JP2001342998A - 自動車用送風装置 - Google Patents

自動車用送風装置

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JP2001342998A JP2000164202A JP2000164202A JP2001342998A JP 2001342998 A JP2001342998 A JP 2001342998A JP 2000164202 A JP2000164202 A JP 2000164202A JP 2000164202 A JP2000164202 A JP 2000164202A JP 2001342998 A JP2001342998 A JP 2001342998A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コストの高騰を招来することなく、電動
モータを効率良く冷却する「自動車用送風装置」を提供
する。 【解決手段】 ブロアケース側冷却風取り出し部12か
ら取り出された冷却風は、電動モータ1の径方向内方に
臨ませられたブロアケース側開口15からモータフラン
ジ側開口16を経て、冷却風通路17により電動モータ
の径方向内方に向けて流されて電動モータ1に取り入れ
られる。即ち、冷却風が電動モータ1の軸心に対して略
直角方向から取り込まれ、この冷却風が電動モータ1に
直接当てられるため、電動モータ1に直接当たる冷却風
流量を多くすることができ、電動モータ1を効率良く冷
却することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動モータの駆動
軸に取付けられた遠心式ファンが回転駆動されて、その
軸方向から導入された空気が、遠心式ファンの側方周囲
に形成されたスクロール形状のブロア室内に流された
後、エバポレータ又はヒータコアに向けて送風される自
動車用送風装置に関し、特に、遠心式ファンを回転駆動
する電動モータに冷却風を取り入れる構造を備えた自動
車用送風装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用空気調和装置に設けられる送風
装置は、車室内および/または車室外から空気を取り込
んで、下流側に配置されるエバポレータ又はヒータコア
に向けて送風する。
【0003】この送風装置は、遠心式ファンが駆動軸に
取付けられた電動モータを有しており、電動モータを駆
動することにより遠心式ファンが回転駆動されて、例え
ばその上方から導入された空気が、遠心式ファンの側方
周囲に形成されたスクロール形状のブロア室内に流され
た後、下流側に送風されるようになっている。
【0004】この際、発熱する電動モータを冷却するこ
とが、性能や耐久性の面から望ましい。例えば、実登第
2578063号公報には、スクロール形状のブロア室
の底面の一部に形成された冷却風取り出し口から、ブロ
ア室を循環する空気(冷却風)が下方に取り出され、冷
却風通路を介して電動モータに導かれて、電動モータを
冷却するようにした送風装置が開示されている。
【0005】しかしながら、上記公報に開示された送風
装置にあっては、ブロアケースに設けられた冷却風取り
出し口は、ブロアケースの下方、すなわち電動モータの
軸心方向に開口しているため、最初下方に向いている冷
却風通路を、斜め方向に曲げてやることによって、電動
モータの方に臨ませざるを得ない。
【0006】このように、上記公報に開示された送風装
置の冷却風通路は、曲がって形成されてしまうととも
に、電動モータの軸心に対して斜めに形成されることに
なるため、電動モータに直接当たる冷却風の流量が比較
的少なくなって、電動モータを効率よく冷却できないと
いった問題がある。
【0007】また、冷却風が電動モータの軸心に対して
略直角方向から取り込まれれば、冷却風が電動モータに
直接当たるため、冷却効率を向上することができるが、
上記公報の送風装置にあっては、冷却風通路を電動モー
タの軸心に略直角に形成しようとすると、冷却風通路を
構成する樹脂部品を大型化せざるを得ず、製造コストの
高騰を招来するといった問題がある。
【0008】一方、送風装置の低騒音化や小型化のため
に、スクロール形状のブロアケースの電動モータ取り付
け面側を下流側にいくにしたがって徐々に膨出する技術
が、特開平01−041700号公報、特開平07−2
