段は接着や圧入が多用され、該
固着手段に固定保持を依存している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述の如き従来の構成
は、化学物質である接着剤の取扱いでの作業環境上の問
題や、資源再利用に関る分解の困難さ等の面での改善が
期待されていた。
は、化学物質である接着剤の取扱いでの作業環境上の問
題や、資源再利用に関る分解の困難さ等の面での改善が
期待されていた。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明に成る軸流ファン
は、小径円筒部に形成された軸受箱開口端外周縁に、近
接して形成される溝によって可撓性を付与された複数の
爪を設け、該爪と固定子端面との当接を固定子の軸方向
保持手段とすると共に、固定子が嵌着される上記小径円
筒部の外周面の非円形部と該小径円筒部外周面の非円形
部に対応する前記固定子内周面の非円形部を備え、両者
の嵌合が前記固定子の円周方向保持手段となるよう構成
される。
は、小径円筒部に形成された軸受箱開口端外周縁に、近
接して形成される溝によって可撓性を付与された複数の
爪を設け、該爪と固定子端面との当接を固定子の軸方向
保持手段とすると共に、固定子が嵌着される上記小径円
筒部の外周面の非円形部と該小径円筒部外周面の非円形
部に対応する前記固定子内周面の非円形部を備え、両者
の嵌合が前記固定子の円周方向保持手段となるよう構成
される。
【０００７】
【実施例】図１は本発明に成る軸流ファンの例の断面図
で、上述図４に示す従来技術に成る例との違いは、Ａ部
固定子鉄心６−１と軸受箱を形成する小径円筒部１−２
との結合固着手段である。
で、上述図４に示す従来技術に成る例との違いは、Ａ部
固定子鉄心６−１と軸受箱を形成する小径円筒部１−２
との結合固着手段である。
【０００８】図１に示すＡ部は、図２に拡大図、図３に
外周側から見た正面図として夫々示している。上述し図
にも見るように小径円筒部１−２の内周面は軸受箱とし
て形成されて、その軸受箱開口端近傍に一方の軸受部材
９が嵌着保持されるが、上述小径円筒部１−２の端部で
前記軸受部材９の外周面に対向もしくは近接する部位
に、軸方向に形成された溝１−２２と該溝１−２２に挟
まれる形の爪１−２１が設けられている。
外周側から見た正面図として夫々示している。上述し図
にも見るように小径円筒部１−２の内周面は軸受箱とし
て形成されて、その軸受箱開口端近傍に一方の軸受部材
９が嵌着保持されるが、上述小径円筒部１−２の端部で
前記軸受部材９の外周面に対向もしくは近接する部位
に、軸方向に形成された溝１−２２と該溝１−２２に挟
まれる形の爪１−２１が設けられている。
【０００９】該爪１−２１は前記小径円筒部１−２の外
周面から放射方向に突き出る形で形成され、軸方向外側
は勾配面を有し前記固定子鉄心６−１の挿入を容易と
し、内側はほぼ直角の面を備え、該内側の面は、固定子
を装着したとき固定子鉄心６−１の端面に当接する位置
に形成される。
周面から放射方向に突き出る形で形成され、軸方向外側
は勾配面を有し前記固定子鉄心６−１の挿入を容易と
し、内側はほぼ直角の面を備え、該内側の面は、固定子
を装着したとき固定子鉄心６−１の端面に当接する位置
に形成される。
【００１０】図から明らかなように、上述小径円筒部１
−２の開口端周縁に形成され可撓性を備える爪１−２１
は、固定子鉄心６−１の端面に当接する形で装着される
ことで、固定子全体の軸方向固着保持を行うものであ
る。
−２の開口端周縁に形成され可撓性を備える爪１−２１
は、固定子鉄心６−１の端面に当接する形で装着される
ことで、固定子全体の軸方向固着保持を行うものであ
る。
【００１１】又、図示はしないが、上述軸方向の固定保
持と合せて、固定子とこれを保持するベンチュリケース
の小径円筒部との円周方向固定保持手段として、固定子
内周面と小径円筒部外周面に夫々が互いに嵌合する非円
形部を形成し、両者を軽度の圧入状態で保持することも
好ましい。
持と合せて、固定子とこれを保持するベンチュリケース
の小径円筒部との円周方向固定保持手段として、固定子
内周面と小径円筒部外周面に夫々が互いに嵌合する非円
形部を形成し、両者を軽度の圧入状態で保持することも
好ましい。
【００１２】更に、上術軸方向の固定保持手段である小
径円筒部１−２に形成される爪１−２１は、その形状
が、固定子鉄心６−１の端面と当接する内側がほぼ直角
を要する他は任意であり、配設される数も任意であるこ
とは言うまでもない。又、当該技術を遠心ファンに適用
することも何ら支障は無い。