08396号公報、特開平10−252695号公報等
に開示されている。
【0009】このような電動モータ取り付け面側が徐々
に膨出されたスクロール形状のブロアケースに、例えば
実開昭63−105466号公報のように電動モータを
支持するモータフランジ部材を、その外周部でねじ止め
することにより取り付ける構造を採用した場合、ねじ止
め部分の近傍ではスクロール形状のスムーズな拡大が達
成できず、ブロアケース内の途中で急激な断面変化が生
じて、性能低下や騒音の原因となってしまうという問題
もある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の課題を解決するためになされたものであり、本発明
の目的は、製造コストの高騰を招来することなく、電動
モータを効率良く冷却することができる自動車用送風装
置を提供することにある。
【0011】また、本発明の他の目的は、スクロール形
状のブロアケースにおける電動モータ取り付け面側のス
ムーズな膨出を損なうことなく、電動モータを支持する
モータフランジ部材を取り付けることができる自動車用
送風装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、下記す
る手段により達成される。
【0013】(1) 電動モータの駆動軸に遠心式ファ
ンが取付けられ、電動モータを支持するモータフランジ
部材がスクロール形状のブロアケースに取り付けられ、
電動モータにより遠心式ファンが回転駆動されることに
より、遠心式ファンの軸方向から導入された空気がスク
ロール形状のブロアケース内に流された後、エバポレー
タ又はヒータコアに向けて送風される自動車用送風装置
において、前記ブロアケースに形成され、当該ブロアケ
ース内を流れる冷却風を取り出して、電動モータの径方
向内方に臨ませられたブロアケース側開口から冷却風を
放出するブロアケース側冷却風取り出し部と、前記ブロ
アケース側冷却風取り出し部と係合することによってブ
ロアケース側開口と連通するモータフランジ側開口を備
え、当該モータフランジ側開口から冷却風を取り込ん
で、電動モータの径方向内方に向けて冷却風を導いて電
動モータに取り入れる冷却風通路と、を具備することを
特徴とする自動車用送風装置。
【0014】(2) 前記冷却風通路は、直線状に前記
モータフランジ部材に一体的に形成されていることを特
徴とする上記(1)に記載の自動車用送風装置。
【0015】(3) 前記モータフランジ部材は、回転
することにより前記ブロアケースにねじり入れられて係
合されることによって取り付けられ、前記モータフラン
ジ部材が前記ブロアケースに取り付けられることによっ
て、前記ブロアケース側開口と前記モータフランジ側開
口とが互いに突き合わされて連通されることを特徴とす
る上記(2)に記載の自動車用送風装置。
【0016】(4) 前記スクロール形状のブロアケー
スは、空気の流れ方向の下流側で、前記モータフランジ
部材が取り付けられる側の底面が、電動モータの軸方向
外側に膨出されていることを特徴とする上記(3)に記
載の自動車用送風装置。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。
【0018】図1は、本発明の一実施形態に係る自動車
用送風装置の断面図である。図2(A)は、図1に示し
た送風装置のモータフランジ部材の側面図であり、図2
(B)は、このモータフランジ部材の底面図である。図
3(A)は、図1に示した送風装置のブロアケース下半
体を斜め上方から視た斜視図であり、図3(B)は、図
1に示した送風装置のモータフランジ部材を斜め上方か
ら視た斜視図である。図4(A)は、図1に示した送風
装置のモータフランジ部材を斜め下方から視た斜視図で
あり、図4(B)は、図1に示した送風装置のブロアケ
ース下半体を斜め下方から視た斜視図である。
【0019】図1に示すように、自動車用送風装置にお
いては、電動モータ1の駆動軸に、遠心式ファン2が取
付けられ、この遠心式ファン2の回転により、その上方
から空気が取り入れられて、側方に流されるようになっ
ている。
【0020】電動モータ1は、モータフランジ部材3に
取り付けられて支持されている。一方、遠心式ファン2
の側方には、空気を循環して吐出するためのスクロール
形状のブロアケース4が設けられている。
【0021】モータフランジ部材3には、電動モータ1
を収納する筒状の収納部5が形成され、この収納部5の