径円筒部１−２に形成される爪１−２１は、その形状
が、固定子鉄心６−１の端面と当接する内側がほぼ直角
を要する他は任意であり、配設される数も任意であるこ
とは言うまでもない。又、当該技術を遠心ファンに適用
することも何ら支障は無い。
【００１３】
【発明の効果】本発明に成る軸流ファンは、その製作に
際して化学物質である接着剤を不要とすることで作業環
境上の改善を、又、分解容易化により資源再利用に関す
る改善をも実現している。
際して化学物質である接着剤を不要とすることで作業環
境上の改善を、又、分解容易化により資源再利用に関す
る改善をも実現している。
【図１】本発明に成る軸流ファンの例の断面図である。
【図２】図１の例のＡ部拡大図である。
【図３】図２の例の外周面側から見た正面部分図であ
る。
る。
【図４】従来技術に成る軸流ファンの例の断面図であ
る。
る。
【符号の説明】 １ ベンチュリケース １−１ 風洞部 １−２ 小径円筒部（軸受箱） １−２１ 爪 １−２２ 溝 ２ 羽根車 ３ 回転子ハブ ３−１ 円筒部 ４ バックヨーク ５ 永久磁石 ６ 電動機 ６−１ 固定子鉄心 ７ 制御回路 ８ 回転子軸 ９ 軸受部材
Claims (4)
- 【請求項１】 円筒状風洞部と軸受箱を形成する小径円
筒部を有するベンチュリケースと、前記風洞部内周面に
小空隙を介して対向する、複数のブレードと該ブレード
を植設保持した回転子ハブとを有し回転子軸に固定保持
され回転自在に軸支された羽根車と、該羽根車を軸支す
るため前記軸受箱に嵌着保持された軸受部材と、前記羽
根車を駆動するため前記回転子ハブの内周面に小空隙を
介して配置される固定子と前記回転子ハブ内周面に装着
された永久磁石を主体とする回転子とより成る電動機を
備える軸流ファンにおいて、前記軸受箱の開口端外周縁
に可撓性を有する複数の爪を設け、該爪と固定子端面と
の当接が固定子の軸方向保持手段であること、を特徴と
する軸流ファン。 - 【請求項２】 固定子が嵌着される小径円筒部外周面の
非円形部と、該小径円筒部外周面の非円形部に対応する
前記固定子内周面の非円形部とを備え両者の嵌合が、前
記固定子の円周方向保持手段であること、を特徴とする
請求項１に記載の軸流ファン。 - 【請求項３】 固定子内周面と小径円筒部外周面との嵌
合が、軽度の圧入嵌合であること、を特徴とする請求項
１または２に記載の軸流ファン。 - 【請求項４】 軸受箱開口端外周縁の爪には、該爪に近
接する溝が形成され、該溝により可撓性が付与されてい
ること、を特徴とする請求項１〜３に記載の軸流ファ
ン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10227277A JP2000054990A (ja) | 1998-08-11 | 1998-08-11 | 軸流ファン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10227277A JP2000054990A (ja) | 1998-08-11 | 1998-08-11 | 軸流ファン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000054990A true JP2000054990A (ja) | 2000-02-22 |
Family
ID=16858305
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10227277A Pending JP2000054990A (ja) | 1998-08-11 | 1998-08-11 | 軸流ファン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000054990A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6700262B2 (en) | 2000-08-31 | 2004-03-02 | Sanyo Denki Co., Ltd. | Rotary electric machine |
| JP2006042489A (ja) * | 2004-07-27 | 2006-02-09 | Funai Electric Co Ltd | 軸流ファン |
| JP2007303458A (ja) * | 2006-04-14 | 2007-11-22 | Japan Servo Co Ltd | 軸流ファンモータ |
| CN102817870A (zh) * | 2011-06-08 | 2012-12-12 | 富准精密工业(深圳)有限公司 | 散热风扇 |
| CN110932476A (zh) * | 2019-12-10 | 2020-03-27 | 萍乡市南风风机厂(普通合伙) | 高效散热轴流电机及轴流风机 |
-
1998
- 1998-08-11 JP JP10227277A patent/JP2000054990A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6700262B2 (en) | 2000-08-31 | 2004-03-02 | Sanyo Denki Co., Ltd. | Rotary electric machine |
| JP2006042489A (ja) * | 2004-07-27 | 2006-02-09 | Funai Electric Co Ltd | 軸流ファン |
| JP4622365B2 (ja) * | 2004-07-27 | 2011-02-02 | 船井電機株式会社 | 軸流ファン |
| JP2007303458A (ja) * | 2006-04-14 | 2007-11-22 | Japan Servo Co Ltd | 軸流ファンモータ |
| CN102817870A (zh) * | 2011-06-08 | 2012-12-12 | 富准精密工业(深圳)有限公司 | 散热风扇 |
| TWI561733B (en) * | 2011-06-08 | 2016-12-11 | Foxconn Tech Co Ltd | Cooling fan |
| CN110932476A (zh) * | 2019-12-10 | 2020-03-27 | 萍乡市南风风机厂(普通合伙) | 高效散热轴流电机及轴流风机 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH11132193A (ja) | 軸流型送風機 | |
| US20100026126A1 (en) | Outer rotor-type fan motor and method for magnetizing magnet applied thereto | |
| KR20150029594A (ko) | 전기 기기용 부품 | |
| JP2000054990A (ja) | 軸流ファン | |
| JP3126341B2 (ja) | 軸流ファンの回転子 | |
| JPH08191555A (ja) | 冷却ファン付き外転ロータ型直流電動機 | |
| JP2003134737A (ja) | 回転子 | |
| JPH05300715A (ja) | 直流ブラシレス電動機 | |
| JP2002070791A (ja) | 軸流ファン | |
| JP4298029B2 (ja) | 軸流ファン | |
| JP4001306B2 (ja) | Ｄｃブラシレスモータ | |
| JPH08191554A (ja) | 冷却ファン付き外転ロータ型直流電動機 | |
| JP2001086693A (ja) | 高効率、高トルク、高支持力を有する外部ローター式モータ | |
| JP2002242896A (ja) | 軸流ファン | |
| WO2021228154A1 (zh) | 滚筒电机 | |
| JP3639467B2 (ja) | モータ | |
| JP2000054984A (ja) | 軸流ファン | |
| JP6843627B2 (ja) | ファン装置およびその製造方法 | |
| JP3693172B2 (ja) | 軸流ファン | |
| JP2001065497A (ja) | 直流ブラシレスファンモータ | |
| JPH0654504A (ja) | 無刷子電動機の回転子 | |
| JP5393291B2 (ja) | モータ装置 | |
| JP2698313B2 (ja) | 送風装置 | |
| JPH02245500A (ja) | 送風機 | |
| WO2023228608A1 (ja) | インペラおよび遠心ファン |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050720 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081009 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081020 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090303 |