外周には、円盤状のフランジ部6が形成されている。こ
のフランジ部6の外周には、後述するように、ブロアケ
ース4にねじり入れて係合するための多数の爪部7およ
び切欠き部8が形成されている。
【0022】ブロアケース4は、上半体4aと下半体4
bとに2分割して構成され、ブロアケース上半体4aの
中央部には、内気および/または外気を取り入れるため
の開口9が形成されている。ブロアケース下半体4bの
下方内周部には、後述するように、モータフランジ部材
3をねじり入れて係合するための多数の爪部10および
切欠き部11が形成されている。
【0023】モータフランジ部材3を回転することによ
りブロアケース4にねじり入れて係合(以下、「回転嵌
合」ともいう。)する際には、ブロアケース4の爪部1
0および切欠き部11に、モータフランジ部材4の切欠
き部8および爪部7がそれぞれ対応するように、ブロア
ケース4にモータフランジ部材3を配置し、次いで、モ
ータフランジ部材3を回転する。これにより、ロアーケ
ース4の爪部10に、モータフランジ部材4の爪部7が
係止されることになり、結果的に、ブロアケース4にモ
ータフランジ部材3がねじり入れられて係合される。
【0024】また、スクロール形状のブロアケース4
は、図4(B)に示すように、空気の流れ方向の下流側
で、その底面が下方(図4(B)では上方)に膨出され
ている。これにより、スクロール形状の拡大をスムーズ
に行うことができ、効率的なスクロール形状として送風
機の小型化、低騒音化に寄与することができる。
【0025】ここで、ブロアケース4にモータフランジ
部材3を回転嵌合する構造を採用したことにより、両者
を例えばねじ部材により締結するための比較的大きな取
り付け部を確保する必要がなくなるので、ブロアケース
4の底面の膨出形成が容易となっている。但し、本発明
は、ブロアケース4とモータフランジ部材3とを回転嵌
合する構造に必ずしも限定されるものではなく、上記し
たような取り付け部を確保して例えばねじ部材により両
者を締結する構造を採ることも可能である。この場合、
ブロアケース4の底面の膨出形成は、上記取り付け部近
傍を避けて行うとよい。
【0026】本実施形態では、ブロアケース4には、電
動モータ1を冷却するための空気(冷却風)を取り取り
出すためのブロアケース側冷却風取り出し部12が形成
されている。具体的には、このブロアケース側冷却風取
り出し部12は、ブロアケース4内を流れる冷却風を導
くための冷却風取込口13と、ここから導かれた空気を
下方に向けて流すための筒状部14と、電動モータ1の
径方向内方に向けて冷却風を放出するためのブロアケー
ス側開口15とから構成されている。
【0027】モータフランジ部材3には、ブロアケース
側冷却風取り出し部12と係合することによってブロア
ケース側開口15と連通するモータフランジ側開口16
を備え、当該モータフランジ側開口16から冷却風を取
り込んで、電動モータ1の径方向内方に向けて冷却風を
導いて電動モータ1に取り入れる冷却風通路17が形成
されている。この冷却風通路17は、電動モータ1の径
方向に延在して、直線状にモータフランジ部材3に一体
的に形成されている。
【0028】また、モータフランジ部材3の外周に、ス
クロール形状のブロアケース4が回転嵌合されると、ブ
ロアケース側開口15とモータフランジ側開口16とが
自動的に互いに突き合わされて連通されるように構成さ
れている。なお、モータフランジ部材3およびブロアケ
ース4の、相互に回転されることにより当接される周方
向に垂直な面には、図示しないシール部材を貼着するの
が望ましい。
【0029】そして、これら両開口15,16の突き合
わせ部は、取付ビス18(図1参照)により固定されて
いる。したがって、冷却風取込構造部のみならずモータ
フランジ部材3とブロアケース4との組立がきわめて容
易となる。しかも、モータフランジ部材3とブロアケー
ス4とは、回転嵌合により、電動モータ1の軸方向に相
互に位置決め保持されるので、取付ビス18は、両開口
15,16の突き合わせ部を固定するための1箇所で済
ますことが可能となっている。なお、ブロアケース側開
口15とモータフランジ側開口16との突き合わせ部の
固定方法は、取付ビス18に限定されるものではなく、
一方に形成された爪部を他方に形成された穴部に係止さ
せる等、他の固定方法を用いることも可能である。
【0030】次に、このように構成された自動車用送風
装置の作用について説明する。
【0031】まず、電動モータ1により遠心式ファン2
が回転されると、遠心式ファン2の上方から車室内およ
び/または車室外の空気が取り入れられる。この空気
は、遠心式ファン2の側方に流され、スクロール形状の
ブロアケース4内を通過して、図示しないエバポレータ
又はヒータコアに向けて送風される。
【0032】そして、ブロアケース4内を流れる空気の
一部が、電動モータ1を冷却するための冷却風として、
図1の矢印で示すように、冷却風取込口13を経て、ブ
ロアケース側冷却風取り出し部12から取り出される。
この冷却風は、電動モータ1の径方向内方に臨ませられ
たブロアケース側開口15からモータフランジ側開口1
6を経て、直線状の冷却風通路17により電動モータ1
の径方向内方に向けて流されて、電動モータ1に取り入
れられる。
【0033】このように本実施形態によれば、冷却風が
電動モータ1の軸心に対して略直角方向から取り込ま
れ、この冷却風が直線状に流されて、電動モータ1に直
接当てられるため、電動モータ1に直接当たる冷却風流
量を多くすることができ、電動モータ1を効率良く冷却
することができる。ひいては、電動モータ1の寿命の目
安であるブラシ温度や軸受部の温度を低くすることが可
能となり、電動モータ1の寿命を向上することができ
る。
【0034】また、冷却風通路17が直線状にモータフ
ランジ部材3に一体的に形成されているため、モータフ
ランジ部材3の樹脂成形時、容易にスライドさせること
により型抜きをすることができるとともに、部品点数を
削減することができ、組立も容易となって、製造コスト
の低減を図ることができる。
【0035】なお、以上説明した実施形態は、本発明を
限定するために記載されたものではなく、本発明の技術
的思想内において当業者により種々変更が可能である。
【0036】例えば上記実施形態では、冷却風通路17
をモータフランジ部材3に一体的に形成したが、本発明
は必ずしもこれに限定されるものではなく、冷却風通路
17をモータフランジ部材3とは別体で形成して、電動
モータ1の径方向に延在するように取り付けることも可
能である。
【0037】また、上記実施形態では、内気および/ま
たは外気を取り入れる開口9を、スクロール状のブロア
ケースの電動モータ取り付け面と反対側の面のみに形成
した構造が示されているが、本発明は必ずしもこれに限
定されるものではない。すなわち、例えばモータフラン
ジ部材3に、内気および/または外気を取り入れる開口
をさらに別途形成して、遠心式ファンの軸方向両側から
空気を吸い込み可能な構造とすることも可能である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、ブロアケース側冷却風取り出し部から取
り出された冷却風は、電動モータの径方向内方に臨ませ
られたブロアケース側開口からモータフランジ側開口を
経て、冷却風通路により電動モータの径方向内方に向け
て流されて電動モータに取り入れられる。即ち、冷却風
が電動モータの軸心に対して略直角方向から取り込ま
れ、この冷却風が電動モータに直接当てられるため、電
動モータに直接当たる冷却風流量を多くすることがで
き、電動モータを効率良く冷却することができる。
【0039】請求項2に記載の発明によれば、冷却風通
路が直線状に形成されているので、電動モータの軸心に
対して略直角方向から取り込まれた冷却風は、直線状に
流されて電動モータに直接当てられ、電動モータに直接
当たる冷却風流量をより多くすることができ、電動モー
タを一層効率良く冷却することができる。ひいては、電
動モータの寿命の目安であるブラシ温度や軸受部の温度
を低くすることができ、電動モータの寿命を向上するこ
とができる。
【0040】また、冷却風通路が直線状にモータフラン
ジ部材に一体的に形成されているため、モータフランジ
部材の樹脂成形時、容易にスライドさせることにより型
抜きをすることができるとともに、部品点数を削減する
ことができ、組立も容易となって、製造コストの低減を
図ることができる。
【0041】請求項3に記載の発明によれば、モータフ
ランジ部材は、回転することによりブロアケースにねじ
り入れられて係合されることによって取り付けられ、モ
ータフランジ部材がブロアケースに取り付けられること
によって、ブロアケース側開口とモータフランジ側開口
とが互いに突き合わされて連通されるようにしたので、
組立がきわめて容易となり、しかも、ブロアケース側開
口とモータフランジ側開口との突き合わせ部を固定する
には、例えば取付ビスで1箇所ねじ止めするだけで済ま
すことができる。
【0042】請求項4に記載の発明によれば、スクロー
ル形状のブロアケースは、空気の流れ方向の下流側で、
モータフランジ部材が取り付けられる側の底面が、電動
モータの軸方向外側に膨出されているので、スクロール
形状の拡大をスムーズに行うことができ、効率的なスク
ロール形状として送風機の小型化、低騒音化に寄与する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る自動車用送風装置
の断面図である。
【図2】 (A)は、図1に示した送風装置のモータフ
ランジ部材の側面図であり、(B)は、このモータフラ
ンジ部材の底面図である。
【図3】 (A)は、図1に示した送風装置のブロアケ
ース下半体を斜め上方から視た斜視図であり、(B)
は、図1に示した送風装置のモータフランジ部材を斜め
上方から視た斜視図である。
【図4】 (A)は、図1に示した送風装置のモータフ
ランジ部材を斜め下方から視た斜視図であり、(B)
は、図1に示した送風装置のブロアケース下半体を斜め
下方から視た斜視図である。
【符号の説明】
1…電動モータ、 2…遠心式ファン、 3…モータフランジ部材、 4…ブロアケース、 12…ブロアケース側冷却風取り出し部、 15…ブロアケース側開口、 16…モータフランジ側開口、 17…冷却風通路、 18…取付ビス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H034 AA02 AA15 AA18 BB02 BB06 BB20 CC03 DD28 EE03 3H035 AA03 AA04 AA06 3L011 BF01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動モータ(1) の駆動軸に遠心式ファン
    (2) が取付けられ、電動モータ(1) を支持するモータフ
    ランジ部材(3) がスクロール形状のブロアケース(4) に
    取り付けられ、電動モータ(1) により遠心式ファン(2)
    が回転駆動されることにより、遠心式ファン(2) の軸方
    向から導入された空気がスクロール形状のブロアケース
    (4) 内に流された後、エバポレータ又はヒータコアに向
    けて送風される自動車用送風装置において、 前記ブロアケース(4) に形成され、当該ブロアケース
    (4) 内を流れる冷却風を取り出して、電動モータ(1) の
    径方向内方に臨ませられたブロアケース側開口(15)から
    冷却風を放出するブロアケース側冷却風取り出し部(12)
    と、 前記ブロアケース側冷却風取り出し部(12)と係合するこ
    とによってブロアケース側開口(15)と連通するモータフ
    ランジ側開口(16)を備え、当該モータフランジ側開口(1
    6)から冷却風を取り込んで、電動モータ(1) の径方向内
    方に向けて冷却風を導いて電動モータ(1) に取り入れる
    冷却風通路(17)と、 を具備することを特徴とする自動車用送風装置。
  2. 【請求項2】 前記冷却風通路(17)は、直線状に前記モ
    ータフランジ部材(3) に一体的に形成されていることを
    特徴とする請求項1に記載の自動車用送風装置。
  3. 【請求項3】 前記モータフランジ部材(3) は、回転す
    ることにより前記ブロアケース(4) にねじり入れられて
    係合されることによって取り付けられ、 前記モータフランジ部材(3) が前記ブロアケース(4) に
    取り付けられることによって、前記ブロアケース側開口
    (15)と前記モータフランジ側開口(16)とが互いに突き合
    わされて連通されることを特徴とする請求項2に記載の
    自動車用送風装置。
  4. 【請求項4】 前記スクロール形状のブロアケース(4)
    は、空気の流れ方向の下流側で、前記モータフランジ部
    材(3) が取り付けられる側の底面が、電動モータ(1) の
    軸方向外側に膨出されていることを特徴とする請求項3
    に記載の自動車用送風装置。
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